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富山県における標準的なバス情報フォーマットによるオープンデータ化の取組み

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2019年3月2日開催「公共交通オープンデータ最前線 in インターナショナルオープンデータデイ2019 」における、鈴木邦夫氏(富山県 観光・交通・地域振興局 総合交通政策室)の発表資料です。

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富山県における標準的なバス情報フォーマットによるオープンデータ化の取組み

  1. 1. 1 富山県における 標準的なバス情報フォーマットによる オープンデータ化の取組み 話題提供 富山県観光・交通・地域振興局総合交通政策室 次長/地域交通・新幹線政策課長 鈴木 邦夫 富山空港直行バス ANAクラウンプラザホテル前→富山空港
  2. 2. オープンデータ基本指針 概要 (1)国民参加・官民協働の推進を通じた諸課題の解決、 経済活性化 (2)行政の高度化・効率化 (3)透明性・信頼の向上 ① 営利目的、非営利目的を問わず 二次利用可能なルールが適用されたもの ② 機械判読に適したもの ③ 無償で利用できるもの (1)公開するデータの範囲・・・各府省庁が保有するデータは、原則オープンデータとして公開。公開することが適当でない公共データは、公開できない 理由を原則公開するとともに、限定的な関係者間での共有を図る「限定公開」といった手法も積極的に活用。 (2)公開データの二次利用に関するルール・・・ 原則、政府標準利用規約を適用。 (3)公開環境・・・特にニーズが高いと想定されるデータは、一括ダウンロードを可能とする仕組みの導入や、APIを通じた提供を推進。 (4)公開データの形式等・・・機械判読に適した構造及びデータ形式で掲載することを原則。法人情報を含むデータは、法人番号を併記。 (5)公開済みデータの更新・・・可能な限り迅速に公開するとともに適時適切な更新。 (1)相談窓口の設置・・・総合的な相談窓口(内閣官房 IT総合戦略室)・相談窓口(各府省庁)の設置 (2)推進体制・・・内閣官房IT総合戦略室は、政府全体の オープンデータに関する企画立案・総合調整、各施策の レビュー、フォローアップを実施等 1.オープンデータの意義 2.オープンデータの定義 5.推進体制 3.オープンデータに関する基本的ルール 4.オープンデータの公開・活用を促す仕組み (1)オープンデータ・バイ・デザインの推進・・・行政手続き及び情報システムの企画・設計段階から必要な措置 (2)利用者ニーズの反映・・・各府省庁の保有データとその公開状況を整理したリストを公開→利用者ニーズを把握の上、ニーズに即した形での公開 地方公共団体・・・官民データ法の趣旨及び本基本指針を踏まえて推進。 独立行政法人・・・国費によって運営されていること又は実施している事業や 研究があることに鑑み、基本指針に準拠して取組を推進することが望ましい。 公益事業分野の事業者・・・その公益性に鑑み、本基本指針及び利用者 ニーズを踏まえて推進することが望ましい。 6.地方公共団体、独法、事業者における取組 平成28年12月14日に公布・施行された「官民データ活用推進基本法」において、国、地方公共団体、事業者が保有する官民データ の容易な利用等について規定された。本文書は、これまでの取組を踏まえ、オープンデータ・バイ・デザイン(注)の考えに基づき、国、地方 公共団体、事業者が公共データの公開及び活用に取り組む上での基本方針をまとめたものである。 本基本指針の位置づけ (注)公共データについて、オープンデータを前提として情報システムや業務プロセス全体の企画、整備及び運用を行うこと。 出典:政府CIOポータル 2
  3. 3. 出典:平成29年3月31日国土交通省発表「標準的なバス情報フォーマット」を定めました~ 経路検索におけるバス情報の充実に向けた取組 ~ 3
