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マイクロクレデンシャルと
ラーニングアナリティクス
Micro-credentials:
Implications for Learning Analytics
京都情報大学院大学
田中恵子
cc-by-sa
自己紹介
◆ 京都情報大学院大学 日本最初のIT専門職大学院
• 東京サテライト:遠隔講義の配信。約5年,サテライトでの遠隔講義の運用,支援を担当
• GLOCOM客員研究員 (欧州のオープン教育政策の調査など)
• 一般社団法人日本IT団体連盟 IT教育・人材育成委員会 事務局長代理
• 日本IMS協会 デジタルバッジ関連標準国内導入検討部会メンバー
オープン教育
専門職業
人材育成
オープンバッジ
技術標準
学習支援の実務
政策的な調査 IMS技術への関心
4つの領域から
マイクロクレデンシャル(MC)を検討する
● 技術的な側面:MCを支え、価値をもたら
している技術にはどんな特徴があるか
● 教授上の側面:MCの提供における教授法
はどのような考え方に基づくか
● MCの提供:MCを提供する上で教育機関等
が実務上検討すべきことは何か
● MCの政策:MCが技術的側面、教授法上の
側面を最大限発揮するために、どのよう
な政策的アプローチが考えらえれるか
自分事としてのマイクロクレデンシャル
今年の目標 “don't explain your philosophy embody it” -- エピクテトス
2021年
夏:MOOCの受講
秋:マイクロクレデンシャル
Coursera Instructional Design MasterTrack
2022年秋:Ed.D, Education Policy, Organization and Leadership
What : Micro-credentials 用語の注意点
※「マイクロクレデンシャル」と言った時に プログラムのあり様 と、
アウトカムを示すクレデンシャルのあり様 と両方またはいずれかを指して表現するケースがある
マイクロクレデンシャル (Micro-credentials)
プログラム側 クレデンシャル側
内
側
● 短期の
● スキル養成・アセスメント
● 検証可能な
● スキル情報の明示
外
側
より大きな・長期間の
● 学習課程(学位)
● 資格
他のクレデンシャルに対し
● 積み上げ可能な関係
What : Micro-credentialsとは何か
「比較的少ない学習の量に関して,個人の学習成果を認める文書化された記述で,
紙またはデジタル形式で発行される証明書,バッジ,エンドースメント」
(European Skill Agenda, 2020),
「確立された教員ガバナンスプロセスを通じて開発され,有意義かつ高品質になる
ように設計され,個人が特定のスキルや能力が達成したことを,発行機関によって
承認されていることを検証,証明するもの」(SUNY, 2018)
「最低5ECTS以上を授与する証明書のサブユニットで、ポートフォリオの一部を
成す、ないしは、より大きな証明書に累積ができる」(MicroHE Consortium,
2020)
明確に定義された限られた領域での個別のスキルや学習達成を認める記述を,デジ
タルな形式で表象し、真正性を検証できるもの
Why: なぜMCが注目されているか
● ラーニング・アウトカム重視
● 他者からの認知 (例:産業界が認知できるスキル)
● 高まるスキルニーズ
● 成人学習者のリスキリング・アップスキリング
○ フレキシビリティ
○ 比較的安価
○ アクセスが容易
←→ 技術標準による相互運用性、参照性、ポータビリティの向上
ノンフォーマル、インフォーマルな学習の認定の可能性を広げる
AI導入の影響で,3分の1の従業員のスキルは3年以内に陳腐化すると
答えたCIO (82%) "Talent and workforce effects in the age of AI" (2020年3月3日)
https://www2.deloitte.com/us/en/insights/focus/cognitive-technologies/ai-adoption-in-the-workforce.html
日本の成人学習の現状
MCについてのよくある誤解
❏ MCは、もっぱらハードスキルの達成だけに向いている
❏ MCは、伝統的な高等教育機関の学位をリプレイスする
Q: 高等教育のミッション達成にMCをどう位置づけるか
提
供
に
関
わ
る
検
討
事
項
How: どのように設計されているか
● 発行主体:教育機関/民間・業界団体
● 様式:Open Badges, CLR Assertion, Verifiable Credentials
(おまけ)
○ メタデータにスキル・コンピテンシーのデータ化 (CASE, RSD)
○ スキル情報のクロスウォークツールの進展 (OSMT)
● 単位:あり/なし/あとで
提
供
に
関
わ
る
検
討
事
項
技
術
的
側
面
学修成果をコミュニケートする IMSのオープンで相互運用可能な技術標準1
Open Badges オープンバッジ
● オープン モジラ財団が発表(2012年)しその後ICT教育の国際標準化団体で
あるIMS GCが引き継いだデジタルバッジのオープンな国際標準規格であるため,誰
でもバッジをつくり,発行,検証することができる。
● 移転可能/ポータブル 相互運用性のある標準規格であるため,様々
