63. 失速速度(耐空性審査要領)
2-2-2-1 失速速度Vso(フラップ着陸位置)は以下の条件で測定される
失速速度又は操縦可能な最小定常飛行速度
a. ギアダウン b. フラップは着陸位置
c. 抗力増大装置は閉又は開のうちVsoが小さい位置
d. 最大重量 e. 重心位置は、許容範囲内の最も不利な位置
2-2-2-3 失速速度Vs1(所定の形態)は以下の条件で測定される失速速
度又は操縦可能な最小定常飛行速度
a. Vs1を用いて所要性能を決定する場合の飛行の形態であること。
b. 所要性能基準に適合することを証明するためにVs1を要素として
用いる場合の重量
2-6-1 失速の証明は約2km/h /secをで速度を減じ、制御できない機首
下げ、若しくは片翼下げによって失速を認めるか、又は縦の操縦
装置がストッパーにあたるまで実施すること。