  4. 4. 富山県内の公共交通の状況とGTFS 富山地方鉄道 ダブルデッカーエキスプレス
  5. 5. 5
  6. 6. 富山県の地域交通(鉄軌道、バス)年間利用者数の推移 <増減率> H5-H15 H15-H25 H25-H29 軌道 -36.8% 52.6% 14.8% 鉄道 -28.3% -8.5% 12.9% バス -52.3% -14.2% 5.0% 合計 -37.1% -3.3% 11.5% 6
  7. 7. 富山県の地域交通を取り巻く環境 ○今後、少子高齢化の進展、人口減少により、地域交通の利用者の減少や交通サービスの 低下が懸念される。 ○一方、高齢者の免許返納者の増加などが見込まれ、車を利用しない方々の日常生活を 支える交通サービスの確保・充実が重要。 ○このため、本県の多様な地域交通網の有効活用や改善のため、交通事業者、行政、県民、 企業、団体等が連携協力し、持続可能な地域交通を目指した取組みを推進することが 必要。 出展)交通事故白書及び運転免許統計 単位:千人 単位:人 7
  8. 8. 富山県の路線バスの現状について 8
  9. 9. 県、市町村、交通事業者、県民が連携、協力し、 国の支援制度も活用しつつ必要な取組みを進める。 ①利便性向上による県民等の地域交通の利用促進 ②国内外の来訪者の円滑な移動の実現 ③持続可能で多様な地域交通サービスの実現 つかいやすく、わかりやすい、 持続可能な地域公共交通の実現 「つかいやすい」… 運行ダイヤや乗継などが便利 「わかりやすい」… 運行情報や交通案内などが充実 「持 続 可 能 な」… 一定の利用水準を維持するとともに、効率性や 採算性等も考慮しながら地域交通ネットワーク を確保し続けること 交通ビジョン 基本理念と基本目標 基本 理念 基本 目標 9
  10. 10. 国 県民・企業・ 団体 市町村県 交通 事業者 地域交通 ネットワークの 確保・充実 交通ビジョン 役割分担と連携 安全で便利な地域交通 サービスの提供 自ら積極的に地域交通の 利用促進に協力 まちづくりと連携した市町村内の主要拠 点との地域交通ネットワークの充実 県内幹線や県域を跨ぐ地域交 通ネットワークの充実 まちづくりと連携した地域公共交 通ネットワーク再構築の取組み などへの支援 10
  11. 11. 交通ビジョン 5つの視点から進める主な取組み ①域内交通 ②域間交通 ③広域交通 ④交通環境の整備 ⑤関係者の連携に よる取組みの推進 ○市町村におけるまちづくり計画と連携した地域交通ネットワークの 計画の策定とその推進 ○地域の実情に応じた多様な地域交通サービスの展開 ○公共交通不便地域の利便性の確保 ○公共交通機関相互の接続利便性の向上等 ○利便性を考慮した等時隔ダイヤの実現 ○拠点駅など交通結節点の機能強化 ○複数の市町村等の連携による地域交通の利便性向上 ○北陸新幹線の県内駅・富山きときと空港との交通ネットワークの充実 ○広域周遊観光ルートの充実 ○地域観光資源と連携した多様な観光列車の運行 ○交通情報等の提供 ○全国相互利用可能な交通ICカードの導入促進 ○駅舎・バス停等の利便性の向上 ○多様なニーズに対応した付加価値の高い交通サービスの提供 ○安全・安心な地域交通の基盤づくり ○「鉄軌道王国とやま」の情報発信 ○県民の地域交通の利用促進に向けた啓発活動 ○バス運転者の確保など人材育成と交通従事者のおもてなし力の向上 11
  12. 12. 交通ビジョン 目標の設定 5つの視点 目標指標 (H30.10月) → (目標H37) ①域内交通 (1) 地域交通計画を策定している市町村数 9市町村 → 15市町村 (2) 公共交通空白地域 市町村ごとに 一部存在 → できる限り 解消 ②域間交通 (3) 幹線鉄道の運行間隔(最大運行間隔の短縮) 1.5時間から 2時間程度 → 概ね1時間 程度 ③広域交通 (4) 観光客の県内交通機関の満足度 52% → 70% (5) 新幹線駅に地域交通で1時間以内に アクセスできる県民の割合 ※利便性のよい朝のダイヤでのアクセスを想定 90% 程度 → できる限り 高める ④交通環境の 整備 (6) 全国相互利用可能な交通ICカードの 鉄軌道・バスの数 2路線 → できる限り 増やす (7) ノンステップバス導入率 62% → 80%以上 (8) バスロケーションシステムを導入している 事業者数 6事業者 → できる限り 増やす ⑤関係者の連携 による取組み の推進 (9) ノーマイカー運動の参加者で、地域交通に 切り替える意向のある者の割合 18% → できる限り 増やす (10) 地域交通乗り方学習の実施市町村数 12市町村 → 15市町村 12
