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シェア用 双葉郡小中学校連絡協議会研修会

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シェア用 双葉郡小中学校連絡協議会研修会

  1. 1. 双葉地方の教育の復興と創生 公益財団法人 東日本大震災復興支援財団 専務理事 荒井 優 ※本日の資料は、Slideshare(スライドシェア)に掲載します 双葉郡小中学校長連絡協議会研修会(2015年12月4日) @郡山市市民交流プラザ 第3会議室
  2. 2. はじめに • 今日の目的 • 自己紹介 • 双葉郡の教育との関わり
  3. 3. 今日の目的 • 復興とは何か • 創生とは何か • 3つのキーワード(ゆれる、ひらく、つなぐ)
  4. 4. 自己紹介(エナジーカーブ) • スリランカ日本人小学校(1-3年) • 世田谷区立桜ヶ丘小学校(4年) • 横浜市立上郷南小学校(5年) • 札幌市立三角山小学校(6年) • 横浜市立庄戸中学校 • 神奈川県立港南台高校 • 一浪 • 早稲田大学政治経済学部経済学科 • YOSAKOIソーランと阪神淡路大震災 でのボランティアの大学時代 • 一留 大 学 入 学 社 会 人 高 校 入 学 中 学 入 学 ソ フ ト バ ン ク 入 社
  5. 5. いま、主にやっていること=地域×こども・若者 ◆地域 • 東北復興の御手伝い(東日本大震災復興支援財団 専務理事) • 地域の御手伝い(さとふる株式会社 取締役、SBプレイヤーズ 取締役) • 芸術祭の御手伝い(越後妻有 大地の芸術祭 オフィシャルサポーター) ◆こども・若者 • 児童文学普及と私立図書館運営(公益財団法人東京子ども図書館 評議員) • 双葉郡の教育支援(福島県双葉郡教育復興ビジョン推進協議会 委員) • 南相馬の教育方針策定(南相馬教育振興基本計画策定委員会 有識者) • 新しい教育の在り方実践(地方創生OECDイノベーションスクール ボードメンバー) • 高校と幼稚園の経営の御手伝い(学校法人札幌慈恵学園 顧問)
  6. 6. 公益財団法人東日本大震災復興支援財団 • 2011年7月設立 • 孫社長の100億円のうち40億円で設立 • 東北の子供たちへの支援を行う • 社員13人 • 半分強はソフトバンクから無償で手伝い • 残金は7億円 • 高校生に奨学金2000名、NPOへ助成金、高校生の活動支援など • 現在2020年までは活動を予定、その後は状況をみて判断
  7. 7. 寄付を募る体制とコンプライアンス体制 • SMAPの協力 • 年間1.5億円ほどの寄付 • 学校の文化祭やチャリティー イベント、個人などから • 預かった寄付は全額支援へ • 初年度からトーマツの監査 • 今年初めて内閣府の検査で、 過去1,2位を争ういい内容とコ メントあり
  8. 8. まなべる基金(給付型奨学金) • 「震災による経済的理由で 高校に通えない高校生が いる」 • 地元新聞社の協力 • 民間で続けている (おそらく)唯一の奨学金
  9. 9. 双葉郡の教育 との関わり
  10. 10. 今日に至るまで • 2011年11月 全国生涯学習ネットワークフォーラム(まなびぴあ) • 2011年12月 第1回 福島県双葉郡教育復興に関する協議会発足 • 2011年1月 第2回協議会(東大脳について) • 2012年3月 第1回双葉郡子供未来会議 • 2013年7月 「双葉郡教育復興ビジョン」完成 • 2013年11月 双葉郡教育復興ビジョン推進協議会発足 • 2014年4月 双葉郡教育復興ビジョン推進協議会事務局設立 • 2014年10月 ふたばワールド in かわうち • 2015年4月 ふたば未来学園高校開学 • 2015年12月 双葉郡小中学校校長会
  11. 11. 福島県双葉郡教育復興に関する協議会
  12. 12. 福島県双葉郡教育復興ビジョン推進協議会
  13. 13. 教育とは
  14. 14. 2012年1月13日 朝日新聞記事(東大脳) • 朝日新聞コラム「ああドラゴン桜 東大脳の限界を知りました」 • 社会部長 山中季広 • 東大脳 • (1)効率のよい暗記能力 • (2)高速の処理能力 • (3)時間のかかる超難問を見切る能力
  15. 15. 国会事故調報告書(黒川レポート) 福島原子力発電所事故は終わっていない。 経済成長に伴い、「自信」は次第に「おごり、慢心」に変 わり始めた。入社や入省年次で上り詰める「単線路線の エリート」たちにとって、前例を踏襲すること、組織の利 益を守ることは、重要な使命となった。この使命は、国民 の命を守ることよりも優先され、世界の安全に対する動 向を知りながらも、それらに目を向けず安全対策は先送 りされた。
