2023年8月8日の【Qlik Senseで実現する故障分析　ワイブルグラフの作成方法のご紹介】の資料です。

1. Qlik Senseで実現する故障分析
ワイブルグラフの作成方法のご紹介
クリックテックジャパン株式会社
2023年8月8日

2. •ワイブル分析を用いた故障分析
•ワイブルグラフ作成方法
•デモおよびスクリプト解説
アジェンダ

3. 3
ワイブル分析を用いた
故障分析

4. 4
ワイブル分布
ワイブル分析は、故障情報を入力とし、不信頼度を求める手法です。不信頼度が判れば、故障率、信頼度及び故障確率密度も
知ることができます。
故障情報
故障件数ヒストグラム
故障数近似 不信頼度 ワイブル分布
時間
確率密度
時間
不信頼度
時間
不信頼度
横軸は時間、縦軸は発生
確率密度
横軸は時間、縦軸
は不信頼度（故障確率密
度の累積)
累積値を確率紙の上にプロット、平
均 プロット、平均 プロット、平均 プ
ロット、平均 となるよう となるよう とな
るよう となるよう な直線を引く（最
小 二 乗法）
ワイブル分布の確率密度関数 f(t)
f(t) = m/η {(t-γ)/η}^m-1 × exp {-(t-γ/η)^m}
m: 形状パラメータ （確率密度分布の形状がmに応じて変わる）
η : 尺度パラメータ （累積故障が対象台数の63%となる経過時間を表現）
γ : 位置パラメータ （初期から故障発生するので0とする）

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ワイブル分布
• 確率密度関数は以下式で表します。mの値によって部品の故障形態が異なります。
- m<1 :初期型故障
- m=1：時間の経過には関係のない偶発故障
- m>1：摩耗型故障。mが小さいと初期型で、mが大きくなるに従い後期型の摩耗故障となる
確率密度関数
出展：制御工学の基礎あれこれ ワイブル分布 ワイブル確率紙

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ワイブル分布
• 累積分布関数とは所定範囲内の確率の累積値で、全範囲の累積値は1になります。 横軸を期間として、
製品をリリースしてから所定期間の故障発生率を見積もる際に累積分布関数を用い、例えば3年CDFなど
と呼ぶ場合があります。
累積分布関数 CDF:cumulative distribution function

7. 7
ワイブル分布
• 故障率λ(t)とは上記ワイブル分布の式の一部分で表され、
右のグラフの様になります。
• 故障率の特性は、初期型、偶発型、摩耗型に分類され
時間経過とともに故障率が変動していきます。 これを一
つの曲線で表したものは、浴槽に似ている事からバスタブ
曲線といいます
故障率

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ワイブル分布
• 部品の故障率を調べるにあたって、前述の様な確率密度関数や累
積分布関数を見ても、ワイブル分布に従っていると一概には判断が
難しいので、ワイブル分布を直線上で表すことで、分布への適合性を
判断するツールがワイブル確率紙となります。
• 縦軸は累積分布関数(パーセント表示)で、メモリが不等間隔となっ
ており、一見対数表示に見えますがそうではありません。 これは、右
側縦軸に示された関数に対比された値となっているからですが、その
関数の導出方法は以下になります
ワイブル確率紙

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9
収集 分析
Excelを使用したワイブル分析
・データダウンロード
販売情報
故障情報
・分析用データ集計
・ワイブル分析グラフ作成
部品数
毎月

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Qlikでのワイブル分析
ガバナンス
ビジュアライゼーション
データモデリング
データ準備
インメモリエンジン
(高速集計）
収集 分析
部品数
毎月
・データ更新/分析自動化
・販売と故障データとの連携
・部品別分析
・動的な発生予測

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ツールによるワイブル分析の導入要件
•１ツールで実現可能なこと
•故障データ、販売データと連携がとれること
•定型的なグラフの形式は維持
•動的に発生予測が可能なこと

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ワイブルグラフ作成方法

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ワイブルグラフ完成形

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サンプルデータ
• 販売データ
- 製品コード
- 販売年月
- 販売数
• 故障データ
- 製品コード
- 交換部品番号
- 販売年月
- 発生年月
- 経過月
- 発生件数
製品の販売後の経過月で交換部品毎の故障傾向の確認を実施

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ワイブル分析の計算方法
• 母数：全期間の販売総数
• 残存数：期間内の母数から各経
過月の故障数との差分
• 故障数：経過月別の故障数
• 故障率：故障数/残存数
• 累計故障率：故障率の累計
• ln(t)：経過月の自然対数
• lnH(t)：累計故障率の自然対数
ワイブルグラフではlnH(t)を使用

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ワイブルグラフ
• 新規作成する並列ステート(デモで
はG1)のオブジェクトで経過月を選
択すると選択状態に合わせてプロッ
トと回帰線の比較をチャート上で確
認可能
• 経過月を選択した際にUIのみで
各数値を集計すると母数や残数の
数値がベースの数値を変わってしま
うのと、パフォーマンスの問題でワイ
ブル分析に使用する数値をスクリプ
トで事前集計の実施が必要
ベースと選択の比較

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デモおよびスクリプト
解説

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その他の情報

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オンラインでの技術情報提供
Qlik Japanプリセールスチームではオンラインの技術情報提供を推進しています。
セミナー トレーニング
LT形式のTips共有 技術イベント

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直近の無料Webセミナー

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TECH PLAY Qlik関連グループが拡大！
• 既存のQlik Japanグループの他、Qlik Japan User GroupとQlik医療データ活用グ
ループを開設しました。グループのフォローをお願いします！
NEW! NEW!

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Webセミナーの資料はレポートで公開します。
TechPlayの申込ページの
「イベントレポート」のタブから、資料と
動画をご覧いただけます。

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Webセミナー過去動画・資料
https://www.slideshare.net/QlikPresalesJapan/presentations
https://youtube.com/playlist?list=PLTGfcjhh8Hh5aTTk-PDzg-dEhCtvh5IJ0
YouTube プレイリスト TECH TALK Slideshare QlikPresalesJapan

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Qlik Tips プレイリスト
Qlik使用のちょっとした技術やコツを短い動画でご紹介しています。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLTGfcjhh8Hh5a6vjjOlBa7mAtL2H0hw7K

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その他の情報
セミナー動画・事例紹介
・デモ・新機能紹介
Qlik Japan Youtube Qlik Community Japan
製品・技術Q&A、製品関連資料
Qlik Showcase
日本語アプリの公開
Qlik Japan Blog
製品・技術情報の公開

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