iLab	  Conference	  2012    井庭研カンファレンス	  2012年度秋学期   2013年2月2日(土)@	  大学院棟	  τ11教室
井庭研カンファレンス 基調講演  パターン・ランゲージはいかにして創造性を支援するのか? Pattern Languages as Creative Media        井庭 崇(Takashi Iba)        慶應義塾大学 総合...
『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』(井庭崇+井庭研究室, 慶應義塾大学出版会)
井庭研カンファレンス 基調講演  パターン・ランゲージはいかにして創造性を支援するのか? Pattern Languages as Creative Media        井庭 崇(Takashi Iba)        慶應義塾大学 総合...
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創造社会(Creative Society)あらゆる人々が、自分たちで自分たちの新しい認識、新しいモノ、新しい仕組み、  そして、未来を創造する社会。
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創造?
創造とは、《発見》を要素とするオートポイエティック・システムである。
オートポイエーシス(Autopoiesis)• self-­‐produc/on   – Invented	  from	  Greek	  words	  by	  Maturana	  &	  Varela	  (1972;	  1980)...
System Formation of an Autopoietic System(1) Element as Momentary Event(2) Boundary Reproduction of the System(3) Element ...
(1) Element as Momentary Event• Shifting the viewpoint for elements, from substances to momentary events.   • Elements are...
(2) Boundary Reproduction of the System• Boundary of the system is determined by the operations.• Inside the boundary is c...
(3) Element Constitution based on the System• Elements are constituted based on the on-going system.• Thus, autopoietic sy...
System Formation of an Autopoietic System(1) Element as Momentary Event(2) Boundary Reproduction of the System(3) Element ...
「生命システムに出会えばそれが生命システムであると認めることはできるが、それがなんであるかを語ることをはきないという事実を受け入れざるをえなかった。」                  Maturana	  &	  Varela	  (1980...
「さまざまの試みをつづけた結果、困難は認識論的なものであると同時に、言語的なものであることがわかった。(中略)生命システムを、環境によって規定される開放系とみなすことはやめねばならなかった。そして記述されたシステムないし実体の特徴として自律性を...
「すなわち生命システムで生じることはすべて、それ自身との関係から必然的、構成的に規定されて生じるのであり、なぜなら生命システムが自己言及によって単位体(unity)として規定されることこそ、その自律性のあり方だからである。 一方、他のシステムで...
「私が1989 年にはじめて、生命システムとは、それ自身の構成素を産出する基本的な円環によって単位体として規定されるシステムであると述べたとき、こうした目的をもっていたのである。」                    Maturana	  &...
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Niklas Luhmann                  『社会システム理論 〈上〉〈下〉』                                (ニクラス・ルーマン, 恒星社厚生閣, 1993)社会システム理論Social S...
社会システム理論                 社会とは、《コミュニケーション》を要素とするSocial Systems Theory    オートポイエティック・システムである。                        社会システム ...
コミュニケーションは、《情報》内容と《伝達》意図が  《理解》されたときに生じる(創発する)。             伝達(意図)            why it is uttered情報(内容)what is uttered
社会システム理論                 社会とは、《コミュニケーション》を要素とするSocial Systems Theory    オートポイエティック・システムである。                        社会システム ...
Available online at www.sciencedirect.com                                                               Procedia Social an...
創造とは、《発見》を要素とするオートポイエティック・システムである。
創造システム理論                  創造とは、《発見》を要素とするCreative Systems Theory   オートポイエティック・システムである。                               社会システ...
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創造システム            関連づけ                   見い出す            アイデアオートポイエティックな自己言及(自己準拠)は、「関連づけ」によって実現される。関連づけ=現行の「創造」についての関連づけ(...
創造            創造「生命システムに出会えばそれが生命システムであると認めることはできるが、それがなんであるかを語ることをはきないという事実を受け入れざるをえなかった。」         Maturana	  &	  Varela	...
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2009        創造「私が1989 年にはじめて、生命システムとは、それ自身の構成素を産出する基本的な円環によって単位体として規定されるシステムであると述べたとき、こうした目的をもっていたのである。」          Maturana...
