大規模災害時の ICT の役割 
~東日本大震災の教訓と次への備え
2014 年 6 月
会津 泉
情報支援プロボノ・プラットフォーム
ハイパーネットワーク社会研究所
多摩大学情報社会学研究所
災害時における情報メディアの効果的活用のために
  - 被災地の事例・教訓を踏まえて
2
はじめに
東日本大震災で犠牲になられた多くの皆さまに、心より
お悔やみを申し上げます。どうか安らかに眠られますよ
うに、お祈りいたします。
また今も苦しまれている被災地の皆さまにお見舞い申し
上げますともに、不十分ではありますが、できる限りの
ご支援を続けて参ります。
二度と同じような悲劇を繰り返さないために、同時代に
生きる日本人としての務め、なすべきことを真剣に考え
、取り組んでまいります。
以下の内容は、すべて会津個人の責任によるもので、所属する組
織の見解を代表するものではありません。
3
大事なこと
• 被災した人、被災した場所を自分たちの視点に
「上から目線」「外から発想」を排するには?
• 被災地を訪ね、よく交流する
• 自分たちが学ぶ
• 情報発信を絶やさずに
• 無理しないで、身の丈に合った活動を
• 他の人びととの連携を
• 常に感謝の気持ち
• 「次は自分たちに」と
4
東日本大震災の被害
(警察庁発表  2014.6.10 )
人的被害
死者: 15,887  行方不明: 2,812  合計
18,699 名
建 物:
全壊: 127,386  半壊: 273,024  全半焼
: 297  
床上浸水: 3,352  床下浸水: 10,218   
一部破壊: 743,395   非住家被害:
http://www.npa.go.jp/archive/keibi/biki/higaijokyo.pdf
555
気仙沼市鹿折
2011.4.3
現地に立つと、言葉が出ない 探
す・・・
ぜひ現地に イマカラデモオソク
ハナイ
666
気仙沼市
泊まった家からの夕景
7
4月4日朝
ようやく遺体捜索に
8
被害は「報道」とはまったく違う
• 「情報の空白地帯」が発生
• 「生」の情報は伝わってこない
• 現場の重要性 まず行ってみる
• 被害を受けた側の人と1対1で語る
– メディアは「向こう側」の絵と話
– 「感覚の違い」「温度差」を超えるには近づくし
かない
• 写真を撮るより自分の言葉を探そう
• そのうえで自分でできることをする
– 本当に被災者の役に立っているか?
9
情報支援プロボノ・プラットフォー
ム
3月12日、松崎さん(神戸市)と相談、 14 日スカイ
プ会議
• 21 日会議(品川)、4月上旬東北訪問、 29 日仙台
会議・・・
ICT で情報ギャップの解消を
• 既存の組織だけでは十分に機能しない
• プロボノ:個人が自分のスキルを生かして社会貢献
2011 年5月設立 会員100名で
• 自治体情報システム復旧支援(「忍者部隊」)
• 情報行動調査
• 仙台市学校復興支援
10
二つの調査
• 情報行動調査 (2011 年 5-9 月 )
– 東北三県の被災者
– 役に立った/立たなかった情報・源
   http://www.ispp.jp/archives/804
– 7 月末:速報  9 月:報告書  2012 ・ 3 月単
行本
• IT 支援活動実態調査 (IPA:2012.6-7 月 )
– 全国の支援者
– 支援サイト、アプリなど
http://www.ipa.go.jp/osc/doc/201301_saigai_web-kad
11
『 3.11  被災地の証言』
 東日本大震災 情報行動調査で検証する
デジタル大国・日本の盲点
情報支援プロボノ・プラットフォーム( iSPP ) 
編著
インプレスジャパン刊  2012 年 3 月 5 日発売 
定価 3,990 円(税込)
「東日本大震災 情報行動調査」をもとに、震
災発生直後から 3 か月間、人々がどんな情報を
頼り、どう行動をしたのか被災者自身の証言を
中心にまとめた。(ネット調査 :2815 人、面談
調査 :186 人、計 3001 人の回答結果を収録)
。自治体などの奮闘の記録も所収。
阪神・淡路大震災から 17 年、携帯やソーシャル
が普及し情報環境は様変わりしたが、当時の教
訓は生かされず、人々は情報が遮断された中で
安否確認もできずに取り残された。「情報の空
白地帯」を繰り返さないために、今何をすべき
か。調査と取材によって得た膨大な証言を分析
し、情報通信技術( ICT )の利用という視点か
ら真の支援、復興の在り方を考えるための基礎
12
「 3.11 被災地の証言 まえがき」
より  しい のなかで 々がもっとも めたのは、 の からの であり、 な厳 状況 人 求 自分 側 発信手段 的確
ができるために な、 できる だった。しかし、それらは が いところほ行動 必要 信頼 情報 被害 酷
ど られなかった。 の のなかで、 びとはありとあらゆる な得 「情報 空白地帯」 人 可能 情報手段
を め、 を めた。アナログもデジタルもなかった。求 情報 求
  け の で けを つのではなく、 に した びとが いた。つながらな受 身 状態 助 待 主体的 行動 人 多数
い をつながるまで もかけ した。 を するために に り を り、携帯電話 何回 直 安否 確認 役所 貼 紙 張
を した。ガソリンを しながら のラジオを で いた。ツイッターで いた。家族 捜 心配 車 必死 聞 呟
で されたサーバーを し、 で したシステムの のために や津波 破壊 復旧 停電 停止 復旧 電源 通信回
の に した。線 確保 奮闘
  した にとって に に つ とは か、この の から が べるの被災 側 本当 役 立 情報手段 何 災害 経験 何 学
か。あえて を せば、仮説 示 災害時に求められるのは、「主体的な情報手段」では
ないだろうか。 の に かれた学校 校庭 描 「 SOS は、 な を った びとの」 主体的 伝達手段 失 人
を するものではなかったか。状況 象徴
  たちのおかれた と なものについての を する の は、自分 状況 必要 情報 発信・受信 手段 必要性
が した でも でも わらない。 が んでも じだ。時間 経過 避難所 仮設住宅 変 復興 進 同 ごく たり当
に をもって きることを むのが であり、それを させるために となる前 主体性 生 阻 災害 回復 必要
のが、 とその ではないだろうか。情報 伝達手段 テレビ ラジオ、 などの のメディア・ 新聞 従来
に えて、加 やインターネット、ソーシャルメディアなどが されたのは、それら携帯電話 注目
が 々の な を する をもっていたからではないか。それらの人 主体的 情報交換・共有 実現 可能性
は、 ながら の では には されなかった。しかし、 の可能性 残念 今回 震災 十分 発揮 今後 方向性
を したことは いないだろう。示 間違
