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NetBackup によるオンプレ仮想環境から
HCI(Nutanix)への VM 移行検証
2019 年 07 月 30 日
SB C&S 株式会社
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■免責事項
本ドキュメントを利用される前に以下の注意点をお読みいただき、ご承諾いただいた上でご利用
ください。
・ 本ドキュメントの著作権は SB C&S 株式会社(以下弊社)に帰属します。このため本ドキュ
メント全て、またはその一部を複製や再配布することは禁じられています。
・ 本ドキュメントは利用条件や記載内容は予告なしに変更することがありますので、予めご
了承ください。
・ 本ドキュメントは、弊社にて把握、確認された内容を基に作成したものであり、お客さま環
境や製品機能の仕様や動作について担保・保証するものではありません。
・ 本ドキュメントに記載内容は、本ドキュメント発行時点の情報であり、製品のバージョンア
ップなどによる機能拡張によって実際の操作手順や画面構成、機能動作等が変更される
場合もございますので、予めご了承ください。
・ 本ドキュメントの利用に関し、トラブルが発生した場合、利用者又は第三者に損害が生じ
た場合であっても、本ドキュメントは利用者の自己責任のもと利用されるものであることを
鑑み、弊社は損害賠償その他一切の責任を負いません。
■更新履歴
版 更新日 更新者 更新内容
初版 2019/07/30 SB C&S 株式会社 初版作成
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■目次
1. 概要 .................................................................................................................................................. 4
2. 前提知識 ........................................................................................................................................... 5
2.1. NetBackup 8.1.2................................................................................................................................... 5
2.2. VMware vSphere.................................................................................................................................. 5
2.3. Nutanix................................................................................................................................................. 6
3. 検証における機器構成 ....................................................................................................................... 7
3.1. 構成概要................................................................................................................................................ 7
3.2. ソフトウェア ........................................................................................................................................ 8
3.3. ライセンス............................................................................................................................................ 8
4. 検証手順 ........................................................................................................................................... 9
4.1. オンプレミス環境の仮想サーバーの Nutanix への移行.................................................................... 11
5. 考察 ................................................................................................................................................ 61
6. まとめ .............................................................................................................................................. 62
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1. 概要
Microsoft 社より周知されている通り、Windows Server 2008/2008 R2 の延長サポートが 2020
年 1 月に終了する。1
また 同 OS を VMware にて稼働させている場合、その VMware や物理
サーバーもほどなくサポート終了/保守期限を迎えることが想定される。2 3
本ドキュメントでは、上記環境のうち仮想化基盤サーバーの移行先として HCI(Hyper-
Converged Infrastructure)を想定したシナリオに基づいてその動作検証を行い、その際に得られ
た知見について記述する。
本書の記載内容は、2019 年 5 月時点での情報である。
1
Windows Server 2008/R2、SQL Server 2008/R2 サポート終了<https://www.microsoft.com/ja-