  13. 13. 「交通機関相互の乗継利便性の向上」小委員会 (委員長:日吉敏幸 あいの風とやま鉄道社長) 「持続可能な地域公共交通の確立」小委員会 (委員長:金岡克己 県経営者協会会長) 目的 平成27年に県が実施した「県地域交通利用状況調査」において、 地域交通に関して改善してほしい点として、乗継に関する意見が多く みられたことから、乗継に係る現状を把握、課題を整理し、改善策を 検討。 県内バスを利便性が高く効率的な輸送サービスに転換し、収支の改善を 図りながら持続可能性を高めるため、バス運行主体等に期待される取組 みを検討し、その取組みを後押しする観点から県の補助制度の見直しに ついて検討。 委員 14名:委員長のほか、交通事業者(6名)、市町村(6名)、国(1名) 11名:委員長のほか、バス事業者(3名)、市町(6名)、国(1名) アドバイザー 高山純一氏(金沢大学理工研究域教授) 大串葉子氏(新潟大学経済学部准教授) 経緯 第1回小委員会(H29年6月7日) ・乗継に関する現状・課題把握のための調査について 第2回小委員会(8月10日) ・アンケート等調査結果及び課題と改善への取組み方向について 現地視察(11月16日) ・黒部宇奈月温泉駅、泊駅と魚津駅、新黒部駅と新魚津駅を視察 第3回小委員会(11月20日) ・乗継利便性の向上のための取組みについて 第1回小委員会(H29年5月25日) ・バスの現状と課題、持続可能なバス路線とするための検討について 第2回小委員会(H29年7月31日) ・利用促進に向けた県内外の取組み事例について ・バス路線維持のための県の補助制度見直し(案)について 第3回小委員会(H29年8月28日) ・バス路線維持のための県の補助制度見直しについて 1 設置の趣旨 地域交通ビジョンに基づき、相互に進捗状況等を確認しながら、効果的に取組みを進めるため、ビジョンのフォローアップを行うとともに、県民の日常生活等を支える 総合的な地域公共交通体系の構築に向け関係者が幅広く協議する場として、「富山県地域交通活性化推進会議」を設置。 2 組 織 【座長】石井晴夫氏(東洋大学経営学部教授) 【委員】25名(学識経験者(3名)経済団体(2名)交通事業者(10名)利用者代表(7名)行政(3名)) 持続可能な地域公共交通の確立について ~ バス利用促進に向けた補助制度の見直しと乗継利便性の向上のための取組み ~ 富山県地域交通活性化推進会議の設置 ○バスの効率性・採算性に関する意見 ・バス運行に多額の補助金が投入されており、生活の足の確保のため、様々な工夫 が必要。 ・バスを利用しやすくしないと使ってもらえないが、コストがかかり持続可能にならない ので、バランスが大事。 ○利便性に関する意見 ・鉄軌道同士の乗継ぎ、鉄軌道とバスとの乗継ぎを良くする観点が大事。情報交換な どの連携が必要。 ・バスは定時性の確保が難しいので、バスの位置を調べられるよう、情報提供のイン フラ整備を進めてほしい。 公共交通機関の利便性向上や効率性・採算性等の観点から、関係者が連携協力して取り組むことが望ましいものについて、問題点や課題を共有し、対応方針等を協議する場とし て、本会議の下に「交通機関相互の乗継利便性の向上」と「持続可能な地域公共交通の確立」をテーマに具体的な検討を行う小委員会を設置 第1回「富山県地域交通活性化推進会議」開催(平成29年1月23日) 13
  14. 14. 乗継利便性向上のための調査結果及び課題と改善の取組み方向 14
