The presentation @ Osaka Public Library Conference by Kenya Hiraga, Director of Ina Public Library, Nagano Pref. Japan. 大阪公共図書館大会「地域課題を解決する〜打って出る図書館〜」 10年後、あなたの町に図書館はありますか？〜みんなで地域に学び合う場としての"としょかん"へ〜（伊那市立伊那図書館 館長 平賀 研也)

1. 屋
根
の
あ
る
広
場
へ
本・ことば・コミュニケーション
Ina Public
L ibrary
い・な・としょかん
屋
根
の
な
い
博
物
館
の
伊
那
谷
の

4. 諏訪湖
中
央
ア
ル
プ
ス
天竜川水系 伊那谷
南
ア
ル
プ
ス

5. 天
竜
川
中
央
ア
ル
プ
ス
三峰川
南
ア
ル
プ
ス
⼆二つのアルプスに抱かれた⾃自然共⽣生都市

8. 伊那市立伊那図書館

9. 美篶分館
手良分館
L
L
高遠町図書館
L
L
昭和の図書館!
(伊那市創造館)
L
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伊那図書館
東春近分館
富県分館
長谷分館

10. 大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
10年後、あなたの町に
図書館はありますか？
みんなで地域に学び合う場
としての"としょかん"へ
本・ことば・コミュニケーション
Ina Public
L ibrary
い・な・としょかん
伊那市立伊那図書館

11. 大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
Introduction

12. 大阪公共図書館大会
Introduction
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
しつもん:
10年後、あなたの町に
図書館はありますか？
✊ ある
✌ ないかもしれない
✋
わからない

13. 大阪公共図書館大会
Introduction
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
ない
あるのに、
1994年 伊那図書館
1930年 上伊那図書館

14. 大阪公共図書館大会
Introduction:
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
今のままでは
10年後、あなたの町に図書館は
"ない"
地域の情報のハブと認識されない
"情報のすが"たが変わる
"いかに知るか"が変わる
"なぜ知るか"を変える

15. 大阪公共図書館大会
Introduction:
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
"情報のすがた"がかわる
情報の量と質・デジタル
◀デジタル・コンテンツ/メディア
伊那: 地域情報資産に着目する
◀デジタルアーカイブ/コモンズ
誰もがアクセスし自由に編集できる情報基盤
多様な情報源がリンクし、"情報と情報"がつながる

16. 大阪公共図書館大会
Introduction:
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
"いかに知るか"が変わる
情報リテラシー
◀自ら情報探索、編集し、伝える楽しさ
今までになかった"情報と人"の距離感の近さ
◀本だけじゃないレフェラルサービス
ヒト・モノ・コトの情報

17. 大阪公共図書館大会
Introduction:
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
"なぜ知るか"を変える
"地域課題解決型"へ
?

18. Introduction:
大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
"なぜ知るか"を変える
"知の消費"から"知を育む"へ
◀「自ら気づく」「共に知る」場のデザイン
情報と情報、情報と人のつながりが変わる→"人と人"をつなぎ直す
◀共創としての知る・地域の価値創造
地域知創造をめぐる新しい公共空間としての公共図書館

19. Introduction:
大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
でも、どうやって…

20. 大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
Case
高遠ぶらり
展開予測不能のドタバタ、わくわく プロジェクト？
伊那谷の"屋根のない博物館"の
"屋根のある広場"へ

21. 大阪公共図書館大会
Case:
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
"高遠ぶらり"プロジェクト
デジタル古地図制作とワークショップ
地域のデジタル・アーカイブ構築
⇩
地域のデジタル・コモンズ構築
情報リテラシー向上サポート
共に学び共に創る場: 新しいパブリック

22. 大阪公共図書館大会
Case:
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
タブレット端末アプリ：高遠ぶらり
"デジタル古地図" 片手に
時空を超えて旅しよう

23. 大阪公共図書館大会
Case:
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
1.
地域知を俯瞰する「ツール」
をデザインする
地域デジタル情報基盤の有用性を
実感してもらうパイロットプログラム
iPad iPhoneアプリケーション
高遠ぶらり制作委員会

24. 大阪公共図書館大会
Case:
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
2.
知る楽しみの「場」
をデザインする
"つながる場" を創造するプログラム
ワークショップ(参加型講座)
ボランティア ガイド・郷土史研究者
デザイナー・建築士・システムエンジニア
街に住む人・移住者近隣市町村住む人
先生・高校生・大学生
観光・商工 事業者
行政マン: 観光・防災・危機管理
博物館・美術館・文化財担当