jp/biz/cloud-platform/default.aspx>
2
VMware ライフサイクルポリシー<https://www.vmware.com/jp/support/policies/lifecycle.html>
3
VMware Lifecycle Product Matrix
<https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/support/product-lifecycle-
matrix.pdf>
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2. 前提知識
2.1. NetBackup 8.1.2
Veritas 社が提供・販売しているバックアップソフトウェア。今回採用しているバージョンは 2018
年 9 月にリリースされた。バージョン 8 系での、バックアップ/リストアの実施経験があることが望
ましい。
2.2. VMware vSphere
VMware 社が提供・販売している vSphere ESXi、VMware vCenter Server などの製品や、その
オプション機能から構成されるソフトウェアスイートの名称である。各ソフトウェアの概要を知ってい
ること。
2.2.1. vSphere5.5 U3
2015 年 9 月にリリースされた vSphere バージョン。本検証における移行元環境で採用してい
る。このバージョンを対象としたバックアップ/リストアの実施経験があることが望ましい。
Windows Server 2008 R2 がリリースされた以降のバージョンのうち、現在もベンダーサポート対
象となっている最も古いものを選定した。
2.2.2. vSphere6.5 U1
2017 年 7 月にリリースされた vSphere バージョン。本検証における移行先環境で採用してい
る。このバージョンを対象としたバックアップ/リストアの実施経験があることが望ましい。
現在の vSphere 最新バージョンは vSphere6.7(2019 年 5 月現在)ではあるが、移行先ハードウ
ェアにプリインストールされているバージョンに揃えた。
2.2.3. VMware vCenter Server
VMware 社が提供・販売している、vSphere で構築された環境を一括して管理するソフトウェア。
各バージョンの数字は vSphere のバージョンと対応しており、最新バージョンは vCenter
Server6.7(2019 年 5 月現在)。この機能概要を理解していることが望ましい。
vCenter Server 導入方法には Windows Server OS 上に導入する方法と、仮想アプライアンスと
して ESXi 上に導入する方法の 2 種類がある。本検証では、Windows Server OS 上に導入してい
る。
2.2.4. Windows 版 vCenter Server
今回採用している vSphere のバージョンに対応したバージョンを導入している。この機能概要
を理解していることが望ましい。
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Windows 上で動作する vCenter Server。vSphere6.7 を最後に、仮想アプライアンス版 vCenter
Server(vCSA)に一本化することが VMware から発表されている。
2.3. Nutanix
Nutanix 社のハイパーコンバージドインフラ製品。日本国内では 2012 年に発売された。本検証
ではハイパーバイザーに VMware vSphere を採用した。
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3. 検証における機器構成
3.1. 構成概要
3.1.1. 検証構成
以下のような構成を想定し、検証を実施した。
[移行前の構成イメージ(黒字はホスト名であり、移行対象サーバーは w2k8r2v)]
[移行後の構成イメージ]
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3.1.2. ネットワーク構成
100MBbps ネットワークを使用することを想定し、検証を行った。
3.2. ソフトウェア
各ソフトウェアは以下のバージョンを使用した。
[検証で使用した各種ソフトウェアのバージョン]
No.
ソフトウェアの
バージョン情報
備考
1. NetBackup 8.1.2 2.1 参照
2. VMware ESXi 5.5 U3
(build 3568722)
2.2.1 参照
3. vCenter Server 5.5 U3
(build 9911218)
No.2 の ESXi の管理用
4. VMware ESXi 6.5 U1
(build 8294253)
2.2.2 参照
Nutanix の各ノードにデプロイされる ESXi 環境
5. vCenter Server 6.5 U1
(build 8024368)
No.4 の ESXi の管理用
3.3. ライセンス
今回の検証では、実環境想定として移行元環境は全て Standard ライセンスとし、移行先環境
の vCenter は Standard ライセンス、vSphere ESXi は Enterprise Plus とした。
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4. 検証手順
検証手順では、オンプレミス環境で稼働している仮想サーバーを Nutanix 上に移行する場合を
想定した手順を記載する。
移行手順の全体のフローは下記の通り。
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4.1. オンプレミス環境の仮想サーバーの Nutanix への移行
オンプレミス環境で稼働している仮想サーバーの Nutanix への移行は、VADP を用いて移行元
サーバーのフルバックアップを実施し、インスタントリカバリと vMotion を利用して移行先 HCI への
リストアを行う。バックアップは、重複排除機能を有効化した保存先(OS から見た場合、増設
iSCSI ディスク(S ドライブ)の DDP ディレクトリ)に配置する。
4.1.1. 移行元環境の仮想マシン
移行元環境の仮想マシンの vCenter でのインベントリは下図の通り。
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4.1.2. 移行元環境のバックアップ
仮想サーバーのフルバックアップを実施するための事前準備として、アクセスホストの設定、ク
レデンシャル情報の設定、バックアップの保存先の設定およびバックアップポリシーの設定を実施
する。バックアップ取得までの実施手順は下記の通り。
1. アクセスホストの設定
・ [NetBackup の管理]-[ホストプロパティ]-[マスターサーバー]をクリックし、右ペインに表示