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パターン・ランゲージはいかにして創造性を支援するのか?
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パターン・ランゲージ井庭研では、人間活動のパターン・ランゲージを制作。                       0 創造的コラボレーション                                                   ...
パターン・ランゲージとはパターン・ランゲージは、いきいきとした全体を実現するための共通言語。パターンには、「デザインの知」(問題発見+問題解決の知)が記述される。  ・どのような状況(Context)のときに  ・どのような問題(Problem...
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創造システム理論                    創造とは、《発見》を要素とするCreative Systems Theory     オートポイエティック・システムである。   創造システム                       ...
パターン・ランゲージ (1)問題発見パターン・ランゲージ                  (今の自分の状況に似ている) による発想支援                関連づけ                                 見...
パターン・ランゲージ (2)問題解決パターン・ランゲージ                  (今自分が直面している問題 による発想支援                     に似ている)                関連づけ        ...
パターン・ランゲージ (3)認識のメガネパターン・ランゲージ                  (このパターンで言っていることだ!) による発想支援                関連づけ                            ...
パターン・ランゲージ (4)デザインパターン・ランゲージ                  (いま取り組んでいる による発想支援                     デザインに活かせる!)                関連づけ      ...
パターン・ランゲージパターン・ランゲージ による発想支援                関連づけ                     Related Pattern                                 見い出す ...
パターン・ランゲージパターン・ランゲージ による発想支援                関連づけ                                 見い出す                アイデア                 ...
ways of     transforming   what is improbable          into    what is probable  (ありそうにないことを  ありえることに変換するもの)        media
パターン・ランゲージは、コミュニケーション・メディアであるだけでなく、  クリエイティブ・メディア    Creative Media       (発見メディア)       (Discovery Media)           である!
パターン・ランゲージパターン・ランゲージ による発想支援                関連づけ                                 見い出す                アイデア                 ...
創造システム理論                  創造とは、《発見》を要素とするCreative Systems Theory   オートポイエティック・システムである。                               社会システ...
1月21日                     (月) @ λ23教室                        6限     Creative Media Lab: 創造社会を支える方法・道具をつくる                 ...
井庭研カンファレンス 基調講演  パターン・ランゲージはいかにして創造性を支援するのか? Pattern Languages as Creative Media        井庭 崇(Takashi Iba)        慶應義塾大学 総合...
ブレインストーミング同じ発言を見ても、・創造(発見)システム・社会(コミュニケーション)システム・心的(意識)システムで異なる捉え方がなされることがある。むしろ、異なることが普通。それが発見/コミュニケーション/意識の駆動を促す効果も。
The	  Future	  of	  Crea/vity	  Studies– “Creatology”	  as	  a	  discipline	  to	  study	  crea/ve	  systems.   • proposed...
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「パターン・ランゲージは いかにして創造性を支援するのか?」(Pattern Languages as Creative Media)

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井庭研カンファレンス 基調講演(2013年2月2日@慶應義塾大学SFC)

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「パターン・ランゲージは いかにして創造性を支援するのか?」(Pattern Languages as Creative Media)

  1. 1. iLab  Conference  2012 井庭研カンファレンス  2012年度秋学期 2013年2月2日(土)@  大学院棟  τ11教室
  2. 2. 井庭研カンファレンス 基調講演 パターン・ランゲージはいかにして創造性を支援するのか? Pattern Languages as Creative Media 井庭 崇(Takashi Iba) 慶應義塾大学 総合政策学部 准教授 iba@sfc.keio.ac.jp takashiiba
  3. 3. 『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』(井庭崇+井庭研究室, 慶應義塾大学出版会)
  4. 4. 井庭研カンファレンス 基調講演 パターン・ランゲージはいかにして創造性を支援するのか? Pattern Languages as Creative Media 井庭 崇(Takashi Iba) 慶應義塾大学 総合政策学部 准教授 iba@sfc.keio.ac.jp takashiiba
  5. 5. C
  6. 6. C C C
  7. 7. CConsumption C Communication C Creation
  8. 8. CConsumption C Communication C Creation 消費社会 コミュニケーション社会 創造社会 (狭義の情報社会)
  9. 9. 創造社会(Creative Society)あらゆる人々が、自分たちで自分たちの新しい認識、新しいモノ、新しい仕組み、 そして、未来を創造する社会。
  10. 10. CConsumption C Communication C Creation 消費社会 コミュニケーション社会 創造社会 (狭義の情報社会)
  11. 11. 創造?
