2015年9月9日の北九州会社合同説明会に使用する橋本食品の説明スライド。

1. ブランドづくり、IT化、人材育成の３本柱で、
年商１００億をめざす！
2015.9.9
北九州会社合同説明会
橋本食品株式会社
代表取締役社長 橋本和宏
h+p://www.hashimoto-­‐foods.jp/
nikuyaboss@gmail.com
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2. 橋本食品ってこんな会社
• 1903年にできた古い会社。私は4代目の社長
– 先代の急な大病、死去により2008年に社長交代
• 事業は、「肉屋」「そうざい屋」の2本柱
– 精肉部門：福岡、山口に6店舗
– そうざい部門：福岡、熊本、山口、広島に12店舗
– 小倉駅ビル地下、サンリブ高須、門司丸和などにお店あり
– 社員30名、パート・アルバイト150名
• モットーは「よそとは違った、ユニークな会社」
– 過去4年でテレビで16回、新聞で7回紹介された
– ギラヴァンツ北九州とタイアップしての商品開発で、
サッカーJリーグ公式ファンサイトの企画で表彰を受賞
– 「経営革新計画」を制定し、福岡県知事より承認を取得
– IT投資による生産性向上の取り組みが、
経済産業省より補助事業に選ばれた
– 北九州市制作「サービス産業先進的モデル企業事例集」に掲載
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3. 2014.9.4
西日本新聞 朝刊
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• レストランで修業したシェフが
つくる
「テレビに7回出たからあげ」
毎日、20,000個販売
• 大分特産「恋の実るお肉」
• ベテランの売り子による
おもてなしも特徴
• お肉の料理法をアドバイス
• いつ、何が何個売れたかが
その場でわかる
情報システムを作っている

4. アヴァンティ 2015年10月号掲載予定記事
お客様と従業員のために ―表はアナログ・裏はデジタル―
「従業員の声と健康を大切にし、成長の舞台を提供する」
当社が掲げる経営理念です。私はかつて、新卒で入った会社で働き過ぎて身体を壊し、実家に戻りました。
従業員にはそんな辛い思いをさせたくない。それが生産性の向上に全力で取り組む理由です。
限られた経営資源の投入先として着目したのが、IT化と人材育成、そしてブランドづくりです。
先代社長の父が59歳で病に倒れ、社長就任を引き受けた当初、私には平社員と研究の経験しかなく、
ベテランの幹部達に業務の采配をまかせてみました。ところがうまくはいかず、焦って新タイプの洋風総菜
店を出したところ大失敗。1年半で撤退するなど自らの知識と経験のなさを痛感しました。
公認会計士や経営コンサルタントに教えを請い、大学院で経営の勉強をし直して分かったのは、業績は
「総合力」次第だということ。鎖を左右からグッと引っ張り負荷をかけると、切れるのは最も弱い部分です。
企業も同様で、マーケティングや現場のオペレーション、労務管理など様々な部門がありますが、発展する
には弱い部分をなくし、すべての部門を一緒に底上げする必要があるのです。
その頃の当社は、店舗はがんばっているが、人事や情報システム部門といった後方支援のロジスティック
スが貧弱でした。そこで店舗スタッフがお客様へのサービスに集中・専念できるよう、社内のIT化を推進。
事務作業の手間を省くため基幹システムを刷新し、社内チャットルームも開設して広域に広がる店舗間の
繋がりも深めました。人事制度や働き方のルールも明文化し、目標の見える化を行った結果、昇格する社
員も増え社員達のモチベーションも上がっています。
人材育成では、調理手順を示す動画マニュアルなどの社内eラーニングシステムを構築中で、多様な研修
システムも導入しています。幹部社員や専門家等による講座を行い、中小企業大学校等への研修派遣も
積極的に行って、目覚ましい成長を遂げた女性社員も出てきました。ブランディングの面からは、他社には
ない個性を打ち出すため「ユニークさ」の構築を進めています。これらの取り組みにより、近年は一人当た
りの賞与支給額も上がりました。従業員の豊かな生活と、より多くのお客様へ最高の満足を提供するため、
できれば5年、少なくとも10年以内に年商100億円を目指したいと思っています。
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5. 2015年9月 北九州市制作
サービス産業先進的モデル企業事例集の記事
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6. 当社のお店はこんな感じ
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現場スタッフの仕事
• 販売・仕入・労働投入の計画
• 接客、販売
• 売場づくり、商品づくり
本部スタッフの仕事
• 店舗の巡回指導
• 商品開発
• 材料の調達
本社スタッフの仕事
• 人事労務管理
• 月次決算づくり、数値の分析
• 情報システム作り
• 出店先さがし

