企業内スタートアップに見る、企業連携で生み出すリーンスタートアップの裏側
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API Meetup Tokyo #14での伊藤忠インタラクティブ 三輪さんのセッション資料です。ご本人から許可をいただいて掲載しています。
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企業内スタートアップに見る、企業連携で生み出すリーンスタートアップの裏側
- 1. meets
- 2. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. はじめに Business Activation Company! 新たな価値を共創する。 豊かな未来を共想する。 今、あらゆるビジネスにおいて マーケティング＆テクノロジーは必須の要素になっています。 伊藤忠インタラクティブは マーケティング＆テクノロジーのスペシャリストとして クライアントのビジネスを活性化する パートナーでありたいと考えています。 テクノロジーとアイデアで、 「未来」を「今」に変えていく。
- 3. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. Tech BizDesign Business Activation Company! はじめに
- 4. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. サービス開発
- 5. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. サービス開発 全国、約30,000店のコンビニで ※50音順、一部店舗を除く × どこでも カンタンに セキュアに 低価格で マルチデバイス
- 6. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. ブラウザベース ＆ 専用アプリ フリーのストレージ 利用促進コンビニプリント 利用促進 コンビニ 来店キッカケ セキュアな 環境 マルチデバイス
- 7. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. User 1st ／ Consumer 1st ソリューション開発から、 “何が必要か” を考える時代。
- 8. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. サービス開発
- 9. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. O2O ／ 新しい接点 今あるソリューションから、 “何が発想できるか” を考える時代。
- 10. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. サービス開発 アルバム フォトノート
- 11. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. 連結／拡張／横展開 ／マッシュアップ 一つのソリューション体系 という発想から、 成長するサービス開発へ
- 12. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. ク ラ イ ア ン ト 企 業 ユ ー ザ ー オンライン ・ワンストップソリューション ・用途に合わせた配信方法 ・安全な在庫管理 ・デジタルリワードカタログ 販 促 キ ャ ン ペ ー ン サ イ ト 設 定 法人向けデジタルリワード流通プラットフォーム 販促 キャンペーン ポイント／ マイレージ交換 従業員 インセンティブ 連携 メール SMS Web サービス開発
- 13. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. API連携 ＝ ビジネス連携 顧客／機能／データ／…… さまざまな連携から ビジネスが加速する支援が可能に。
- 14. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. 業務 商い サービス開発 業務開発と事業開発の違い ○× スピード・コスト ＋ 資産の継承
- 15. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. オープンイノベーションの取組 ? DESIGN THINKING SYSTEM THINKING アイデアソン＆ハッカソン オープンベンチャーピッチ
- 16. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. 最後に 1. システムではなく、ビジネスを繋ぐ ポイント３つ 2. ユーザの体験を継承・共有化する 3. 繋ぐことで、その先の拡張を目指す
- 17. （C） 2016. ITOCHU INTERACTIVE . All Rights Reserved. Thank you。
Editor's Notes
- 本日は、このような機会を頂きましてありがとうございます。 このイベントに参加させていただくのは、初めてなのですが これまでの発表資料などを拝見させていただくと やはり、テックイベントとしての深い、専門的なお話が中心のように 拝見させていただきましたが、 今回は、タイトルにもあります ビジネス視点のお話として、 これまで、我々が携わらせていただいた事例を中心に みなさまに何かの気づき、新たな視点などを感じでいただければと思います。
- まず、はじめに これから事例などをご紹介するに当たり、 当社がどんな会社なのかというご説明を簡単にさせていただきます。 当社は、ここにもあります「B A C」というスローガンを掲げた マーケティングとテクノロジーを強みとして、ビジネス活性化のお手伝いを させていただく、パートナー企業として、展開させていただいております。 また、社名にありますように、伊藤忠グループのオンライン関連事業、サービス コミュニケーションに関する機能をご提供する事業会社として、 企業間の連携プロジェクト等も多く行っております。 伊藤忠商事グループ100％の会社ではありますが、 実は、4期ほど前まで、冒頭ご紹介いただいたCTCさんの資本を受けた SI、ICT事業を中止としておりました、2012年、会社の３０周年を機に 社名を伊藤忠インタラクティブとして、株主構成もファミマドットコム というファミリーマートさんと伊藤忠商事、その他企業とのJVからの 出資を受けまして、SIからより、オンラインビジネスをメインに行う会社に シフトしている会社です。
