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J原発と自然エネルギー五十嵐有紀、荒木彩香、石田千穂美
- 3. 日本の原子力発電
● 発電所
● 1966年、日本初原子力発電所設置(茨城県東海村)
● 現在はアメリカ、フランスに継ぎ、世界第3位の保有国(54基)
● 発電力
● 合計4884.7万kw
● 主要国の内で総発電電力量に占める割合はフランス、韓国に次ぐ
⇒石油・石炭等の天然資源の供給が難しいために、利用割合が高い。
電気代の安定性が保たれる。
二酸化炭素を排出しない。(クリーンエネルギー)
(2010年3月末/電気事業連合会)
- 4. 3.11以降の日本
● 現在における原発の問題点と課題が浮き彫りに
● 建物損壊などが原因の放射性物質の放出。人体や自然への影響。
● ⇒現時点では放射性物質の浄化に何百年もかかる
● 発電所に対する維持費や経費(場所誘致など)
● ⇒電力の安定供給を優先
● 電力会社のずさんな管理体制
● ⇒東電に始まり、全国各地で浮上
結果、原子力が完全悪者状態
再生可能エネルギーに着目
● 一方で、頼らざるを得ない現実
● 先進国として、工業国として電力を利用する事が当たり前の日常
- 6. 日本へ転換
電力を商品として個人が“消費”する考えから
地域づくりの一環として電力を“生産”する考えに
日本でも見習い、応用ができそうなこと
北欧から … <デンマーク> 風力発電、エコビレッジ
<スウェーデン>バイオマスエネルギー
日本の気候や資源を考えると
・ソーラー発電
・原子力発電も平行して行わざるを得ない
- 7. 小型発電機
・デンマークにおける発電所は約87%が
1.風力発電
個人または共同所有によるもの。 小規模分散型エネルギー
・洋上発電が有名ですが、一方で一般家庭への
小型発電機の取り付けも進んでいます。
・メリット
→大型発電機に比べて騒音が尐ない
渡り鳥のへの影響が尐ない
・デメリット
→大型発電機ほどの出力ではない
落雷の恐れ
日本では…
・大型発電機を電力会社が主に設置しており、環境配慮よりも
発電を優先としている。
多くの家庭が1つ取り付けるだけで
大型発電機に近い効力になる可能性がある
- 8. 2.バイオマス発電
カーボン・ニュートラル
・スウェーデンには90以上ものペレット工場があり
約200万トンものペレットを生成。
鳥取環境大学 COP15と北欧のバイオマス利用
→木工関係の副産物である木屑を利用。
・バイオマスには木屑などのほかにも、生ごみも使用可能
→日本のコンビニや外食産業における廃棄量は
年間1940万トンで、発展途上国への年間食糧援助量
740万トンの約3倍。
日本では…
最近では産廃の食品からバイオマスエネルギーへの転換
技術の開発もされており、実際に学校給食の生ごみを
バイオエタノールと燃料に転換する実験も行われている。
東京ガス プレリリース
- 9. 3.エコビレッジ
まちづくり・地域活性
・デンマークには多数エコビレッジが存在し、年齢問わず
自然を共有して生活をする地域がある。
エコビレッジの定義
①ヒューマン・スケールを基準に設計される。
②生活のための装備が十分に備わった住居がある。
③人間が自然界に害を与えず、調和した生活を行っている。
④人間の健全な発達を促進する。
⑤未来に向けて持続的である。 Wikipedia より抜粋
日本では…
静岡県には木の花ファミリーという農業と食に重点を
置いたエコビレッジが存在し、啓蒙活動も活発に行っている。
- 10. 最後に
塵も積もれば山となる
アクションプラン
スマート・コミュニティの設置
・エコビレッジのような小さな地域をつくる(町内会のような)
・1家庭に1つ風力或いは太陽光の発電機を取り付ける
・生ごみ処理機をつくり、その燃料を将来的に利用する。
・地域住民らで相互に支えあう関係をつくる。
参考:大学生がエネルギーの未来を議論(日テレニュース)
・再生可能エネルギーの発電に有効な方法を多くの人が利用すればするほど、
これらの利用可能性は上昇し、更に発展する。
日本の原発依存度は減尐し、放射能による危険性は低減すると考えます。
・多くの再生可能エネルギーと、尐しの原子力によって
環境に配慮し、日本の美しい自然を大切に。