される[NetBackup マスターサーバー]をダブルクリックする
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・ [プロパティ]-[VMware アクセスホスト]を選択し、[追加]をクリックする
・ [新しいサーバーの追加]にて[NetBackup マスターサーバー]を入力し、[追加]をクリック
する
・ [閉じる]をクリックする
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2. クレデンシャル(認証情報)の設定
Tips
クレデンシャル情報は、移行元環境の vCenter サーバーおよび移行先環境の vCenter サ
ーバーのどちらも設定する必要がある。
・ [メディアおよびデバイスの管理]-[クレデンシャル]-[仮想マシンサーバー]を右クリックす
る
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・ [新しい仮想マシンサーバー]を選択する
・ [仮想マシンサーバー名]に[vCenter サーバー]を入力し、[OK]をクリックする
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・ [仮想マシンサーバー形式]にて[VMware Virtual Center サーバー]を選択し、[ユーザー
名]に[vCenter サーバー管理者アカウント]を入力し、[パスワード]に[vCenter サーバー管
理者パスワード]を入力し、[バックアップホスト]にて[NetBackup マスターサーバー]を選択
後、[OK]をクリックする
・ 登録情報が正しい場合、下記ダイアログが表示されるため、[OK]をクリックする
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3. NetBackup サービス再起動
・ NetBackup 管理コンソールを一旦終了する
・ 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、下記コマンドを実行する
> cd "C:Program FilesVeritasNetBackupbin"
> bpdown -f –v
NetBackup 8.1.2 -- Shutdown Utility
(中略)
Shutdown completed successfully.
> bpup -f –v
NetBackup 8.1.2 -- Startup Utility
(中略)
Start up completed successfully.
4. ストレージサーバーの設定
・ NetBackup 管理コンソールで、[メディアおよびデバイスの管理]-[クレデンシャル]-[ストレ
ージサーバー]を右クリックし、[新しいストレージサーバー]をクリックする
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・ ストレージサーバーの構成ウィザードが起動するため、 [構成するディスクストレージの形
式を選択します。]にて、[Media Server Deduplication Pool]を選択し、[次へ]をクリックする
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・ 重複排除メディアサーバーの指定を行うため、 [メディアサーバー]は[NetBackup マスタ
ーサーバー]を選択し、[クレデンシャルの定義]で任意のストレージサーバーの認証情報
を入力し、[次へ]をクリックする
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・ 警告が表示されるが、[はい]をクリックし、続行する
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・ 重複排除データの格納先を指定するため、 [ストレージパス]の右側にある[...]をクリック
する
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・ 参照ウィンドウが起動したら[バックアップデータ格納先ディレクトリ]を選択して、[OK]をク
リックする
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・ [ストレージパス]に指定したディレクトリパスが入力されていることを確認し、[次へ]をクリ
ックする
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・ ストレージサーバーの暗号化については何もせず、[次へ]をクリックする
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・ ストレージサーバーの構成の概略が表示されるため、[次へ]をクリックし、作成を行う
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・ ストレージサーバーの作成が完了すると、[次へ]ボタンがクリック出来るようになるため、
[次へ]をクリックして、ディスクプールの作成を行う
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・ [ボリューム名]の[PureDiskVolume]左のチェックボックスにチェックが入っていることを確
認し、[次へ]をクリックする
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・ [ディスクプール名]に[DedupPool]と入力し、[次へ]をクリックし、ディスクプールの作成を
行う
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・ ディスクプールの作成完了後、[次へ]をクリックして、ストレージユニットの作成を行う
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・ [ストレージユニット名]が[DedupPool-stu]となっていることを確認し、[次へ]をクリックしス
トレージユニットの作成を行う
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・ [完了]をクリックし、ウィザードを終了する
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5. バックアップポリシーの作成
・ アクセラレータを利用して仮想マシンのバックアップを行うバックアップポリシーを作成する
ため、[NetBackup の管理]-[ポリシー]をクリックし、[すべてのポリシー]-[マスターサーバ
ー]で右クリックして[新しいポリシー]を選択する
・ [新しいポリシーの追加]-[ポリシー名]に任意のポリシー名を入力し、[OK]をクリックする