1313
情報行動調査
調査概要
• 調査対象:東北三県(岩手県、宮城県、福島県)に居住する
住民
• 調査方法:
1) 調査員による個別面談   2) インターネットによるア
ンケート
• 有効回答:  1) 186 名 + 2) 2,815 名 =合計 3,001 名
• 調査内容:
– 発生直後から3カ月後まで
– 必要とした情報/利用した情報機器・ツール/役に立っ
た情報源/安否情報/避難所のネット環境/原発事故関
連情報(福島のみ)など
• 調査期間: 2011 年 7 月
• 詳細報告: 2011 年 9 月下旬
– 概要:無償公表 詳細報告書/ローデータ:有償提供
(企業など)
1414
利用できた情報ツール・機器 時系列
• 直後:ラジオ 65 % 携帯 47 % テレビ 30 % スマホ 9.7%
利用可
• 1 週間:ラジオがトップ、テレビ、携帯が続く
• 1 ヶ月:テレビがトップに、携帯、パソコンも復
• 3 ヶ月:固定電話が高率
(%) N=186
固定電話
ラジオ
携帯
テレビ
スマホ
1515
自由回答:役に立った情報源
数時間まで 一週間まで 一ヶ月まで 三ヶ月まで 全体
ラジオ ラジオ テレビ テレビ テレビ
テレビ テレビ ラジオ ラジオ ラジオ
携帯 NHK 携帯 / 新聞 新聞 携帯
NHK 携帯 ― 携帯 NHK
ワンセグ 新聞 NHK NHK 新聞
メール ツイッター
インター
ネット
インターネッ
ト
インター
ネット
ツイッター
インター
ネット
メール ツイッター ツイッター
インターネッ
ト
ワンセグ ツイッター パソコン メール
ミクシィ ミクシィ パソコン ― ワンセグ
上位キーワード:
• 直後はラジオ、 NHK 、携帯、ワンセグ。時間とともにテレビ、新聞
、ネットが上昇
• ツイッター、ミクシィも、安否確認、生活物資などで健闘
161616
自由回答:不満だった情報源
数時間まで 一週間まで
一ヶ月ま
で
三ヶ月まで 全体
携帯 携帯 テレビ テレビ 携帯
ラジオ テレビ 携帯 ラジオ テレビ
メール ラジオ メール 携帯 ラジオ
テレビ メール ラジオ
インターネッ
ト
メール
ソフトバン
ク
インターネ
ット
携帯 NHK
インターネッ
ト
インターネ
ット
メール 新聞 ソフトバンク
ワンセグ
上位キーワード:
• 携帯に不満集中 
• ラジオも、地域・生活密着情報が不足
• 原発ではテレビに不信
171717
不満:携帯に集中
• 携帯電話はつながらず、メールがたまに送れるだけ
だった。災害伝言板などの安否確認ツールを使って
家族( 20 代妹)から連絡が来たが、使い方がわかり
づらくとても時間がかかった。
• 携帯電話が不通になり子供の安否確認が滞ったこと
は何より不安を掻き立てました
• 携帯電話が使えず、家族の状況がわからなく、いら
いらした。
• 携帯電話がすぐにつながらなくなって家族と連絡が
とれなかった。
• 携帯が全く使えなかった
1818
必要とした情報  時系列
1919
必要とした情報 上位5位 時系列
発生後数時間まで
• 家族、知人、同僚などの安否情報
( 89.8 %)
• 震度などの地震の情報( 69.9 %)
• 水道・ガス・電気・電話などインフラ情
報( 51.6 %)
• 津波の大きさや到達時期など津波情報(
50.0 %)
• 道路、鉄道、バスなどの交通情報
( 38.7 %)
一週間まで
• 水道・ガス・電気・電話などインフラ情
報( 82.3 %)
• 家族、知人、同僚などの安否情報 ,
( 81.7 %)
• ガソリン・灯油などの情報 , ( 80.1 %)
• 食料・生活物資の情報( 75.8 %)
• 道路、鉄道、バスなどの交通情報 ,
( 59.7 %)
一ケ月まで
•ガソリン・灯油などの情報( 76.9 %)
•食料・生活物資の情報( 71.5 %)
•道路、鉄道、バスなどの交通情報
( 66.1 %)
•水道・ガス・電気・電話などインフラ情
報( 65.6 %)
•家族、知人、同僚などの安否情報
( 52.7 %)
三ヶ月まで
•放射能などの原発に関する情報
( 50.5 %)
•道路、鉄道、バスなどの交通情報
( 48.9 %)
•ガソリン・灯油などの情報( 39.8 %)
•水道・ガス・電気・電話などインフラ情
報( 39.8 %)
•食料・生活物資の情報( 38.7 %)
2020
顕著な地域差
• 発生直後:岩手、宮城沿岸部は「情報鎖国」
状態
• 岩手県全体、パソコンと固定電話ゼロ
– ラジオだけが頼り 停電、通信インフラの遮断
– 沿岸部:テレビ 2  携帯 2 ( N=28)  と壊滅的
(N=186)
212121
大きな地域差:役に立った情報源
(%)   N=186
発生直後:岩手沿岸部、壊滅的:役立ったのはラジオ( 68 %)のみ 近
隣の人づて( 46 %)以外、 10 %に達するものなし
宮城沿岸部:ラジオ( 64 %)、ワンセグ( 23 %)、携帯電話の通話
( 14 %)
222222
役に立った
インターネット・サービス
22
(%)  
N=2815
直後:ヤフー( 10 %)、ツイッター
( 6 %)、グーグル( 6 %)、自治体
HP ( 6 %)
3 ヶ月:ヤフー、自治体、グーグル、電
気・水道など( 11 %)、新聞社( 11 %)
、ツイッター( 10 %)
23
23
役に立ったインターネットサー
ビス
全体( N=1717 532 1091 1491 1474→ → → → と変化)
•ふだん: 61 % 当日: 19 %  1 週間: 39 %、 1 ヶ月:
53 %、 3 ヶ月: 52 %
•発生直後:ヤフー( 10 %)、ツイッター( 6 %)、グー
グル( 6 %)、自治体ホームページ( 6 %) ( N=2,815
として)
全体の利用が大きく減少したなか、ツイッターや自治体が
目立つ。
•1 週間まで:ヤフー、自治体、グーグル、ツイッター
•1 ヶ月まで:ヤフー、自治体、グーグル、気象庁、ツイッ
ター
•3 ヶ月まで:ヤフー、自治体、グーグル、電気・水道・ガ
スなどインフラ企業( 11 %)、新聞社( 11 %)、ツイッ
ター( 10 %)
ツイッターに加え、ミクシィも時間の経過とともに上位に
2424
家族の安否確認
「携帯のメール・通話が役立った」=
51 %
身内に犠牲者がいる人は、パーソンファ
インダーも口コミもラジオも新聞も使っ
た
2525
ソーシャルサービスについて
• 仮定:ツイッターやミクシィなどの SNS の利
用は、首都圏と比べてかなり低かったのでは
• 調査結果:
– 利用度はたしかに低かった( 10-20 %)
– ただし、他のメディアとは異なる特性を発揮
• 狭い地域内での情報交換に一定の有効性
• ガソリンや食料、インフラ情報など、特定地域をハッシ
ュタグやコミュニティによって指定・検索できることで
、効率のよい情報検索・交換が可能
