生駒シビックテックパーティでの講演資料

1. 生駒シビックテックパーティ
オープンデータで街を元気にする方法
2016.9.24
Code for Saga
うしじま せいごう

2. スマートフォン・タブレットなど
使いながら話をきいてください

3. 生駒 ×
Opendata

4. 自己紹介
株式会社ローカルメディアラボ代表取締役
一般社団法人九州テレコム振興センター主任研究員
Code for Saga代表
オープンデータ伝道師（内閣官房IT総合戦略室）
牛島 清豪（うしじま せいごう）
佐賀県鳥栖市出身 佐賀市在住 46歳
熊本大学文学部地域科学科民俗学コース卒
1994年 佐賀新聞社に入社（16年勤務）
事業・販売・広告を経て、経営企画室・デジタル戦略チームなど
2010年 佐賀市で、ローカルメディアラボを設立。7期目。
SNS / マーケティング / クロスメディ
アプロモーション / コミュニケーションデ
ザイン / Webサービス設計 / オープ
ンデータ / シビックテック / ワークショッ
プ設計・ファシリテーション

5. 仕事の紹介
メディアコンサルタント（地域からの情報発信）
コミュニケーションデザイナー
新聞社・地方テレビ局やIT系企業のアドバイザー、自治体のネット活用アドバイザー、
ウェブサービス企画・構築・運用、企業のソーシャルメディア利活用サポート、広報戦
略構築、中山間地域の情報化支援、新しい広告・広報展開のプランニング、オープンデー
タ活用戦略構築、各種講演・社内研修講師、ワークショップファシリテーションなど
佐賀・静岡・東京・肝付（鹿児島）・湯前（熊本）

6. 佐賀ってどこ？
NHKおはよう日本のウェブサイトより

7. 佐賀 吉野ケ里遺跡があります

9. 面積 2,440.68km²
総人口
829,690人
（推計人口、2016年6月1日）
人口密度 340人/km²
隣接都道府県 福岡県、長崎県
県の木 クスの木
県の花 クスの花
県の鳥 カササギ（カチガラス）
面積 3,690.94km²
総人口
1,358,632人
（推計人口、2016年8月1日）
人口密度 368人/km²
隣接都道府県
三重県、京都府、大阪府、和歌山
県
県の木 スギ[1]
県の花 ナラヤエザクラ
県の鳥 コマドリ

10. 前半（35分） 後半（50分）
座学
＋
個人ワーク
ミニワークショップ
「ともに考えともに作る」

11. ポートフォリオ

12. 2006年
国内で初めて新聞社がSNS開設
マスメディア×地域SNSの可能性に言及

13. つながるさがし（佐賀市）
佐賀市内32校区毎の情報サイトを、市民ラ
イターの手で更新していく仕組み
「みんなで作る電子回覧板」
http://www.tsunasaga.jp/

14. アリタカラ（有田町）
各種ワークショップを開催し、情報のホス
ピタリティを充実させていく移住定住情報
サイト「アリタカラ」
http://arita-kara.jp/
伝統的建造物地図づくりワークショップ

15. ふるさとテレワーク・生活直結サービス
地域に特化したQAサイト。総務省ふるさと
テレワーク事業の、生活直結サービスの一
環として企画、構築。住民総出で情報のホ
スピタリティを向上させていく取り組み。
http://oshiete.tosu.info/

16. インコ式静岡新聞
女子高生をターゲットにした、新感覚ニュー
スアプリ＋目覚ましアプリ。
AppStore、GooglePlayで配信中。
http://inkoshiki.jp/

17. 地方の話題を電子書籍に「Newsbook」

18. 地域の良質なコンテンツをインターネット上に
生活のより身近なところにICTを
ボトムアップ（市民参加型）のサービス設計、運用
私なりのオープンデータ感

19. オープンデータ

20. データ？
データ【data】
①判断や立論のもとになる資料・情報・事実。 「 －を集める」
②コンピューターの処理の対象となる事実。状態・条件などを表す数値・
文字・記号。 大辞林より

21. オープン データ
Open GovernmentData Movement
①透明性、アクセス・共有・再利用しやすく（開放）
②データから、社会的価値、ビジネス的な価値を生み出す
③データを開放することで、市民参加が促進される
Why Open Government Data?

