1 on 1

1. 1on1 for LT
~我々が良くなると世界がもっと良くなる~

2. Taku Hasegawa (@tac_cha_)
都内のSIer所属
CSM・PSM、産業カウンセラー資格保有
3年間で50案件をリードした経験
組織のアジャイル化推進(ｾﾐﾅｰ、ﾜｰｸｼｮｯﾌﾟ)
好きなことはCSR活動
LINEスタンプ販売中→

3. １．What & Why
２．Try
３．How to
４．FAQ

4. この資料は、
産業カウンセラー、
スクラムマスターの見地と、
実施した内容から作成したものです。

5. 1.What
&Why

6. 目的
①個人と組織の成長
組織のビジョンと個々のスキルアップ
②働きやすい職場
不満の無い明るい環境作り
③円滑なコミュニケーション
生産性の向上

7. 原則
①上司と部下が1対1で
②専用の時間を設けて
③将来や未来について
④スキルを用いた
⑤率直な意見交換

8. これは
もちろんそうなのですが、
私は次のように思う

9. 目的
①あなたと私の現在と未来のため
私のために時間作って欲しい
②それが周りのため
私たちが良くなると周りにも波及する
③それがユーザーのため
我々が良くなればユーザーは得をする

10. 原則
①気持ちへの共感
②想いの共有
③現在が大事
④相互の信頼
⑤機会の継続

11. 2.Try

12. 色んなケース
経験しました

13. ①部下
やってみたいこと
経験積みたいこと
ロールモデル
他の部門
同期
近い年代との交流
②同僚
何か面白いことあった
面白そうなことないのか
やりづらいこと
最近知り合った人
上司やマネジメント
③年上パートナーさん
やりたいこと、協力できること探したい
うちブラックでは無いか
他の協力会社、派遣さんはどうか
負担掛かってないか
④年下パートナーさん
やりたいこと、協力できることないか探したい
この先どうしたい、協力できること
うちの会社ブラックでは無いか
私ブラックでは無いか
所属会社はどうか

14. 3.How to

15. 初回

16. ・対象者を決める
・場所と時間を決める
・下記3つを考えておいてもらう
①やりたいこと
②なりたいもの
③困っていること

17. 重要

18. 私はこれで
一発で場を作ります

19. 1.感謝
「私とあなたのために時間を作ってくれてありがとう」
2.目的
「あなたが良くなることは私にとっても良いこと、なぜなら」
3.宣言
「ここで話す内容は評価には、一切影響しない」
4.約束
「ここで話す内容は許可なく他言することは、絶対に無い」

20. 「今日は何の話しをしましょか」
・やりたいこと
・なりたいもの
・困りごと

21. 焦りは禁物。だが
最初の社交辞令、時候、お世辞は最初だけ
特に初回・・。
緊張しますか？ それなら、ありのまま「緊張しますね」と伝えます。
改まって微妙な空気？ それなら、ありのままを伝えます。
沈黙に耐えられませんか？ あなたが喋ると相手は喋れない。

22. ラポール形成
この人になら喋っても大丈夫
信頼関係を築くこと

23. 相手が心開かないなら
自分から自己開示
心の壁の小さな扉を開ける

24. ・やりたいこと、ありません。
早く帰りたい、休みたい、ゆったりしたい、余裕持ちたい、誰かに依頼したい、
今のままでいたい、やること減らしたい、
・なりたいもの、ありません。
尊敬されたい、慕われたい、権限持ちたい、威厳が欲しい、
余裕持ちたい、今のままでいたい、楽できるように、
・困ってること、ありません。
健康面、ランチは、体調的に、財政面、環境面、人間関係、個人的に、

25. Feature

26. 1on1で一番大事な
マインドセット
について

27. 対象者と向き合って
対象者と同じ方向を向きたい という
「心持ち」
言葉では表し切れません

28. Appendix

29. ラポール構築のテクニック
１．ミラーリング ：相手の仕草や姿勢を真似る
２．ペーシング ：相手の話し方を真似る
３．キャリブレーション ：相手のサインを読み取る
４．バックトラッキング ：相手の発言をオウム返しする
５．セルフディスクロージャー:自分のことを話す
６．グランファルーン ：共通点の合意

30. 傾聴のテクニック
１．相槌 ：「あ～」「そうですね」「うん」「たしかに」「はい」
２．うなずき ：首を縦に振る
３．オウム返し ：繰り返す
４．要約 ：短く言い直す
５．沈黙 ：無言で無反応
６．質問 ：深堀り、周辺の確認
テクニックなので
固執や傾倒すると
うまくいきません

31. 4.FAQ

32. 場所は会議室が良いか
個室のほうが良いですが、
オープンスペースでも構いません。
ただし、2人とも他人が来る方向を向けるようにします。
後ろから人が通る状況だと話しづらいからです。

33. 時間と頻度はどのくらいが良いか
時間帯はお互いの都合に合わせいつでも良いです。
15分から長くても30分が良いです。
月イチか長くても四半期に1度が良いです。

34. 記録しておいた方が良いか
記録は自由ですが、記憶は必要です。
（記録で補助もok）
対象者はあなたになら話しても良いと
思ってくれているので、その気持ちに応えてください。

35. 愚痴ばかりになってしまう
対象者は、どう思っていて、何をしたいのでしょうか。
それに共感してみてください。
あなたが解決しなくてはいけないものではありません
が、
愚痴を言いたくなる事情を
理解したいという姿勢が重要です。

36. 世間話で実の無い話になる
場が出来ていません。
あなたが引き出したい議題について、
先にあなた自身の考えを伝えてみてください。
つまりあなたが対象者に相談してみてください。

37. 次のステップに進みたい
クローズな内容をオープンに出来る合意ができるか
2人で考えてみてください。
例えば1人加えて、その議題を話し合えるか確認して
みる。
アクションは必須ではありません、膠着状態を
望まない人もいれば望む人もいるはずです。

38. 進捗報告になる
その報告から、困っていること、明日やりたいこと、
来月なりたい自分というように広げます。
逆にあなたの進捗で気になることは無いか
聞いてみてください。
対等で平等な立場を築くための工夫をしてみてくださ
い。

39. 結構責められる
×反論、反発、逆キレ、いじける、悪いと思ってない
のに謝る
〇なんてありがたい意見をもらえたんだろう
なぜそう思ったか、どうすれば良いか一緒に考える
対象者の意向に沿うかあなたの意向が認められるか、
結果は分かりません。

40. 成果が出ない
何を求めていて
どうなって
その差はなぜだと思いますか？

41. 自分は何もできない
対象者の希望とあなたの希望は合っていますか。
1on1では、あなたが何をしたいかよりも
対象者が何をしたいかに焦点が当たるべきです。

42. アドバイスを求められる
対象者が言った通りになるなら、アドバイスしない方
が良い
指示、指導、誘導の類は1on1の場でやらない。
(それは1on1ではない)
2案、できれば3案の仮説を一緒に考えてみてください。

43. どうしても言いたいことがある
予め事前に言いたいことがあるということを
対象者に伝えておきます。
そうしないと、ビックリして次の1on1が嫌になります。
(例えば関係が出来上がっている対同僚の場合はいきな
りでも受け入れられる)

44. 1on1は個人の力を最大限に引き出すために
人と人が自発的に平等・対等な立場で行う話し合い
の機会
1 for All, All for 1
Allに当てはめるのは、チームには留まらない
もし私たちが最大の力を発揮できる機会を得たなら
それは全体利益に寄与すると考える