– 安否確認では、 171 より高いスコア
• 自由回答でツイッターに言及、 300 件以上
– 評価が不満よりかなり数が多かった。
2626
SNS が「役に立った」代表的コメン
ト• ツイッターでスーパーの売り出し情報やガソリンスタンドの情報などを知ることが
できた。
• ツイッターは、震災後、行方不明者を探すのに役立ちました。またガソリン不足が
深刻だったため、あいてる給油所の情報源として利用しました。
• 停電だったのでテレビ・ネットは話にならない。携帯メール・通話がもっと出来れ
ばかなり楽だったと思う。ツイッターはかなり助かった
• mixi のコミュニティで震災に関するものが役立った。ツイッターで災害の助け合い掲
示板や地元の放送局、新聞社をフォローして情報を得た。
• ガソリン不足なので供給出来る先が随時ツイッターで流れたのは便利だった。
• ツイッターで弟の安否が確認出来た
• ラジオ福島のツイッターがとても便利だった。
• ツイッター・ミクシーはリアルタイムだから役に立った
• ツイッターに精神的に支えられた。掲示板「まち BBS 」市内近郊の情報集めに役立
った。
• ツイッター、フェイスブックでの信頼できる方からの情報が役立った
• ツイッターが細かい情報まで入ってきてよかった
• ツイッターがテレビでは得られない生きた情報が得られた
• ツイッターは、同じ市内のフォロワーが多いので、停電が解消された、ここで灯油
が買えた、など、具体的な地名を知ることができた。リアルタイムに。
• 2ちゃんねるの災害関係のスレッドとツイッターで流れてくる地元の情報が、どこ
に行けば何が買えるかとか役に立った。
27
IPA 調査
• 災害対応・支援を目的としたウェブサイ
ト等の構築・運営における技術課題に関
する調査
• 支援・発信側の調査
2012.6 ~ 8 月実施
仙台ソフトウェアセンター( NAViS )と協
働
28
IPA 調査
震災後稼働した約 250 の支援サイトの調査
2012/6 〜 7
28
出典:岡田良太郎
「よりしなやかな IT 社会への変革
~ 3.11 後の二つの調査よ
り」 2012.9.8
29
立ち上げの動機・経緯
30
立ち上げを決めてから公開までの時間
31
支援サイトの目的
32
取り扱ったデータの種類
33
支援サイト:できることをした
• 何であれ、「貢献」したかった
• できることを探した
• 手に入る情報を集めて発信した
• 1人で始めた人が多かった
• ツイッターがかなり使われた
• 被災地とつながったのは、後になってからが多
い (すぐ動いたサイトも)
• 情報の収集:被災地では人力(アナログ)中心
、外部ではデジタルが多かった
34
東日本大震災
ビッグデータワークショップ
• グーグル  twitter  朝日新聞  NHK  ゼンリン
 など8社がデータ提供
• 10月末まで期間限定
• 研究目的での参加、利用
• データから見えるものと見えないものがある
  (あたりまえ、だけど)
• 被害がひどいほど、データは少ない
• 被災者・住民・現地の視点とどう向き合うか 
34
35
災害ビッグデータの意味
1. 状況の把握・分析・理解を助ける
– 時間軸に沿った理解 動的に
– 空間的な理解 把握 面的・視覚的に
2. 次への備えのために
• 状況の再現→新たな想定に(再構成)
• 訓練の基礎データに?(現在準備中)
3. 今も苦しんでいる被災者の支援になら
ないか?
35
36
背景:
陸前高田、大槌復興支援検証調査
遠野まごころネットと協働で
• 壊滅的な打撃を受けた人々をもっと効果
的に支援できなかったか
– 事実の収集 デスクワーク・リサーチ
– 人々の証言 フットワーク・リサーチ
37
NHK ニュース  3/11 ~ 3/12
「気仙沼」「陸前高田」「大槌」
気仙沼
陸前高田
大槌
38
NHK ニュース マッピング 粒度に明らかな
違い
「様子」「現在」
「火災」「津波」
「映像」など、具体
的な言葉が多い
定点カメラがあった
から
「宮古」「大船渡」
「山田町」など他の地
名と一括。現地の具体
的な形容はない
単語が少なく
、「状況」
「被害」など
抽象的。
気仙沼
陸前高田
大槌
39
JCN
「気仙沼」「陸前高田」「大槌」
3/11 ~ 3/18
気仙沼
陸前高田
大槌
40
朝日新聞 記事
3/11-18
41
twitter  「気仙沼」「陸前高田」「
大槌」
気仙沼
陸前高田
大槌
3/11 12 13 14 15 16 17
3/11 ~ 3/17  (オリジナルのみ)
42
ツイート意味属性:要望=
12.00 %
20,338 / 169,550 ( 件 )   気仙沼、陸前高田、
大槌
1 位 教えてほしい      2929 件 情報ある方何か教えてください。
•ご存知の方は、教えてください。
2 位 頑張ってほしい      1504 件 自衛隊の皆さん頑張って下さい。
•諦めないで頑張ってください! 
3 位 無事にしてほしい      1347 件 お願いだから無事でいてほしい!
•頼むからどうか無事でいて下さい
4 位 連絡してほしい      1050 件 知っている方は、連絡ください。
•なんでもいいので連絡ください。
5 位 知りたい      1045 件 どの地区か詳細が知りたい。。 
•気仙沼の詳細状況が知りたいね。
6 位 くださってほしい      791 件 いらっしゃれば、DMください。
•陸前高田市の情報ください!!!
7 位 下さってほしい      500 件 避難者や被災者の情報を下さい。
•何かあったらリプって下さいね!
8 位 貸したい      462 件 みなさん、力を貸してください。
•堀江さん、力を貸してください。
9 位 生きてほしい      412 件 ただ生きてて欲しい(/□≦、)
•気仙沼、石巻の知人生きててくれ
10 位 助けてほしい      388 件 出来る限り早く助けてください。
•お年寄りだけでも助けて下さい。
43
ツイート意味属性:「不可能」=
9.26 %
15703 / 169,550 件  気仙沼、陸前高田、大槌
1 位 取ることができない      1217 件
伯父、伯母と連絡が取れません。
•家族と連絡が取れずにいます。 
2 位 とることができない      825 件
連絡がとれず、心配しています。
•うーむ、気仙沼と連絡とれない。
3 位 確認できない      287 件
未だ家族の安否は確認できない。
•叔母の安否が確認できていません。
4 位 見ることができない      52 件
ネットじゃ見れない人もいる。
•昨晩はこわくて見れなかったので。
5 位 避難できない      42 件
周囲水没、避難出来ないようです。
•周囲が水没してるのでどこにも避難出来ない
6 位 眠ることができない      42 件
地震で眠れなくて、目が覚める。
•気仙沼の親戚が心配で眠れない!