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・ 新しいポリシーの追加画面にて、[ポリシー形式]は[VMware]を選択(選択時[VMware]タブ
が出現)し、[ポリシーストレージ]にて[DedupPool-stu]を選択し、[アクセラレータを使用]に
チェックを入れる
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・ [スケジュール]タブから[新規]をクリックする
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・ 新しいスケジュールの追加画面にて、[名前]は任意、[バックアップ形式] は[Full Backup]
を選択し、[OK]をクリックする
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・ [クライアント]タブから[問い合わせビルダー]にて、[フィールド]で[VMHostName]を選択し、
[オペレータ]で[Equal]を選択し、[値]に["w2kr8v*"]と入力する
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・ +アイコンをクリックし、[問い合わせ]に条件を追加する。
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・ 同様の操作で vCetner に対する問合せも AND 条件で追加し、[問い合わせのテスト]をク
リックする
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・ バックアップ対象がインクルードされていることを確認し、[閉じる]をクリックする
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・ [バックアップ対象]タブをクリックし、[バックアップ対象リスト]に指定した条件がと表示され
ていることを確認する
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・ [VMware]タブから[最適化]にすべてチェックが入っていること、[プライマリ VM 識別子]が
[VM hostname]になっていることを確認する。SAN は無効の場合は[トランスポートモード]
のチェックを外し、[OK]をクリックする
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・ バックアップポリシーが作成されたことを確認する
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6. バックアップの実施
Tips
本検証のバックアップ取得手順の場合、バックアップ対象の VM が起動していないとバッ
クアップ対象の VM を見つけられずにエラーとなる。
・ [NetBackup の管理]-[ポリシー]にて設定したバックアップポリシーを右クリックし、[手動バ
ックアップ]を選択する
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・ [使用するスケジュールを選択]は[Full]とし、[クライアント]は[MEDIA_SERVER]を選択し、
[OK]をクリックする
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・ NetBackup 管理コンソールにて、[アクティビティモニター]をクリックし、ジョブの完了を確
認する
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4.1.3. 移行先環境へのリストア
前節までの作業で取得した仮想サーバーのバックアップから指定した vCenter へのリストアを
実施する。リストア後の仮想マシンハードウェアのバージョンは移行先環境に合わせて自動でアッ
プグレードされる。
1. インスタントリカバリの開始
Tips
インスタントリカバリの実施に際しての事前設定が必要な場合があるため、
[Veritas NetBackup for VMware 管理者ガイド]-[VMware のインスタントリカバリを使った
仮想マシンのリストア]を事前に参照すること。
・ インスタントリカバリのパラメータファイルを作成、配置する
ファイル名:任意
配置場所:C:Program FilesVeritasNetBackuplogsuser_ops
ファイル内容(例):
change vmname to w2k8r2v
change esxhost to ntnode1.example.jp
change resourcepool to /NTNX-DC/host/NTNX-Cluster/Resources
change network to VM Network
vmware はリストア時の仮想マシン名を指定し、esxhost はリストア先の ESXi サーバーを
指定し、resourcepool はリストア先のリソースプールを指定し、network はリストア時の仮
想マシンのネットワークを指定している。
・ 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、下記コマンドを実行する
> cd "C:Program FilesVeritasNetBackupbin"
> nbrestorevm -vmw -ir_activate -C w2k8r2v.example.jp -temp_location NTNX-local-
ds-16SM6C370024-A -R "C:Program
FilesVeritasNetBackuplogsuser_opsrename_file.txt" -vmserver ntvcs.example.jp
Restore image time = 06/07/19 09:38:19
VM restore request returned with status = 0
-C でリストア対象の仮想マシンを指定し、-temp_location でリストア先の ESXi サーバーの
ローカルストレージを指定し、-vmserver でリストア先の vCenter を指定している。
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・ NBU の Administration Console でジョブが成功していることを確認する
Tips
インスタントリカバリのジョブ(画面ではジョブ ID:119)はマウント解除されるまでは待機状
態となる。
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2. 移行(Storage vMotion)
・ リカバリ先 vCenter のインスタンスを右クリックし、[移行]を選択する
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・ [移行タイプの選択]-[ストレージのみ変更します]をチェックし、[次へ]をクリックする
