2017/3/8に開催されたコーポレートフェローシップ報告会の発表資料です。 鎌倉市に派遣されたNECの松井さんから報告いただきました。

1. 鎌倉市コーポレートフェローシップ
活動報告
2017年3月8日
日本電気株式会社
松井 亮治

2. 2 © NEC Corporation 2017
ミッションについて
▌期間
2016年12月15日〜2017年3月末
▌業務目標
オープンデータ推進に関する業務
『鎌倉市では、共創のまちづくり、オープンガバメントの推進を掲げ、オー
プンデータ、市⺠・企業との協働を進めようとしているところである。しかし、現状では、⾏政
データの取扱いについては、部⾨ごとに独⾃にデータを保有しているに留まり、庁内での
データの共有や政策⽴案や施策効果の検証へのデータ活⽤が十分に図
られているとは⾔いがたい。また、市⺠・企業との協働についても積極的に進められるとは⾔え
ない段階にある。
上記のような現状から、本市では、庁内データの洗い出しや共有化をはじめ、データの具体的な
活⽤を進めるべく取組を⾏っていくこととしているが、具体的な⼿法等についてはまだ⼿探りで
ある。この取組を推進するにあたって、官⺠連携により⺠間企業ならではの視点・
手法を⽤い効果的に進めたい。』
出典：鎌倉市コーポレートフェローシップ業務目標
http://code4japan.org/cfellowship_2016_kamakura

3. 3 © NEC Corporation 2017
活動内容
テーマ探索活動
(2016.12.15
-2017.1.31)
個別テーマ活動
(2017.2.1
-2017.3.31)
成果報告会
• 様々なテーマの打ち合
わせやイベントに参加
• テーマの絞り込み
• 絞り込んだテーマで活動を実施
テーマ① 市⺠協働
テーマ② ふるさと寄附⾦
(2017.3.30）
これまでやってきたこと

4. 4 © NEC Corporation 2017
テーマ探索活動
テーマ探索活動
(2016.12.15
-2017.1.31)
個別テーマ活動
(2017.2.1
-2017.3.31)
成果報告会
• 様々なテーマの打ち合
わせやイベントに参加
• テーマの絞り込み
• 絞り込んだテーマで活動を実施
• テーマ① 市⺠協働
• テーマ② ふるさと寄附⾦
(2017.3.30）

5. 5 © NEC Corporation 2017
関わらせて頂いたテーマ
ふるさと
寄附⾦
⻑寿社会の
まちづくり
その他観光 市⺠協働

6. 6 © NEC Corporation 2017
鎌倉市版観光DMO検討会
▌観光客の分散、客単価の向上、インバウンド対応が課題
観光

7. 7 © NEC Corporation 2017
(仮称)市⺠活動推進条例の検討会
▌市⺠協働を推進する条例の策定に向け、活動中
(仮称)市⺠活動推進条例検討会
市⺠協働
投影のみ

8. 8 © NEC Corporation 2017
カマコン 市⺠協働

9. 9 © NEC Corporation 2017
シビックテック座談会 市⺠協働
NEC共創スペース
▌⾸⻑、⾏政、企業が⼀体となったデータ活⽤の推進が重要
▌庁内の職員の⽅にメリット（業務効率化など）をしっかりと
示すことが重要
Code for Kanagawa
Code for Yokohama
鎌倉市
横浜市
NEC

10. 10 © NEC Corporation 2017
今泉台のリビング・ラボ説明会 市⺠協働 ⻑寿社会のまちづくり
投影のみ

11. 11 © NEC Corporation 2017
ふるさと寄附⾦推進課ヒアリング ふるさと寄附⾦
▌ふるさと寄附⾦のプロモーションが課題
▌マーケティング分析が必要な事業
鎌倉市に寄付しました

12. 12 © NEC Corporation 2017
個別テーマ活動
テーマ探索活動
(2016.12.15
-2017.1.31)
個別テーマ活動
(2017.2.1
-2017.3.31)
成果報告会
• 様々なテーマの打ち合
わせやイベントに参加
• テーマの絞り込み
• 絞り込んだテーマで活動を実施
テーマ① 市⺠協働
テーマ② ふるさと寄附⾦
(2017.3.30）

13. 13 © NEC Corporation 2017
テーマ① 市⺠協働
テーマ①
市⺠協働
市⺠協働に興味を
持ってもらうための
情報共有の検討
• 市⺠協働の実現において、情報の共有に関す
る課題がある
• 市⺠協働の活動をもっと市⺠に知ってほしい