7 位 使えない      40 件
やはり携帯が使えないようです。
•電話とメール全然使えない…。
8 位 行けない      38 件
手伝いに行けなくてすいません。
•避難所にさえ行けないようです。
9 位 連絡できない      31 件
連絡したくてもできない人多数らしい。
•連絡ができません。
10 位 思えない      29 件 地震直後とは思えないような朝。
44
被災現場、被災者からの直接的・
主体的な情報発信はほとんどなか
った
• 1 次情報:本人の直接体験・発信
• 2 次情報:知人の体験を直接聞いて発信
• 3 次情報:第三者(メディアなど)の情報
を受けて発信
45
意味あるツイートは?
陸前高田
45
46
意味あるツイートは?
陸前高田
47
意味あるツイートは?
大槌
48
意味あるツイートは?
大槌
49
1 ・ 2 次情報と 3 次情報
49
陸前高
田
大槌
50
大槌  3/11  
1次情報=0 2次情報=4 
2011/3/11 16:09
みんなダイジョブか??今学校いるので僕は無事です。釜石・
大槌の人とは一回目の地震の後では連絡取れました。
2011/3/11 21:58
大槌の実家にいた母と兄は無事。いま盛岡に向かって避難中。
父は釜石に出掛けていて安否不明。実家はなくなったってさ。
2011/3/11 23:01
@xxxxx ワタシの実家は大槌町栄町です。家は津波で流されたと
のことです。
2011/3/11 23:29
大槌町大ヶ口の一部地域 ( 保育園の近く ) では津波被害を免れ
たとの情報が入りました。“ @xxxxx 【私信】ポポ友人のみなさ
ま、実家エリアについてはリプライいただきました!うう、大
丈夫かな>
51
陸前高田
3/11  
51
2011/3/11
15:48
こちら陸前高田市、気仙川 ( ? ) 増水して家流されてます。携帯の
ネットは繋がりますが、電話はとても繋がりにくい状態にあります
、皆さんは大丈夫ですか?
1 次情報= 2 件 
2011/3/11 18:47
陸前高田市在住の親戚から連絡がありました。高田町はほぼ全滅だ
そうです。水没していないところはないと思ったほうがいいかもし
れません。
2011/3/11 19:03
陸前高田市在住の親戚からメールがありました。陸前高田市内では
、本当に山のふもと付近まで津波が押し寄せた模様です。実際の被
害がどの程度かはわかりませんが「高田町全滅」という表現を親戚
はしています。  #rikuzentakata
2011/3/11 20:45
岩手県陸前高田市の友人と連絡 (Mail) が取れました、詳細、損害状
況は不明
2 次情報= 3 件 
2011/3/11
23:52
今の現状を受け止められない。ものすごい惨劇を目撃。陸前高田よ
り
52
陸前高田
3/17  1次情報=4件
2011/3/17
3:35
@Kantei_Saigai 岩手県陸前高田市の松山公民館には救援物資が届
いてません。食料不足してます。大至急救援物資が必要で
す!死ぬ~!!!!!
2011/3/17
18:19
@SeRV01 @shinnyoen_info お疲れ様でした こちらは、岩手県南部
から SeRV 東北本部に帰還するところです n 雪で冷え込みも
厳しくなっております n 南部沿岸 大船渡 陸前高田は見る
に堪えない状況で通信も不能 治安も若干不安です 慎重に対
応して参りたいと存じます
2011/3/17
21:15
今日大船渡市、陸前高田市に行ったことを日記に書いた。忘れ
ないために!
2011/3/17
23:23
陸前高田市という人口 2 万 3 千人のこの町は見捨てられてし
まったのだうか。被災から一週間が経とうとしているのに町
は津波による被害のまま手付かず。自衛隊員は数名見かける
、数名ね。お巡り数十名。火を焚いて輪になりがやがや。
53
陸前高田
3/17   2 次情報= 80 件
2011/3/17
0:07
今日叔父から、陸前高田市の親戚が助かって無事でいると聞いた。海のそ
ばだからと諦めの気持ちもあったのに、幸運に感謝。
2011/3/17
0:10
友達の親戚の話だけど陸前高田のお婆さんとその孫がずっと行方不明だっ
たらしく、昨日やっと連絡が入ったんだって。当時地震あってすぐに孫が
お婆さん背負って避難所向かったらしい。マジイケメン尊敬する。
2011/3/17
1:09
陸前高田 の友人が無事だと今さっきわかった!安心して涙腺ユルユル。
2011/3/17
2:30
陸前高田からSOSです。 n 避難している吉田治也さんからです。 n 陸
前高田の松山公民館には救援物資が届いていません。食料が不足していま
す。至急物資を届けてほしいそうです。
2011/3/17
2:33
今日、陸前高田、気仙沼それぞれで被災した親戚 4 名の無事が確認できま
した!ようやく 7 名すべて無事が… いろいろとご心配をおかけいたしま
した。ありがとうごさいました!
2011/3/17
2:45
父がとってきた陸前高田市の写真みた ひどい… 遺体が各所にあって、布
かけられてはいるが回収できていない状態のよう。さんざ歩いた高田の町
が、ない、
2011/3/17
3:35
@Kantei_Saigai 岩手県陸前高田市の松山公民館には救援物資が届いてませ
ん。食料不足してます。大至急救援物資が必要です!死ぬ~!!!!!
