GTFSは複数のファイルで構成され、それらの中身は時刻や緯度経度、路線や停留所のIDなど数字や英文字の羅列であり、それを見て直感的に内容を把握することは難しいです。 地図やダイヤグラムに可視化することで、GTFSへの興味や理解を深めることができないかという試みをまとめてみました。

1. GTFSの可視化
GTFSで遊んでみよう!
バス停情報研究家 佐野一昭
2017.3.4
1
International Open Data Day 2017 in Shizuoka

2. 佐野 一昭
さの かずあき
・幼少期からバスが好きでした
・学生時代は登下校時も遠足時もバスチェック
・趣味が高じて、1年で全国47都道府県を周ったことも
・就職して通勤でバスを使ったことで、乗る楽しみを知りました
・社内でバスの乗り方や予約方法を質問をされることがあり、
世の中にバス情報が不足していることに気付きました
・バス情報をわかりやすく伝える仕組みを造りたいと思うようになりました
・バス停の位置情報取得を開始、現在約4.4万地点を取得

4. 東京、神奈川を中心に4.4万地点以上
4
2016年末で神奈川県全域の
調査完了

5. アメリカ合衆国 14地域、カナダ 2地域 を訪問
5
Los Angeles, CA
Chicago, IL
New Orleans, LA
Washington, DC
New York, NY
San Diego, CA
Orlando, FL
Buffalo, NY
Toronto, ON
Minneapolis, MN
Seattle, WA
Vancouver, BC
San Francisco, CA
Long Beach, CA Jacksonville, FL
Houston, TX

6. GTFSとは?
General Transit Feed Specification の略称
強引に和訳すると「標準的な交通情報の仕様」
みたいな感じでしょうか。
GTFSとは、公共交通機関の路線や時刻表といった情
報が表現できるデータ形式です。
欧米などでは、交通事業者の多くが情報をオープンデー
タとして配布していますが、GTFS形式で公開されること
が多く、デファクトスタンダードと言えます。
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7. GTFSとは?
また、GoogleマップがGTFSをサポートしているため、
GTFSで情報を提供することにより、世界の人たちが
Googleマップ上で、バスや電車の乗換案内などで
使うことができるようにもなります。
GTFSのこれまでの経緯について、以下に詳しい説明が
あります。
「オープンデータ標準を作る：GTFS物語」
http://qiita.com/niyalist/items/5eef5f9fef7fa1dc6644
7

8. GTFSとは?
日本では、まだGTFSで情報提供をしている交通事業
者は多くはありませんが、オープンデータ化も拡がりつつあ
るので、GTFSを理解することは有益だと考えています。
とはいえ、路線や時刻表などをデータ化したものなので、
GTFSそのものは数字や英字がたくさん並んでいて、
どんなことが書かれているのか、なかなかわかりにくいもの
だと思います。
そこで、GTFSをフリーで使えるツールを使って可視化を
試みようというのが、今回のテーマです。
8

9. 注意!
GTFS ≠ オープンデータです。
オープンデータとは、機械判読に適した形式で、
二次利用が可能な利用ルールで公開されたデータです。
GTFSとは、バスや鉄道などの運行情報をデータ化する
形式のひとつです。
海外も含めて、多くの運行情報がオープンデータとして
公開されており、それらがGTFSであることが多いです。
つまり、オープンデータとして公開されている運行情報の
標準的なフォーマットがGTFSということになります。
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10. 注意!
逆に言えば、公共交通機関の運行情報をGTFSに変
換することは可能ですが、そのすべてがオープンデータかど
うかは別です。
GTFSのデータがオープンデータとして公開されているかど
うかは、それぞれ確認する必要があります。
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11. GTFSを入手しよう
インターネット上で公開されているGTFSをダウンロード
しましょう。
アメリカのバス事業者のサイトには、Developersなどの
名称のページがあり、そこからGTFSをダウンロードできる
ようになっています。
※氏名や使用目的を登録する必要がある場合があります。
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12. GTFSを入手しよう
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Chicago, IL Newark, NJ
San Diego, CA Orlando, FL