な発行者によるバッジを学習者が集め保管し,プロフェッショナルプロフィールなどに
掲載,シェアできる。
● 積層可能: バッジの示す学習体系の粒度は発行者が様々に設計できる。(例
:複数のバッジのまとまりが,上位クラスの修得を意味する)また,積層したバッジを
通して,特定のキャリアや学習達成の道筋となるパスウェイを見出すことができる。
● 検証可能なエビデンスに基づく: オープンバッジにはメタデータ
が盛り込まれ,バッジが付与される条件,発行者などの情報を照合できる。
Image CC BY-SA Kyle Bowen
参考:UNESCO Institute for Information Technologies in Education "Open badges: new opportunities to recognize and validate achievements digitally" (January
2020) https://iite.unesco.org/highlights/open-badges-new-opportunities-to-recognize-and-validate-achievements-digitally/
※Open Badges 3.0はW3C Verifiable Credential
技
術
的
側
面
学修成果をコミュニケートする IMSのオープンで相互運用可能な技術標準2CLR:
Comprehensive Learner Records
● 新世代のセキュアで検証可能な学習の電子記
録。講座やスキルやコンピテンシー,企業内研
修など様々な学習場面での達成を記録
● オープンバッジでシェアすることが望ましくない,
成績証明書のようなユースケースを念頭にした
もの
● 実際には,課外活動など多様な学びを盛り込む
ことができる設計
Comprehensive
Learner Records
学位
修了証
講座
課外活動
コンピテンシー
技
術
的
側
面
デジタルクレデンシャルエコシステムに関係する
規格や標準
クレデンシャル
● W3C Verifiable Credentials Data Model
● EDCI : European Digital Credential Infrastructure (eSealとVC)
● Blockcerts
アイデンティティ管理
● eduGAIN
● Decentralized Identifier
資格枠組や職業分類
● EQF
● ESCO
● O*NET
そのほか,エコシステム全体をみれば,スキル記述の Schemaや,求人要件記述
時のHR Open Standardなど…
技
術
的
側
面
Q: 高等教育のミッション達成にMCを
どう位置づけるか
● 自身の機関のMCを、学位取得の正規課程の部分(単位認定)を成すかどうか
● MCを支える技術は、自校のMCに限らず、そのほかの学習成果証明と相互運用
性のある規格
OJT
他学
のMC
MOOC
資
格
研修 教
授
上
の
事
柄
提
供
に
関
わ
る
検
討
事
項
p1484.2/D1, April 2023 : Draft Recommended Practice for Learning and
Employment Record (LER) Ecosystems
技
術
的
側
面
To Which Extent:どこで、どの程度応用が進んでいるか
主旨 制度 電磁記録方法
欧州
● 包摂性
● 域内のモビリティ向上
● ECTSとの関係性
(つまりはEQF/NQF、メンバー国
でのRPLの導入)
● EDCI
(Europass
Learning Model)
オーストラリア
● 人材育成
● 国際性/質保証
● AQF
● 質保証枠組み
/レジストリ―
● MyeQuals
● MicroCredSeeker
アメリカ
● 市場ニーズに応えるた
めの産学連携
各機関の見識による
➢ CPL: Credit for Prior
Learning
➢ RSDやCASE等による
コンピテンスの照らし合
わせ
● CLR
● LER
● Credential
Registry
政
策
面
日本にとって想定される問い
Q1:MCが安定して発展できるような座組みとは?
⇒MCの前提となるより大きな枠組み(課程や資格)が国際化、情報化、多様化の
時代の波に沿うように設計されているか、
Q2:学習成果を認めるには(誰によって)?
● 単位
● エビデンス
● 客観的なスキル情報
⇒学歴・偏差値ではない学習成果の認知
⇒やりっぱなしではない、アセスメント
(インストラクショナルデザインのサイクルを回す)
政
策
面
教
授
上
の
事
柄
Learning Analyticsコミュニティへの課題
● 従前学習認定としてのマイクロクレデンシャル
● どのような社会的ニーズ、学習者ニーズに応えていくのか
<協創領域>
学習データをスキル・コンピテンシーと連携するには、モデルとして(どのよう
に)標準化、共通化を試みるのか? 教
授
上
の
事
柄
技
術
的
側
面
Open Badge Pathway
Concentric Sky. “Introducing the Future of Stackable Credentials: Open Pathways.” YouTube, 15 Sept. 2017, www.youtube.com/watch?v=JBCCVdrIaDQ&t=513s. Accessed 10 June 2023.