54
3 次情報  3/11
54
2011/3/11 17:43 岩手県内の死亡者 ( 午後 5 時現在 ) 大船渡5人・陸前高田市2人・久慈1人・不明2人 FNN
2011/3/11 17:46
【被害状況】岩手県警17時現在まとめ。死者10人(大船渡5人・陸前高田市2人・久慈
1人、その他2人)。このほか山田町でも数体の遺体を確認。  #IBCtv #IBCradio
2011/3/11 18:02
わいわいさん(岩手県陸前高田市高田町字馬場前 140 - 1 )が水没したって事は相当飲み込
まれてる可能性高い。【 Google Map 】 http://bit.ly/exZmoD #rikuzentakata #zishin
2011/3/11 18:08
【被害状況詳細】県警まとめ。岩手県内の死者10人。内訳は岩泉町島の越で1人。大船渡
市内で5人。大槌町吉里吉里で1人。陸前高田市気仙町で 2 人。久慈で1人。 その他行方
不明者多数との情報。  #IBCtv #IBCradio
2011/3/11 18:11
【陸前高田 地震】わいわいさん(岩手県陸前高田市高田町字馬場前 140 - 1 )が水没し
たって事は相当飲み込まれてる可能性高い。【 Google Map 】 http://bit.ly/exZmoD 市役所水没(未
確認)。死者 2 名。停電(未確認)。 #rikuzentakata
2011/3/11 18:16
…いまラジオを聞いてたら、岩手県陸前高田の四つの町が水没って 親戚一同がいるんですが
…誰とも連絡とれない
2011/3/11 17:54
岩手県大槌町の中央公民館によりますと、現在、近くで山火事が起きているということです。
公民館には、およそ1000人の住民が避難しているということです。
  nhttp://www3.nhk.or.jp/knews/20110311/k10014604631000.html
2011/3/11 18:08
【被害状況詳細】県警まとめ。岩手県内の死者10人。内訳は岩泉町島の越で1人。大船渡
市内で5人。大槌町吉里吉里で1人。陸前高田市気仙町で 2 人。久慈で1人。 その他行方
不明者多数との情報。  #IBCtv #IBCradio
2011/3/11 18:55 大槌町で山火事、ソースは NHK 盛岡ラジオ
2011/3/11 19:31 日本テレビ、釜石の隣町の大槌で火災との事
2011/3/11 19:43 @xxxxxx 大槌は 1 人死亡、火災、山火事が多数発生みたい。釜石市内は冠水。もうやだ (;_;)
2011/3/11 19:47
大槌町がやっと報道された。死者一人、行方不明者多数。。。家屋の火事が山火事になって
、避難所まで火がきそうらしい。。。大丈夫かよ・・・・ しかも雪降ってるし停電してる
し、本当こわいよー
2011/3/11 20:11 岩手県内 17 名死亡、内 1 人が大槌町吉里吉里。 ( 岩手県警 ) #jisin #iwate
大槌
陸前高田
55
データからは見えないもの
• そもそもデータにならないものがある
– 発信不能 通信不能 
– 被災=リソース喪失
• 「情報の空白地帯」が発生していた
56
見えないものをどう見るか
• アナログの世界の重要性を再認識する必
要
• アナログとデジタルをどうつなぐか
56
57
被災者が欲しい情報と
支援者が提供できる情報
• ギャップをできるだけ小さくするには
• 情報のループ化が必要
• SNS が一定の効果?
「次」に備えるには?
59
南海トラフ地震被害想定(第 2 次・ H25 年 3
月)
内閣府・中央防災会議
南海トラフ巨大地震対策検討 WG
全 体:死者 15 万 8 千~ 30.5 万人を想定
 地 震:
全壊:約 62.7 万~ 134.6 万棟
死者:約 3.8 万~ 5.9 万人
建物倒壊に伴い救助を要する人:約 14.1 万~ 24.3 万
人
 津 波:
全壊:約 13.2 万~約 16.9 万棟
死者:約 11.7 万~ 22.4 万人
津波浸水に伴い救助を要する人:約 2.6 万~ 3.5 万人
 火 災:
約 4.7 万~ 75 万棟焼失
死者:約 2.6 千~ 2.2 万人
建物:液状化被害:約 11.5 万~ 13.4 万棟
60
被害想定
(通信・電力インフラ)
通 信
• 被災直後、固定電話:最大約 930 万回線通話不能
東海3県、近畿3府県:各9割、山陽3県:3~6割、四国
:9割、九州2県:9割の通話支障想定
• 携帯電話:基地局の非常用電源電力供給が停止する
1日後に停波基地局率最大。被災直後は輻輳により
大部分の通話が困難
• インターネット接続 固定電話回線の被災、基地局
の停波の影響により利用できないエリアが発生
電 力
• 被災直後、最大 2,710 万軒停電、東海 3 県、近畿 3
府県:各約9割、山陽 3 県:3~7割、四国:約9
割、九州 2 県:9割で停電想定
61
2.被害の大きい地域の様相
【発災直後の様相】
■ 発災直後の状況
•ほとんどの地域で耐震性の低い住宅が倒壊し、多数の死傷者や要救助者が発生
•津波により、多くの住宅が流される。
•大津波警報発令、沿岸部では高い場所への避難が行われるものの、多数の死者
・行方不明者が発生
•火災が発生するが、道路の損壊・渋滞等により、消火活動は限定される
•停電のため、テレビから情報が得られない
■ ライフライン被害
•電力: 9 割が停電
• 固定電話:電線被害や停電等により、 9 割が通話できなくなる
• 携帯電話:伝送路である固定電話の不通等により、 2 割の基地局が停波する。
輻輳により 9 割が通話できなくなる
• インターネット:伝送系の被災により、 2 割が接続できなくなる
•メール: 8 割程度は接続可能だが、伝達速度が遅くなる。
•上水道: 9 割が断水
•下水道: 9 割が利用できなくなる。
•都市ガス: 9 割で供給が停止
62
大規模災害を想定した
情報伝達・共同訓練
2012 年 11 月 21-23 日 
大分で実施
63
情報伝達・共同訓練
国東市で実施
• 多様な主体が協働
– 大分県=防災危機管理課+情報政策課) 国東市
– 大分県協 国東・竹田社協メンバー
– 地元住民が参加
• 2 泊 3 日泊り込み訓練
– 神戸市ロールプレイ+シミュレーション
– …代替通信インフラ(衛星・風船・無線 )構築
– 広報紙、自治体 HP 、災害ラジオ立上げ 発信
– 災害情報、避難所情報など伝達
– アプリ開発・運用
64
避難所(廃校)を借り、
住民も参加して訓練
「想定外」への対応がポイント
• 「危機=想定外の事態」への対処が必要
– 阪神・淡路震災の経験によるロールプレイ
– 実地での災害対策本部、避難所運営などの課
題取り組み
• 廃校を避難所にして運用
• 住民が想定を超えて参加
• 訓練そのもののシナリオなし
– 「混乱が起きたことが収穫」=まさにそうい
う事態が発生する
65
IT x 災害:
東日本大震災から私たちは
何を学び、何をするのか
10 月 6 日 東大(駒場リサーチキャンパス)で開催
有志個人・グループによる実行委員会
Google  ヤフー 震災 info   iSPP  オープンストリートマップ 助
けあいジャパン  JCN   SaveMLAK  ソフトバンク マイクロソフ
ト 楽天などなど
目的:
1 現在の復興支援活動の強化
2 東日本大震災の教訓の共有
3 今後の災害への備え
• 東日本大震災で IT 活用・情報発信などの支援活動に取り組み、こ
れからも活動を続けていこうと思う個人・団体有志
67
「 IT x災害」会議
10 月 6 日 10 時~ 17 時   110 名
2013 年 3 月 及川 x 会津  IT 支援の経験交流、今後の連携へ集ま
ろう、と合意
6 月 30 日 準備会議  30 名
準備 MTG :  8/5   8/19   9/2   9/18   9/30  下見などの活動も
68
プログラム
午前:ショートス
ピーチ
昼:芋煮会
午後:グループ討論・発
表
69
参加者・所属(事前申込分)
•個人 9 団体 43
Hack For Japan9  情報支援プロボノ・プラットフォーム (iSPP)8  
Yahoo! JAPAN / ヤフー 6  イトナブ 6   OpenStreetMap Foundation
Japan3   sinsai.info3  ネットアクション 3   IT で日本を元気に! 2
  OWASP Japan2   Project ICHIGAN2  ネトボラ宮城 2  助けあいジ
ャパン 2  日本ジャーナリスト教育センター 2   
Code for Japan   IPA   WASForum  うらと海の子再生プロジェクト
 さくらインターネット研究所 ピースボート災害ボランティア
センター ,  南三陸町災害ボランティアセンター みやぎモバイル
ビジネス研究会/ Fandroid EAST JAPAN  株) Eyes, JAPAN  株)自動
処理 )数理設計研究所 岩手医科大学救急医学講座 岩手県立
大学 岩手震災 IT 支援プロジェクト 狭域防災情報サービス協議
会 経済産業省 産業技術総合研究所 女川さいがいエフエム 
新しい公共をつくる市民キャビネット災害支援部会 石巻復興プ
ロジェクト 全日本芋煮会同好会 総務省 都市減災プロジェク
ト 東日本大震災デジタルアーカイブス支援センター 東京大
学 /GigaPan  南相馬市議会 日経 BP ITpro
70
参加者
71
アンカンファレンス
普通の会議じゃない会議
  全員参加を目的に、(少数で)準備しない会議
Step 1.  