13. GTFSを入手しよう
13
今回は、みなさんの比較的身近な静岡県内のGTFSを
使って可視化を進めていこうと思います。
・島田市
・焼津市

14. ファイルの内容を見てみると
…
GTFSは、ウェブサイトからダウンロードできます。
ダウンロードしたGTFSは、google_transit.zipなどの
ファイルですが、これは複数のファイルがひとつに圧縮さた
状態です。
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15. ファイルの内容を見てみると
…
google_transit.zipの中を見てみると、
agency.txt、calender_dates.txtなどの7個の
ファイルが入っていることがわかります。
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16. ファイルの内容を見てみると
…
GTFSの内容については、以下のサイトに詳しい説明が
あります。
GTFSとは（GoogleDevelopers内）
https://developers.google.com/transit/gtfs/?hl=ja
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17. ファイルの内容を見てみると
…
agency.txt 必須 このフィードのデータを提供する 1 社以上の交通機関。
stops.txt 必須 乗客が乗り降りする停車地点。
routes.txt 必須 交通機関のルート。ルートとは利用者に 1 つのサービスとして表示される、
旅程のグループのことです。
trips.txt 必須 各ルートの旅程。旅程とは一定の時間に 2 回以上の停車を伴う移動
行程を指します。
stop_times.txt 必須 各旅程の個々の停車地への到着時刻と出発時刻。
calendar.txt 必須 週間時刻表に基づいたサービス ID の日付。サービスの開始日と終了日に
加えて、サービスが利用できる曜日を指定します。
calendar_dates.txt 省略可能 calendar.txt ファイルで定義されたサービス ID の例外。
この calendar_dates.txt にサービスのすべての日付を含める場合、
calendar.txt の代わりにこのファイルだけを指定することも可能です。
fare_attributes.txt 省略可能 交通機関のルートの料金情報。
fare_rules.txt 省略可能 交通機関のルートの料金情報を適用するための規則。
shapes.txt 省略可能 交通機関のルートを示す線を地図に描くための規則。
frequencies.txt 省略可能 サービスの間隔が一定でないルートの運行間隔（旅程の間隔）。
transfers.txt 省略可能 乗換地点で別のルートに乗り継ぐための規則。
feed_info.txt 省略可能 フィード自体に関するその他の情報（フィード提供者、バージョン、
有効期間などの情報）。
【GTFSリファレンスより参照】 https://developers.google.com/transit/gtfs/reference?hl=ja
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18. ファイルの内容を見てみると
…
GTFSは、13のファイルで構成されています。
このうち必須なのは6ファイルで、それ以外の7ファイルは
必要に応じて準備する形になります。
今回は、
agency.txt stops.txt
routes.txt trips.txt
stop_times.txt shapes.txt
calender_dates.txt
の7ファイルがあります。
とりあえず、内容を見てみましょう。
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19. ファイルの内容を見てみると
…
stops.txt
UMAP
GoogleFusjionTable
QGIS
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20. ファイルの内容を見てみると
…
なんだか、数字や英字が並んでいますね。
各項目をカンマで区切ったCSVファイルですが、
パッと見ても内容がよくわからないですね～
ということで、GTFSを可視化してみましょう。
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21. Excelで開いてみましょう
前準備として、GTFSをエクセルで開いてみましょう。
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22. Excelで開いてみましょう
エクセルを起動します。
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23. Excelで開いてみましょう
データのリボンを選択し、テキストファイルをクリックします。
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24. Excelで開いてみましょう
agency.txtを選択し、インポートボタンを押します。
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25. Excelで開いてみましょう
「先頭行を…」にチェックして、次へボタンを押します。
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26. Excelで開いてみましょう
区切り文字「カンマ」にチェックして、次へボタンを押します。
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27. Excelで開いてみましょう
完了ボタンを押します。
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28. Excelで開いてみましょう
OKボタンを押します。
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29. Excelで開いてみましょう
agency.txtの内容が表示されました。
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30. Excelで開いてみましょう
他の6ファイルも同じようにエクセルで開いてみましょう。
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31. Excelで開いてみましょう
shape_idは桁数が多いため、指数表示になっています。
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32. Excelで開いてみましょう
ホームリボンを表示します。
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33. Excelで開いてみましょう
A列を選択状態にして、数値を選択します。
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34. Excelで開いてみましょう
shape_idが数値表示になります。
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35. GTFSを可視化しよう
停留所と路線は、地図にプロットしてみます。
運行情報は、ダイアグラムとして表示してみます。
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36. 停留所を地図にプロット
stops.txtは、停留所の名称や位置情報を含んだファ
イルです。そのため、地図にプロット(配置)することで可
視化できます。
地図に位置情報をプロットできるツールは、例えば以下
のようなものが使えます。
umap
GoogleFusjionTable
QGIS
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37. 停留所を地図にプロット
今回は、インターナショナルオープンデータデイということで
地図のオープンデータであるOpenStreetMapを使った
サービスであるumapを使ってみましょう。
umapは、以下のURLでアクセスできます。
https://umap.openstreetmap.fr/ja/
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38. 停留所を地図にプロット
umapの最初の画面です。
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39. 停留所を地図にプロット
マップを作成を押します。
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40. 停留所を地図にプロット
