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<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<NumericalData>
…
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<DisplayData>
…
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Catalog>
…
データセットを記述
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Observatory>
…
地上観測サイト・観測衛星
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Granule>
…
個々のデータファイル
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Instrument>
…
観測機器
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Person>
…
研究者など人的リソース
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Repository>
…
実データDB
IUGONET共通メタデータフォーマットに沿ったxmlファイ
ルとして作成
各研究リソースを別々のメタデータとしてアーカイブ
XMLスキーマをIUGONETホームページから公開
http://www.iugonet.org/data/schema/
「粒々」という意味
8. メタデータとメタデータ・データベース
メタデータDBはDSpaceを独
自にカスタマイズしたもの
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<spase lang="en"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xmlns="http://www.iugonet.org/data/schema"
xsi:schemaLocation="http://www.iugonet.org/data/schema
http://www.iugonet.org/data/schema/iugonet.xsd ">
<Version>1.0.0</Version>
<NumericalData>
<ResourceID>spase://IUGONET/NumericalData/STEL/SuperDA
RN/HOK/HFradar/sd_hok_common_ergsccdf</ResourceID>
<ResourceHeader>
<ResourceName>SuperDARN Hokkaido HF radar, common
mode data distributed by
ERG-SC</ResourceName>
<ReleaseDate>2009-04-01T00:00:00</ReleaseDate>
<ExpirationDate>2199-12-31T23:59:59</ExpirationDate>
<Description>Common mode data generated by SuperDARN
Hokkaido HF radar. Data
. Data files are distributed in the CDF format through ERG-
SC</Description>
… ...
… ...
</NumericalData>
MDは一般的にxmlとして作成
他DBとデータ交換を容易にするため
IUGONET共通メタデータフォーマット
9. Development of metadata DB
spatial
coverage
search
time range
search
free word
search
http://search.iugonet.org/iugonet # of metadata registered
(as of April 2012)
1.68 million
(* including metadata of data files)
Metadata DB platform
DSpace - an open source software
to manage digital contents and
their metadata - with
customization depending on our
metadata
Metadata format
SPASE metadata model with some
modifications according to
characteristics of the ground-
based observational data of the
upper atmosphere
2013年 2/28現在
7,917,728件
Granule以外(データセット、観測
サイト、装置など)2552件
初心者マークの検索入口
13. UDAS(iUgonet Data Analysis Software)
• IUGONET所属機関が公開している地上観測デー
タを描画、解析するためのソフトウェア。TDAS(
THEMIS Data Analysis Software suite)のプラグインソフト。
• 言語は、IDL(Interactive Data Language)。IDLは
宇宙開発分野等に主に利用され、太陽、地球科学分野で広く普及している。
• UDASをインストールすることで、IUGONETの
所属機関が所有する地上観測データを、TDASの
機能を利用して描画、解析可能。
特徴
・ データファイルを自動ダウンロード
・ 時系列データの表示・解析に強い。
・ GUIあり。 (フリーのIDL-VMはGUIのみ)
・ 本ツールを使用し、太陽(.fiz)や超高層関係のデー
タをtextに落として慣れた方法で解析できる
・ 自分の解析したい各種format data(netCDF, text,
csv, HDFなど)についてIDL load procedureを書けば
、IUGONET登録データと同時解析できる
※IUGONETでは、ファイルフォーマット統一は行わない。
※UDAS/TDAS
はフリー
14. IUGONET解析ツールの国際STP分野への貢献
THEMIS
衛星
THEMIS
地磁気
THEMIS
カメラ
Wind ACE
NASA
OMNIGOES LANL
Greenland
地磁気
MACCS
地磁気
CARISMA
地磁気
GIMA
地磁気
VAP衛星
EFW
RBSPICE
Stereo
ERG連携地上
210MM,SuperDARN,
誘導磁力計, …
IUGONET
太陽望遠鏡, 太陽惑星電波望遠鏡,
電離圏レーダー, 大気レーダー,
気象観測データ,
地磁気ネットワーク(WDC, MAGDAS,
南極・アイスランド等)
USGS
地磁気
ERG
SOHO IMP-8
衛星データ
地上観測データ
磁気圏
IUGONET観測点
太陽
THEMIS衛星
地球大気
米国と共同開発している本ツールで扱えるデータ
地上観測点
の73%!!
