関羽、樊城水攻め、于禁の七軍を大破
- 2. 第 58 集 水淹七軍(関羽、于禁率いる曹操軍を水攻めにす)2009.09.03 更新
―「3 時間で~」第 57、58、59 話参照
チャプター① 漢中王の位につく劉備。解説「劉備は孔明と文武諸官の勧めに従い…」~
チャプター② 荊州の関羽のもと伝令が「于禁が全曹操軍を北の谷間に移動させました」と
報告~
チャプター③ 関羽、船団を率いて岸に近づき、龐徳らに矢を射かける~
チャプター④ 負傷した関羽、名医・華佗を自分の陣に招き入れる~
チャプター⑤ 関羽を治療した華佗、謝礼も取らずに去っていく~
~対関羽戦の妙案を陸遜から授けられた呂蒙、早速行動を開始する。
本第 58 集の主なあらすじは次の通り(1→4):
1 漢中を曹操から奪い取った劉備は、孔明らの勧めに従い漢中王の位につく。
2 それを知った曹操は怒り、再度、漢中を攻めて劉備と対決しようと考える。しかし参謀
の司馬懿(仲達)はそれを諌め、「先に孫権に荊州を攻めさせ、劉備が荊州に軍を差し向
けて漢中・成都が手薄になった折を見計らい、同地を攻め取るべきです」と進言。
3 孫権は最初、日和見主義をきめこみ、曹操には「呉軍が荊州を攻める前に、樊城にいる
魏軍(曹仁軍)に北から荊州を攻めるよう命じてほしい」と要請。
4 こうして魏と呉の足並みがそろわぬ中、この情報(曹仁軍が荊州を攻めようとしている)
を成都でキャッチした孔明、「荊州を守る関羽に命じて曹仁に先制攻撃をかけさせる」よ
う劉備に進言。この孔明の策が見事あたり、関羽は曹仁の立てこもる樊城を包囲し、曹
仁救援に派遣された于禁・龐徳をも倒す。