7. 当社で活躍する新卒若手社員
湯浅純：西日本工業大学卒
２０１５年４月入社
大学で社長のゲスト講義を聞き、内容に共感。
新卒採用に応募して入社。惣菜部フジグラン広島店勤務
＜2015年9月4日、社長と社外研修受講後のメール＞
お疲れ様です。本日はありがとうございました。
研修も、その後の食事会も楽しかったです。
研修では『行動』をキーワードに店長という役職について、また店長に必要な考え方、
行動についてを教えて頂きました。明日再度研修の資料を読み返しつつ
行動を起こしていこうと思います。
また食事会にて、会社についてやテレ唐について自分が思っていることや皆さんが
思っていることを共有し、社長に伝えられた事がとても嬉しかったです。
来月の顧客満足プロジェクトも楽しみにしつつ、じんぼや競合店に負けないよう
一層現場で出来る限りの売り込みを行っていき、その中で吉留さんから認められる
ような接客が出来るように広島店のスタッフ全員で頑張りたいと思います。
とても有意義な一日でした。重ねてお礼申し上げます。
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8. 経営理念（私の考え方）
1. 当社は、明るい接客と美味しい商品で、
お客様に喜びをお届けします。
2. 当社は、うそ・偽りのない
誠実な商売をします。
3. 当社は、従業員の声と健康を大切にし、
成長の舞台を提供します。
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前職のつらい経験から、
長時間労働、根性論は大嫌い！
短い時間で成果を出す！
（生産性を上げる）
全従業員アンケートを毎年実施
教育研修を非常に重視

9. どうすれば、
日本の小売業の生産性は上がるのか？
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出典：経済産業省
「サービス産業の高付加価値化に
関する研究会」配布資料
小売業（を含めたサービス産業）の生産性を上げるには、
（１）経営者と従業員の教育 （２）IT（情報技術、コンピュータ）活用
（３）ブランドづくり（会社や商品の名前を売ること）が重要！
できていない会社がほとんど、だから生産性が上がらない

10. 橋本食品（株）の人材育成（１）
• マニュアルや、社内研修の教材の整備
– 「店長の仕事10か条」や「店長マニュアル」を作成
– マニュアルの内容を、会議や店舗巡回で指導
– 業界先進企業の元社内教育責任者が昨年末に入社、
当社独自の社内教育カリキュラム整備に着手
• 社外の研修に従業員をどんどん行かせる！
– 幹部みんなで、東京の勉強会に何度も出張
– 中小企業大学校、グローイング・アカデミー
– 多い人で、年間20日くらい研修に参加
• 社外の専門家に来てもらって指導を受ける
– 数字のこと、人事のこと、コンピュータのことなど
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11. 橋本食品（株）の人材育成（２）
• 全国的に著名な顧問を招き、毎月、社内で勉強会
– 内藤耕先生
• サービス業の生産性向上に関する
全国的権威
– 著書多数
• 「最強のサービス」の教科書（講談社現代新書）
• サービス産業生産性向上入門（日刊工業新聞社）
• サービス工学入門（東京大学出版会）
– 日経ビジネスオンラインにコラムを連載中
• 橋本食品も紹介されている
– 無料オンライン講座「旅館経営教室」講師
• h+p://gacco.org/kankocho/
• 当社の社員教育教材として活用中
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12. 橋本食品（株）の人材育成（３）
• スタッフ教育用の社内eラーニングシステム
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タイトル「部下との接し方」
ひとコマ5分