14. 14 © NEC Corporation 2017
活動の進め⽅
▌UX (※)⼿法を⽤いて市⺠協働に興味を持ってもらうための情報発信を検討
l人物像(ペルソナ)を具体化し、そのペルソナの⼼理と⾏動から、ニーズを把握し
ます。そして、ニーズを満たすアイデアを検討します
lカスタマージャーニーマップを使います
試作品検討・開発 試作品体験
ワーク①(AM)：市⺠のペルソナ設定
• 鎌倉市⺠のペルソナを設定
ワーク②(PM)：情報共有のアイデア出し
• 設定したペルソナに興味を持ってもらう
ための、情報共有のアイデア出し
• 出てきたアイデア
の整理
• 情報共有サービス
の検討(試作品)
• 実際に試作品
を触ってもら
う
今後の
具体的
施策検
討に生
かして
頂く
UX体験ワークショップ
2017年3月7日
※UX：User eXperience(顧客体験)の略。ユー
ザーが製品・サービスを通じて得られる体験

15. 15 © NEC Corporation 2017
【ワークショップ内容】
lペルソナの作成による市⺠像の具体化
ワークショップをご体験いただくと・・・
市⺠の⽅視点でのアイデア
発想を学べます！
「(仮称）市⺠活動推進
条例」を学べます！
テーマ：(仮称）市⺠活動推進条例(※)策定の活動
を市⺠に知ってもらうには？
カスタマージャーニーマップ
ペルソナシート
参加型のグループワークです。お気軽にご参加ください！
※(仮称)市⺠活動推進条例：鎌倉市の市⺠活動や協働の活性化
を⽬的とした条例
User eXperience(顧客体
験)の略。常にユーザ視点
で設計するプロセスや手法
のこと
UX手法
サービス開発に使われる「UX手法」を、具体的な市の取組をテーマにサービス開発に使われる「UX手法」を、具体的な市の取組をテーマに
体験するワークショップを開催します！
lカスタマージャーニーマップを活⽤したアイ
デア発想

16. 16 © NEC Corporation 2017
ワークショップ風景(2017.3.7)
40名以上が集まって、
UX⼿法を体験！

17. 17 © NEC Corporation 2017
テーマ② ふるさと寄附⾦
テーマ②
ふるさと寄附⾦
プロモーション施策に
向けた
ふるさと寄附⾦分析
• ふるさと寄附⾦の認知度向上に課題
がある
• ⺠間企業のノウハウを活かした庁内
データの活⽤ができそう

18. 18 © NEC Corporation 2017
ふるさと寄付をする人の傾向把握
▌調査①：寄付をする人の傾向を把握
üNEC社内向けのアンケート調査、分析、ヒアリング
▌調査②：鎌倉市に寄付をする人の傾向を把握
üふるさと寄付者のデータ分析
【寄付をする人】
通販型(⾷品・返礼率重視)、 プレミア型（工芸品、体験型）
地域貢献型
【鎌倉市に寄付をする人】
返礼品⽬当て、鎌倉市が大好きな人
【ターゲット】
※調査①②を考慮して決める！
調査①
調査②

19. 19 © NEC Corporation 2017
調査① アンケート実施、ヒアリング
▌NEC社内に対してアンケートを実施
▌ふるさと寄付をする人の傾向を把握、およびヒアリングを実施中

20. 20 © NEC Corporation 2017
調査② 鎌倉市に寄付をする人の傾向を把握
ふるさと寄附⾦推進課の⽅からデータをお借りして分析

21. 21 © NEC Corporation 2017
今後の予定
▌テーマ① 市⺠協働
lワークショップで出たアイデアを整理し、その中から簡易プロトアプリを制作
l簡易プロトアプリを⾃治体の⽅に使ってもらう
▌テーマ② ふるさと寄附⾦
l調査①、調査②の結果をもとに「鎌倉市がアプローチすべき人」を設定（3/13)
lプロモーション施策のアイデア出し（3月下旬）
鎌倉市成果発表会(3/30)

22. 22 © NEC Corporation 2017
感想
▌鎌倉に関わる⽅々（職員、市⺠など）から直接お話を聞くこ
とができ、多くの現場の課題を知ることができた
▌研修後も関係を続けていきたい多くの⽅々に知り
合うことができた
▌鎌倉市役所の⽅々やNECのメンバー、他⾃治体のフェローの
⽅々など、本当に多くの⽅々にサポートしていただき「感
謝」

23. 23 © NEC Corporation 2017
残り1ヶ月弱、張り切って参ります！