参加者が議論したいテーマを当日エン
トリー
ファシリテーターがテーマを分類・整
理
Step 2.
トラック/テーマ別にグルー
プ討論
Step 3.
成果発表
全員で共有
72
ショートスピーチ
73
芋煮会!
74
アンカファレンス 各グループの
発表
A-1  被災者自身と情報 小
泉
• マスメディアでは生命は救
えない
• 運営、個人の発信のネック
– 女川災害 FM  リテラシーを
上げる努力
• 市民からの情報発信
• そのためのプラットフォー
75
A-2 (情報発信の)ツールをどうするか なかし
お
• 災害地で人の命を救えるアプリは?
• 災害用サービスを使えるのは2割
• 緊急地震速報を受信したら、強制的に立ち上がるアプリ
– でもデータを一気に送受信するのは勘弁してくれ(総務省)
• 被災地のネットワークをなんとかできないか 
– 必要なのは自分の周囲の情報
– 携帯をトランシーバーに、 アドホック WiFi の実現 デジタル
ラジオ
• (つながっていれば)災害用サービスの利用推奨
– スマホに最初から組み込んでおく
• つながらないときに
– 長い距離動かなくても情報伝達できる仕組み
– 避難情報 多くの命を救うことになるのでは
76
A-3  プロジェクト継続• お金
–災害支援、普通のビジネスと同様のところがある
• どう稼ぐ、何が売れるか、同じ観点で
–エンジニアは集まるが、起業家、マネジメント、営業などの
スキルをもつ人が少ない
–お金を得るためには、バリュー、きちんとした価値をつくる
こと
• 人
–気持ち、情熱、やりがいがどこまで続くかという問題をどう
解決するかが一番のイシュー
–お金を払うようにしたら、ボランティアがコーディングなど
しなくなった
• ただだったら 16 時間働いてくれたが、お金を払ったらその範囲
でしか仕事しなくなった
• 体制
–立ち上げ時の合意形成のための体制が整っていない
• 起業家、マネージメント、営業などのスキルをもつ人の不足
–欧米にある、善意を評価するシステム、日本にも必要
77
B-1 地図・地理情報 古橋
• 使えなかったところ、反省点多くあり ど
う提供するか
– 地図情報の重要性を再確認
• 発災直後の情報発信は多かったが、物資を
弱者にどう届けるかなどは課題
• 新しいデバイス? 自転車の可能性を感じ
た。
• 地図作り:センサー、アイディアを組合わ
せればもっと効率化できる
78
B-2 プライバシー 村山(岩手県立大
)
• プライバシー保護、あまりにも行き過ぎ 
– 同じ尺度でいいのか
• 忘れられる権利もあるのではないか
• 不信の研究
– 災害コミュニケーション 主観的プライバシー多い
• 個人情報の登録
– 不安なく登録してもらうには インセンティブ、返っ
てくる仕組みが必要
• 法整備は民間主導が良いと結論
79
B-3   団体間連携 小和田
• 結論:「連携した方がいいよね、あはは」で、2年はま
ずい
• 今日、この場をいろんな方々と共有した
– NPO 、ボランティア、行政、官庁、業界団体、研究機関、大学、
企業、、
• あの人とネットワークとつながっておいたほうが良いな
という思いで、すぐに動ける人たちが集まる場を、継続
してこの会議の後作ろうと合意
• メーリングリスト、 FB 、ハッシュタグ だけでなく 見
なくなるし
– ネットだけでなく、リアルの飲み会もやろう
興味ある方、終了後、 FB グループに
連携で思う団体は違う。
ボランティア、 NPO の中間支援団体。
TV ・新聞、ウェブメディア、インフ
ラ系企業。業界団体や学会、社協問
題 

80
C-1 行政と民間連携 金子(ヤフー)
• 緊急期、復興期に分けて議論
– 行政との民間との関係、統一した動きがあれば無駄を減
らせた
– 台風への対応、名古屋市役所は良い対応をしてくれた
• 行政に根本思想= Why がないから、 what how  で統
一した動きがとれないのでは
• ルール整備が整っていない。緊急時の法律があっても
よい
• 民間もバラバラ、連携の必要がある
– 民間もまとまろう、行政に迷惑をかけると動くものも動
かない
• 人と人の関係が大事。
– 行政の人も人間なので、日頃から人間関係を
– 避難訓練、人、団体の中身が信頼できる準備をしておけ
ば、いざというときに役に立つ
• IT に頼らないことが大事
– 良い担当者にあたると限らない。
– ダメな担当者でも対応してもらえるように
81
C-2 オープンデータ 関
• 「オープンデータ」→「災害時公開情報」でも良い
のでは
– 悪用の心配には、具体的事例とセットで進める 
– アイディアソンなど自治体と一緒に実施、一緒に使っても
らえるように
• データフォーマットの技術的要望あるが、自治体側
の変換コストがかかる
– 生データそのまま出してもらえば、民間側で変換、配信で
きる
– ボキャブラリーセットは統一分類が必要
• 国で進める必要=経産省平本さんに期待(拍手)
• 避難所データ、当時なかったが、いまは国交省など
で進展
• 政府、データカタログ、秋に公開予定
– 利用者のフィードバックをしていくべき
– NHK などメディアも取り組みを
82
C-3  記録アーカイブ 千石 
どう残していくか
• 誰のため、何のためのアーカイブ
か
–基本的には残すことはよし、という前
提で議論
• ジオタグでデータがたくさんある
• アナログのまま 
• だれがいつとった取ったかわからない写
真
–丸ごとタイムカプセルで 40−50 年後に
見れれば
–個人がとったものを残していけないか
• ツイッターなどのデータ スクリーニン
グが必要