13. 橋本食品（株）のIT活用（１）
• どの商品が、何時に、何個売れたのか？
– 過去の売れ行きのデータを集めて分析
– タイミングよく、売れる時間に売れる商品を出す
– できたての商品を、おいしく食べていただく！
– ムダな商品づくり（→割引、捨てる）をなくす
• 今日の生産性は、いったい何円だったのか？
– 本社と店舗で同じ数字を見て話ができる！
• 最新鋭の情報システムを作っています
– 国の役所から選ばれて、補助金を受けている
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14. 橋本食品（株）のIT活用（２）
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15. 橋本食品（株）のIT活用（３）
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16. 橋本食品（株）のIT活用（４）
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「定価販売率」
割引したり、捨てたりせずに、
定価で売れたのは何％？
この数字が100％なら、
定価で「売り切れた」
→もっと作ったらもっと売れる！
この数字が低いなら、作りすぎ

17. 橋本食品（株）のIT活用（５）
目で見てわかる「生産性」
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悪い例
売上が多くても少なくても、
毎日同じ労働時間を
使っている
生産性を気にしていない！

18. 橋本食品（株）のIT活用（６）
目で見てわかる「生産性」
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良い例
生産性を気にして、
売れる日と売れない日を予想して、
労働時間の使い方を調節している

19. 橋本食品（株）のブランドづくり（１）
• 「シェフのいる肉屋」
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• よそにないユニークな店
• 福岡・広島のテレビに
計７回登場
• 専門店ならではの
おいしいお肉
• プロの腕をもったシェフが
つくるおそうざい
• 特に「からあげ」が評判
• 全社のヒット商品
「テレから」
（テレビに７回出た
からあげ）が誕生

20. 橋本食品（株）のブランドづくり（２）
• サッカー Ｊリーグ２部 「ギラヴァンツ北九州」
– 小倉牛のステーキを選手に差し入れ。読売新聞の記事に
– 弁当を練習場に配達。選手や監督に好評
• 複数の選手が、インターネット上でたびたび当社の弁当を紹介
– スタジアムに売店を出店。テレビが取材
• 「選手の食べてる弁当」「テレビに出たからあげ」を販売、話題に
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21. 橋本食品（株）のブランドづくり（３）
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ユニーク新商品「YASU弁当」
• ギラヴァンツ北九州
三浦泰年・前監督プロデュース
• 三浦KAZUの兄
• 本人も日本代表で活躍
• 本人からの要望で作った
「YASUパワフル弁当」
• からあげ、焼肉、チキンカツ
• Jリーグから表彰を受賞
• 現在は柱谷監督プロデュース
「幸一弁当」
好評販売中

22. 橋本食品のブランドづくり（４）
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23. 橋本食品（株）のブランドづくり（５）
「テレから」
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24. 橋本食品（株）のブランドづくり（６）
「テレから」
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池端克章
「テレから↑↑Song」

25. 新卒採用について
• 来春入社の短大卒・大卒・大学院卒正社員を募集中
– 大卒初任給196,307円、短大卒初任給184,114円（諸手当込）
– 年間休日105日
• アンケートとエントリーシートを配布します
– アンケートはこの場で回収します
• 日付を記入し、回答をお願いします
• 個人情報は厳重に管理し、採用活動のみに使用します
– 当社の新卒採用に応募される方は、
エントリーシートを記入し、写真添付の上、
卒業見込証明書、成績証明書、健康診断証明書と併せて、
９月１８日（金）必着にて、下記まで郵送して下さい
– 〒801-­‐0863 北九州市門司区栄町9−23
橋本食品（株）管理課 新卒採用担当 宛
– 問合せ電話番号 093-­‐331-­‐0298 担当：岩満（いわみつ）
– 問合せメールアドレス hashimoto-­‐syokuhin@niVy.com
• 書類選考の上、通過された方には面接を行います。
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