地図が表示されたら、ファイルのインポートを開始します。
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41. 停留所を地図にプロット
右側メニューの上向き矢印ボタンを押します。
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42. 停留所を地図にプロット
ファイル選択ボタンを押します。
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43. 停留所を地図にプロット
stops.txtを選択して、開くボタンを押します。
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44. 停留所を地図にプロット
インポートデータ形式を選択からcsvを選択します。
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45. 停留所を地図にプロット
インポートボタンを押します。
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46. 停留所を地図にプロット
停留所が表示されました。閉じるボタンを押します。
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47. 停留所を地図にプロット
地図を移動したり、ズームしてみましょう。
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48. 停留所を地図にプロット
島田駅周辺を表示してみました。
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49. 停留所を地図にプロット
停留所のアイコンをクリックすると、ボタンが表示されます。
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50. 停留所を地図にプロット
編集ボタンを押すと、停留所の内容が表示されます。
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51. 経路を地図にプロット
shapes.txtは路線の経路を含んだファイルです。そのた
め停留所と同様に地図にプロットすることで可視化でき
ます。
経路を地図上に描くときには直線を組み合わせることに
なります。そのため曲がった道を通るような場合は短い直
線を組み合わせて表現します。
shapes.txtには、直線の始点と終点がたくさん書かれ
ています。
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52. 経路を地図にプロット
B列とC列が緯度経度で、直線の始終点を示します。
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53. 経路を地図にプロット
停留所と同じようにumapにプロットすることが可能です
が、このままだと始終点だけになってしまいます。
ここでは直線を表現できるkmlというデータ形式に変換
して、umapにインポートします。
※kmlについては、こちらに説明があります。
https://developers.google.com/kml/?hl=ja
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54. 経路を地図にプロット
予め用意したエクセルマクロでkmlに変換します。
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55. 経路を地図にプロット
kmlファイルとして保存します。
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56. 経路を地図にプロット
テキストエディタを起動します。
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57. 経路を地図にプロット
Ctrl+Aでkml全体を選択します。
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58. 経路を地図にプロット
Ctrl+Cでコピーします。
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59. 経路を地図にプロット
テキストエディタにCtrl+Vで貼り付けます。
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60. 経路を地図にプロット
shapes.kmlというファイル名で保存します。
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61. 経路を地図にプロット
umapの画面に移動し、マップを作成を押します。
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62. 経路を地図にプロット
地図が表示されたら、ファイルのインポートを開始します。
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63. 経路を地図にプロット
右側メニューの上向き矢印ボタンを押します。
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64. 経路を地図にプロット
ファイル選択ボタンを押します。
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65. 経路を地図にプロット
shapes.txtを選択して、開くボタンを押します。
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66. 経路を地図にプロット
インポートデータ形式が自動的にkmlになります。
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67. 経路を地図にプロット
インポートボタンを押します。
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68. 経路を地図にプロット
経路が表示されました。閉じるボタンを押します。
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69. 停留所を地図にプロット
島田駅周辺を表示してみました。
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70. 停留所を地図にプロット
停留所を追加し、背景を変えてみました。
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71. 運行情報をダイヤグラムに
地図上に、停留所や路線をプロットすることができました。
もう一方で、バスは時刻によって走り方が決まっています
が、GTFSにはそういった運行情報も含まれています。
運行情報は、ダイヤグラムと呼ばれる縦軸に走行距離、
横軸に時間とした二次元の表現をすることができます。
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72. 運行情報をダイヤグラムに
GTFSでは、主に以下の4つのファイルの組み合わせで
運行情報を表現しています。
stops.txt
routes.txt
trips.txt
stop_times.txt
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73. 「その筋屋」とは?
ダイヤグラムを描くことができるツールとして「その筋屋」と
いうソフトがあります。
このソフトは、バスを運行する本業の人が使う専門的な
ものですが、バス情報のオープンデータ化にも取り組まれ
ており、GTFS生成機能も持っています。
今回はダイヤグラムを表示する機能を活用させてもらい
ます。
http://www.sinjidai.com/sujiya/
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74. 「その筋屋」とは?
「その筋屋」にはGTFSを直接入力することはできません
が、専用のExcelフォーマットが準備されています。
今回は、先ほどGTFSの各ファイルをExcelファイルにしま
したので、それをExcelのVBAマクロで変換して、「その
筋屋」に入力できるフォーマットにします。
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75. 「その筋屋」とは?
ExcelのVBAマクロで変換しました。
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76. 「その筋屋」の準備
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「その筋屋」を起動します。