  12. 12. 創造とは、《発見》を要素とするオートポイエティック・システムである。
  13. 13. オートポイエーシス(Autopoiesis)• self-­‐produc/on – Invented  from  Greek  words  by  Maturana  &  Varela  (1972;  1980) • “auto”  (αυτό)  for  “self-­‐” • “poiesis”  (ποίησις)  for  “produc/on”   – Opposite  to  “allopoie/c”.• Autopoie/c  system – System  that  produces  itself• Niklas  Luhmann  generalized  the  theory and  applied  it  to  sociology – “Social  Systems  Theory”  (Luhmann  1984).   8
  14. 14. System Formation of an Autopoietic System(1) Element as Momentary Event(2) Boundary Reproduction of the System(3) Element Constitution based on the System
  15. 15. (1) Element as Momentary Event• Shifting the viewpoint for elements, from substances to momentary events. • Elements are momentary events that has no duration. • They disappear as soon as they are realized.• Consequently, the system must produce the elements in order to keep existing.
  16. 16. (2) Boundary Reproduction of the System• Boundary of the system is determined by the operations.• Inside the boundary is called “system”.• Outside the boundary is called “environment” • Environment can be indicated as the outsideof the system.• Thus, each autopoietic system is operationally closed.
  17. 17. (3) Element Constitution based on the System• Elements are constituted based on the on-going system.• Thus, autopoietic systems are defined in a circular fashion. •A System consists of elements that is momentary event. •Elements are constituted based on the system.
  18. 18. System Formation of an Autopoietic System(1) Element as Momentary Event(2) Boundary Reproduction of the System(3) Element Constitution based on the System
  19. 19. 「生命システムに出会えばそれが生命システムであると認めることはできるが、それがなんであるかを語ることをはきないという事実を受け入れざるをえなかった。」 Maturana  &  Varela  (1980)  p.xiv
  20. 20. 「さまざまの試みをつづけた結果、困難は認識論的なものであると同時に、言語的なものであることがわかった。(中略)生命システムを、環境によって規定される開放系とみなすことはやめねばならなかった。そして記述されたシステムないし実体の特徴として自律性を保持しながら、自律的システムを記述できるような言語が必要となった。」 Maturana  &  Varela  (1980)  p.xiv
  21. 21. 「すなわち生命システムで生じることはすべて、それ自身との関係から必然的、構成的に規定されて生じるのであり、なぜなら生命システムが自己言及によって単位体(unity)として規定されることこそ、その自律性のあり方だからである。 一方、他のシステムで生じることはすべて、コンテキストとの関係から構成的に規定されて生じ、コンテキストとの関連からそれらのシステムは単位体として規定される。 こうした説明方法は十分に満足なものではなかったが、本当に必要なのは、生命システムとまったく同じように作動するシステムを特徴づけることであり、それはシステムの構成素の特性により実現される、周縁的な関係を用いて行わねばならないことが明らかになった。」 Maturana  &  Varela  (1980)  p.xiv
  22. 22. 「私が1989 年にはじめて、生命システムとは、それ自身の構成素を産出する基本的な円環によって単位体として規定されるシステムであると述べたとき、こうした目的をもっていたのである。」 Maturana  &  Varela  (1980)  p.xiv
  23. 23. System Formation of an Autopoietic System(1) Element as Momentary Event(2) Boundary Reproduction of the System(3) Element Constitution based on the System
  24. 24. Niklas Luhmann 『社会システム理論 〈上〉〈下〉』 (ニクラス・ルーマン, 恒星社厚生閣, 1993)社会システム理論Social Systems Theory 『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』 (井庭 崇 編著, 宮台 真司, 熊坂 賢次, 公文 俊平, 慶應義塾大学出版会, 2011)
