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2017年7月4日
公共交通情報のオープンデータ化に関するデータ入力研修会
多様化する経路検索サービスにおける
利用者ニーズへの対応
~オープンデータ化に期待される効果~
諸星 賢治
自己紹介
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株式会社ヴァル研究所 コンテンツ開発部
公共交通企画担当 諸星 賢治
• 主な担当業務
– 事業者との渉外業務(バスデータ情報収集)
– 公共交通の利用促進に関するサービス企画
– バスデータ制作
• 10年以上の実務経験
• 1...
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会社紹介・サービス紹介
バスデータと乗換検索サービス
オープンデータ化のポイント
会社紹介
4
設立:1976年7月26日
所在地:東京都杉並区高円寺北2-3-17
代表取締役:太田信夫
従業員数:159名(2017年4月3日現在)
駅すぱあと事業について
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1988年に国内初の乗換案内ソフトとして誕生しました。
現在では乗換案内サービスだけでなく、個人・企業向けの様々なニーズにお応え
するソリューションをご用意しています。
• 個人向けサービス
駅すぱあと for Wi...
駅すぱあとの歴史
6
1988~
駅すぱあとサービス開始
※首都圏版(MS-DOS版)
発売
1998~
路線バス情報
提供開始
1998~
Yahoo!への
情報提供開始
2004~
コミュニティバス情報
提供開始
2017~
オープンデータ...
バス検索に特化したWebサービスの提供
バス利用のハードルを少しでも下げて、
バスの利用促進に繋がればと言う想いを込めて
サービスを作りました
• バス停名が分からない方でも利用可能
• 利用の多い駅と目的地を接続するバスを案内
チカバス 検索...
高精度の位置情報を利用し
たサービスを安価に提供
街のあらゆる場所から位置
情報が確認できる仕組みを
実現(要:Webに繋がる環境)
バス情報の露出機会増加に
より利用者の認知度向上、
乗車機会増加に役立ちます。
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利用促進を意識したロケーシ...
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会社紹介など
バスデータと経路検索サービス
オープンデータ化のポイント
「移動」における公共交通の検索ニーズ
10
• スケジュール検討
• 移動手段の検討
など
• 交通機関へ乗車
(自家用車で移動)
• 計画の変更
※移動手段の再検討
※現地での情報収取
• 定期的な移動
• ニュース
• 旅行雑誌
• 口コミ...
これまでの情報提供とサービスモデル(事業者視点)
VAL
他のCP
他のCP
他の提供先
パートナー
パートナー
事業者HP
サービス提供
大手ポータルサイト
駅すぱあと
大手ポータルサイト
乗換検索
サービス
乗換検索
サービス
バス事業者
...
これまでの情報提供とサービスモデル(CP視点)
VAL
パートナー
サービス提供
大手ポータル
サイトなど
駅すぱあと
Aバス事業者
Bバス事業者
Cバス事業者
事業者HP
事業者HP
データ提供(PDF形式)
Dバス事業者
全国バス事業者
1...
時代の変化
13
国土交通省 2017年3月31日 発表資料
「標準的なバス情報フォーマット」を定めました より
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo12_hh_000109.html
経路検索サービス...
利用者のニーズとのマッチング
14
最近では、実際にバスが走っているかどうかではなく、
「経路検索サービスに情報が掲載されているかどうか」
が、利用者にとって重要な判断基準となってきている。
事業者からの
情報提供
経路検索サービス
上でマッチ...
マッチングが難しくなる要因1
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国内地域特化型
世界規模大手サービス
その他の世界のサービス
多様化する経路検索・地図サービス
etc...
都道府県別のHP
事
業
者
個
別
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ー
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ジ
国内経路検索・地図サービス
マッチングが難しくなる要因2
乗合バス事業者の増加
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362 359 364 355 350 372 398 414
511 516 513
1,087
1,185
1,347
1,453
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2,120
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マッチングが難しくなる要因3
外国人観光客の増加
352,832854,4191,316,632
3,235,860
4,757,146
6,727,926
8,611,175
6,218,752
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情報提供モデルを検討しても良い時期
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新しい情報
提供モデル
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課題を解決する1つの手段
VAL
他のCP
他の提供先世界のサービス
パートナー
パートナー
大手ポータルサイト
駅すぱあと
大手ポータルサイト
乗換検索
サービス
様々な
サービス
バス事業者
オープン
データ
データ取得
データ作成・...