  15. 15. こんなことがあります(現在進行中) ○富山から大岩山日石寺 駅から徒歩1.5Hと案内される。 →自転車でも大変な距離。タクシー? 実は上市町営バスがある。上市駅12:05発/大岩12:27着 これにたどり着くにはハードルが高い 1.「上市町営バス」というキーワードを思いつく 2.PDFから大岩までのバス路線を自分の目で探す 3.時刻表PDFから 都合の良い便を 自分の目で探す 自家用車ならカーナビで検索すれば、 道順を案内してくれるのに… 15
  16. 16. こんなことがあります(現在進行中) ○富山空港直行バス 例1 ANAクラウンプラザホテル前 バス停が登録されていない 例2 バス停の位置が誤っている 16
  17. 17. こんなことがあります(現在進行中) ↑速星一区の正しい位置 ←案内されるバス停位置 案内されたところに行っても 標柱は見つからず。 特に三つ又のど真ん中なの で見当すらつかない →結局、バスに乗り遅れ ○一般路線バス 17
  18. 18. 公共交通機関相互の乗継利便性の向上のための具体的な取組み① 相互に連携したシステムとす ることで維持管理を簡素化 各交通事業者において、乗継実態や保有車両数を踏まえたうえで、可能な範囲で乗継時間15分以内となるようダイヤ調整を行うとともに、 交通事業者間の早期のダイヤ情報交換を進める。 改善の取組み① 乗継時間の短縮 【対応】 ・各交通機関に対する県民からの要望が多い「15 分以内の接続」を念頭においたダイヤの見直しの推進 (ただし、高齢者等の乗継ぎの移動時間に配慮) ・交通機関相互の早期のダイヤ情報交換を推進 ・ダイヤ編成作業の迅速化と効率化のため、効率的なダイヤ編成作業等を習得するセミナーの開催 (公営バス運行の市町職員等を対象) ・中長期的に各交通事業者の経営状況を踏まえた上での計画的な増車・増便の推進 交通機関相互の乗継利便性の向上のための具体的な取組み ダイヤの調整及び情報交換のイメージ インターネットの検索サイトで確認できない路線(主にバス路線)があることから、県外からの来訪者、通勤通学以外の県内利用者などにとって、目的地 までのバス情報(経路やダイヤ)が分かりにくい状況となっている。このため、国が策定した「標準的なバス情報フォーマット」により、県内全てのバス情 報をオープンデータ化し、大手検索サイトを活用した情報提供を進める。 渋滞(特に降雪期)などで定時性の確保が困難なバスを、安心して待つことができるよう、県内全域の民営バスと公営バスを網羅したバスロケーションシス テムの整備を進める。 改善の取組み② 十分な交通情報の提供 1)経路検索の充実 2)バス位置情報の提供 大手検索サイトへの情報提供(出典:国土交通省資料) 出展:INTEC TECHINICAL JOURNAL,Vol.15,pp.72-81(2015)」 【対応】 ・県内バス事業者、公営バス運行の市町、県によるワーキンググループを設置(事務局:県) ワーキングでは、役割分担、システム機能、維持管理体制等を検討 ※「標準的なバス情報フォーマット」で作成したデータをそのまま活用できるシステムとし、 ダイヤ改正や路線変更に伴うデータ修正などの維持管理の簡素化を図る。 ・県内を網羅したバス位置情報を提供するバスロケーションシステム(多言語対応)を整備 ※システムに精通した富山大学や民間のシステム会社との連携を図る。 【対応】 ・県内バス事業者、公営バス運行の市町、県によるワーキンググループを設置(事務局:県) ・ダイヤ編成からデータ作成まで一連の作業を習得するセミナーを開催 ※バス情報フォーマットの作成に携わった東京大学やダイヤ編成システムに精通した民間の 団体(code-for 団体)の協力を得る。 ・バス事業者や市町の作成データを、県が一括してオープンデータ化し、検索サイトに情報提供 ※code-for 団体とは、自治体と連携しITを活用して問題解決を図る民間団体で、 県内には、takaoka、nanto、toyama-city の3つの団体が組織 2つのワーキンググループの設置 (事務局:県) 「標準的なバス情報フォーマット」 データ作成ワーキング 【構成員(案)】 バス事業者担当者、市町担当者、県担当者 (東京大学、民間団体の協力) ・データ作成ノウハウの習得 ・オープンデータ化 ・大手検索サイトでの乗継情報提供 「バスロケーションシステム」 整備検討ワーキング 【構成員(案)】 バス事業者担当課長、市町担当課長、県担当課長 (富山大学、システム会社との連携) ・県全体を網羅した同一システムによる バスロケーションシステムの構築 ・バス利用促進への活用 18
