若手カンファレンス ∼都市空間と情報化される大学・大学生・大学街∼
ソーシャルメディアでつながる
新しいコミュニティのかたち
2013.9.13
大部 由香
自己紹介(1)
• 大部 由香(おおぶ ゆか)
• 略歴
✓ 城大学大学院 理工学研究科 博士前期課程修了 修士(工学)
✓(株)富士通SSL システムエンジニア
✓ 城大学大学院 理工学研究科 博士後期課程修了 博士(工学)
✓ 城大学 非常勤研究員
✓2013年2月まで 城大学発 学生ベンチャーにて         
執行役員、コミュニティマネージャーとして勤務
✓現在:大妻女子大学、神奈川工科大学 非常勤講師
自己紹介(2)
• 現在の活動内容
✓ソーシャルメディアの効果的な活用方法、リテラシーに関する研究
✓学会や勉強会に出席
• 「ソーシャルメディアリテラシー」ワークショップ
参考:ITメディアマーケター通信「アカデミックが見た社会」
   http://blog.marketing.itmedia.co.jp/yoshi_kawano/entry/404.html
本カンファレンスのテーマ
都市空間の均質化と情報技術の発展
• 都市空間の均質化
✓コンビニ、ファストフード店がどこにでもある
✓似通った街並      
• 情報技術の発展
✓モバイル端末の普及(スマホ、タブレットなど)
✓ネットワーク環境の充実(公衆無線LAN、高速モバイル通信など)
✓各種ソーシャルメディアの充実                
若手カンファレンスのテーマ
• 都市空間の均質化と情報技術の発展により、   
人々の考え方、価値観、ライフスタイルはパターン化 
しているのか?
✓どこに住んでもある程度同じような生活が送れる?
• どこにいても同じお店で同じものを買い、同じものを食べる
✓サービス利用方法、コミュニケーションの内容のパターン化?
• 端から見るとみんな同じことをしているように見える
• 例:電車に乗れば、みんなスマホを見ている
• 例:Twitterでの「∼なう!」
大部の疑問
• 疑問点
✓都市空間は本当に均質化しているのか?
• 観点による違い:機能、施設の観点では均質化しているように見える
✓サービスの利用方法、コミュニケーションの内容は多様化してい
るのではないか?
• 目的に応じたソーシャルメディアの選択 => コミュニケーションの違い
✓人々の考え方、価値観、ライフスタイルは多様化しているのでは
ないか?
• 多様な人々とのつながり、様々な価値観・ライフスタイルからの選択
ソーシャルメディアの使い分けの観点から考える
ソーシャルメディアの使い分け
ソーシャルメディアの具体例
ソーシャルメディアの使われ方
• 下記のメディアの使われ方を考えてみます
✓Twitter
✓Facebook
✓ブログ
✓LinkedIn
✓SlideShare
それぞれのサービスの特徴を理解し、
役割りと使い分けについて考えながら利用することが重要
ストックメディアとフローメディア
• メディアの分類とその特徴・役割り
分類 特徴・役割り サービス名
ストックメディア
フローメディア
・まとまった情報の蓄積
・考え・意見・ノウハウなどに関す
 る記事を投稿
・ホームグラウンドにしやすい
ブログ
SlideShare
LinkedIn
・時間経過とともに情報が流れて行く
・リアルタイム性が強い
・他者とのコミュニケーション
 →エンゲージメント
・ストックメディアへの導線にしやすい
Twitter
Facebook
社会人、学生からの聞き取り調査
• 「ソーシャルメディアリテラシー」ワークショップ
✓目的:大学の情報リテラシー教材作成
• ソーシャルメディア(Twitter、Facebook)の活用方法を考える
• 多くの方々からの意見収集
• 多様な価値観や考え方、利用時の体験談等を知る
✓主催:KnowledgeCOMMONS
✓開催日:2013年5月23日
✓参加者:社会人、大学生
ワークショプの概要
• テーマごとにグループディスカッションを実施
• テーマ
✓オンライン/オフラインの発言で気を付けることは?
✓ソーシャルメディアを使う目的は?
✓目的に合わせてTwitter/Facebookをどのように活用できるか?
✓男性、女性で特に気をつけることは?
ワークショップでの意見
• Twitter、Facebookの使い分け
サービス名 使い方
Twitter
Facebook
・「∼なう」はファッション => 自身のブランド化
・自身の考えをより多くの人とシェアする
・スピーディに議論を重ね企画を練る
・興味関心の近い人とつながる => オフラインへ
・複数アカウントにより、距離感の調節、情報チャネル選択
 が可能
・名刺交換代わり
・メール代わりにメッセージ、グループを利用
・いろんな人とつながると投稿内容に気を使う
ワークショップでの意見まとめ
• ソーシャルメディアを使う目的
✓情報収集・発信
• 市場調査、 関心事のリサーチ 、意見への共感、新しい視点を得る
• 就職活動
✓暇つぶし
• 社会人:すき間時間に情報収集、友人との近況報告
• 学生:暇つぶし(200 tweets/日)、友人とのつながり
✓人とのつながり
• 情報を拡散させて、仲間を探す
• アイディアへのレスポンス => 企画立ち上げ(スピード感が大切)
ソーシャルメディアがきっかけとなる社会
• コミュニケーションツールの多様化
✓目的に応じたソーシャルメディアの使い分け
• 興味・関心によるつながり
• 感情の共有・共感
• スピード感をもったコミュニケーションの実現
オンラインのつながりからオフラインのつながりへ
=>新しいコミュニティ形成の流れ
物理空間にとらわれないコミュニティ形成
• オンラインでのコミュニティ形成
✓ソーシャルメディアがきっかけに
✓物理空間(オフライン)でのコミュニティへ
✓「場」作りに関する活動
まとめ
• 新しいコミュニケーションスタイル
✓ソーシャルメディアをツールとした共有、共感
• 人々の考え方、価値観、ライフスタイルの多様化
✓「共感できる人物」や「ハブとなる人物」とつながりやすい
✓より適した環境の発見
✓より魅力ある人とのつながり
• 人々が集まる「場」
✓「場」の活性化にソーシャルメディアが寄与している
✓ハブとなる人物のところに人が集まる

2013年社会情報学会若手カンファレンス(大部)