アニメ映画「魔女の宅急便」を使った日本語教育の教材です。海辺でトンボと話しているところに仲間がやってくるシーンから、トンボに「もう電話しないで」と言うまで。

1. よみあげ

2. トンボ！

3. え？

4. すっごいニュースよ。

5. なに？

6. いいこと、早く。

7. ちょっと 待っててね。

8. 飛行船の中 見せてくれるって。行く？

9. うわ、すごいぞ！ 行く行く！

10. ねえ、あの子、誰？

11. 魔女のキキって言うんだ。

12. キキ、いっしょに行かない？

13. 飛行船の中、見せてくれるって。

14. 私、いい。

15. ねえ、行こうよ。

16. あの子 知ってる。宅急便 やってる子よ。

17. へえ、もう 働いてるの。

18. たっくましい。

19. 行こうよ。みんなに紹介するから。

20. 行かない。さようなら

21. あ、何だろう。

22. ねえ、何、怒ってんの？

23. 怒ってなんか いないわ。

24. 私は 仕事があるの。

25. ついてこないで。

26. トンボ、行くよ。

27. ミャーン、ミャーン

28. ジジ、あたしって どうかしてる？

29. せっかく友達ができたのに、急に 憎らしくなっちゃう。

30. 素直で明るいキキは どこかへ行っちゃったみたい。

31. あ、冷たいの。

32. ジジ、いくら いい人ができたからって 食事の時間は守ってほしいわ。

33. ちっとも 片付きや しない。

34. ミャーン。

35. 何よ、猫みたいな声 出して。

36. ミャーン

37. ジジ？ あなた 言葉 どうしたの？

38. キキって言ってごらん、ジジ。 ジジ。

39. どうしちゃったのかしら。

40. ジジの言葉が 分からなく なっちゃったみたい。

41. あ、たいへん。

42. 魔法が弱くなってる。

43. 飛べない？

44. 魔法が消えちゃったわけ？

45. とても弱く なっちゃったの。

46. だから お届け物の仕事も 休まないと。

47. その代わり、お店の仕事は きちんとやります。

48. どうか あの部屋に いさせてください。

49. それは構わないけど、魔法の力って戻るんでしょ？

50. 分からないの。箒は作れるけど。

51. おい！

52. キキ、僕、トンボ。

53. 今日さ、飛行船から手を振ったの、見えた？

54. 船長がね、テスト飛行に 乗せてくれたんだ。

55. もう最高だったよ。

56. もしもし、聞いてる、キキ？

57. もう電話しないで。

58. え、何、聞こえないよ。

59. 船長がね、君に会いたいって。

60. もしもし、もしもし！

61. どうしたの、キキ。顔が真っ青よ。

63. 魔法が なくなったら、私、何の取り柄も なくなっちゃう。

64. もどる