Credential RegistryとFinder
https://credentialengine.org/
T3 Innovation Network : Open Competency Network
スキル情報をナビゲートする
● Competency
Explorer :異なる
フレームワーク間の
コンピテンスの等価
性の照らし合わせ
● Data Ecosystem
Schema Mapper:
異なる標準化団体の
データをマッピング
するツール
T3 Innovation Network and US Chamber of Commerce Foundation, April 6, 2023, “Data Ecosystem Schema Mapper Tool Pilot Report”
参考文献
AACRAO: the Alternative Credentials Work Group. (2022). Alternative Credentials: Considerations, Guidance, and Best Practices. In American Association of Collegiate Registrars and
Admissions Officers. https://www.aacrao.org/resources/newsletters-blogs/aacrao-connect/article/alternative-credentials-considerations-guidance-and-best-practices
Beder, H. (1989). Purposes and philosophies of adult education. In S. B., Merriam & P. H. Cunning (Eds.), Handbook of adult and continuing education (pp. 37-50). Jossey-Bass.
Brown, M., Mhichíl, M., Beirne, E., & Lochlainn, M. (2021). The Global Microcredential Landscape: Charting a New Credential Ecology for Lifelong Learning. Journal of Learning for
Development, 8, 228–254. https://doi.org/10.56059/jl4d.v8i2.525
Cedefop. (2023). Microcredentials for labour market education and training: microcredentials and evolving qualifications systems. Luxembourg: Publications Office.; Cedefop research
paper, No 89. http://data.europa.eu/doi/10.2801/566352
Concentric Sky. (2017). Introducing the Future of Stackable Credentials: Open Pathways [YouTube Video]. In YouTube. https://www.youtube.com/watch?v=JBCCVdrIaDQ&t=513s
European Commission. (2020, July 1). 2020 European Skills Agenda for sustainable competitiveness, social fairness and resilience.
https://ec.europa.eu/migrant-integration/sites/default/files/2020-07/SkillsAgenda.pdf
European Union. (n.d.). European Learning Model for Stakeholders | Europass. Europa.eu. Retrieved May 7, 2023, from https://europa.eu/europass/en/node/2128
Evans, Lee, W. O., Markowitsch, J., & Zukas, M. (2023). Develop a Qualification Ecosystem for Adult Learners: Micro-credentialing to Formalize Informal and Nonformal Learning. In
Third International Handbook of Lifelong Learning. (pp. 821–839). Springer International Publishing AG,. https://doi.org/10.1007/978-3-031-19592-1_40
Laryea, K., Paepcke, A., Mirzaei, K., & Stevens, M. L. (2021). Ambiguous Credentials: How Learners Use and Make Sense of Massively Open Online Courses. The Journal of Higher
Education, 92(4), 596–622. https://doi.org/10.1080/00221546.2020.1851571
Lewis, M. J., & Lodge, J. M. (2016). Keep Calm and Credential on: Linking Learning, Life and Work Practices in a Complex World. Foundation of Digital Badges and
Micro-Credentials, 41–54. https://doi.org/10.1007/978-3-319-15425-1_3
Open Skills Network. (n.d.). Open Skills Network. Open Skills Network. Retrieved May 7, 2023, from https://www.openskillsnetwork.org/
Selvaratnam, R., & Sankey, M. (2021). The State of Micro-Credentials Implementation and Practice in Australasian Higher Education. Open Praxis, 13(2), 228.
https://doi.org/10.5944/openpraxis.13.2.130
State University of New York. (2018, January). SUNY Micro‐Credentialing Task Force Report and Recommendations. State University of New York.
https://system.suny.edu/media/suny/content-assets/documents/academic-affairs/Micro-Credentialing-TaskForce--Report.pdf
Wolz, E., Gottlieb, M., & Pongratz, H. (2021). Digital Credentials in Higher Education Institutions; A literature Reveiw. In Association for Information Systems.
