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「高感度・高速」のバイオセンサー技術を活用した感染症対策の策定(2015年-)
- 1. 0
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イーソリューションズ株式会社
「高感度・高速」のバイオセンサー技術を活用した
感染症対策の策定
(2015年-)
- 2. 1
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1. 次世代のバイオセンサーA
ある次世代バイオセンサーAは、抗体同様、特定の標的(タンパク質)に「特異的」に結合する性質を持
つ。
標的
(タンパク質)
バイオセンサーA
標的分子と
「特異的」に結合
非結合
+結合
※核酸(4種)で構成され、
理論上、約1.1兆通りの
組合せ可能である
- 3. 2
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2. バイオセンサーAの優位性(vs 抗体)
バイオセンサーAは、抗体(バイオセンサーのデファクトスタンダード)に対し、感度のよさ、迅速性、測定対象の広さ、安
価/品質管理のしやすさ等において優位である。
感度・特異度の高さ
迅速性
測定対象の広さ
イオン、色素、低分子化合物タンパク質、ウイルス、
微生物や細胞まで幅広く検出可能
安価/品質管理のしやすさ
バイオセンサーAは工業的に生産できるため、
抗体のようなロット間の差が無く、供給能力も高い
冷蔵保管不要、乾燥保存可能(1年以上)
(参考) バイオセンサーAと抗体のイメージバイオセンサーAの優位性(主たる特長のみ)
- 4. 3
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3. 「選抜」の難しさ: 複数成功は11件/世界
約1.1兆通りから特定のバイオセンサーAを「選抜(見つける)」する事は非常に難しく、4,568以上※1の論文
の中で、1種でも「選抜」出来た研究室は483※2、複数成功した研究室は11しかない。
(2014年11月10日時点)
バイオセンサーA関連論文数 ※2 1種のみ 複数種
バ
イ
オ
セ
ン
サ
ー
A
「
選
抜
」
の
進
捗
別
研
究
室
数
※1 出典: NIH(2014)「Pubmed.com」で”バイオセンサーA”のタームでの検索ヒット数(重複あり) ※2 ”バイオセンサーA”のタームを含む論文を出した研究室は、「選抜」を実施していると仮定し、作成
「選抜」数別の研究室数
(単位:研究室)
11研究室
4,568~論文 ※1
483研究室
5000
0
4000
3000
2000
1000
- 5. 4
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4. 某社技術による「選抜」の生産性向上
某ICT企業は、データ解析技術およびITを用いたバイオセンサーデザイン技術によって結合実験の成功率
を向上させることで、「選抜」サイクルの生産性を圧倒的に向上させた。
⑤結合実験
①DNAライブ
ラリー作成
②選別 ③増幅(PCR)
②選別 ③増幅(PCR)
従来の選抜方法 某社の新技術を導入した選抜方法
④配列解析
「選抜」
⑤結合実験
「選抜」
追加
④配列解析追加
②選別 ③増幅(PCR)
②選別 ③増幅(PCR)
③増幅(PCR)
③増幅(PCR)
②選別 ③増幅(PCR)
②選別 ③増幅(PCR)
②選別 ③増幅(PCR)
②選別 ③増幅(PCR)
②選別 ③増幅(PCR)
・・・・ ・・・・・・・・
②選別 ③増幅(PCR)
②選別 ③増幅(PCR)
②選別 ③増幅(PCR)
・・・・・・・・
・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・
1サイクル
2サイクル
3サイクル
4サイクル
5サイクル
6サイクル
7サイクル
8サイクル
9サイクル
10サイクル
・・・
②選別
②選別
・ DNA配列の濃縮傾向
・ 結合モチーフの出現頻度
・ 熱力学的な安定性
からのパターン分析
• 最先端ITを活
用
したDNAデザイン
で配列を短縮
• DNA構造を
安定させ実験
成功率を向上
小型化デザイン
データ解析による
追加的選別
Xサイクル
2
週
間
~
2
ヶ
月
①DNAライブ
ラリー作成
2
~
3
年
- 6. 5
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5. 某社バイオセンサー技術の優位性
某社は独自の「選抜」プロセスの生産性向上に加え、蛍光偏光法とバイオセンサーA検出の組合せに
よって、 a. 開発リードタイムを短縮の上、d. 迅速性・e. 簡便性・h. 感染リスクにも対応出来る。
抗
体
検
査
バ
イ
オ
セ
ン
サ
ー
A
に
よ
る
検
査
○○
ロット差なく
品質管理が
容易
○
結合有無を
読み取るだけで
迅速かつ簡便
(ポータブル装置要)
○
工業的生産
が可能であり
原価低い
○
冷蔵保存
は不要
約1.1兆通りの組合せがある
バイオセンサーAならば測定対象
はほぼ無制限
◎
標的分子の入手
から2週間~で
開発可能
某
社
の
検
査
器
(
構
想
)
○
蛍光偏光法
の活用により
対象血液を密封
させたまま検出可
◎
蛍光偏光法との組合せより
その場での即時検査が可能
半年~1年 ロット差あり
困難
ほぼ
対応
一部
対応
1時間~2日 専門装置
を要し、
手間かかる
確立した
キットは安価
冷蔵保存
が必要
ほぼ
対応
検査対象の
移し替え等で
感染リスク有り
検出段階準備段階(「選抜」含む)
× ×
× △ ○ △ △ △ △ △ × ×
a. 開発リードタイム c. 測定対象 e. 簡便性b. 品質管理 d. 迅速性 f. 検査費用 h. 感染リスク
微生物 化学物質 ウィルス
g. 常温保存