  19. 19. 交通情報(ダイヤ、経路、遅れ)を分かりやすく提供するため、デジタルサイネージなどの乗換案内情報の充実、 利用者にとって分かりやすいバス停表示や誘導表示への改善を進める。 公共交通を快適に利用できるよう、待合施設(上屋、ベンチ等)の充実や車内環境・乗車マナーの改善を図るとともに、 高齢者等の利用に配慮した低床車両の導入等を進める。 改善の取組み② 十分な交通情報の提供 【対応】 ・「バスロケーションシステム」整備検討ワーキングで、デジタルサイネージへの情報提供機能の追加を検討 (→こうした機能が追加されれば、交通事業者や市町は機器の設置のみで運用できるようになる) (→交通事業者や市町は、利用者の利便性向上のため必要に応じ、デジタルサイネージ機器を設置) 3)乗換案内情報の充実(デジタルサイネージの整備など) 事例.デジタルサイネージ 事例.バス停表示 路面誘導事例 乗継案内(多言語表記)事例 改善の取組み③ 快適性の向上 1)待合施設の充実(上屋、ベンチ等の設置、トイレの改善など) 【対応】 ・待合施設の維持・充実のため、維持管理や待合スペースの提供等において、地域との連携を推進 ・待合スペースの提供が可能な施設(コンビニ、郵便局、店舗等)付近におけるバス停の設置を推進 ・バス位置情報の提供により、バスの到着時刻を明確にし、バス停での待合時間の短縮を図る。 2)車内環境の改善(利用状況を踏まえた車両数の増加、増便、低床車両の導入など) 【対応】 ・利用者の要望、利用状況を十分把握し、利用者目線で車内環境(車内の明るさや温度など)の改善を推進 ・高齢者等の利用に配慮した低床車両の導入を推進(国や県の補助金の活用を検討) ・中長期的には、利用状況や経営状況を踏まえたうえで計画的な増車・増便を検討 3)乗車マナーの改善(マナー向上の呼掛け、乗り方学習の実施など) 【対応】 ・全市町村、全交通事業者、利用者代表が参画する「富山県公共交通利用促進協議会」でマナー向上対策について協議 (各機関の効果的な取組みについて横展開を図る) ・各高校で実施している「さわやか運動」などを活用して、公共交通利用におけるマナー向上を呼びかける。 (例:あいの風とやま鉄道のマナーアップキャンペーン) ・小中学校での公共交通利用促進のため、市町村において教育委員会との連携を強化 低床バス バス停での系統図掲示(例)事例.誘導表示 事例.JR西日本(旅育)事例.あいの風とやま鉄道 上屋とベンチの設置状況 【対応】 ・「バスロケーションシステム」整備検討ワーキングにおいて、バス停表示の好事例等を共有しながら、 見やすく、分かりやすいバス停表示について協議 ・バスロケーションシステムでのバス停表示データ作成機能(QRコードの活用を含む)の追加を検討 4)バス停表示の改善(分かりやすい系統図の掲示、QRコードを活用した情報提供など) 【対応】 ・来訪者の状況等を踏まえ、必要に応じて誘導表示(多言語表記を含む)の設置を推進 5)誘導表示の改善(乗継経路の明示、路面誘導表示の設置など) 公共交通機関相互の乗継利便性の向上のための具体的な取組み② 19
  20. 20. 今年度のバス情報提供の取組状況2019.1.15 富山県地域公共交通活性化推進会議資料 20
  21. 21. 続々と対応しています。 21 出典:2019.3 広報あさひ
