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属人的ノウハウを企業のノウハウにす
変更が多い 属人的ノウハウ多い。⇒企業のノウ
る為にシステム化(コアは業種、企業
によって若干異なる部分あり)
ハウにする為にシステム化!
カスタム・パッケージ
手組み2.0の領域
規制
受注・出荷 対応 製造、研究
営業支援
のコア業務
生産管理 人材
管理 マスタ・メンテナ I/F、
バ 品質 ンス・システム HUB フ
ッ 管理 購買 ロ
ク オフィス支援 ン
オ コミュニ ト
管理 ケーション
フ エ
給与計算 会計 ン
ィ
ス 非構造化データ ド
BI
制度会計 SNS 文書管理
一体成型・パッケージ 汎用ツール
変更が少ない
3
7. 開発単位を分割する方法 -1
①業務で分割:SCM(生産管理、 販売物流 営業支援
販売物流、原価計算)、SFA、CRM、 TR TR
会計といった“システム”の単位で システム TR-
TR-Hub DWH
疎結合に分割
⇒各システムを跨ぐI/Fレコードを汎化 TR TR
生産管理 会計
*してTR-DWHとしてHubに格納
②アクターで分割:営業支援シス TR-
DWH
テム(SFA)を、フロントオフィス(現場セー
TR-Hub
セールス支
援 Large
ルス)と、バックオフィス(管理スタッフ)に DWH
サブシステム分割。 MART バックオフ
⇒両システムを繋ぐI/Fレコードをクラ ィス
ウド上のHubに格納(レコードは特化)
サブシステム
7
8. 開発単位を分割する方法 -2
③ブラックBOX化した巨大ERPから、明
示的にイベントを取り出し、これをベースに ERP
順次開発する。(販売分析、原価計算などの (販売物流・
生産管理・
参照系が主) 会計)
⇒GATEWAY製品*を用いてメインTRをクラウ
ド上のHubに切り出す。(レコードは一部汎化) GATEWAY
販売
※GATEWAY製品はERPベンダーの認定要 分析 他
TR-
DWH
※本アプローチ自身がシステムの可視化に!
⇒①~③のHUBは、ネットワーク領域における“交差点整理
“を目的とした”ESB”(Enterprise Service Bus)とは異な
り、イベント・トランザクションデータを格納したDWHを保
有する“データHUB”である。その仕組みは、更新(INS
ERTのみ)モジュールと、参照モジュールからなるシンプルなもの。
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9. ※トランザクションレコードの汎化例
売上 製商品受払 受払 5W1H
受発注
伝票No 伝票No
伝票No 伝票No 受払区分
出荷年月日 取引区分 why
受/発注区分 品目コード 品目コード what
製品コード 出庫年月日 資産部門コード
顧客コード 取引先コード whom
入荷年月日 出庫年月日 担当部門コード who
出庫拠点コード 入出庫拠点コード 入庫年月日
売上部門コード 資産部門コード whose
製商品コード 出庫拠点コード
出荷数量 出庫年月日 when1
取引先コード 入庫拠点コード
売上金額 入庫年月日 when2
担当部門コード 取引先コード
出庫拠点コード where1
受発注数量 担当部門コード
入庫拠点コード where2
購入 取引金額 数量 How many
金額 数量
伝票No 金額 How much
入庫年月日 在庫移動 工場内受払 取引登録( )
商品コード 伝票No 伝票No
購入先コード 取引参照( )
出庫年月日 受払区分
入庫拠点コード 入庫年月日 品目コード
購入部門コード 出庫拠点コード 取扱部門コード 〔 属性汎化=メソッド汎化 〕
入庫数量 入庫拠点コード 出庫年月日 ⇒プロセス再利用性 大
購入金額 製商品コード 入庫年月日
資産部門コード 出庫拠点コード
移動数量 入庫拠点コード
数量
金額
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10. ※トランザクションとアプリケーション
売上 製商品受払 受払 5W1H
伝票No 伝票No
伝票No 受発注 why
受払区分 取引区分
出荷年月日 伝票No 品目コード what
品目コード
製品コード 受/発注区分 得意先コード whom
得意先コード
顧客コード 出荷年月日 担当部門コード who
SFA
出庫拠点コード 製品コード
担当部門コード
出庫年月日 when1
出庫年月日
売上部門コード 顧客コード when2
入庫年月日 入庫年月日
出荷数量 受発注 出庫拠点コード 出庫拠点コード 出庫拠点コード where1
売上金額
システム 担当部門コード 入庫拠点コード 入庫拠点コード where2
出荷数量 販売物流 数量 数量 How many
購入 売上金額 金額 金額 How much
システム
伝票No
工場内受払 取引登録( )
入庫年月日 在庫移動
商品コード 伝票No 取引参照( )
伝票No 受払区分
購入先コード 出庫年月日 品目コード
入庫拠点コード 入庫年月日 得意先コード
SCM
購入部門コード
入庫数量
品目コード 生産 担当部門コード (ERP)
出庫拠点コード 出庫年月日
購入金額 入庫拠点コード
管理
入庫年月日
購買 担当部門コード シス 出庫拠点コード
移動数量 テム
システム 入庫拠点コード
数量
金額
10
11. “手組み2.0”の適用範囲拡大
SCM(受注・出荷、生産、購買)や
管理会計の領域でも、企業のオリジナ
変更が多い 属人的ノウハウ多い。⇒企業のノウ
リティを“手組み”することで、企業 ハウにする為にシステム化!
競争力強化の支援が可能となる。
カスタム・パッケージ
手組み2.0の領域
規制
受注・出荷 対応 製造、研究
営業支援
のコア業務
生産管理 人材
管理 マスタ・メンテナ I/F、
バ 品質 ンス・システム HUB フ
ッ 管理 購買 ロ
ク オフィス支援 ン
オ コミュニ ト
管理 ケーション
フ エ
給与計算 会計 ン
ィ
ス 非構造化データ ド
BI
制度会計 SNS 文書管理
一体成型・パッケージ 汎用ツール
変更が少ない
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12. 小刻みなリリースがもたらす“安定”
開発費用/案件 開発リスク・ ベンダー契
時代背景 SEモチベーション
見積誤差/案件 品質σ 約
小規模開発 (21世紀) 費用安 リスク小・ チャレンジャブル 準委任
& 頻繁リリース 多様性・エコ な積極性↑ 契約
、少量多品種 見積誤差小 バラツキ小
生産の時代
大規模開発 (20世紀) 費用高 リスク大・ 失敗できな (リスクの
& 稀なリリース 大量生産・消 見積誤差大 バラツキ大 い高いプレッ )請負
費の時代 シャー↓ 契約
“DEVOPS”wikipediaより
←左図はロジスティックス分野での理想
の在庫推移曲線に酷似
・小規模リリースが実現できると、ア
ジャイル開発の適用範囲が増大⇒
ビジネス・アプリケーションに幅ができる。
・ダウンサイジングも新規再構築も同
様にスモール・スタートが可能。
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