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会社紹介など
バスデータと経路検索サービス
オープンデータ化のポイント
フォーマットが重要
国土交通省が主体となり、当社のメンバーも参加する委員会で
定めた、国内だけではなく世界標準のフォーマット「標準的なバ
ス情報 フォーマット」が有効な手段となります
21
フォーマット種類 地図・経路検索
サービスへの展開(国...
標準的なバス情報 フォーマット
「バス情報の効率的な収集・共有に向けた検討
会(2016/12~2017/3)」の成果物として発表
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transp...
「標準的なバス情報 フォーマット」と「GTFS」
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標準的な
バス情報
フォーマット
GTFS
GTFS(General Transit Feed Specification) とは
公共交通機関の時刻表とその地理的情報に使用される共通形式...
オープンデータを作る際に気を付ける事
24
正しいフォーマットでデータを作成
• 日本国内でデータを作る場合、
世界標準のGTFS形式とも互換性のある
国交省が定めた「標準的なバス情報フォーマット」で作成する事が望
ましい
• チェック用ツール...
オープンデータに期待される効果
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費用対効果の高い公共交通のPR
• 作成するデータは1種類だけ (世界標準)
• CPなどの企業に都度データ提供の必要なし
• 世界に向けて情報発信が可能
(利用者の多い有名な地図サービスも対象)
• 多言...
オープンデータの活用事例(海外)
• ロンドン市交通局
https://tfl.gov.uk/info-for/open-data-
users/
– 交通局自らはAPI公開のみで、利
用者向けの案内サイトは公開して
いない
– 民間企業や個人...
オープンデータの活用事例(国内)
• 山梨コンシェルジュ
https://tfl.gov.uk/info-for/open-data-
users/
– 山梨大学の豊木教授が中心となり
県内ポータルサイトに登録してあ
るデータをオープンデータ化...
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多様化する経路検索サービスにおける利用者ニーズへの対応@群馬県_20170704

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2017年7月4日に開催された、群馬県主催「公共交通情報のオープンデータ化に関するデータ入力研修会」で発表した資料となります。
研修会では資料発表後データ入力研修を実施し、講師を務めております。

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多様化する経路検索サービスにおける利用者ニーズへの対応@群馬県_20170704

  1. 1. 2017年7月4日 公共交通情報のオープンデータ化に関するデータ入力研修会 多様化する経路検索サービスにおける 利用者ニーズへの対応 ~オープンデータ化に期待される効果~ 諸星 賢治
  2. 2. 自己紹介 2 株式会社ヴァル研究所 コンテンツ開発部 公共交通企画担当 諸星 賢治 • 主な担当業務 – 事業者との渉外業務(バスデータ情報収集) – 公共交通の利用促進に関するサービス企画 – バスデータ制作 • 10年以上の実務経験 • 100社以上の事業者データ加工実績 • オープンデータ(GTFS)の取り込み実績
  3. 3. 1 2 3 3 会社紹介・サービス紹介 バスデータと乗換検索サービス オープンデータ化のポイント
  4. 4. 会社紹介 4 設立:1976年7月26日 所在地:東京都杉並区高円寺北2-3-17 代表取締役:太田信夫 従業員数:159名(2017年4月3日現在)
  5. 5. 駅すぱあと事業について 5 1988年に国内初の乗換案内ソフトとして誕生しました。 現在では乗換案内サービスだけでなく、個人・企業向けの様々なニーズにお応え するソリューションをご用意しています。 • 個人向けサービス 駅すぱあと for Windows、駅すぱあと for iPhone/Android 他 • 法人向けサービス 連携製品:駅すぱあとWebサービス、駅すぱあとイントラネット 他 ソリューション:通勤費管理システム、通勤費申請Web、旅費交通費精算 Web 他 個人ユーザー向け サービスは、 ほぼ無料で提供!