  16. 16. 尊敬する先輩方の共通点 田原総一朗さん 81歳(1934年) 黒川清さん 79歳(1936年) 松岡享子さん 80歳(1935年)
  17. 17. 次の70年の 価値観は?
  18. 18. 復興とは
  19. 19. 復興とは何か? 復興とは・・・ 1)緊急支援から始まり 2)被災者の生活復旧を積み重ね 3)地域の再建活動を通じて地域の課題 ・少子高齢化 ・産業衰退 ・文化行事の衰退 ・公共依存 ・財政難など に正面から向き合い 4)次の世代のための地域づくり・人づくりをすること。 「マイナスからゼロ」 「ゼロからプラス」
  20. 20. 【参考】中越地震からの学び1 3年目から地域コミュニティ再建、5年目から地域づくりへ 〜2003 2004 中越地震 2005 (Y1) 2006 (Y2) 2007 (Y3) 2008 (Y4) 2009 (Y5) 住民意識 アンケート 依存性21% 閉鎖性21% +思考 26% ー思考 43% 依存性5% 閉鎖性5% +思考 41% ー思考 25% 吉川の 安心モデル 無知型安心 無知型不安 能動的不安 能動的安心 復興プロセス 1.住宅再建 2.農地復旧 3.地域コミュニ ティ再建 4.地域づくり 復興活動 (木沢・峠地区) 地域の魅力再 発見取組 復興の足がかり となる事業に着 手 住民で会議を重 ねる 地域復興デザイン 策定に取り組む 主な支援活動 (新潟県中越大震災 復興基金の施策) 復興プロセスによる住民意識の変化 支援1専門家ではない支援者 ①外部者主導の交流と地域の魅力発見 ②外部社と内部者が主体の共同作業と話し合い ③内部者が主体の交流事業、特産品開発、会議 ④内部者による地域づくりの将来目標の設定 支援2 専門家の支援 ・コンサルタントによる地域づ くりへの技術的支援 日本災害復興学会論文集 No.3, 2013.1 「被災した地域社会が災害復興を通して生活の安心感を形成するプロセスと要因」 データ: 2004年「新潟県中越地震」 死者68名、負傷者4,805名 被害総額3兆円
  21. 21. 【発災当時】 緊急支援 過去の事例からの学び 〜復興の定義〜 【〜3年目】 被災者の生活復旧 【〜5年目】 地域コミュニティの再建 【6年目以降】 次の世代の為の 地域づくり・人づくり 求められる地域像 ・若者定住促進 ・後継者育成 ・雇用産業創出 ・自立扶助 人づくり(学習) 地域づくり(行動) 震災前からの地域課題 ・少子高齢化 ・産業衰退 ・文化行事の衰退 ・公共依存 ・財政難 向きあう 復興とは・・・2つの視点がある (A) 支援者視点の復興 (B) 被災者視点の復興
  22. 22. 【1993年発災】 義援金:190億円 【参考】過去の事例からの学び 〜奥尻島〜 【〜3年目】 復旧・復興事業費:764億 円 【〜5年目:1998年】 奥尻町「完全復興」を宣言 【〜20年目:2013年】 過疎化加速し、財政行き詰 まる 震災前からの地域課題 ・少子高齢化 ・産業衰退 ・文化行事の衰退 ・公共依存 ・財政難 向きあう 震災起因の課題には対応をしたが、震災前からの課題への対応は失敗。 当時「産業や若者の育成など将来の為に義援金の一部を基 金して残そう」との意見もあったが、「義援金は被災者へ」と いう声が強く、時の町長も建設事業の拡大に積極的だった。 (朝日新聞) データ: 1993年「北海道南西沖地震」 死者行方不明者230名 被害総額664億円 1998年「完全復興」を奥尻町が宣言
  23. 23. 芋煮会
  24. 24. 芋煮会ワークショップ、未来会議、そして 双葉郡子供未来会議へ
  25. 25. 福島県立ふたば未来学園高等学校 子供たちはどう考えて いるのか?を常に問い 続けた。 子供未来会議の存在 自分たちで考え行動す る若者の育成
  26. 26. 校長先生たちのエプロン 2012年3月 第1回双葉郡子供未来会議 →子供たちが自分の言葉で語る 2014年9月 ふたばワールド2014 in かわうち →教育長たちが本気を見せる 2015年8月 双葉郡小学校絆づくり交流会 →校長先生たちが本気を見せる
  27. 27. 創生とは• FOR座REST • OZマガジン2014年2月号「旅に出よう」 • 地域をデザインする媒体 • 大刀洗の例
  28. 28. 地域のデザイン
  29. 29. FOR座REST 「福島にすごいフェスがあるらしい」 福島市民家園で5年ぶりに開催 (2015年7月11,12日) 30代の市民有志主催 著名アーティスト参加 2日間5000人分のチケットは WEBで30秒で売り切れ 詳細は「FOR座REST greenz」で 検索
  30. 30. OZマガジン 2014年2月号
  31. 31. 地域をデザインする
