2016/05/28に行われた今さらアジャイル巡業in福岡でのLT資料です。

1. 社内勉強会の運営を
アジャイルにやってみた

2. 自己紹介
• 江口 慶
• セントラルソフト（株）
• Webシステム開発に従事
• 現在在籍しているプロジェクトでア
ジャイルなチーム運営に衝撃を受け
る

3. お話したいこと
アジャイルのエッセンスは
いろんなところですぐにで
も使える

4. と、実感したことを
経験談からお話しします。

5. 社内勉強会やりました

6. 社内勉強会
• 日頃客先に常駐している社員の帰属意識を高める
こと、情報共有、スキル底上げが目的
• ３回／１年（月１ペース） × ２年
• 2015年 Java
（アンチパターンとリファクタリング）
• 2016年 テスト ＆ SQL
（パフォーマンスチューニングとアンチパターン
）

7. その準備・運営で経験したお話

8. 2015年

9. • ３回分の計画をいっぺんに立てた。
• 月1,2回の打合せとメール。
• 予め「座学＋演習」という方式を決めて
いた。
どうしたか

10. 何が起こったか
毎回アンケートは取ったけど
うまく活かせなかった

11. 何が起こったか
打合せまで他の人の準備状況が不明。
メールだと１回あたりの教材に対する指摘
が多く、比例して修正量も大量。

12. 何が起こったか
寝ている人がいたorz
一部の人には興味がなかった

13. そこで思った
参加者の要求に応えながら
スピード感をもって準備
できたらなぁ

14. 2016年

15. やってみたこと
計画をかっちり決めると
変更するのが大変
計画駆動型から
適応型へ
見えない進捗と
ビッグステップ
作業の見える化と
スモールステップ
運営側が予見した価値
≠
参加者が欲しいモノ
アジャイルのエッセンス

16. やってみたこと
計画駆動型 適応型
すべての要求が出揃っている 要求は常に変化する
全体計画 小さな計画の繰り返し
計画見直しコスト大 計画見直しコスト小
最後まで反応がわからない 細かく反応が得られる
計画駆動型から適応型へ

17. やってみたこと
つまりこんな進め方

18. やってみたこと
作業の見える化とスモールステップ
・社内SNSを活用
・作業中でも準備物が見えるようにした
・SNSのコメント機能で指摘＆修正

19. SNSに成果物をアップ
コメントで指摘＆修正
タスクカンバンもどき

20. 何が起こったか
・座学よりも演習を多く
・よりゲーム性を高く
→アンケートがより好意的に
→一度参加した人の継続参加
・進捗と成果物が同期
→作成中でも頻繁にアップ
→小さく指摘、小さい修正
計画駆動型から
適応型へ
作業の見える化と
スモールステップ

21. 何が起こったか
参加者の満足度
準備作業のリアルタイム性
一つ一つの作業量
計画駆動型から適応型へ
作業の見える化とスモールステップ
（現場では薄々やってるけど勉強会でその効果を実感！）
（現場で実感していた効果をそのまま勉強会でも実感！）

22. 大成功！

23. 実感したこと
• アジャイルのエッセンスはいろんなチーム活
動に使える（そう、アジャイルならね）
• ポイント的に導入しても効果は得られる

24. みなさんも
ちょっとしたことから
アジャイルにしてみませんか？

25. ・毎週、価値ある成果を届けられているか
？
・たゆまぬ改善のための努力を惜しまず続
けているか？
この２つの問いへの答えが「イエス」なら
、
君はアジャイルだ。
アジャイルサムライ p.287
最後に

26. ありがとうございました。