  25. 25. 社会システム理論 社会とは、《コミュニケーション》を要素とするSocial Systems Theory オートポイエティック・システムである。 社会システム (コミュニケーションの連鎖) 心的システム (意識の連鎖)社会は、思考とは別のシステムとして形成される。思考が社会のプロセスを「駆動」する。
  26. 26. コミュニケーションは、《情報》内容と《伝達》意図が 《理解》されたときに生じる(創発する)。 伝達(意図) why it is uttered情報(内容)what is uttered
  27. 27. 社会システム理論 社会とは、《コミュニケーション》を要素とするSocial Systems Theory オートポイエティック・システムである。 社会システム (コミュニケーションの連鎖) 心的システム (意識の連鎖)社会は、思考とは別のシステムとして形成される。思考が社会のプロセスを「駆動」する。
  28. 28. Available online at www.sciencedirect.com Procedia Social and Behavioral Sciences 2 (2010) 6610–6625 6305–6625 COINs2009: Collaborative Innovation Networks Conference An Autopoietic Systems Theory for Creativity Takashi Ibaab a MIT Center for Collective Intelligence, Cambridge MA, USA bFaculty of Policy Management, Keio University, Japan A bstract In this paper, a new, non-psychological and non-sociological approach to understanding creativity is proposed. The approach is based on autopoietic system theory, where an autopoietic system is defined as a unity whose organization is defined by a particular network of production processes of elements. While the theory was originally proposed in biology and then applied to sociology, I have applied it to understand the nature of creation, and called it "Creative Systems Theory". A creative system is an autopoietic system whose element is "discovery", which emerges only when a synthesis of three selections has occurred: "idea", "association", and "consequence". With using these concepts, we open the way to understand creation itself separated from psychic and social aspects of creativity. On this basis, the coupling between creative, psychic, and social systems is discussed. I suggest, in this paper, the future of creativity studies, re-defining a discipline "Creatology" for inquiring creative systems and propose an interdisciplinary field as "Creative Sciences" for interdisciplinary connections among creatology, psychology, and so on. Keywords; creativity; systems theory; autopoiesis; pattern language 1 . I ntroduction In this paper, a new, non-psychological and non-sociological approach to understanding creativity is proposed. The approach is based on autopoietic system theory, where an autopoietic system is defined as a unity whose organization is defined by a particular network of production processes of elements. While the theory was originally proposed in biology and then applied to sociology, I have applied it to understand the nature of creation, and called it "Creative Systems Theory". A creative system is an autopoietic system whose element is "discovery", which emerges only when a synthesis of three selections has occurred: "idea", "association", and "consequence". With using these concepts, we open