  22. 22. 県内バス路線データ作成進捗状況 (H31年3月1日時点) 市町村 名称 運営主体 運行会社 データ 作成主体 ツール 筋屋 富山市 まいどはやバス  ほか7路線 株式会社 まちづくりとやま ほか4者 富山地方鉄道㈱ ほか 5者 富山市 ○ 完了 ○ ○ 3月 上旬 ○ ○ 高岡市 高岡市公営バス (福岡地区) 高岡市 福岡総合行政センター 高岡市 ○ 完了 ○ 3月 上旬 ○ 中 ○ 射水市 きときとバス 射水市 エムアールテクノサー ビス㈱ 海王交通㈱ ㈱三島野観光 射水市 ○ 完了 ○ ○ ○ ○ ○ 魚津市 魚津市民バス 魚津市 同左 魚津市 ○ 完了 おもてなし魚津直行便 魚津市 金閣タクシー・ 魚津交通 魚津市 ○ 完了 滑川市 のる my car 滑川市 同左 滑川市 ○ 完了 3月 上旬 ○ ○ 3月 上旬 ○ 黒部市 石田三日市線  ほか2路線 桜井交通㈱ 黒部警備㈱ 桜井交通㈱ 黒部警備㈱ 黒部市 ○ 修正 中 3月 上旬 3月 中 砺波市 砺波市営バス 砺波市 砺波市 チューリップ交通 砺波市 ○ 完了 3月 上旬 3月 上旬 ○ 中 ○ 進 捗 状 況 DCBA 検索サービス対応状況 E F オ ー プ ン 化 データ作成 手法 ○ ○ ○ 22
  23. 23. 県内バス路線データ作成進捗状況 (H31年3月1日時点) 23 市町村 名称 運営主体 運行会社 データ 作成主体 ツール 筋屋 小矢部市 メルバス 小矢部市 同左 小矢部市 乗合タクシー (デマンド) 小矢部市 イルカ交通㈱ 津沢タクシー 小矢部市 南砺市 なんバス (南砺市営バス) 南砺市 同左 南砺市 ○ 完了 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 上市町 上市町営バス 上市町 同左 上市町 ○ 完了 ○ 3月 中 中 立山町 立山町営バス 立山町 同左 立山町 ○ 完了 ○ ○ ○ 中 ○ 入善町 のらんマイ・カー 入善町 同左 入善町 ○ 完了 入善新幹線ライナー 入善観光バス㈱ 入善町 ○ 完了 朝日町 あさひまちバス 朝日町 同左 朝日町 ○ 完了 ○ ○ ○ 3月 上旬 ○ ○ ○ 同左 ○ チェッ ク中 ○ ○ ○ ○ ○ 同左 ○ チェッ ク中 ○ ○ ○ ○ ○ 同左 ○ チェッ ク中 ○ ○ ○ ○ ○ 同左 ○ チェッ ク中 ○ ○ ○ ○ ○ 進 捗 状 況 富山地方鉄道 加越能鉄道 富山地鉄北斗バス 西日本JRバス ○ DCBA 検索サービス対応状況 E F ○ オ ー プ ン 化 3月 上旬 ○中○ ○ ○ データ作成 手法 完了 3月 上旬 3月 中
  24. 24. 実際の作成作業から 加越能バス 世界遺産バス 白川郷→五箇山→高岡駅前行き
  25. 25. もちろん政策的な理由があるが、 作る身になった視点からあえて言えば、 • フリーの専用ツールの利用で難易度が高くなく、 自ら作成できる ※地理院地図から緯度経度を取得できることが分かった • 自ら作成できるので、事業者や市町村でデータ 整備費の予算要求はほぼ不要 • 改正ダイヤ、臨時便、臨時バス停、迂回ルートの 情報は運行者でないとタイムラグなしに作れない なぜデータを自作していただくのか? 25
  26. 26. 【データ作成ツール】 • ダイヤ編成支援システム「その筋屋」 Sujiya systems 高野氏 ・・・通称 スジ屋 • gtfs maker + gtfs shapes maker 東大CSIS 西沢先生 ・・・通称 西沢マクロorツール 利用させていただいたツール 26
  27. 27. 【データのエラーチェックツール】 • feedvalidator.exe Googleの検査ツール • GTFS Editor Sujiya systems 高野氏 ※Google mapsには掲載できるが、単なる誤字脱字や データの入力漏れなど誤りすべては指摘されない 【データの品質チェックツール】 • schedule_viewer.exe Googleの検査ツール • GTFS Viewer 旭川高専 嶋田先生 ※データ入力者が人間の目でチェック 利用させていただいたツール 27
  28. 28. ハードル • パソコンの性能、ネット環境、セキュリティの壁 • エラー、ワーニングほかプログラムが英語かつ専門 用語 • クリック1つ、チェック1つ忘れるとうまく入力できない • バス停数など入力データの多いものがある • スジ屋が実際の路線に対応していないケースの発 覚(block id問題→現在は解決!) ハードル 挫折度 8 ※ 永井バス 水野さん談 28