  6. 6. 駅すぱあとの歴史 6 1988~ 駅すぱあとサービス開始 ※首都圏版(MS-DOS版) 発売 1998~ 路線バス情報 提供開始 1998~ Yahoo!への 情報提供開始 2004~ コミュニティバス情報 提供開始 2017~ オープンデータ の利用を開始
  7. 7. バス検索に特化したWebサービスの提供 バス利用のハードルを少しでも下げて、 バスの利用促進に繋がればと言う想いを込めて サービスを作りました • バス停名が分からない方でも利用可能 • 利用の多い駅と目的地を接続するバスを案内 チカバス 検索 7
  8. 8. 高精度の位置情報を利用し たサービスを安価に提供 街のあらゆる場所から位置 情報が確認できる仕組みを 実現(要:Webに繋がる環境) バス情報の露出機会増加に より利用者の認知度向上、 乗車機会増加に役立ちます。 8 利用促進を意識したロケーションサービス
  9. 9. 1 2 3 9 会社紹介など バスデータと経路検索サービス オープンデータ化のポイント
  10. 10. 「移動」における公共交通の検索ニーズ 10 • スケジュール検討 • 移動手段の検討 など • 交通機関へ乗車 (自家用車で移動) • 計画の変更 ※移動手段の再検討 ※現地での情報収取 • 定期的な移動 • ニュース • 旅行雑誌 • 口コミ など • 口コミでの共有 • 家族での話題 など ④成功or 失敗体験 の学習 ①目的・ 目的地 の決定 ②プラン の決定 ③移動の 実施 利用者にとって、公共交通=移動手段の1つ
  11. 11. これまでの情報提供とサービスモデル(事業者視点) VAL 他のCP 他のCP 他の提供先 パートナー パートナー 事業者HP サービス提供 大手ポータルサイト 駅すぱあと 大手ポータルサイト 乗換検索 サービス 乗換検索 サービス バス事業者 11
  12. 12. これまでの情報提供とサービスモデル(CP視点) VAL パートナー サービス提供 大手ポータル サイトなど 駅すぱあと Aバス事業者 Bバス事業者 Cバス事業者 事業者HP 事業者HP データ提供(PDF形式) Dバス事業者 全国バス事業者 12 データ制作 (補正・調整含む)
  13. 13. 時代の変化 13 国土交通省 2017年3月31日 発表資料 「標準的なバス情報フォーマット」を定めました より http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo12_hh_000109.html 経路検索サービスの有効性(路線バス)
  14. 14. 利用者のニーズとのマッチング 14 最近では、実際にバスが走っているかどうかではなく、 「経路検索サービスに情報が掲載されているかどうか」 が、利用者にとって重要な判断基準となってきている。 事業者からの 情報提供 経路検索サービス 上でマッチング マッチング スマホの普及、外国人観光客の増加もあり、多種多様な形式で 利用者目線での正確な情報提供が、より求められる時代になってきた。 ・停留所名 ・路線・系統名 ・運行経路 ・ダイヤ ・運賃 など 利用者の 様々な検索条件 ・目的地 ・出発地 ・時間 ・費用 ・交通手段 ・言語 など 地図サービス 経路検索サービス
  15. 15. マッチングが難しくなる要因1 15 国内地域特化型 世界規模大手サービス その他の世界のサービス 多様化する経路検索・地図サービス etc... 都道府県別のHP 事 業 者 個 別 ホ ー ム ペ ー ジ 国内経路検索・地図サービス
  16. 16. マッチングが難しくなる要因2 乗合バス事業者の増加 30 362 359 364 355 350 372 398 414 511 516 513 1,087 1,185 1,347 1,453 1,640 1,836 1,991 2,120 2,171 2,217 0 500 1000 1500 2000 2500 事 業 者 数 ( 社 ) 国土交通省 自動車関係統計データ「バス事業者数」 より http://www.mlit.go.jp/common/000117167.pdf 16
  17. 17. マッチングが難しくなる要因3 外国人観光客の増加 352,832854,4191,316,632 3,235,860 4,757,146 6,727,926 8,611,175 6,218,752 8,358,105 10,363,904 13,413,467 19,737,409 24,039,700 1964 1970 1980 1990 2000 2005 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 訪 日 外 国 人 数 日本政府観光局 「年別 訪日外客数, 出国日本人数の推移」 より http://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/marketingdata_outbound.pdf 17
  18. 18. 情報提供モデルを検討しても良い時期 18 新しい情報 提供モデル