the way to understand creation itself separated from psychic and social aspects of creativity. On this basis, the coupling between creative, psychic, and social systems isTakashi Iba discussed. I suggest, in this paper, the future of creativity studies, re-defining a discipline "Creatology" for inquiring creative systems and propose an interdisciplinary field as "Creative Sciences" for interdisciplinary connections among creatology, psychology, and so on. There are several reasons why study of creativity is pursued from so many angles today. First, against the backdrop of the shift from labor-intensive work to knowledge-intensive work, many people involved in business need to make full use of intelligence and creativity for obtaining 1877-0428 © 2010 Published by Elsevier Ltd. doi:10.1016/j.sbspro.2010.04.071創造システム理論Creative Systems Theory Takashi Iba, "An Autopoietic Systems Theory for Creativity," Procedia - Social and Behavioral Sciences, Vol.2, Issue 4, 2010, pp.6610–6625 http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1877042810011298 『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』(井庭 崇 編著, 宮台 真司, 熊坂 賢次, 公文 俊平, 慶應義塾大学出版会, 2011)
  29. 29. 創造とは、《発見》を要素とするオートポイエティック・システムである。
  30. 30. 創造システム理論 創造とは、《発見》を要素とするCreative Systems Theory オートポイエティック・システムである。 社会システム (コミュニケーションの連鎖) 心的システム (意識の連鎖) 創造システム (発見の連鎖)創造は、思考やコミュニケーションとは別のシステムとして形成される。思考やコミュニケーションが創造のプロセスを「駆動」する。
  31. 31. 創造システム理論 創造とは、《発見》を要素とするCreative Systems Theory オートポイエティック・システムである。 創造システム 関連づけ 見い出す アイデア 発見は、《アイデア》の、現行の創造への《関連づけ》を 《見い出す》ことできたときに生じる(創発する)。
  32. 32. 創造システム 関連づけ 見い出す アイデアオートポイエティックな自己言及(自己準拠)は、「関連づけ」によって実現される。関連づけ=現行の「創造」についての関連づけ(システムへの自己言及)
  33. 33. 創造 創造「生命システムに出会えばそれが生命システムであると認めることはできるが、それがなんであるかを語ることをはきないという事実を受け入れざるをえなかった。」 Maturana  &  Varela  (1980)  p.xiv  をパラフレーズ
  34. 34. 「さまざまの試みをつづけた結果、困難は認識論的なものであると同時に、言語的なものであることがわかった。(中略)生命システムを、環境によって規定される開放系とみなすことはやめねばならなかった。そして記述されたシステムないし実体の特徴として自律性を保持しながら、自律的システムを記述できるような言語が必要となった。」 創造 Maturana  &  Varela  (1980)  p.xiv  をパラフレーズ
  35. 35. 「すなわち生命システムで生じることはすべて、それ自身との関係から必然的、構成的に規定されて生じるのであり、なぜなら生命システムが自己言及によって単位体(unity)として規定されることこそ、その自律性のあり方だからである。 一方、他のシステムで生じることはすべて、コンテキストとの関係から構成的に規定されて生じ、コンテキストとの関連からそれらのシステムは単位体として規定される。 こうした説明方法は十分に満足なものではなかったが、本当に必要なのは、生命システムとまったく同じように作動するシステムを特徴づけることであり、それはシステムの構成素の特性により実現される、周縁的な関係を用いて行わねばならないことが明らかになった。」 創造 Maturana  &  Varela  (1980)  p.xiv  をパラフレーズ
  36. 36. 2009 創造「私が1989 年にはじめて、生命システムとは、それ自身の構成素を産出する基本的な円環によって単位体として規定されるシステムであると述べたとき、こうした目的をもっていたのである。」 Maturana  &  Varela  (1980)  p.xiv  をパラフレーズ
  37. 37. ブレインストーミングテーマ (テーマに関連している)○○○○○についての (他の人が言ったことに関連している)ブレインストーミング 関連づけ 見い出す アイデア (そのアイデアは関連がある!) (これはどうか)
  38. 38. KJ法 (こういう意味で近い・遠いKJ法による概念構築 のではないか) 関連づけ 見い出す アイデア (それらの付箋を近づけよう・ (ふたつの付箋 遠くしよう!) の組み合わせ)
  39. 39. パターン・ランゲージはいかにして創造性を支援するのか?