  29. 29. • 西沢先生、Code for 団体を講師とした座学に加え、 各担当ごとのデータ作成の実践をセミナーとして開催 • 実践中に講師や富山大学の皆様に個別にフォローいた だいた ※エラーの再現と開発者へのフィードバックも ※オフラインでその筋屋マップを使えるよう市町ごとに地理院 地図データのご提供(西沢 先生) • 入力の手間の軽減 ※手持ちデータのツールへのインポート支援 ※国土交通省が過去に収集したバス停座標データの入手 • 開発者に機能追加やバグの修正をしていただけた 対 応 29
  30. 30. 【個別作業の支援】 • セミナーと自社・各役場で環境が違い、作業が進められな いケース、作業進捗によって新たな課題に直面 →グループメールを設置し、不明な点を随時投稿してもらい、 既存の対応状況の共有、質問へ随時回答 【データ作成者のニーズ】 • Feedvalidatorは通したが、入力データにほんとに誤りがな いか別の方法でも検証したい • Schedule_viewer.exeがWindowsでうまく動かないし、 そもそもとっつき難い →富山空港連絡バスでお付き合いのあった GTFS Viewerでの検証について協力依頼 次の段階 30
  31. 31. • 交通とICTをつなぐ翻訳者が重要 西沢先生、Code for団体、富山大学の皆様 ※ICTの専門家が交通にも造詣が深かった • 手法は2つは必要 セキュリティ環境、入力者との相性などからツール が1つだけでは短期的には詰む ※実際にデータを作成する際は1つのツールに絞るべき。 どのツールがよいか試してみることをおススメする 推進側の視点として重要なこと 31
  32. 32. • ハードルを越える技術支援だけでなく、マインド面からの 後押しが必要 • セミナー実践編において、一堂に会して、かつ配席を島式 に。隣接市町村を同じ島にして、話をしながら作業する環 境を用意(「仲間の見える化」) • 入力の進捗表を作成、貼り出す (「進捗状況の見える化」) ※グループメールや GTFS Viewerの思わぬ効果も 挫折度8 ※永井バス水野さん談の重み 32
  33. 33. 入力進捗表 33
  34. 34. • 旭川高専 嶋田先生作成のWebアプリ • データの閲覧や見比べを行うためのもの • インターネット上(主にPC)で自由に閲覧可能 • 各市町村、会社の進捗状況が丸分かり GTFS Viewer のありがたみ 34
  35. 35. 県より、朝日町の 英語名称案での統一を提案 Unazukishimin Service Center 統一! ※現在の 黒部市データ 35
  36. 36. テイクオフの後は鮮度維持が大切。 さて、どうする? 富山発羽田行き NH316便 B767-300 JA8342
  37. 37. マイスター認定(作成、指導、名誉指導) 富山県名誉データ作成マイスター 認定証授与 東大 西沢教授 永井運輸㈱ 水野氏 ・マイスターに他の 人を指導していた だくことを期待 ・年度末までに 指導に使用できる テキストを作成中 ・データ作成能力を 持つ方をどんどん 増やしていく ・マイスターの向け 講座の実施を検討 37
  38. 38. 管理体制の整備 • CPの窓口を県に一元化(関係者はccに入れる) • 当該窓口は主担当は主幹(地域交通)、サブ担当 に次長(地域交通) • さらに、関係機関・有識者との調整のほか、事業 者や市町村の相談にも対応 • 県では鉄道ダイヤ改正情報(改正しないという情 報も含む)を早期に関係者に提供する取り組みを 実施中。当該取組みと相まってダイヤ改正に対 応したデータ整備のタイミングについて、市町村 にアドバイス。 38
  39. 39. 今後の展開 立山黒部貫光 高原バス
  40. 40. 〇 オープンデータ化による2次利用の促進 ・市民団体において、GTFS-JPをベースとしたアプリ開発 の動きが。 ・地元の広告代理店(チラシ、時刻表作成実績あり)に GTFS-JPを紹介。業務での活用をおススメ。 〇 富山県内全域バスロケの導入 ・対象路線:4条乗合(高速・特急バス除く)、21条、79 条(NPO公共交通空白地を除く。ただし、排除はしない) ・GTFS-JPをベースにGTFS-RTに対応した仕様を検討中 ・官学民による協議会を立ち上げ、データ更新やバスロ ケの企画・運用・活用を担う(管理体制の強化) 40
