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地域の導入ポテンシャルや地域の低炭素化ニーズ、事業性、普及性等の調査
- 2. なかは なかなか いい い
なか
徳島県那賀町の概要
町村合併 平成17年3月1日
鷲敷町、相生町、上那賀町、木沢村、木頭村
人口 9,701人(平成25年4月末)
面積 695平方㌔(徳島県2番目の広さ)
森林面積95% 人工林率77%
日本一長いスーパー林道
産業 農林業(木頭ユズ、相生おもと、木頭ス
ギ)
小水力発電ポテンシャル:約4万
kW
(全国小水力利用推進協議会調べ)豊富な森林バイオマス資源(約10
万t/年の未利用材)
2
- 5. 1.前回からの課題
① 電気負荷により発電出力への影響が大きく出る
② 使い易さから、充電、蓄電機能が必要
③ 一般家庭で使える1.2KW発電の目途を付ける
④ 投資回収可能なコスト見通しを立てる
3.西納地区での発電結果
KW=9.8×H(落差)×Q(流量)×η(効率)
=9.8×35M×0.002m3/秒×0.35=0.24W
*目標の1.2KWに近付けるには
・落差の確保--(例)45M ・効率の改善--
(例)0.4
・流量の確保--(例)0.007m3/秒
KW=9.8×45M×0.007m3/秒×0.4=1.2KW
0V
50V
100V
-50V
-100V
出力波形 1DIV/50V,5ms
出力波形--正弦波
2.開発の発電システム
G 変圧器 充電器 蓄電池
DC/A
C
コンバー
タAC200
V
AC100
V
AC10
0V
永久磁石付
同期発電機
DC12V×2台
115Ah
コンセン
ト
4.今回の開発成果
① 上記の発電システムにより、電気負荷に左右されない発電が可能
② 上記の条件が確保できれば、1.2KWの電力の確保に目途が立った
③ 製作コストの回収年を8年まで可能なことが実証できた
④ 発電波形は商用電源に近似した正弦波を確保、用途に制限を受けない
2.ペルトン式小水力発電装置の開発、実
証
5
- 10. 「低炭素杯 2013」 徳島新聞 2013.2.16
(参考)報道資料 阿南高専の小水力発電活動–低炭素杯でアジア留学生が取組み発
表
低炭素杯で小水力発電活動を発表
2013.2.16
・アジアの工業化進展は著しい
⇒アジアの低炭素化取り組みが重
要
・低炭素化の中核人材の育成が必要
⇒アジア留学生が環境学習と
「低炭素杯 2013」 徳島新聞 2013.2.22
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