https://aisel.aisnet.org/cgi/viewcontent.cgi?article=1256&context=wi20214
田中恵子, 2021, キャリア接続を指向するマイクロ クレデンシャルについての一考察 ―その新自由主義的傾向への批判的検討 ―, 日本キャリア教育学会第 43回研究大会

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学習分析学会ミートアップ:マイクロクレデンシャルとラーイングアナリティクス

  • 2. 自己紹介 ◆ 京都情報大学院大学 日本最初のIT専門職大学院 • 東京サテライト:遠隔講義の配信。約5年,サテライトでの遠隔講義の運用,支援を担当 • GLOCOM客員研究員 (欧州のオープン教育政策の調査など) • 一般社団法人日本IT団体連盟 IT教育・人材育成委員会 事務局長代理 • 日本IMS協会 デジタルバッジ関連標準国内導入検討部会メンバー オープン教育 専門職業 人材育成 オープンバッジ 技術標準 学習支援の実務 政策的な調査 IMS技術への関心
  • 3. 4つの領域から マイクロクレデンシャル(MC)を検討する ● 技術的な側面:MCを支え、価値をもたら している技術にはどんな特徴があるか ● 教授上の側面:MCの提供における教授法 はどのような考え方に基づくか ● MCの提供:MCを提供する上で教育機関等 が実務上検討すべきことは何か ● MCの政策:MCが技術的側面、教授法上の 側面を最大限発揮するために、どのよう な政策的アプローチが考えらえれるか
  • 4. 自分事としてのマイクロクレデンシャル 今年の目標 “don't explain your philosophy embody it” -- エピクテトス 2021年 夏:MOOCの受講 秋:マイクロクレデンシャル Coursera Instructional Design MasterTrack 2022年秋:Ed.D, Education Policy, Organization and Leadership
  • 5. What : Micro-credentials 用語の注意点 ※「マイクロクレデンシャル」と言った時に プログラムのあり様 と、 アウトカムを示すクレデンシャルのあり様 と両方またはいずれかを指して表現するケースがある マイクロクレデンシャル (Micro-credentials) プログラム側 クレデンシャル側 内 側 ● 短期の ● スキル養成・アセスメント ● 検証可能な ● スキル情報の明示 外 側 より大きな・長期間の ● 学習課程(学位) ● 資格 他のクレデンシャルに対し ● 積み上げ可能な関係
  • 6. What : Micro-credentialsとは何か 「比較的少ない学習の量に関して,個人の学習成果を認める文書化された記述で, 紙またはデジタル形式で発行される証明書,バッジ,エンドースメント」 (European Skill Agenda, 2020), 「確立された教員ガバナンスプロセスを通じて開発され,有意義かつ高品質になる ように設計され,個人が特定のスキルや能力が達成したことを,発行機関によって 承認されていることを検証,証明するもの」(SUNY, 2018) 「最低5ECTS以上を授与する証明書のサブユニットで、ポートフォリオの一部を 成す、ないしは、より大きな証明書に累積ができる」(MicroHE Consortium, 2020) 明確に定義された限られた領域での個別のスキルや学習達成を認める記述を,デジ タルな形式で表象し、真正性を検証できるもの
  • 7. Why: なぜMCが注目されているか ● ラーニング・アウトカム重視 ● 他者からの認知 (例:産業界が認知できるスキル) ● 高まるスキルニーズ ● 成人学習者のリスキリング・アップスキリング ○ フレキシビリティ ○ 比較的安価 ○ アクセスが容易 ←→ 技術標準による相互運用性、参照性、ポータビリティの向上 ノンフォーマル、インフォーマルな学習の認定の可能性を広げる AI導入の影響で,3分の1の従業員のスキルは3年以内に陳腐化すると 答えたCIO (82%) "Talent and workforce effects in the age of AI" (2020年3月3日) https://www2.deloitte.com/us/en/insights/focus/cognitive-technologies/ai-adoption-in-the-workforce.html
  • 10. How: どのように設計されているか ● 発行主体:教育機関/民間・業界団体 ● 様式:Open Badges, CLR Assertion, Verifiable Credentials (おまけ) ○ メタデータにスキル・コンピテンシーのデータ化 (CASE, RSD) ○ スキル情報のクロスウォークツールの進展 (OSMT) ● 単位:あり/なし/あとで 提 供 に 関 わ る 検 討 事 項 技 術 的 側 面