25. Case: プログラム展開のプロセス
大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
1. コンテンツをさがす、つくる
街中探索ワークショップ

26. Case: プログラム展開のプロセス
大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
2. 参加した人にお披露目
iPadを使って街歩きガイドツアー

27. Case: プログラム展開のプロセス
大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
観光客への提供
"高遠ぶラリィ"：
ウォークラリー

28. Case:
大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
波及・発展 1
学校・学習向けプログラム
高遠ぶらり・地域と情報を編集する 高遠高校情報・ビジネスコース
中村不折・お散歩気分で町歩き 高遠高校芸術い 書道専攻
課外学習・江戸時代の高遠 高遠小学校
総合的学習・伊那まち 伊那小学校
高遠城を攻め落とせ！ 長野県ボーイスカウト キャンポリー
南アルプスジオパーク 信州大学理学部学生、高遠高校

29. Case:
大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
波及・発展 2
広域地域の多様なステイクホルダー
との協働プログラム
井月句碑めぐり映画「ほかいびと」ロケマップ 井上井月顕彰会
不折マップ サロン不折／高遠高校
飯田線ぶらり/伊那まちぶらり 伊那・電気と電車の100周年委員会
砂防フィールドミュージアムぶらり 国交省天竜川上流河川工事事務所／駒ヶ根観光協会
南アルプスジオぶらり 国立信州高遠青少年自然の家／信州大学学生など
人と暮らしの伊那谷遺産 国交省天竜川上流河川工事事務所

30. 新宿区立四谷図書館とのコラボレーション

31. Case:
大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
波及・発展 3
事業・商品開発
研究・情報基盤
博物館・美術館Shopグッズ
プログラム開発
ガイド養成
信州インターネット博物館構想 信州大学

32. 大阪公共図書館大会
Case:
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
情報と情報、情報と人、人と人を
つなぐ「場」のデザイン
ATR/NII
WS参加者
博物館／美術館
ボランティアガイド
事業者
制
作
委
員
会
教育団体
図書館
諸団体
他地域
観光事業
地域に学ぶ

33. 大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
伊那谷の"屋根のない博物館"の
"屋根のある広場"
地域の自然とくらしに学ぶ
地域の情報資産(ヒト、モノ、コト)・地域の教材化
Win-Win + Win のプログラム デザイン
情報と情報、情報と人、人と人をつなぎなおす場のデザイン
Digital ⇆ Real
デジタルにしたら現場にもどす: 発見・実感ある知の獲得

34. 大阪公共図書館大会
地域課題を解決する
∼打って出る図書館∼
伊那谷の"屋根のない博物館"の
"屋根のある広場"
Win-Win + Win のプログラム デザイン
情報と情報、情報と人、人と人をつなぎなおす場のデザイン

35. Win-Win + Win のプログラム デザイン
情報と情報、情報と人、人と人をつなぎなおす場のデザイン
"Win" プログラム
例: 図書の団体貸出
学校・保育園へ100冊3ヶ月
サービス提供： 図書館
Win
サービス受益： 学校

36. Win-Win + Win のプログラム デザイン
情報と情報、情報と人、人と人をつなぎなおす場のデザイン
"Win-Win" プログラム
例: 図書館島の探検
情報リテラシー入門プログラム
Win
Win
新事業領域検証・職員OJT
企画・サービス提供： 図書館
サービス受益
機会提供・企画支援： 学校

37. Win-Win + Win のプログラム デザイン
情報と情報、情報と人、人と人をつなぎなおす場のデザイン
"Win-Win+Win" プログラム
例: 高遠ぶらりプロジェクト
地域情報プログラム
Win
企画・制作者： 図書館
+Win
Win
サービス受益：
地域・観光客
企画・制作者： 学校

38. 伊那谷の"屋根のない博物館"の
"屋根のある広場"
地域の自然とくらしに学ぶ
地域の情報資産(ヒト、モノ、コト)・地域の教材化
Win-Win + Win のプログラム デザイン
情報と情報、情報と人、人と人をつなぎなおす場のデザイン
Digital ⇆ Real
デジタルにしたら現場にもどす: 発見・実感ある知の獲得

39. 地域の自然とくらしに学ぶ
地域の情報資産(ヒト、モノ、コト)・地域の教材化
Digital ⇆ Real
デジタルにしたら現場にもどす: 発見・実感ある知の獲得
Real vs. Digital
On-Site vs. Off-Site
Micro vs. Macro
実感 vs. 情報
「実感ある知」
「自ら気づく」「学び合う」場のデザイン
自ら情報編集し、伝える楽しさ
共創としての知る・地域の価値創造

40. 本・ことば・コミュニケーション
Ina Public
L ibrary
い・な・としょかん

41. 9/21-10/26
伊那谷デジタルコモンズ・デザイン・フォーラム月間

42. 伊那谷自由雑学大学

43. 図書館地域通貨"りぶら"がつなぐ本、人、まち

44. 9/21-23
高遠ブックフェスティバル

45. 本・ことば・コミュニケーション
Ina Public
L ibrary
い・な・としょかん