2021年7月20日 Qlik Tips の資料です。

1. Qlik Tips
複数言語対応のアプリ
2021年7月20日
鈴木 由紀
Senior Solution Architect, Qlik Japan

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複数言語対応アプリ
フィルターで言語を選択して、画面表示を切り替えます。
言語を選択
ひとつのアプリを複数言語で利用可能
言語ごとにアプリを作る必要がありません。

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対応手順１
スクリプトでの準備
1. アプリに使用するシート見出しや軸・メジャーのラベルなどに
ついて、インデックスを決めます。
2. アプリに使用するシート見出しや軸・メジャーのラベルなどに
ついて、インデックス付の翻訳シートを作ります。
3. 言語の種類リストを作ります。
4. 言語選択用変数を作ります。
Set vLanguage = '=#LANGUAGE';
1
2
3
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5
6
Index English Japanese ・・・
1 Dashboard ダッシュボード ・・・
2 Customer 取引先名 ・・・
3 Year 年 ・・・
4 Month 月 ・・・
5 Sales 売上 ・・・
6 Sales vs Profit rate 売上vs利益率 ・・・
7 Sales Trendo 売上トレンド ・・・
8 Order date 受注日 ・・・
翻訳シート
#LANGUAGE
English
Japanese
言語リスト

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対応手順２
画面での設定
1. 言語選択用項目は必ず1つのみ常に選択する設定とします。
2. 上記１の項目で言語を選択するためのフィルターパネルを作ります。
選択内容が変数に入るものとします。
3. 選ばれた言語により、インデックスに応じて翻訳を表示する数式を、見
出しやラベルに設定します。
=Only({<Index = {2}>} [$(vLanguage)])
vLanguage
変数
・・・ 選ばれた言語のIndex=2のテキストが入る

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Tips
1. 翻訳シートの読込は、Load * としておく。 → 今後、言語（列）が増えてもスクリプトを変更しなくてよい。
2. 言語の種類リストは翻訳シートから、CrossTableとLoad Distinctで作る。
→ 今後、言語が増えてもスクリプトを変更しなくてよい。
3. 不具合で言語が選択されない場合、または複数選択された場合も表示されるように、変数には常に１つの言
語が設定されるようにしておく。 例：Set vLanguage = '=Minstring(#LANGUAGE)';
4. 言語選択項目はユーザーの分析に無関係なので、Hideprefix を使用して、最後に隠す。
例： SET HidePrefix = ‘#‘; 言語選択用項目 #LANGUAGE
言語:
CrossTable (言語, 翻訳) Load
*
Resident 翻訳シート;
言語リスト:
Load Distinct 言語 as #LANGUAGE
Resident 言語;
Drop table 言語;

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サンプルスクリプト
SET HidePrefix = '#';
翻訳シート:
LOAD *
FROM [lib://DataFiles/Translation.xlsx]
(ooxml, embedded labels, table is Sheet1);
言語:
CrossTable (言語, 翻訳) Load
*
Resident 翻訳シート;
言語リスト:
Load Distinct 言語 as #LANGUAGE
Resident 言語;
Drop table 言語;
Set vLanguage = '=Minstring(#LANGUAGE)';
Index English Japanese
1 Dashboard ダッシュボード
2 Customer 取引先名
3 Year 年
4 Month 月
5 Sales 売上
6 Sales vs Profit rate 売上vs利益率
7 Sales Trendo 売上トレンド
8 Order date 受注日
翻訳シートサンプル