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・ [ストレージの選択]-[移行先ストレージ]を選択し、[次へ]をクリックする
Tips
インスタントリカバリのコマンドで指定したストレージとここで指定するストレージは別にす
る必要がある。今回の例では、コマンドで指定したストレージは ESXi サーバーのローカル
ストレージで、移行時に指定したストレージは HCI 環境の共有ストレージを指定している。
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・ [設定の確認]より[完了]をクリックする
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・ [最近のタスク]より[仮想マシンの再配置]の[完了]を確認する
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・ 移行した仮想マシンを右クリックし、[スナップショット]-[統合]を選択する
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・ [統合の確認]にて[はい]をクリックする
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・ [最近のタスク]より[仮想マシンのディスクファイルの統合]の[完了]を確認する
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3. インスタントリカバリの終了
・ 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、下記コマンドを実行する
> cd "C:Program FilesVeritasNetBackupbin"
> nbrestorevm -ir_listvm
VM Instant Recovery ID: 7
(後略)
・ 上記コマンド結果の[VM Instant Recovery ID]を指定して下記コマンドを実行する
> nbrestorevm -ir_done 7
VM Instant recovery done request returned with status = 0
・ NBU の Administration Console で待機ジョブが完了していることを確認する
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4.1.4. 移行先環境のバックアップ
移行したサーバーのバックアップは、移行元のバックアップ時に作成した重複排除機能を有効
化した保存先に配置する。このため、バックアップ保存先の作成までの手順は不要である。バック
アップポリシーについては vCenter 問合せ条件を移行先環境に変更するのみであり、バックアップ
取得手順としては移行元環境の手順と同一となる。
[vCenter 問合せ条件(バックアップポリシーは”dest_full”として別途作成)]
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[バックアップ実施結果]
4.1.5. 移行元環境の削除
移行元環境の仮想サーバーを必要に応じて削除する。削除は一般的な手順で実施可能である
ため、メーカーのマニュアルを参照すること。
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4.1.6. 移行先環境の仮想マシン
移行先環境の仮想マシンの vCenter でのインベントリ画像は下図の通り。
なお、移行後に VMware Tools のアップデートを実施している。
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画面下部の状態を表示する。
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5. 考察
日常的に利用している NetBackup を用いて移行する、という目的で今回の検証を実施した。
NetBackup が VADP に対応していたこともあり、オンプレミスの仮想環境から HCI(Nutanix)環境
への移行は、通常のフルバックアップデータを利用したインスタンスリカバリと Storage vMotion で
実現可能であった。
今回の検証環境では、vSphere 5.5 系から同 6.5 系への移行であることから vSphere HA は利
用できない。ハイパーバイザー製品の機能不足という制約下でも、普段から利用している
NetBackup で移行作業を代替することができたことは、投資保護の観点からも高く評価できる。
また仮に vSphere HA 機能が利用可能な場合であっても、普段使い慣れない機能で環境移行
を実施するよりは、NetBackup を利用した方が敷居は低いと思われる。
性能面で言っても NetBackup の重複排除機能により、ストレージの消費量の低減や、移行所
要時間の短縮化などの強みを持っている。今回の移行対象 VM は「プレーン」なものであったため
サイズがそもそも小さいが、多くのアプリケーションやデータを持つ VM が対象であれば、この強
みが作業効率に大きく寄与すると考えられる。
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6. まとめ
今回の検証結果から、オンプレ仮想環境から HCI(Nutanix)環境への移行に NetBackup を使う
という選択肢は、検討の価値が十分にあると言える。
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本書の内容は以上です。
本ドキュメントの内容に関するにお問い合わせは当社営業担当へご相談ください。

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NetBackup Instant Recoveryを使ったNutanixへの移行検証結果

  • 1. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 1 / 63 NetBackup によるオンプレ仮想環境から HCI(Nutanix)への VM 移行検証 2019 年 07 月 30 日 SB C&S 株式会社