  19. 19. 19 課題を解決する1つの手段 VAL 他のCP 他の提供先世界のサービス パートナー パートナー 大手ポータルサイト 駅すぱあと 大手ポータルサイト 乗換検索 サービス 様々な サービス バス事業者 オープン データ データ取得 データ作成・提供 オープンデータ
  20. 20. 1 2 3 20 会社紹介など バスデータと経路検索サービス オープンデータ化のポイント
  21. 21. フォーマットが重要 国土交通省が主体となり、当社のメンバーも参加する委員会で 定めた、国内だけではなく世界標準のフォーマット「標準的なバ ス情報 フォーマット」が有効な手段となります 21 フォーマット種類 地図・経路検索 サービスへの展開(国内) 地図・経路検索 サービスへの展開(国外) 独自・エクセル(日本語) △ × 独自・エクセル(英語) △ △ 標準的なバス情報 フォーマット 〇 〇 GTFS △ 〇
  22. 22. 標準的なバス情報 フォーマット 「バス情報の効率的な収集・共有に向けた検討 会(2016/12~2017/3)」の成果物として発表 http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transport_tk_000067.html 22 委員会に参加した企業・団体 国土交通省 総合政策局 日本バス協会 国土交通省 自動車局 株式会社駅探 東京大学生産技術研究所 株式会社ナビタイムジャパン 株式会社構造計画研究所 株式会社工房 公共交通利用促進ネットワーク 公共交通オープンデータ協議会 ジョルダン株式会社 株式会社ヴァル研究所
  23. 23. 「標準的なバス情報 フォーマット」と「GTFS」 23 標準的な バス情報 フォーマット GTFS GTFS(General Transit Feed Specification) とは 公共交通機関の時刻表とその地理的情報に使用される共通形式を定義したもので、 当初はGoogle 社向けのフォーマットとして作成されていました。現在はオープン化さ れ、誰もが使用できるものと なっています。 零細事業者の利用も視野に、表計算ソフトでの閲覧が容易な CSV 形式を採用し、仕 様がオープン化されていることから、北米・欧州を中心に海外で幅広く利用されてい ます。また、 GTFS で作成したデータを一定のルールに基づき提供することで、Google マップで当該交通機関の 情報が案内される仕組みもあります。 「標準的なバス情報フォーマット」は「GTFS」の仕様 に準拠 互換性あり
  24. 24. オープンデータを作る際に気を付ける事 24 正しいフォーマットでデータを作成 • 日本国内でデータを作る場合、 世界標準のGTFS形式とも互換性のある 国交省が定めた「標準的なバス情報フォーマット」で作成する事が望 ましい • チェック用ツールの活用 ※GTFSのチェックツールが無償公開 「feedvalidator」https://developers.google.com/transit/tools?hl=ja CPの立場から見た利用しやすいオープンデータ • データが正確 • 不足情報が無い • 継続性の確保 (対応する事が目的ではなく、利用者に案内し続ける事が目的)
  25. 25. オープンデータに期待される効果 25 費用対効果の高い公共交通のPR • 作成するデータは1種類だけ (世界標準) • CPなどの企業に都度データ提供の必要なし • 世界に向けて情報発信が可能 (利用者の多い有名な地図サービスも対象) • 多言語化対応まで行われる可能性 • 自らのHPでお金をかけたコンテンツを提供する必要なし 外国人観光客対策 • 適切な情報提供により外国人観光客からの問い合わせを削減 • 地図サービス経由で観光資源と移動手段をセットにしてPRが可能
  26. 26. オープンデータの活用事例(海外) • ロンドン市交通局 https://tfl.gov.uk/info-for/open-data- users/ – 交通局自らはAPI公開のみで、利 用者向けの案内サイトは公開して いない – 民間企業や個人開発者が開発した アプリが50件近く現在も稼働して いる • パリ RATP バス https://data.ratp.fr/explore/?sort=modi fied • ハワイ オアフ島 TheBus http://hea.thebus.org/api_info.asp 26
  27. 27. オープンデータの活用事例(国内) • 山梨コンシェルジュ https://tfl.gov.uk/info-for/open-data- users/ – 山梨大学の豊木教授が中心となり 県内ポータルサイトに登録してあ るデータをオープンデータ化 – イスラエルのベンチャー企業が開 発するMoovitが山梨県GTFSを採 用 • 宇野バス https://data.ratp.fr/explore/?sort=modi fied – 現時点で日本で一番オープンデー タ化が進んでいるバス事業者、 GTFSリアルタイムにも唯一対応 – オープンデータを利用したアプリ を高校1年生の学生が開発し公開 27

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