• 解析ツールは、米国の大学(UCLA, UCB)と共同開発している。
• 本解析ツールに登録されている地上観測点のうち、IUGONETが関連している
ものが73%を占める。
• 太陽-磁気圏-超高層大気-下層大気の相互作用を研究するためには、
IUGONETのデータ・人的資源が必要不可欠。
分野横断
的解析
太陽望遠鏡
15. まとめ
1. IUGONETでは、地上からの超高層大気、太陽、気象(レーダー)観測を実
施している機関を中心に、メタデータデータベース(MDDB)とその解
析ツール(UDAS)を構築している。
2. IUGONET メタデータフォーマットは、超高層大気分野で国際的に標準的
に用いられているSPASEに準拠。登録件数は現在約800万件。
3. IUGONET MDDB(検索システム)はDspaceを用いており、横断検索
の準備は出来ている。分野外の利用者のため登録データテーブルを作成、
連想検索への取り組みを開始している。
4. 解析ソフトウェアとして、IDL/TDASと共に働くUDASを開発してきた。
IDL-VM環境で走るTDASを開発し、β公開した。今後、新しいデータのロー
ドプロシジャの公開、メタデータデータベースとの連携ツールの開発、 2
次元データのロード、可視化・解析ツールの開発等を計画。
5. MDDB,UDASのチュートリアル・データ解析講習会を定期的に開催し、
MDDB,解析ソフトの普及に努めている。メーリングリストも開始した。
6. ヨーロッパの同様の目的をもつプロジェクト(ESPAS)とオントロジーを
用いてデータベースをつなぐ試みを開始した。
7. IUGONETシステムが他の分野横断的データベース作成(福島放射能事故関
連のメタデータ・データベース等)に応用されようとしている。
17. IUGONET: 国内超高層大気データベースを結集し国際連携へ
ICSU - WDS
ICSU - CODATA
(国際連携の枠組)
WDC
海外の
大規模
DC
国内超高層大気
科学分野
他の国内地球科学分野
中規模DC
IUGONETが基盤となり、ネット
ワーク型データセンターを構成
大データセンターの機能を効
率的に実現できる
気象・地震・測地・海洋
…
国際連携に参加するための基
盤として、IUGONETの長期運
営が求められている
IUGONETはWDSメン
バーを3機関含む
・極地研究所(オーロラ)
・京大理学研究科(地磁気)
・名大STEL(宇宙線)申請準備中
世界科学データシステム
科学技術データ委員会
VMO VEPO
VHO VITMO
ViRBOVSPO
バーチャル
オブザーバトリー
(米国の太陽地球系物理分野)
NSSDC
…
NGDC
…
(欧州の太陽地球
系物理分野)
18. Number of registered metadata
Data set Data files Total
H22.8 260 28,179 28,439
H23.2 1,714 258,646 260,360
H23.8 2,188 514,925 517,113
H24.2 2,261 1,637,273 1,639,534
H24.5 2,263 1,678,900 1,681,163
H24.7 2,326 3,369,503 3,371,829
H24.9 2,337 6,412,126 6,414,483
H25.1
2,623
(NICT:40, NAOJ: 13)
7,844,856 7,847,479
H25.4
2501
(JMA:50, NICT:40, NAOJ: 13)
8,067,181 8,069,682
RISH 144 5,666,022 5,666,166
19. 太陽地球系科学委員会による1957-8 (IGY)以来継続
されている国際共同研究プロジェクトの経緯
1957 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2014
~
国内・
赤道域
研究
極域
研究
太陽地球系科学委員会(ICSU/SCOSTEP)国際共同研究プログラム
STEP 1990-97
Post STEP
1998-2002 CAWSES 2004-08 CAWSES-II 2009-13
赤道大気レーダー
(2001)
EISCAT UHF
レーダー
(1981)
スバールバル
ISレー ダー
(1996)
IUGONET・大学間連携
(2009-2015)
MAGDAS (地磁気観測網) ・大気光観測を展開グローバル観測へ
日本(極地研・名大STE研)
EISCAT加盟(1996)
MUレーダー
(1984)
PANSYレー
ダー (2011)
大型研究予算
アジアアフリカ学術
基盤形成事業
振興調整費/戦略推進研究
「インドネシア宇宙天気」
研究拠点形成事業
アジアアフリカ学術基盤形成型
MAP 1982-85
太陽地球系の気候と天気中層大気観測計画 太陽地球系
エネルギー研究計画
EPIC(赤道大気結合)/
PSMOS/ISCS/S-RAMP
赤道レーダー
現地調査中断 設計・調査概算要求
ESFRI採択設計概算要求
次期大型
共同研究
計画
新プロ・学術創成
「アジア・太平洋地域を中心
とする地球環境変動の研究」途上国研究支援
プログラム
(May 7-8,
Bern で
計画会議)
EISCAT ス
バールバル固
定アンテナ
(1999)
特定領域研究
「赤道大気上下結合」
特定領域研究
「北極圏気候・環境変動」
赤道MU
レーダー
EISCAT_3
D
レーダー
IGY,
IQSY,
IASY,
IMS
EISCAT VHF
レーダー
(1985)
超高層分野では大学等観測実施機関が
データ保管・整理を独自に行ってきた
観測・データ
ネットワーク
22. WDC, Kyoto
Dst, AU/AL
SSL, Berkeley
THEMIS, GBO
(ISASで大部分をミ
ラー中)
CDAWeb
OMNI, ACE,
Wind etc.