  40. 40. C. Alexander, S. Ishikawa, M. Silverstein,A Pattern Language: Towns, Buildings, Construction,Oxford University Press, 1977 http://stephania32.wordpress.com/ Christopher Alexander
  41. 41. パターン・ランゲージ井庭研では、人間活動のパターン・ランゲージを制作。 0 創造的コラボレーション Collaboration Patterns : コラボレーション・パターン ̶ 創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ (ver. 0.60) 1 未来への使命感 2 方法のイノベーション 3 伝説をつくる 4 成長のスパイラル 5 共感のチームづくり 6 レスポンス ラリー ・ 7 一体感をつくる ジェネレイティブ・ A Pattern Language for Creative Presentations 8 貢献の領域 プレゼンテーション・パターン 9 成長のリターン コラボレーション・パターン 10 自発的なコミットメント 創造的プレゼンテーションのパターン・ランゲージ 創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ 11 ゆるやかなつながり 12 弱さの共有 ビューティー 13 感謝のことば 14 創発的な勢い 15 まとまった時間 16 創造の場づくり 17 活動の足あと 18 意味のある混沌 19 アイデアをカタチに 20 インサイド イノベーター ・ 21 ゴールへの道のり パターン 22 臨機応変な動き 23 飛躍のための仕込み 24 世界を変える力 25 クオリティ ライン ・ 26 こだわり合う 27 一度こわす 28 期待を超える 0 創造的コラボレーション Collaboration Patterns : コラボレーション・パターン ̶ 創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ (ver. 0.60) 29 ファンをつくる 1 未来への使命感 30 広がりの戦略 2 方法のイノベーション Ver. 0.60 31 世界の文脈 3 伝説をつくる November, 2012 Ver. 0.50 32 つく り続ける強さ Collaboration Patterns Project Presentation Patterns Project 33 感性を磨く http://collabpatterns.sfc.keio.ac.jp 4 成長のスパイラル http://twitter.com/collabpatterns Ver. 0.60 5 共感のチームづくり collabpatterns@sfc.keio.ac.jp Collaboration Patterns Project 6 レスポンス ラリー ・ 7 一体感をつくる 8 貢献の領域 9 成長のリターン コラボレーション・パターン 10 自発的なコミットメント 創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ 11 ゆるやかなつながり 12 弱さの共有 13 感謝のことば 14 創発的な勢い ラーニング プレゼンテーション コラボレーション 15 まとまった時間 16 創造の場づくり 17 活動の足あと 18 意味のある混沌 19 アイデアをカタチに 20 インサイド イノベーター ・ 21 ゴールへの道のり パターン パターン パターン 22 臨機応変な動き 23 飛躍のための仕込み 24 世界を変える力 25 クオリティ ライン ・ 26 こだわり合う 27 一度こわす 28 期待を超える 29 ファンをつくる 30 広がりの戦略 Ver. 0.60 31 世界の文脈 November, 2012 32 つくり続ける強さ Collaboration Patterns Project 33 感性を磨く http://collabpatterns.sfc.keio.ac.jp Ver. 0.60 http://twitter.com/collabpatterns collabpatterns@sfc.keio.ac.jp Collaboration Patterns Project チェンジメイキング パターン
  42. 42. パターン・ランゲージとはパターン・ランゲージは、いきいきとした全体を実現するための共通言語。パターンには、「デザインの知」(問題発見+問題解決の知)が記述される。 ・どのような状況(Context)のときに ・どのような問題(Problem)が生じやすく ・それをどのように解決すればよいのか(Solution) 状況 問題発見 デザイン (Problem Finding) 問題 (design) = 問題解決 (Problem Solving) 解決 C. Alexander, Notes on the Synthesis of Form, Harvard University Press, 1964 『形の合成に関するノート』(クリストファー・アレグザンダー, 稲葉武司 訳, 鹿島出版会, 1978)
  43. 43. 創造システム理論 創造とは、《発見》を要素とするCreative Systems Theory オートポイエティック・システムである。 社会システム (コミュニケーションの連鎖) 心的システム (意識の連鎖) 創造システム (発見の連鎖)創造は、思考やコミュニケーションとは別のシステムとして形成される。思考やコミュニケーションが創造のプロセスを「駆動」する。
