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140323鎌ケ谷市「里山保全とnora」
- 8. モザイク状の里山景観
中村俊彦編, 2004, 『里やま自然誌』保育社: 82.
集落
集落
集落
畑
畑
ため池
谷戸田
棚田
谷戸田
畑
川
水路
平田
平田
ため池
奥山
竹林
竹林
竹林
竹林
スギ・ヒノキ林
スギ・ヒノキ林スギ・ヒノキ林
マツ林
落葉
広葉樹林
常緑
広葉樹林
常緑
広葉樹林
常緑
広葉樹林
落葉
広葉樹林
落葉
広葉樹林
落葉
広葉樹林
落葉
広葉樹林
落葉
広葉樹林
- 22. ヤマ
• NORAの山仕事 川井緑地(旭区) 第2日曜・第4日曜
– 「利用する森・食べられる森」をコンセプトに、放置され
ていたヤマに手を入れ豊かな森をつくり、森の恵みを
利用しながら森とかかわる暮らしを探る。
• 竹を活かす山仕事 中井町 月1回
– 農家の支援として始まった竹林整備。伐採した竹は、
竹細工、竹燈籠の材料として活かす。
• よこはま里山レンジャーズ
– 自然環境復元協会のレンジャーズプロジェクトの仕組
みを、横浜市内の里山保全活動に展開する。
22
- 24. ノラ
• 休耕地再生で農体験 川井農地(旭区) 火曜・木曜
– 知り合いの農家から紹介された休耕地を開墾し、農
地として保全しながら、野菜を栽培。
• ヨコハマで農業体験 西谷(保土ヶ谷区) 第1土曜
– 横浜市内の野菜生産農家へお手伝い。
• NORAの野良仕事 小竹・下曽我(小田原市) 随時
– NORA野菜市に野菜を提供してくださる農家の畑で汗
をかきながら、自然とともに暮らす知恵や技や考え方
を学ぶ。
24
- 26. ムラ(はまどまプロジェクト)
• 野菜でつなぐ農と人~NORA野菜市 毎週火曜
– 土づくりからこだわっている生産者限定の神奈川県産野菜市。
• 神奈川野菜の食事会 月1回
– 野菜市で扱う神奈川野菜を生かした食事会。町のなかで同じ釜
の飯を食べる。地元の農、生産者に思いをつなげる。
• もったいないから竹細工 第2・第4土曜
– 竹林保全活動で生じた材料で、竹細工や竹燈籠づくり。
• 筆で描こう~手書きの時間 月1回
– 普段の生活の中に、手書きで表現する時間を取り入れる。
• お話の会=はまどま劇場 月1回
– 民話・小説・絵本・紙芝居などを持ち寄って「語り」を楽しむ。
• ほかに、映画上映、コンサート、盆踊りの練習、地域の写真展など
26
- 28. ハレ+イキモノ
• 地モノ市 伊勢佐木町商店街(中区) 年1-2回
– 市民が開く神奈川産のこだわりの農産物を扱う市。
• まいたエコサロン秋祭り まいたエコサロン(南区) 年1回
– 1年の活動を振り返り、“収穫″をともに喜びあう。
• 旬の里山探訪 新治市民の森(緑区) 第1水曜
– 新治市民の森をきままに散歩し、その日その時にしか
味わえない生き物との出会いを楽しむ。
28
- 33. 都市近郊の里山保全活動における現場の課題
• 生態系管理
– 保全活動によって、里山生態系は良くなっているのか。
– 目標植生を立てて施業をおこない、モニタリング調査をおこ
なって、適宜、順応的にやり方を変えていく。
– やって、見て、考える。(順応的管理)
• リスク管理
– 「怪我と弁当は自分持ち」では済まない。事故が起これば、活
動は休止となる可能性がある。
– 森づくり活動の中心となる高齢者は、作業を捗らせ、体力を
補うため、動力機(刈払い機、チェーンソー等)を使傾向にあ
る。研修を必須とするなどのルールづくりが必要。
→横浜市では、森づくり活動団体に対して義務化。
- 50. 50
組織基盤強化のための検討(Panasonic NPOサポートファンド)
• ミッションの検討
– 事業実施に振り回されていたので、あらためてNORAが何
を目指す組織なのかを議論。
• ビジョンの検討~受託事業に依存しない経営体質へ
– 自主事業を展開しながら、社会的・環境的に意義があり、
収益を上げられるビジネスモデルの検討。
– リスクを取って事業を推進できる覚悟の確認。
• 事業拡大ではなく、組織改革(リデザイン)へ
– 実績の延長線上にビジョンを検討するのではなく、設立当
時に立ち返る気持ちで組織改革を目指すことに。
- 51. 51
NORAの組織改革(リデザイン)
• キャッチコピーの変更
– 里山でシゴトする!→里山とかかわる暮らしを
• 固定経費の節減
– 常勤職員を雇用せず、非常勤とボランティアで事務局機能を分担。
– 家賃が必要な事務所を手放す理事会決定に対し、会員有志(サ
ポーター)が異議申し立て。
→フリースペース「はまどま」が誕生し、運営委員会が運営。
• プロジェクト制の導入
– ミッションと事業(ヤマ、ムラ、ノラ、ハレ、イキモノ)の関係を整理。
– 自主事業は会員有志によるプロジェクトチームで自律的に運営。
• 運営連絡協議会の設置
– 担当理事、PJリーダー等の定例会で、情報共有と運営協議。