–ライセンスとプライバシー 切っても
切れない
  (神戸の教訓)
• 気仙沼リアス・アーク美術館の写
83
D-1   IT 弱者 新志
• 高齢で IT 機器を使えない人を主対象に議論
– 使えない人に、情報をどう届けるか
– ケータイのメールと通話しかできない人
• 若い人、使える人が情報収集して伝えるの
が大事
• 鍵になるのは若者(避難所でも)
• タブレットなど使いやすいデバイスは可能
性あり
84
D-2   IT ベテランの役割  
津田(イトナブ石巻)
• 位置づけ:災害を経験、かつ IT にかか
わる人のこと
• 災害時のニーズはケースバイケース。
その都度ニーズにマッチした開発
• ハッカソンのようなイベント、成果物
がすぐ役立たなくとも、技術のストッ
クを残しておく価値
– ニーズと合わない可能性もあるが
– ハッカソン、スピードと忍耐力。緊急時の
適応力を活かしてモノを作っていただけた
ら
• 若者を巻き込む。災害はいつ発生する
かわからない
– ここにいる皆さん、次の災害時には年とっ
85
D-3  復興・ IT ・若者 黒沼
• 東京にいる若い人達にあえて被災地の現場を見て感じ
でもらって伝えていく
• 災害時だけでなく、 IT で何ができるか、未来の教育の
きっかけに
– 未来の子供達にどう伝えていくのか
• 伝えてきた事を教えて終るのではなく、それを基に自
走していく流れを作るのが大事
• 壁新聞など IT 以前のツールも重要  共通ツールで横に
も広がる
86
E-1  プロジェクトの立ち上げ 清
水• 発生後 10−100 時間に集中、検討
• 避難所 災害発生時食料がない、身内が安全かわか
らない
–避難所は情報共有がよくできていなかった 治安が悪いとこ
ろもあった
–避難所のガバナンス 地域リーダーが仕切れれば落ち着いた
が
–需要のマッチング
• リーダー作りが必要
–アマゾンの欲しいものリストが成功 よりジェネラルに作れ
るのでは
–避難所の運用ツール、 shana ushahidi うまくいったりいかな
かったり
• 医療のトリアージのようなチケットシステム必要
–ホワイトボードに書いて消しこんで成功したところも
• 訓練で避難所を立ち上げ、 IT システムの訓練を
• 避難所にいない被災者への情報提供
87
E-2 復興事業の立ち上げ 佐伯
• もともと過疎化が進行、震災で加速
– 人を集める仕組みが必要
• たとえば徳島の成功例 
• JTB 観光と復興支援、最初はびくびくだったが、結
果的には大成功 楽しいことも必要
• 被災は人権問題 安全安心な環境は提供されていな
い
• 地域によっては、どうやって滅びるか、末期的治療
さえ必要ではとの議論も
• 長期的には、マネジメントスキルがある人が必要
– どう地元で育てるか
• まちづくりは全国的な課題
– 徳島などの成功例を共有、そこに IT 技術利用を検討。
88
「 IT x災害」会議の
意義と課題
• 多様な人々、団体がフラットに集まった
• まだまだやらなければならないことが沢山ある
と確認
• 今後の活動、連携のベースができた
• 「被災地と外」など、視点の違いも
• 本当に実働する人々がどれだけ残っているのか
?
• 世代を超えた継承
• 組織的な取り組みへ
89
「 IT x 災害」会議 その後の活動
• ふりかえり委会議 ( 10/11 )
– 「反省会」 参加者アンケート + KPT
– 記録のまとめ / 公表
– Facebook  グループの一般公開
• 今後の活動( 11/11 )
– Wiki の立上げ(準備中)
– IT DART 構想
– iSPP 情報支援レスキュー隊
– 世界銀行ハッカソン“ Race for Resilience/Code for
Resilience” とコラボ
• Disaster Risk Management を軸に
• 2014 年 2 月 8-9 日(国内:東京、石巻、名古屋)、海外5
カ国
• 既存のプロジェクトを国際的に連携。既存技術やコミュニ
ティを組み合わせることを意識したハッカソン。
– ex. Ushahidi, Sahana, OSM, Google Crisis Responce, OpenRelief
– meetup兼フィリピン支援のhack day   11/17 秋葉原
で開催
90
岩手県陸前高田市 大和田智広
プロボノ プラットフォーム情報支援 ・ (iSPP)
www.ispp.jp
office@ispp.jp
本提案は大和田氏の原案をもとに、 iSPP が作成したものです
情報支援レスキュー隊
91
発端:陸前高田市 大和田さん
「次の災害の際には、支援に駆けつけた
い」発災直後は情報伝達が命
「災害が発生したが、情報がない」。住民にとってこれほど不
安な状況はない。津波はいつ、どれくらいの高さで襲ってくる
のか。火災はどこで発生し、どう波及してくるのか
正確な情報がつかめなければ、的確な避難はできない。安全な
避難所はどこか。水や食料はどうすれば確保できるのか。
平時から災害に強い情報網を確保することは当然だが、停電し
情報ネットワークが不通となった状態(だるま状態=手も足も
出ない)では、成す術がない。
情報ネットワークが利用できれば、被災地の状況・必要として
いる支援・安否情報など、必要な情報が発信可能となり、被災
地の実際のニーズに即した支援が可能になる。外部ボランティ
アの受入もよりスムースにできる
92
1. 情報支援レスキュー隊の必要性
ⅰ の を う被災地支援 根幹 担 IT 支援
• 次の大規模災害は、いつ発生するか分からない。その時のた
めに実行可能な用意はできているか?