22. 米国でのオープンデータ
私は私の政権をこれまでにないレベルの
オープンな政府とすることを誓う。私た
ちは国民から信頼され、透明で市民参加
と協働を促進するシステムの確立を、共
に協力して実現しなければならない。オー
プンであることによって、私たちの民主
主義はさらに強固なものになり、政府の
効率性と有効性を高めることができる
（2009年1月 オバマ大統領）

23. オープンデータ憲章
世界は，データや情報を駆使した技術や社会メディアにより
促進された国際的な動きの加速を目の当たりにしている。
オープンデータは，この世界的な動きの中心に位置する。
データへのアクセスは，人や組織が生活を改善し，国内及
び国家間の情報の流れを改善するための視点やイノベーショ
ンを進化させていく。政府及びビジネスは，幅広い範囲の
データを収集するものの，人々が利用しやすい形で必ずし
も共有していない。（G8サミット首脳宣言 2013年6月）
1.原則としてのオープンデータ
2.質と量
3.すべての者が利用できる
4.改善したガバナンスのためのデータの公表
5.イノベーションのためのデータの公表
5つの原則

24. データカタログサイト
日本政府は、公共データを広く
公開することにより、国民生活の
向上、企業活動の活性化等を通じ、
我が国の社会経済の発展に寄与す
る観点から、機械判読に適したデー
タ形式を、営利目的も含めた二次
利用が可能な利用ルールで公開す
る「オープンデータ」の取組を推
進しています。

25. 課題のある状態 課題が解決した状態
経験則
＋
データ＋テクノロジー
（使いやすいスタイル）
AI（人工知能） 課題解決の効率化 新しいビジネス

26. Creative Commons
インターネット時代に見合った著作権の考え方
Open Data

27. 5STARS MODEL
インターネット時代に見合ったデータの扱い方
機械判読が可能

28. 国内での動き

29. 政府保有データをはじめとする多様なデータの
生成・公開・利用を支援する。データの活用を
通じて人の行動やシステムの挙動が、より洗練
され事実に基づいたものとなり、経済、人々の
生活、民主主義、学術研究などの質が向上した
社会を実現する
市民が主体となり、地域課題解決に取り組むコ
ミュニティ作り支援や、テクノロジーを活用し
たアクションを創発する活動を支援していく非
営利団体です。さまざまな立場を超えた人たち
と、より良い未来づくりのために「ともに考え、
ともにつくる」ための活動を行っていきます。
OpenGovernment × CivicTech

30. Brigade（ブリゲード）
33団体が、Code for Japan公式ブリゲードとして活動

31. Civic Tech
シビックテックとは、シビック（Civic、市民の・みんなの）とテック（Tech、テクノロ
ジー）をあわせたものです。「テクノロジーを活用しながら自分たちの身のまわりの課題
を自分たちで解決していこう」という考え方やムーブメントを意味する言葉

32. Code for Saga
ICTの力で、私たちの街をもっと暮らしやすいところに

33. 地域情報化の次のフェーズへ
インフラの充実
「さぁ使いましょう」
「なるほど
便利だね～」
「へ～！？」
「啓発」から次のフェーズに早く移行すべきではないか？

34. ジェニファー・パルカ、ベス・ノヴェックとの出会い
師匠・同志との出会い

35. これまでの技術者コミュニティとは違う、多
様な人が気軽に集えて、かつICTを地域に活
かす方法を考え、提案できるコミュニティを
作りたい
先々はビジネスとしてサスティナブルな展開を。
ローカルシンクタンクのような存在を目指したい。

36. Code for Sagaやりましょう！
2014.2.22 Code for Sagaの発足、活動開始を宣言

37. 活動内容
• 定期的な情報交換会（井戸端会議）
• 自主的なワークショップ、ミニハッカソン
• ワークショップ企画（自治体との連携）
• オープンデータデイなどのイベント参加
• Code for Japan ミーティング参加
• 関連する取り組みにCode for Sagaとして参加

38. 肥前名護屋城での取り組み

41. 有田町 伝統的建造物地図づくりワークショップ

44. 有田の“裏”観光ガイドを作ろう
一泊二日で合宿。。。

45. 佐賀で3回目の開催になるインターナショナル・オープンデータデイ。佐賀市、有田町に続き、
2016年は小城市で開催、地元PTAの皆さんと、小学校区の交通安全マップ（オープンストリー
トマップ、uMapを活用）を作りました。
通学路のチェック
親子まちあるき
通学路の危険箇所を地図にまとめ
ウェブ上で公開
持ち寄ったデータを
マッピング作業

46. Code for Sagaとしてパブリックコメントを提出しました

47. Code for Saga
今後の活動

48. データの見える化 ビジュアライゼーション
データを視覚的に表現することで、新たな課題を見出す

49. Wikipedia タウン

50. ① 行政・企業＝オープンデータ化
② 市民や企業によるデータ活用
③ 市民によるデータ生成
潤滑油が必要！

51. 誰もが参加できるコミュニティづくり
みんなで考えることが大事、誰かが誰かに
やらせるのではなく。
継続性が大事。そのためにも楽しみながら
成果を残す、アウトプット。
× オープンデータ（素材・きっかけ）
地域内でのオープンイノベーション

52. ICTの力で、私たちの街をもっと暮らしやすいところに…