  • 11. 学修成果をコミュニケートする IMSのオープンで相互運用可能な技術標準1 Open Badges オープンバッジ ● オープン モジラ財団が発表(2012年)しその後ICT教育の国際標準化団体で あるIMS GCが引き継いだデジタルバッジのオープンな国際標準規格であるため,誰 でもバッジをつくり,発行,検証することができる。 ● 移転可能/ポータブル 相互運用性のある標準規格であるため,様々 な発行者によるバッジを学習者が集め保管し,プロフェッショナルプロフィールなどに 掲載,シェアできる。 ● 積層可能: バッジの示す学習体系の粒度は発行者が様々に設計できる。(例 :複数のバッジのまとまりが,上位クラスの修得を意味する)また,積層したバッジを 通して,特定のキャリアや学習達成の道筋となるパスウェイを見出すことができる。 ● 検証可能なエビデンスに基づく: オープンバッジにはメタデータ が盛り込まれ,バッジが付与される条件,発行者などの情報を照合できる。 Image CC BY-SA Kyle Bowen 参考:UNESCO Institute for Information Technologies in Education "Open badges: new opportunities to recognize and validate achievements digitally" (January 2020) https://iite.unesco.org/highlights/open-badges-new-opportunities-to-recognize-and-validate-achievements-digitally/ ※Open Badges 3.0はW3C Verifiable Credential 技 術 的 側 面
  • 12. 学修成果をコミュニケートする IMSのオープンで相互運用可能な技術標準2CLR: Comprehensive Learner Records ● 新世代のセキュアで検証可能な学習の電子記 録。講座やスキルやコンピテンシー,企業内研 修など様々な学習場面での達成を記録 ● オープンバッジでシェアすることが望ましくない, 成績証明書のようなユースケースを念頭にした もの ● 実際には,課外活動など多様な学びを盛り込む ことができる設計 Comprehensive Learner Records 学位 修了証 講座 課外活動 コンピテンシー 技 術 的 側 面
  • 13. デジタルクレデンシャルエコシステムに関係する 規格や標準 クレデンシャル ● W3C Verifiable Credentials Data Model ● EDCI : European Digital Credential Infrastructure (eSealとVC) ● Blockcerts アイデンティティ管理 ● eduGAIN ● Decentralized Identifier 資格枠組や職業分類 ● EQF ● ESCO ● O*NET そのほか,エコシステム全体をみれば,スキル記述の Schemaや,求人要件記述 時のHR Open Standardなど… 技 術 的 側 面
  • 14. Q: 高等教育のミッション達成にMCを どう位置づけるか ● 自身の機関のMCを、学位取得の正規課程の部分(単位認定)を成すかどうか ● MCを支える技術は、自校のMCに限らず、そのほかの学習成果証明と相互運用 性のある規格 OJT 他学 のMC MOOC 資 格 研修 教 授 上 の 事 柄 提 供 に 関 わ る 検 討 事 項
  • 15. p1484.2/D1, April 2023 : Draft Recommended Practice for Learning and Employment Record (LER) Ecosystems 技 術 的 側 面
  • 16. To Which Extent:どこで、どの程度応用が進んでいるか 主旨 制度 電磁記録方法 欧州 ● 包摂性 ● 域内のモビリティ向上 ● ECTSとの関係性 (つまりはEQF/NQF、メンバー国 でのRPLの導入) ● EDCI (Europass Learning Model) オーストラリア ● 人材育成 ● 国際性/質保証 ● AQF ● 質保証枠組み /レジストリ― ● MyeQuals ● MicroCredSeeker アメリカ ● 市場ニーズに応えるた めの産学連携 各機関の見識による ➢ CPL: Credit for Prior Learning ➢ RSDやCASE等による コンピテンスの照らし合 わせ ● CLR ● LER ● Credential Registry 政 策 面
  • 17. 日本にとって想定される問い Q1:MCが安定して発展できるような座組みとは? ⇒MCの前提となるより大きな枠組み(課程や資格)が国際化、情報化、多様化の 時代の波に沿うように設計されているか、 Q2:学習成果を認めるには(誰によって)? ● 単位 ● エビデンス ● 客観的なスキル情報 ⇒学歴・偏差値ではない学習成果の認知 ⇒やりっぱなしではない、アセスメント (インストラクショナルデザインのサイクルを回す) 政 策 面 教 授 上 の 事 柄
  • 18. Learning Analyticsコミュニティへの課題 ● 従前学習認定としてのマイクロクレデンシャル ● どのような社会的ニーズ、学習者ニーズに応えていくのか <協創領域> 学習データをスキル・コンピテンシーと連携するには、モデルとして(どのよう に)標準化、共通化を試みるのか? 教 授 上 の 事 柄 技 術 的 側 面
  • 19. Open Badge Pathway Concentric Sky. “Introducing the Future of Stackable Credentials: Open Pathways.” YouTube, 15 Sept. 2017, www.youtube.com/watch?v=JBCCVdrIaDQ&t=513s. Accessed 10 June 2023.