- そんな中、今回のお話の中心にもなりますが、 「B A C」を実践する体制として、 Tech + Design + Bizという、3つの機能を 中心に据えた事業展開を行っております。 これは、これまでのシステム構築⇒ご納品 という事業から、その先のビジネスを如何に 活性化させられるか。 あるいは、ビジネス活性の為にシステムが どう貢献できるか。ということを模索した過程で 生まれてきた体制になります。
- さて。 前置きが長くなりましたが、 API。 APIを活用したサービス開発事例として いくつかご紹介させていただきたいと思います。 まず、 今年「コンビニプリントforBOX」というサービスを リリースさせていただきました。 これは、コンビニでプリンターを使う際、これまででしたら USBを持参したり、専用アプリDLしたりして、データを入れ 出力する。というプロセスが必要だったものを Boxというクラウドストレージサービスにおいておけば いつでも全国にある３万台のプリンターから出力できます。 というサービスです。 実は、このサービスは、まさにAPIを繋いだだけで 作り上げたサービスのようなもので、でもその効果としては とても新しい可能性を秘めたサービスだと自負しております。
- 中身を少し、ご説明させていただきますと 実は、ここに書かせていただいているコンビニさんは 共通して、SHARPさんのコンビニエンスストア プリントサービス というサービスを導入されています。 そして、ここで活用させていただいているBOXという ストレージサービスは、CTCさんが国内セールスを行っている 北米のサービスになります。 この二つを繋げることで、新しいサービスが生まれる。。 我々は、プリンターの制御も、ストレージも、セキュリティも、課金決済も、…… もちろん、なにも行わないわけではありませんが、 開発することなく、このサービスが実現できたことになります。。
- 弊社は、日頃から、ファミリーマートさんのサービス向上などのテーマで ビジネスアイデアやサービス企画等を行っておりますが、 このように、ダイレクトにかつ最短距離で結びつけられたサービスも少ないと思います。 そのことによる、メリットは様々ありまして、 これらの環境を、一足飛びに構築できる環境にあることは まさにAPIでビジネスを繋ぐ。例ではないかと考えます。
- ここで、システム構築という発想ではなく、ビジネス開発という視点で APIの活用を考えたとき、発想は少し変わるのではないかと思っています。 我々が常に視点として置いているのは 企業間の文化として、繋がっていくことも大切ですが まず、お客様＝利用する一般の消費者という ユーザーファースト、コンシューマファーストの視点に立つことで 実は、企業間の調整は非常にスムーズになるということです。 どちらかの企業のソリューションとして考えてしまうと どうしても利害の一致が難しい場面が出てしまい、調整が難航するケースが出てしまいます。 しかし、使うお客さまにとってどうなのか。を考えた際には、このトライアングルの成立のさせ方が 非常にイメージしやすくなるということです。
- では、企業を結ぶAPI活用の事例として もうひとつ、ファミリマートさんと取り組ませていただいている事例をご紹介します。 これも実際には、３社間ということになりまして、SHARPさんのプリンターも介在するのですが まずは、サービスの説明VTRをご覧ください。 ご覧のように、まず、ユーザーがどのように、便利に、メリットを感じていただけるか。 がサービス連携の肝になってくると考えております。 裏の動きとしては、アクサさんのオペレータの業務フローや取得データの扱い、 コンビニでの滞在時間等、多くの要素が絡むのですが、総じてそれが新サービスとして 魅力的なものになるのかどうか。というのが、常に我々が持っている視点です。 このご紹介した映像も弊社で制作させていただいており、サービストータルの視点で システム連携、構築から、サービスのアウトプットまで発想する力が求められているというのが実感です。
- 何が必要か。何が発想できるのか。 という視点から、サービス拡張や新サービスを発想し、 システムとして構築する。というゴールに留まらず サービスとして成立させるという視点が、企業間連携では 大きな価値を生んでくると考えています。
- 次は、企業内スタートアップの事例をご紹介させていただきます。 このサービス立ち上げをさせていただいたのは数年前になるのですが ・ビジネスモデルの企画 ・ストレージサービスの立ち上げ ・社内連携 ・外部サービス連携 まで、行った事例で、 特に、サービスとして、女性向けのフォトストレージサービスを シニア向けのサービスに横展開することで、孫と祖父母のコミュニケーション サービスとして提供するところまで、実施させていただいている事例です。
- API連携で行う大きな目的は。 ・連結 ・拡張 ・横展開 ・マッシュアップ ・・・ 成長、拡張を目指した汎用性をどのように担保できるか。 というところまで、必要になっています。
- 次に、海外との事例、複数の企業との取組事例として 国内でのサービス展開を行っている事例をご紹介いたします。 ・クライアント企業との連携 ・インセンティブ提供企業との連携 APIと単純データ連携と様々に行っています。 これは、どちらの企業とも、常に拡張開発を行いながら 進んでいく、APIでの連携がサービスの根幹になっている事例です。
- つまり、冒頭ご紹介にもありましたが API連携は、ビジネス連携でもある。 ということになるのではないでしょうか。 これまでの、他部署が開発した基幹システム の内部連携を行う。 という視点から、サービス拡張、ビジネス拡大を目指す キーファクターとしてAPIの設計、活用が大きな要素となっている ことを実感しています。
- つまり、 これまでの、業務単位での発想から、ビジネス全体に大きく影響する システム構築思想とそのための技術力が必要になっているのではないでしょうか。。 また、スタートアップの際の開発でも、 如何にこの“繋ぐ”という関係作りを構築できるかが大きなカギになってきていると考えます。
- そこで、最後に少し宣伝になりますが。。弊社で取り組んでいる もうひとつの事例についてご紹介させてください。 アイデアソン、ハッカソンの取組について少しご紹介させていただき 最後にさせていただきたいと思います。 弊社では、これまで、お話させていただきましたような 企業さまとの取組としてサービス開発を行うだけでなく 自社単体でのサービス開発も行っております。 また、そのさびービス開発のノウハウを アイデアソン ハッカソン オープンベンチャーピッチ のコーディネーション、運営、実施などにより 企業にご提供させていただくプログラムも実施しております。
- 最後の最後にまとめ。。 今日お伝えしたかった内容をまとめますと。。。