データのダウンロード~読み込みが簡単。
TDAS
on IDL
データサーバー群
インターネット越し
に自動ダウンロード
(by http)
新データ1
新データ2…
ローカ
ルHDD
ユーザーのPC
自動でディレク
トリを作成、整
理して保存
1
2
データをIDL上
にtplot変数と
してロード
3 日時、欲しいデータ種を指定する
だけで、①,②,③ を自動実行
> timespan, ‘yyyy-mm-dd’
> thm_load_○○○
> tplot, ○○○
TDAS の特徴
3つのコマンドだけでプロットまでできる。
ユーザーは、データファイルがどこにあるか、どんなデータなのか、ファイル形
式が何か等を気にせず、解析ができる。
23. TDASの概要
開発元
・ 米国UCB, UCLA
言語
・ IDL
データのファイルフォーマット
・ CDF(Common Data Format)
一部、それ以外も有り。
※IUGONETでは、ファイルフォーマット
統一は行わない。
特徴
・ データファイルを自動ダウンロード
・ 時系列データの表示・解析に強い。
・ GUIあり。
・ ERG衛星ミッションの解析ソフトウェ
アとして正式採用。
TDAS(THEMIS Data Analysis Software suite)
THEMIS衛星観測、地上観測データを可視化・解析するための統合解析ツール
http://themis.ssl.berkeley.edu/index.shtml
27. メタデータ・データベース利用状況
検索キーワード例
超高層物理分野の例
DST, MAGDAS, magnetometer, SUPERDARN, MU,
EISCAT, MF Radar, smart, magnetogram 等
超高層物理分野以外の例
Jupiter, CO2, O3, rain, Sun Prominence, dellinger,
adelie, ocean, Ca K, radiosonde, Wind Profiler 等
超高層物理分野のワードが多数を占めている一方で、隣接分野や他分野のワードも
入力されており、様々な分野のユーザから利用されていることが分かる。
日本を除いた国別アクセス比率グラフ
• ユニークユーザー数は右肩上がりで増加傾向
• アメリカ・ヨーロッパ方面に加え、アジア地域からの多数の利用実績
• インドネシア・オーストリアからの高いアクセス数
国際アウトリーチの成果
利用海外機関の例:
ドイツ・ライプニッツ大気物理研究所(ドイツ)
オーストリア科学アカデミー宇宙研究所(オーストリア)
インド宇宙庁国立大気科学研究所(インド)
インドネシア国立航空宇宙研究所(インドネシア)
モスクワ大学(ロシア) 等
ユニークユーザー数
月ごとのユニークユーザ数の推移
1000
ユニークユーザー数の補足:
同一ユーザと思われる場合は
1月に何度アクセスしても1カウント
28. TG1: 太陽活動の
気候変動への影響
TG4: 下層大気 から
の入力に よるジオス
ペ ースの応答
TG2: 気候変動
に対するジオ
スペースの応答
CAWSES-II
4つの
タスクグループ
人材育成
データベース
発展途上国
支援/人材
育成
ジオスペース:中層大気・電離圏・磁気圏
Sss
Sss
国際プログラムCAWSESの目的と研究課題構成
CAWSES (太陽地球系の気候と天気)のプロジェクトSCOSTEPの
国際協力プログラム(2004-2013)における日本(IUGONET)の役割
IUGONET
IUGONETネットワーク
観測域=ジオスペース。
国際的には
・地上観測
・アジア・アフリカ
を中心に観測分担。
IUGONET
Eサイエンスと
情報連携
30. IUGONET解析ツールの国際STP分野への貢献
THEMIS
衛星
THEMIS
地磁気
THEMIS
カメラ
Wind ACE
NASA
OMNIGOES LANL
Greenland
地磁気
MACCS
地磁気
CARISMA
地磁気
GIMA
地磁気
VAP衛星
EFW
RBSPICE
Stereo
ERG連携地上
210MM,SuperDARN,
誘導磁力計, …
IUGONET
太陽望遠鏡, 太陽惑星電波望遠鏡,
電離圏レーダー, 大気レーダー,
気象観測データ,
地磁気ネットワーク(WDC, MAGDAS,
南極・アイスランド等)
USGS
地磁気
ERG
SOHO IMP-8
衛星データ
地上観測データ
磁気圏
IUGONET観測点
太陽
THEMIS衛星
地球大気
米国と共同開発している本ツールで扱えるデータ
地上観測点
の73%!!
• 解析ツールは、米国の大学(UCLA, UCB)と共同開発している。
• 本解析ツールに登録されている地上観測点のうち、IUGONETが関連している
ものが73%を占める。
• 太陽-磁気圏-超高層大気-下層大気の相互作用を研究するためには、
IUGONETのデータ・人的資源が必要不可欠。
分野横断
的解析
太陽望遠鏡