  41. 41. 県内Code for団体による アイデアソン、ハッカソンが開催 ←高岡駅地下でのアイデアソン(ワークショップ) 八尾でのハッカソン(開発合宿) 41
  42. 42. web方式 (ブラウザで閲覧) ※ スマートフォンのホーム画面にアイコン登録 42
  43. 43. CATVとバスロケーションシステムの連携 バス停・路線選択 お気に入り1 > さ行 > し > 市役所前 市内環状線 ○○病院線 △△△△線 □□□□□□線 ××線 ◇◇◇線 青 遅延情報表示 赤 戻る 緑 バス選択トップへ d 本線フル表示 1/15 データ放送で、以下の路線選択画面を表示し、自宅近くのバ ス停の路線を3路線まで登録する 路線選択画面(例) 画面表示(例) バスロケーションシステムでは、インターネットを活用しスマートフォンなどにバス位置情報を提供するが、インターネットを利 用できない高齢者への情報提供が課題となっている。このため、県内のCATV局全9局のうちデータ放送を行っている8局と バスロケシステムのデータとの連携を図り、バスロケーションシステムから提供されるバスの遅延情報等を、高齢者などイン ターネットを利用できない方へ、テレビ放送を通じて提供する。(県内世帯カバー率100%、加入率66.6%、H12.8月に全国初となる 県内事業者の全局ネットワーク化) ・ 総務省情報通信政策研究所「平成29年情報通信メディアの 利用時間と情報行動に関する調査」からの類推ではあるが、 テレビを活用した情報提供の有効性は高い。 (特に、高齢者への効果は高いと思われる) ・ CATVは受信障害区域(山間部などの中山間地を含む)で の放送を総務省より義務付けられており、確実に情報を提 供できる手段としても有効と考える。 ・ 県議会からも、インターネットを使えない高齢者等への情報 提供手段について検討するよう要望を受けており、今回提案 のCATVを活用する情報提供は、非常に有効と考える。 ・ メディア利用時間では、60代は、インターネット利用38分に対 し、テレビ視聴が253分(約7倍)となっている。また、インター ネットを利用しない人の90%は、テレビから情報を入手。 質問 回答 何のために ・インターネット以外でバスの遅延情報を提供するため どのような方 が ・インターネットを利用しない方 ・家事やテレビ視聴中などの都合でインターネットを 利用できない方 どんな場面で ・子供のスクールバスを待つ方 ・朝の出勤の支度(準備)をしている方 ・高齢者など買物等でバスを利用する方などが自宅で バスを待つ場面 どのように利 用されるのか ・家事や出勤の支度中などに、テレビ番組を見ながら、 常時画面表示されているバスの遅れを見て、家を出 る時間を調整する ○具体的な利用イメージ ○ CATVでの情報提供の有効性 出典:総務省情報通信政策研究所「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」P.80 43
  44. 44. • Code for Toyama_cityでも勉強会を実施。それに県職員も個 人参加。反省会かつ今後の作戦会議の場となった ○○線をどう表現するか?Block idでつなげばよいか? バス停の位置はどこまで厳密に表現すべきか? この事案はプログラムのバグではないか?作成者に連絡しよう スジ屋にこの機能が追加された。今度のWGで紹介しよう 等 • Code for Takaoka の技術者の方が以前から独自にバスの 路線図を作成、公開。私も現地を巡り情報提供。事業者が 運行する路線独特の傾向を事前に把握。 https://www.mobility-fan.com/ ここだけの話 44

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