とくに、、、
• 現代社会は、情報ネットワークなくして生活が成り立たず、
災害時にはその負の影響は甚大となる
• 東日本大震災では「情報の空白地帯」が広範に発生し、緊急
支援が滞り、被災者はきわめて不自由な生活を余儀なくされ
た
• 発災直後こそ確かな情報が必要で、被災地からの自発的・主
体的な情報発信がとくに重要となる
• 各地で大地震・大津波が想定されている今、被災地での情報
発信体制の確保は喫緊の課題である
• 東日本大震災の教訓を生かすためにも、自発的な志願者を事
前登録し、体制を整え、緊急時に被災地からの情報発信・収
集を最大限に可能とする「 IT 支援レスキュー隊」(「情報
団」)の備えは必要不可欠と考える
93
 ⅱ発災直後は情報伝達が命
– 「災害が発生したが、情報がない」。住民にとってこれほど不
安な状況はない。津波はいつ、どれくらいの高さで襲ってくる
のか。正確な情報がつかめなければ、的確に避難できない。安
全な避難所はどこか。水や食料はどうすれば確保できるのか。
– 平時から災害に強い情報網を確保することは当然だが、停電し
情報ネットワークが不通となった状態(だるま状態=手も足も
出ない)では、成す術がない。
– 情報ネットワークが利用できれば、被災地の状況・必要として
いる支援・安否情報など、必要な情報が発信可能となり、被災
地の実際のニーズに即した支援が可能になる。外部ボランティ
アの受入もよりスムースにできる
使命:
万一だるま状態になった場合に、被災地に急行し、情
報ネットワーク環境を構築、必要な情報伝達・発信活
動を展開・支援すること
2. 情報支援レスキュー隊の使命
94
3. 部隊の構成
• 自発的な登録・志願制
– 個人を基本とする
– 組織(会社など)で動ける場合は、そちらを優先
• スキル、専門分野、経験をデータベースに事
前登録
• 災害発生時を含め、随時アップデート
• 被災地の状況・ニーズに応じて最適の人員を
派遣
事前登録
災害発生!
被災地
スキル
専門
分野
災害
経験 人員派遣
状況把握
95
展開イメージ
• 災害の規模、種別、地域特性などに応じ
出動プランを事前策定
A  超広域大規模災害
• 地震、津波、火災など
B  大規模災害
• 台風、火山噴火など
C  中小規模災害
• 集中豪雨、突風、豪雪など
96
• 先遣隊、現地に急行
– 現場の状況、ニーズを把握、連絡
• 情報分析、連絡調整
– ニーズと DB のマッチング解析
– 支援者の連絡・依頼
出動計画
97
「本番」こそ最大の訓練
• 中小規模の災害にも出動
– 経験を蓄積・共有・継承し、訓練を重
ね、修正・改善を重ねる
• 機動的に動ける仕組みを基本に
– マニュアルよりポリシーを優先する
98
呼びかけ対象
• 個人が基本
– ICT のプロフェッショナル
– 自治体職員(情報部門)
– ジャーナリスト
– フリーランス
– 企業経営者
• 連携先
– ICT 企業・団体
– 災害支援 NPO
– 自治体
– 政府省庁
99
これまでの活動経緯
2013 年
3 月~ 4 月 基本企画
5 月~
構想をワークショップで討論
– 5 月連休 被災地(遠野、陸前高田、仙台)で討論
– 6 月例会で発表
6 月~ 10 月  WG により「基本構想」をドキュメント化
 具体的状況を想定した訓練=図上演習の必要性が浮上
10 - 11 月 訓練イメージの検討
11 月 23 日 訓練の実施(仙台)
2014 年 
1 月「 IT x災害」会議コミュニティ、 IT DART 構想と合流
2 月 総務省で「勉強会」 有志・携帯キャリアと合同会議
100
今後の展開
•本提案は「叩き台」で、今後、皆さんのご意見を広く
集め、実現に向けて修正します。
•多くのご意見をぜひお願いします。
•とくに、阪神・淡路大震災、中越地震、東日本大震災
で、情報ボランティア活動に参加された皆さんの経験
を踏まえてインプットをお願いします。
•その上で可及的速やかに「 β 版」を立上げ、実践しな
がら改善していきたいと考えます。
•たとえ不完全でも、すぐに始めましょう。
「愚者は自分の経験から学んだことを疑わない。
私は自らの誤りを避けるために、他人の経験から学ぶことを好む 」(ビ
スマルク)
101
震災体験
自治体有志
国
(総務省な
ど)
NPO
団体
研究
機関
IT
ベンダー
研究会開催
被災地
機器設置
総合的
支援
参考: 「 IT 支援ボランティア」組
織案
技術支援
人的支援
102
次は?
• 訓練より実践か。。。
– 小規模災害でも、現場に行って支援活動を
– 経験の継承は、実践を通して
• 個々の災害の現象を超えた普遍化が必要
– 個別性を活かしながら
• 経験の検証、異なる災害での実証、共通
の教訓、個別の教訓を抽出し続ける
• 人のネットワークを活かす
102
103
23 年度の主な活動
• 被災自治体 ICT 部門への間接支援( 4 月~)
– 名取、釜石、大槌など (忍者部隊)
– 避難所への支援(「アマゾンほしいものリスト」と
連携)
• 「仙台 8 万人の力」 小中学校応援旗デジタル
化
• 「情報行動調査」実施、報告書発行
• 『 3.11 被災地の証言』執筆・刊行
• 支援団体への間接支援
– HBU 無償提供など
• 東北事務局
• 別府湾会議・企画協力、参加
104
24 年度の主な活動
• 例会(隔月・東京+仙台)
• 災害支援サイト実態調査  IPA + NAViS   6 -
8 月
• ミニ国際会議 / ツアー(7月)
• 被災地スタディツアー ~災害発生時の BCP 対策から復
興への取組  10 月 7-8 日
• 国連 IGF (アゼルバイジャン)参加・発表  11
月 6-9 日
• 災害想定情報伝達訓練 WS  (大分) 11 月 21-23
日
• 沿岸被災地復興支援検証調査 準備中
  (<遠野まごころネット>大槌町・陸前高田市)
• 仙台児童生徒故郷復興プロジェクト
105
25 年度の主な活動
• 被災地スタディツアー   10 月
• IT x災害会議 企画・運営に参加
• 情報支援レスキュー隊 WG
• 国連 IGF (バリ)参加・発表  10 月
• 仙台児童生徒故郷復興プロジェクト
• ハブ提供プロジェクト
• NPO 連携調査 ( 東北大災害科学国際研究所+遠野まごこ
ろネット他)
• 他の活動との連携  saveMLAK  南三陸復興支援 デジタ
ルアーカイブ 
106
ご清聴ありがとう
ございました
    情報支援プロボノ・プラットフォー
ム
会津 泉
www.ispp.jp
iza@anr.org

災害時情報メディアの役割20140612

Editor's Notes

  • #9 実際に現地に行かれた人、このなかにどの暗いいますか?