77. 「その筋屋」の準備
77
右側のダイヤの追加・編集をチェックします。

78. 「その筋屋」の準備
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改正日を設定し、付加する文字列を入力します。

79. 「その筋屋」の準備
79
新規ダイヤボタンを押します。

80. 「その筋屋」の準備
80
作成するボタンを押します。

81. 「その筋屋」の準備
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島田市・焼津市が追加されました。

82. 「その筋屋」の準備
82
編成開始ボタンを押します。

83. 「その筋屋」の準備
83
「その筋屋」の準備が終わり、初期の画面になりました。

84. 停留所の読込み
84
マウスを上へ持っていくと、メニューが表示されます。

85. 停留所の読込み
85
メニューの基本データを選択します。

86. 停留所の読込み
86
規定シートボタンを押します。

87. 停留所の読込み
87
エクセルからのデータ読込画面が表示されます。

88. 停留所の読込み
88
エクセルを駅・停留所シートを選んだ状態にします。

89. 停留所の読込み
89
読込開始ボタンを押します。

90. 停留所の読込み
90
自動的にエクセル画面に変わり、読込が始まります。

91. 停留所の読込み
91
読込が終わったら、閉じるボタンを押します。

92. 停留所の読込み
92
駅・停留所ボタン押します。

93. 停留所の読込み
93
駅・停留所データの画面が開いて、読込んだ結果が
確認できます。

94. 路線の読込み
94
規定シートボタンを押します。

95. 路線の読込み
95
路線タブを選択します。

96. 路線の読込み
96
路線.xlsxを開きます。

97. 路線の読込み
97
読込開始ボタンを押します。

98. 路線の読込み
98
自動的にエクセル画面に変わり、読込が始まります。

99. 路線の読込み
99
読込が終わったら、閉じるボタンを押します。

100. 路線の読込み
100
左側に路線に含まれる停留所が表示されます。

101. 系統の読込み
101
規定シートボタンを押します。

102. 系統の読込み
102
系統タブを選択します。

103. 系統の読込み
103
系統.xlsxを開きます。

104. 系統の読込み
104
読込開始ボタンを押します。

105. 系統の読込み
105
自動的にエクセル画面に変わり、読込が始まります。

106. 系統の読込み
106
読込が終わったら、閉じるボタンを押します。

107. 系統の読込み
107
路線と系統ボタン押します。

108. 系統の読込み
108
路線と系統画面が表示されます。

109. 系統の読込み
109
所属系統の編集をチェックすると、系統が表示されます。

110. スジとは便のことです。
スジは、平日、土曜、日祝の3種類のパターンが
ありますので、それぞれを分割して読込みます。
ここでは、
平日
土曜
日祝
の順で読込みます。
スジの読込み
110

111. マウスを左に持っていくと曜日が選択できます。
スジの読込み
111

112. 規定シートボタンを押します。
スジの読込み
112

113. スジタブを選択します。
スジの読込み
113

114. スジ平.xlsxを開きます。
スジの読込み
114

115. 読込開始ボタンを押します。
スジの読込み
115

116. 自動的にエクセル画面に変わり、読込が始まります。
スジの読込み
116

117. 読込が終わったら、閉じるボタンを押します。
スジの読込み
117

118. 画面中央にダイヤグラムが表示されます。
スジの読込み
118

119. 土曜を選択します。
スジの読込み
119

120. 土曜を選択したので、左側が青い表示になります。
スジの読込み
120

121. 規定シートボタンを押します。
スジの読込み
121

122. スジタブを選択します。
スジの読込み
122

123. スジ土.xlsxを開きます。
スジの読込み
123

124. 読込開始ボタンを押します。
スジの読込み
124

125. 自動的にエクセル画面に変わり、読込が始まります。
スジの読込み
125

126. 読込が終わったら、閉じるボタンを押します。
スジの読込み
126

127. 画面中央にダイヤグラムが表示されます。
スジの読込み
127

128. 日祝を選択します。
スジの読込み
128

129. 日祝を選択したので、左側が赤い表示になります。
スジの読込み
129

130. スジタブを選択します。
スジの読込み
130

131. スジ日.xlsxを開きます。
スジの読込み
131

132. 読込開始ボタンを押します。
スジの読込み
132

133. 自動的にエクセル画面に変わり、読込が始まります。
スジの読込み
133

134. 読込が終わったら、閉じるボタンを押します。
スジの読込み
134

135. 日祝に運行がないのでダイヤグラムが表示されません。
スジの読込み
135

136. 左上のボタンを押すと路線が圧縮表示になります。
スジの読込み
136

137. 大井川焼津線のボタンを押します。
スジの読込み
137

138. 拡大表示になり、ダイヤグラムが見えるようになります。
スジの読込み
138

139. GTFSのデータを「その筋屋」に読込んで、ダイヤグラムの
表示にすることができました。
せっかくなので、「その筋屋」の機能を使ってみましょう。
「その筋屋」を使ってみよう
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140. マウスをスジの上に持っていくと、詳細が表示されます。
「その筋屋」を使ってみよう
140

141. 路線時刻表ボタンを押してみます。
「その筋屋」を使ってみよう
141

142. スジをクリックします。
「その筋屋」を使ってみよう
142

143. この路線の時刻表が表示されます。
「その筋屋」を使ってみよう
143

144. 復をクリックすると、逆方向の時刻表が表示されます。
「その筋屋」を使ってみよう
144

145. 145