"僕が君たちに贈りたいのは、「つくる」ための道具である。"(井庭 崇)
Upcoming SlideShare
Loading in...5
×
 

"僕が君たちに贈りたいのは、「つくる」ための道具である。"(井庭 崇)

on

  • 2,819 views

「僕が君たちに贈りたいのは、「つくる」ための道具である。」(井庭 崇)@ ...

「僕が君たちに贈りたいのは、「つくる」ための道具である。」(井庭 崇)@ 井庭崇×瀧本哲史「武器としてのコラボレーション」(2012年12月16日)

Statistics

Views

Total Views
2,819
Views on SlideShare
2,524
Embed Views
295

Actions

Likes
8
Downloads
53
Comments
1

6 Embeds 295

http://www.hommania.com 226
https://twitter.com 37
http://rss.ameba.jp 26
https://jp.twitter.com 3
http://twitter.com 2
https://web.tweetdeck.com 1

Accessibility

Categories

Upload Details

Uploaded via as Adobe PDF

Usage Rights

© All Rights Reserved

Report content

Flagged as inappropriate Flag as inappropriate
Flag as inappropriate

Select your reason for flagging this presentation as inappropriate.

Cancel
  • Full Name Full Name Comment goes here.
    Are you sure you want to
    Your message goes here
    Processing…
Post Comment
Edit your comment

"僕が君たちに贈りたいのは、「つくる」ための道具である。"(井庭 崇) "僕が君たちに贈りたいのは、「つくる」ための道具である。"(井庭 崇) Presentation Transcript

