Eグループ（1組） 2013年5月21日4限実施

1. 和製LCCが生き残るために。
Ｅグループ

2. ＬＣＣとは
ＬＣＣ＝Low Cost Carrier 格安航空会社
•航空機の種類を統一
•短距離の２地点間輸送
•サービスの簡素化・有料化
•航空券のインターネット販売
•第2空港の利用
低価格を実現

3. 日本のＬＣＣ
エア・アジア
•2011年8月31日 設立
•資本金50億円
•ANA 一部出資
ジェットスタージャパン
•2011年9月5日 設立
•資本金48億円
•JAL 一部出資
Peach Aviation
•2011年2月10日 設立
•資本金75億円
•ANA 完全子会社

4. 日本参入企業 10社 / 23社
日本未参入企業 13社 / 23社 日本参入企業
日本未参入企業
ＬＣＣの航空市場の現状
アジアのＬＣ
Ｃ
国際線参入企業 23社 / 34社
国際線参入企業
国際線未参入企業
6社日本参入が予測される企業
Ｅx) タイ ビジネスエアーセンター航空
マレーシア ファイアフライ航空など

5. 航空運賃の比較
チェジュ航
空
ピーチ
関西ーソウル
￥３９０
０
（最安値）
￥５２８
０

6. 航空運賃の比較
チェジュ航
空
エアアジ
ア
成田ーソウル
￥７４０
０
（最安値）
￥９３８
０

7. 国内ＬＣＣの低価格競争過熱
中国・春秋航空、日本参入を正式発表
日本の国内線に参入を検討する春秋航空の旅客機
中国の格安航空会社（ＬＣＣ）、春秋航空（上海市）は８日、日本法人
「春秋航空日本」（千葉県成田市）を通じ、日本の国内線事業に参入す
る計画を正式発表した。近く国土交通省に事業認可の申請を行う方針。
就航開始時期は、当初は今年秋を目標にしていたが、運航の安全体制づ
くりに万全を期すため、早くても年内、または２０１４年中にずれこむ
見通しだ。
（産経新聞）2013年5月9日
アジアLCCの日本市場参入によ
り LCC業界の競争激化

8. 小まとめ
アジアLCCの日本市場参入により
LCC業界の競争激化
価格競争
日本式サービスを加えて
和製LCCとして生き残れ!！
×

9. 三角ロジック
搭乗してもらう
↓
収益up
データ
①客層拡大（企業目
線）
②他社にはない新たな
サービス（顧客目線）

10. 提案① 客層の拡大
注目点！！
ＬＣＣのイメージの悪さ
利用者の満足度の高さ
リピーターの多さ
相反

11. 1度乗ってもらえれば リピーター
客として
じゃらん

12. 直近1年間の国内ＬＣＣ利用率
0
2
4
6
8
10
12
14
16
男性 女性
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代以上
6.6％ 5.9％

13. 今後のＬＣＣ利用意向
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
男性 女性
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
60歳代以上
72.5％ 69.7％

14. 男性 ４０歳代
６．６％→７
２．５％
女性 ２０歳代
５．９％→６

15. Happy Familyフライト
 ターゲット 40歳代男性
妻子持ち
小学校高学年程度の子供
家族でお子様連れは割引

16. • ターゲット ３０歳代女性
OL
専業主婦
女性同士
女性二人で搭乗で割引
LADY'S
FRIEND×FRIENDフライト

17. 提案① まとめ
その年代をターゲットとしたキャン
ペーン
リピーター客としての取り込
み
収益アッ

18. 提案② 他社にないサービス
0 5 10 15 20 25 30
欠航便の振替
安心・安全
客室乗務員の対応
座席指定
ＬＣＣに何を一番求めるか （LCC利用者
50人）

19. どの航空券を購入したいか？
8％
55％
38％
A社 70000円
（大手航空会社）
Ｂ社 10000円
（ＬＣＣ/他社振替
あり）
Ｃ社 7000円 （Ｌ
ＣＣ/他社振替な
し）3000円高くても
振替サービスを選ぶ人が多い

20. 欠航
現在のＬＣＣの問題点
払い戻
し
自社便での
振替輸送
空席待ち
他社便
チケット
の
取り直し
便数が少ないため、
長時間待つ可能性

21. 他社振替輸送サービス
• 仕組み
（例）関西国際空港
韓国ソウル
ＡＮＡ
￥72150円
欠航のため振替
Peach Aviation
￥7,280
差額64870円が一人当たりの
振り替え費用と仮定する

22. つまり既存の価格から
約1,829円上乗せすれば振替費用創出可
能
Peach Aviation
欠航便数 6.768便/月
1便当たり搭乗者数 138.6人
搭乗者数 33264人/月
1機当たりの振替輸送費用
64,870円×138.6人＝8,990,982円・・・①
1ヵ月にかかる振替輸送費用
①×6.768便＝60,850,966.176円・・・②
1人当たりが負担する費用
②÷33,264人＝1,829.334円

23. どの航空券を購入したいか？
8％
55％
38％
A社 70000円
（大手航空会社）
Ｂ社 10000円
（ＬＣＣ/他社振替
あり）
Ｃ社 7000円 （Ｌ
ＣＣ/他社振替な
し）3000円高くても
振替サービスを選ぶ人が多い

24. 提案② まとめ
利用客
サービス満足度
より気軽に
ＬＣＣを利用できる
和製ＬＣＣ
他社との差別化
新たな顧客の獲得
他社振替輸送オプショ
ン
２千円上乗せ

25. ジェッ
トス
ター
総まとめ
ANA
JAL 高
サ
ー
ビ
ス
低
サ
ー
ビ
ス
高価格
低価格
ピー
チ
エア
アジ
ア
チェ
ジュ
航空
春秋
航空

26. LCC業界の競争において
優位に立ち勝ち残ってい
総まとめ
和製LCC
価格競争では不利
顧客は、LCCのサービス向上を求める。
日本ならでは 高サービス
独自のキャンペーン
独自の戦略
独自のサービス
海外LCCとの
差別化

27. 参考文献
• Peach Aviation
http://www.flypeach.com/jp/ja-jp/homeJP.aspx
• じゃらん
http://jrc.jalan.net/j/surveys.html
• 日経トレンディ
http://trendy.nikkeibp.co.jp/
• LCCの経営戦略
http://zemikyo19.web.fc2.com/ronbun/ROnakamotoB.pdf
• アジアの航空事情とLCC（低コスト航空会社）の動
向
http://www.nihonkaigaku.org/morisatoumi/culture/culture
03/culture03-04.html