劉備、漢中を掌中に収める
- 2. 第 57 集 巧取漢中(孔明、策を用いて曹操を漢中から追う払う)2009.08.24 更新
―「3 時間で~」第 57 話参照
チャプター① 漢中の南鄭に入る曹操と兵士たち。そこへ張郃が転がり込み、夏侯淵の戦死を知
らせる~
チャプター② 劉備「曹操が漢水の東に退いたのはよいが、1 つの川を隔てての対陣。奇襲をか
けられたら大変」と悩む~
チャプター③ 解説「孔明は“疑兵之計”を用い、曹操を漢水の東岸から退却させるや、すかさ
ず趙雲・黄忠らに漢水を渡らせ、追撃をかけた」~
チャプター④ 広い草原。陣を組んで向かい合う劉備軍と曹操軍~
チャプター⑤ 負傷し、口を押さえながら馬車に揺られる曹操。解説「楊修を殺した曹操は意地
になって劉備に決戦を挑んだが…」~
~許都に向って敗走する曹操軍。
本第 57 集では、「定軍山で夏侯淵が戦死した後、曹操は漢水に陣を構え劉備軍と対戦する。が、
孔明の策によって次々と破られ、→南鄭→陽平関→斜谷と後退。斜谷での決戦で劉備軍から壊滅
的打撃を受け、曹操自身も負傷。ついに許都へ退却する」ところまでを描いている。
ところで、最後の斜谷の決戦の前に、曹操は食事のスープに鶏肋(鶏ガラ)が混ざっているのを発
見する。これがかの有名な鶏肋事件であり、この事件の結果、前第 55 集「一合酥事件」の楊修
は曹操に殺されてしまう。(詳しい内容は「3 時間で~」の第 57 話 P134 をご覧下さい) この時
楊修は鶏肋(鶏ガラ)のことを「食べようとしても肉がないが、棄ててしまうには味があって惜し
い(食之無肉、棄之有味)」と表現している。
夕食のスープの中に
鶏肋(鶏ガラ)が...