  • 武器としてのコラボレーション 2012僕が君たちに贈りたいのは、「つくる」ための道具である。 井庭 崇(Takashi Iba) 慶應義塾大学 総合政策学部 准教授 twitter: takashiiba
  • CConsumption C Communication C Creation 消費社会 情報社会 創造社会
  • 創造社会(Creative Society) あらゆる人々が、自分たちで自分たちの認識、モノ、仕組み、そして、未来を創造する社会。
  • 「私に言わせれば、創造的であるというのは、要するに、人間的であるということにほかならない。」 (ミヒャエル・エンデ)
  • 本格的な「創造」とは、 対象に深く深く潜りながら、その内にある流れをつかまえ、 成長させていくことである。そのとき、自分と対象との間の「主」「客」の境界は曖昧になり、 対象だけでなく、自分自身をもつくることになる。 創造 Creation ?
  • 「創造的行為は、まずその対象となるもの、つまり「客体」を創造するが、同時に、その創造を行うことによって自らをも脱皮変容させる。つまり「主体」も創造されるのであて、一方的に対象を作る出すだけというのは、本当の創造的行為ではないのである。そして創造的であればあるほど、その主体である人間の脱皮変容には目を瞠るものがある。」 ( 川喜田 二郎)
  • 「わたしはよく言うのですが、わたしが書く行為は冒険のようなものだって。その冒険がわたしをどこへ連れてゆき、終わりがどうなるのか、わたし自身さえ知らない冒険です。だから、どの本を書いた後もわたし自身がちがう人間になりました。わたしの人生は実際、わたしが書いた本を節として区切ることができる。本を執筆することがわたしを変えるからです。」 (ミヒャエル・エンデ)
  • 「主人公が体験する冒険は、同時に、作家としての僕自身が体験する冒険でもあります。書いているときには、主要な人物が感じていることを僕自身も感じますし、同じ試練をくぐりぬけるんです。言い換えるなら、本を書き終えたあとの僕は、本を書きはじめたときの僕とは、別人になっている、ということです。」 (村上 春樹)
  • 「映画を作っているつもりが、映画の奴隷、下僕になってしまうんです。映画というのは映画になろうとしますから、その道筋をこちらが間違いないように見定めて、映画が映画になろうとするのを、ちゃんとやらなきゃいけないんですよ。」 (宮崎 駿)
  • 「秩序立てて考えられないところで苦しんで、もがいて、必死の思いで何かを生み出そうとする。その先の、自分でつくってやろう、こうしてやろうといった作為のようなものが意識から削ぎ落とされたところに到達すると、人を感動させるような力を持った音楽が生まれてくるのだと思う。」 (久石 譲)
  • 「ものをつくるというのは、そういう多様な面を併せ持った自分を総動員させながらも、本人が意識しているものを剥ぎ取ったところに妙味が出るものではないだろうか。そのためには、その時々の自分に限界まで行ききることが必要で、その行ききった先に、何か新しく魅力的なものが待っている。そんなふうに思う。自分が考えているものの範疇で勝負していたら、月並みなものしか生まれてこないだろう。」 (久石 譲)
  • 「書くことによって、多数の地層からなる地面を掘り下げているんです。僕はいつでも、もっと深くまで行きたい。ある人たちは、それはあまりにも個人的な試みだと言います。僕はそうは思いません。この深みに達することができれば、みんなと共通の基層に触れ、読者と交流することができるんですから。つながりが生まれるんです。」 (村上 春樹)
  • 本格的な「創造」とは、 対象に深く深く潜りながら、 その内にある流れをつかまえ、 成長させていくことである。 そのとき、自分と対象との間の「主」「客」の境界は曖昧になり、 社会システム 対象だけでなく、 (コミュニケーションの連鎖) 自分自身をもつくることになる。 心的システム (意識の連鎖) 創造システム (発見の連鎖)
  • Collaboration Patterns Project慶應義塾大学SFC 井庭研究室 Holistic Pattern Mining (Collaboration Patterns Project) http://www.youtube.com/watch?v=plpwld6dIms
  • Niklas Luhmann 『社会システム理論 〈上〉〈下〉』 (ニクラス・ルーマン, 恒星社厚生閣, 1993)社会システム理論Social Systems Theory 『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』 (井庭 崇 編著, 宮台 真司, 熊坂 賢次, 公文 俊平, 慶應義塾大学出版会, 2011)
  • 社会システム理論 社会とは、《コミュニケーション》を要素とするSocial Systems Theory オートポイエティック・システムである。 社会システム (コミュニケーションの連鎖) 心的システム (意識の連鎖)社会は、思考とは別のシステムとして形成される。思考が社会のプロセスを「駆動」する。
  • Available online at www.sciencedirect.com Procedia Social and Behavioral Sciences 2 (2010) 6610–6625 6305–6625 COINs2009: Collaborative Innovation Networks Conference An Autopoietic Systems Theory for Creativity Takashi Ibaab a MIT Center for Collective Intelligence, Cambridge MA, USA bFaculty of Policy Management, Keio University, Japan A bstract In this paper, a new, non-psychological and non-sociological approach to understanding creativity is proposed. The approach is based on autopoietic system theory, where an autopoietic system is defined as a unity whose organization is defined by a particular network of production processes of elements. While the theory was originally proposed in biology and then applied to sociology, I have applied it to understand the nature of creation, and called it "Creative Systems Theory". A creative system is an autopoietic system whose element is "discovery", which emerges only when a synthesis of three selections has occurred: "idea", "association", and "consequence". With using these concepts, we open the way to understand creation itself separated from psychic and social aspects of creativity. On this basis, the coupling between creative, psychic, and social systems is discussed. I suggest, in this paper, the future of creativity studies, re-defining a discipline "Creatology" for inquiring creative systems and propose an interdisciplinary field as "Creative Sciences" for interdisciplinary connections among creatology, psychology, and so on. Keywords; creativity; systems