  32. 32. 福岡県大刀洗町(たちあらい) • 人口1.5万人 • 福岡市まで1時間弱 • 小学校4校、中学校1校、高校0校
  33. 33. 3つの キーワード
  34. 34. ゆれる
  35. 35. 北海道当別町(とうべつ)の開拓 • 明治維新政府より岩出山藩が 1.4万石から65石に減封 • 伊達邦直が北海道開拓を決断 • 明治4年に180名で北海道へ • 明治5年に当別に至る • 現在人口1.7万人 • ロイズチョコレートの発祥の地
  36. 36. イランカラプテ(あなたの心にそっと触れさせてください) 知里 幸恵(ちり ゆきえ)
  37. 37. ひらく
  38. 38. 【震災復興が語る農山村再生 地域づくりの本質】 稲垣文彦ほか著, 2014年, コモンズ これまでの復興プロセスは「開くこと」を繰り返してきたに過ぎない。まず、一 番小さな単位の個人を元気にした。そこで、開くことの大切さに気づき、その 気づきを集落に応用し、さらに地域に応用してきたのだ。個人が開き、開いた 個人が増えることで、集落が開く。開いた集落が増えることで、地域が開く。 そして開いた個人、集落、地域同士が、互いのエネルギーを交換するかのよ うに元気になっていった。今後も、この気づきのもとで、より大きな単位を開き、 より大きな単位同士が互いのエネルギー交換をすることで元気になっていく のであろう。 うまくいかないこともあったし、悩んだこともあった。そんなときは、いつもこの 原理に立ち返っていた。うまくいかないのは、小さな単位のアプローチを疎か にしていた時か、知らず知らずのうちに閉じる方向に進んでいた時と、相場が 決まっていた。繰り返しになるが、「開くこと」が大切なのだ。閉じていてはエネ ルギー交換は生まれない。
  39. 39. つなぐ
  40. 40. 永田町子ども未来会議
  41. 41. ゆれる、ひらく、つなぐ • ゆれる・・・揺れを認める。揺れる大地、揺れる心。揺 れの狭間で生きていることを認める。揺れの中に心 柱(しんばしら)があることを意識する。 • ひらく・・・自らひらく。目を開く。ギリシャ語のアーニス テーミ。失敗するときはいつも「閉じている」 • つなぐ・・・軽やかに、存在意義をかけて • 結局、自分を認め、他人を認めること。身体感が重要。
  42. 42. 幸せとは 何か?
  43. 43. 「幸せ」とは 「あなたは幸せですか?」を1~7で 答える。 それからわかったこと 「幸せ」とは 50%は遺伝 10%は環境要因(金、健康、など) 40%は「行動を自らおこすこと」 (結果ではない) 「データの見えざる手」矢野和夫著
  44. 44. 双葉郡未来会議 12月5日(土)13時〜@いわき
  45. 45. 4.当日プログラム  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 12:00 開場 13:00 開会 13:10 双葉郡の現状おさらい 13:20 現状報告 〜避難解除とは何か〜 ① 広野町 遠藤 浩 氏 ② 川内村 井出健人 氏 ③ 楢葉町 鈴木教弘 氏 14:30 休憩 14:45 パネルディスカッション / 質疑応答 パネリスト 現状報告者の3名 ファシリテーター 梅村武之 氏 (未来会議) 15:30 参加者交流会 17:00 閉会 当日、開場の半分は展示スペー スとなっています。展示ブースに 写真やパネルでご協力して頂け るのは下記の通りです! 広野町、楢葉町、川内村、富岡町、 大熊町、双葉町、葛尾村、浪江町、 明星大学震災アーカイブ室、双葉 警察署、双葉地方広域市町村圏 組合消防本部、など!
  46. 46. ありがとうございました

Editor's Notes


  • ----- 会議メモ (2015/09/29 14:06) -----
    YOSAKOIで北海道新聞、高知新聞
    人生観:消費者ではなく生物
    なにを→だれと→なんのために
  • パンフを配布
    ----- 会議メモ (2015/09/29 13:43) -----
    電通からは社員1名を2年間出向していただいた。

    ----- 会議メモ (2015/09/29 14:06) -----
    どういう支援をしていくか。
    孫さんからは「金は稼ぐよりも使う方が難しい」
  • 国民学校 1941年〜
    皇国の道に則って初等普通教育を施し国民の基礎的錬成を為すことを目的とし、国家主義的色彩が濃厚に加味された[1]。
  • こちらの表に財団の活動を並べていくとどうなるか。
    うまく表現できないだろうか。
  • 執着(しゅうじゃく)

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