  • 21. T3 Innovation Network : Open Competency Network スキル情報をナビゲートする ● Competency Explorer :異なる フレームワーク間の コンピテンスの等価 性の照らし合わせ ● Data Ecosystem Schema Mapper: 異なる標準化団体の データをマッピング するツール T3 Innovation Network and US Chamber of Commerce Foundation, April 6, 2023, “Data Ecosystem Schema Mapper Tool Pilot Report”
  • 22. 参考文献 AACRAO: the Alternative Credentials Work Group. (2022). Alternative Credentials: Considerations, Guidance, and Best Practices. In American Association of Collegiate Registrars and Admissions Officers. https://www.aacrao.org/resources/newsletters-blogs/aacrao-connect/article/alternative-credentials-considerations-guidance-and-best-practices Beder, H. (1989). Purposes and philosophies of adult education. In S. B., Merriam & P. H. Cunning (Eds.), Handbook of adult and continuing education (pp. 37-50). Jossey-Bass. Brown, M., Mhichíl, M., Beirne, E., & Lochlainn, M. (2021). The Global Microcredential Landscape: Charting a New Credential Ecology for Lifelong Learning. Journal of Learning for Development, 8, 228–254. https://doi.org/10.56059/jl4d.v8i2.525 Cedefop. (2023). Microcredentials for labour market education and training: microcredentials and evolving qualifications systems. Luxembourg: Publications Office.; Cedefop research paper, No 89. http://data.europa.eu/doi/10.2801/566352 Concentric Sky. (2017). Introducing the Future of Stackable Credentials: Open Pathways [YouTube Video]. In YouTube. https://www.youtube.com/watch?v=JBCCVdrIaDQ&t=513s European Commission. (2020, July 1). 2020 European Skills Agenda for sustainable competitiveness, social fairness and resilience. https://ec.europa.eu/migrant-integration/sites/default/files/2020-07/SkillsAgenda.pdf European Union. (n.d.). European Learning Model for Stakeholders | Europass. Europa.eu. Retrieved May 7, 2023, from https://europa.eu/europass/en/node/2128 Evans, Lee, W. O., Markowitsch, J., & Zukas, M. (2023). Develop a Qualification Ecosystem for Adult Learners: Micro-credentialing to Formalize Informal and Nonformal Learning. In Third International Handbook of Lifelong Learning. (pp. 821–839). Springer International Publishing AG,. https://doi.org/10.1007/978-3-031-19592-1_40 Laryea, K., Paepcke, A., Mirzaei, K., & Stevens, M. L. (2021). Ambiguous Credentials: How Learners Use and Make Sense of Massively Open Online Courses. The Journal of Higher Education, 92(4), 596–622. https://doi.org/10.1080/00221546.2020.1851571 Lewis, M. J., & Lodge, J. M. (2016). Keep Calm and Credential on: Linking Learning, Life and Work Practices in a Complex World. Foundation of Digital Badges and Micro-Credentials, 41–54. https://doi.org/10.1007/978-3-319-15425-1_3 Open Skills Network. (n.d.). Open Skills Network. Open Skills Network. Retrieved May 7, 2023, from https://www.openskillsnetwork.org/ Selvaratnam, R., & Sankey, M. (2021). The State of Micro-Credentials Implementation and Practice in Australasian Higher Education. Open Praxis, 13(2), 228. https://doi.org/10.5944/openpraxis.13.2.130 State University of New York. (2018, January). SUNY Micro‐Credentialing Task Force Report and Recommendations. State University of New York. https://system.suny.edu/media/suny/content-assets/documents/academic-affairs/Micro-Credentialing-TaskForce--Report.pdf Wolz, E., Gottlieb, M., & Pongratz, H. (2021). Digital Credentials in Higher Education Institutions; A literature Reveiw. In Association for Information Systems. https://aisel.aisnet.org/cgi/viewcontent.cgi?article=1256&context=wi20214 田中恵子, 2021, キャリア接続を指向するマイクロ クレデンシャルについての一考察 ―その新自由主義的傾向への批判的検討 ―, 日本キャリア教育学会第 43回研究大会