theory; autopoiesis; pattern language 1 . I ntroduction In this paper, a new, non-psychological and non-sociological approach to understanding creativity is proposed. The approach is based on autopoietic system theory, where an autopoietic system is defined as a unity whose organization is defined by a particular network of production processes of elements. While the theory was originally proposed in biology and then applied to sociology, I have applied it to understand the nature of creation, and called it "Creative Systems Theory". A creative system is an autopoietic system whose element is "discovery", which emerges only when a synthesis of three selections has occurred: "idea", "association", and "consequence". With using these concepts, we open the way to understand creation itself separated from psychic and social aspects of creativity. On this basis, the coupling between creative, psychic, and social systems isTakashi Iba discussed. I suggest, in this paper, the future of creativity studies, re-defining a discipline "Creatology" for inquiring creative systems and propose an interdisciplinary field as "Creative Sciences" for interdisciplinary connections among creatology, psychology, and so on. There are several reasons why study of creativity is pursued from so many angles today. First, against the backdrop of the shift from labor-intensive work to knowledge-intensive work, many people involved in business need to make full use of intelligence and creativity for obtaining 1877-0428 © 2010 Published by Elsevier Ltd. doi:10.1016/j.sbspro.2010.04.071創造システム理論Creative Systems Theory Takashi Iba, "An Autopoietic Systems Theory for Creativity," Procedia - Social and Behavioral Sciences, Vol.2, Issue 4, 2010, pp.6610–6625 http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1877042810011298 『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』(井庭 崇 編著, 宮台 真司, 熊坂 賢次, 公文 俊平, 慶應義塾大学出版会, 2011)
  • 創造システム理論 創造とは、《発見》を要素とするCreative Systems Theory オートポイエティック・システムである。 社会システム (コミュニケーションの連鎖) 心的システム (意識の連鎖) 創造システム (発見の連鎖)創造は、思考やコミュニケーションとは別のシステムとして形成される。思考やコミュニケーションが創造のプロセスを「駆動」する。
  • 本格的な「創造」とは、 対象に深く深く潜りながら、 その内にある流れをつかまえ、 成長させていくことである。 そのとき、自分と対象との間の「主」「客」の境界は曖昧になり、 社会システム 対象だけでなく、 (コミュニケーションの連鎖) 自分自身をもつくることになる。 心的システム (意識の連鎖) 創造システム (発見の連鎖)創造とは、《発見》を要素とするオートポイエティック・システムである。
  • 創造システム理論Creative Systems Theory 創造システム 関連づけ 見い出す アイデア創造とは、《発見》を要素とするオートポイエティック・システムである。
  • 一人による創造
  • チームによる創造(コラボレーション)
  • オープン・コラボレーション
  • コラボレーション Collaboration
  • Collaboration Patternsコラボレーション・パターン 0 創造的コラボレーション Collaboration Patterns : コラボレーション・パターン ̶ 創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ (ver. 0.60)創造的コラボレーションのための 1 未来への使命感パターン・ランゲージ 2 方法のイノベーション 3 伝説をつくる 4 成長のスパイラル 5 共感のチームづくり 6 レスポンス ラリー ・ 7 一体感をつくる 8 貢献の領域 9 成長のリターン コラボレーション・パターン 10 自発的なコミットメント 創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ 11 ゆるやかなつながり 12 弱さの共有 13 感謝のことば 14 創発的な勢い 15 まとまった時間 16 創造の場づくり 17 活動の足あと 18 意味のある混沌 19 アイデアをカタチに 20 インサイド イノベーター ・ 21 ゴールへの道のり 22 臨機応変な動き 23 飛躍のための仕込み 24 世界を変える力 25 クオリティ ライン ・ 26 こだわり合う 27 一度こわす 28 期待を超える 29 ファンをつくる 30 広がりの戦略 Ver. 0.60 31 世界の文脈 November, 2012 32 つくり続ける強さ Collaboration Patterns Project 33 感性を磨く http://collabpatterns.sfc.keio.ac.jp Ver. 0.60 http://twitter.com/collabpatterns collabpatterns@sfc.keio.ac.jp Collaboration Patterns Project
  • パターン・ランゲージ パターン・ランゲージは、創造の秘訣についての共通言語。 パターンには、「デザインの知」(問題発見+問題解決の知)が記述される。 ・どのような状況(Context)のときに ・どのような問題(Problem)が生じやすく ・それをどのように解決すればよいのか(Solution) 状況 問題発見 デザイン (Problem Finding) 問題 (design) 問題解決 = 解決 (Problem Solving) C. Alexander, Notes on the Synthesis of Form, Harvard University Press, 1964『形の合成に関するノート』(クリストファー・アレグザンダー, 稲葉武司 訳, 鹿島出版会, 1978)
  • パターン・ランゲージは、発見・意識・コミュニケーションを構造的にカップリングするメディアである。 創造システム (発見の連鎖) 社会システム (コミュニケーションの連鎖) 心的システム (意識の連鎖)