  44. 44. 創造システム理論 創造とは、《発見》を要素とするCreative Systems Theory オートポイエティック・システムである。 創造システム 関連づけ 見い出す アイデア
  45. 45. パターン・ランゲージ (1)問題発見パターン・ランゲージ (今の自分の状況に似ている) による発想支援 関連づけ 見い出す アイデア (パターンの「状況」 (そういう「問題」が生じるのか!) に対する「問題」) 状況 問題発見 デザイン (Problem Finding) 問題 (design) = 問題解決 (Problem Solving) 解決
  46. 46. パターン・ランゲージ (2)問題解決パターン・ランゲージ (今自分が直面している問題 による発想支援  に似ている) 関連づけ 見い出す アイデア (パターンの「問題」 (そういう「解決」があるのか!)  に対する「解決」) 状況 問題発見 デザイン (Problem Finding) 問題 (design) = 問題解決 (Problem Solving) 解決
  47. 47. パターン・ランゲージ (3)認識のメガネパターン・ランゲージ (このパターンで言っていることだ!) による発想支援 関連づけ 見い出す アイデア (他の人の実践や (そういうことをしている・  自分の経験)  していたんだ!) 状況 問題発見 デザイン (Problem Finding) 問題 (design) = 問題解決 (Problem Solving) 解決
  48. 48. パターン・ランゲージ (4)デザインパターン・ランゲージ (いま取り組んでいる による発想支援  デザインに活かせる!) 関連づけ 見い出す アイデア (そういうことをしている・ (パターン)  していたんだ!) 状況 問題発見 デザイン (Problem Finding) 問題 (design) = 問題解決 (Problem Solving) 解決
  49. 49. パターン・ランゲージパターン・ランゲージ による発想支援 関連づけ Related Pattern 見い出す アイデア 状況 問題発見 デザイン (Problem Finding) 問題 (design) = 問題解決 (Problem Solving) 解決
  50. 50. パターン・ランゲージパターン・ランゲージ による発想支援 関連づけ 見い出す アイデア 状況 問題発見 デザイン (Problem Finding) 問題 (design) = 問題解決 (Problem Solving) 解決
  51. 51. ways of transforming what is improbable into what is probable (ありそうにないことを  ありえることに変換するもの) media
  52. 52. パターン・ランゲージは、コミュニケーション・メディアであるだけでなく、 クリエイティブ・メディア Creative Media (発見メディア) (Discovery Media) である!
  53. 53. パターン・ランゲージパターン・ランゲージ による発想支援 関連づけ 見い出す アイデア 状況 問題発見 デザイン (Problem Finding) 問題 (design) = 問題解決 (Problem Solving) 解決
  54. 54. 創造システム理論 創造とは、《発見》を要素とするCreative Systems Theory オートポイエティック・システムである。 社会システム (コミュニケーションの連鎖) 心的システム (意識の連鎖) 創造システム (発見の連鎖)創造は、思考やコミュニケーションとは別のシステムとして形成される。思考やコミュニケーションが創造のプロセスを「駆動」する。
  55. 55. 1月21日 (月) @ λ23教室 6限 Creative Media Lab: 創造社会を支える方法・道具をつくる ※履修希望者は、 どちらかの説明会に必ず参加してください。の作成)ジの作成)成) & 新しい政策形成の仕組みづくり)くり)ゲージの作成 & 新しい教育の仕組みづくり) 新しい領域で、ークショップの開発) クリエイティブ・メディアをつくる構築)
  56. 56. 井庭研カンファレンス 基調講演 パターン・ランゲージはいかにして創造性を支援するのか? Pattern Languages as Creative Media 井庭 崇(Takashi Iba) 慶應義塾大学 総合政策学部 准教授 iba@sfc.keio.ac.jp takashiiba
  57. 57. ブレインストーミング同じ発言を見ても、・創造(発見)システム・社会(コミュニケーション)システム・心的(意識)システムで異なる捉え方がなされることがある。むしろ、異なることが普通。それが発見/コミュニケーション/意識の駆動を促す効果も。
  58. 58. The  Future  of  Crea/vity  Studies– “Creatology”  as  a  discipline  to  study  crea/ve  systems. • proposed  as  a  cross-­‐disciplinary  framework  by  I.  Magyari-­‐Beck  (1977)– “Crea/ve  Sciences”  as  a  interdisciplinary  field  to  study  crea/vity.    Cf.  Natural  Sciences,  Social  Sciences,      Network  Sciences,  Learning  Sciences,… 30

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