  • 2. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 2 / 63 ■免責事項 本ドキュメントを利用される前に以下の注意点をお読みいただき、ご承諾いただいた上でご利用 ください。 ・ 本ドキュメントの著作権は SB C&S 株式会社(以下弊社)に帰属します。このため本ドキュ メント全て、またはその一部を複製や再配布することは禁じられています。 ・ 本ドキュメントは利用条件や記載内容は予告なしに変更することがありますので、予めご 了承ください。 ・ 本ドキュメントは、弊社にて把握、確認された内容を基に作成したものであり、お客さま環 境や製品機能の仕様や動作について担保・保証するものではありません。 ・ 本ドキュメントに記載内容は、本ドキュメント発行時点の情報であり、製品のバージョンア ップなどによる機能拡張によって実際の操作手順や画面構成、機能動作等が変更される 場合もございますので、予めご了承ください。 ・ 本ドキュメントの利用に関し、トラブルが発生した場合、利用者又は第三者に損害が生じ た場合であっても、本ドキュメントは利用者の自己責任のもと利用されるものであることを 鑑み、弊社は損害賠償その他一切の責任を負いません。 ■更新履歴 版 更新日 更新者 更新内容 初版 2019/07/30 SB C&S 株式会社 初版作成
  • 3. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 3 / 63 ■目次 1. 概要 .................................................................................................................................................. 4 2. 前提知識 ........................................................................................................................................... 5 2.1. NetBackup 8.1.2................................................................................................................................... 5 2.2. VMware vSphere.................................................................................................................................. 5 2.3. Nutanix................................................................................................................................................. 6 3. 検証における機器構成 ....................................................................................................................... 7 3.1. 構成概要................................................................................................................................................ 7 3.2. ソフトウェア ........................................................................................................................................ 8 3.3. ライセンス............................................................................................................................................ 8 4. 検証手順 ........................................................................................................................................... 9 4.1. オンプレミス環境の仮想サーバーの Nutanix への移行.................................................................... 11 5. 考察 ................................................................................................................................................ 61 6. まとめ .............................................................................................................................................. 62
  • 4. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 4 / 63 1. 概要 Microsoft 社より周知されている通り、Windows Server 2008/2008 R2 の延長サポートが 2020 年 1 月に終了する。1 また 同 OS を VMware にて稼働させている場合、その VMware や物理 サーバーもほどなくサポート終了/保守期限を迎えることが想定される。2 3 本ドキュメントでは、上記環境のうち仮想化基盤サーバーの移行先として HCI(Hyper- Converged Infrastructure)を想定したシナリオに基づいてその動作検証を行い、その際に得られ た知見について記述する。 本書の記載内容は、2019 年 5 月時点での情報である。 1 Windows Server 2008/R2、SQL Server 2008/R2 サポート終了<https://www.microsoft.com/ja- jp/biz/cloud-platform/default.aspx> 2 VMware ライフサイクルポリシー<https://www.vmware.com/jp/support/policies/lifecycle.html> 3 VMware Lifecycle Product Matrix <https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/en/pdf/support/product-lifecycle- matrix.pdf>
  • 5. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 5 / 63 2. 前提知識 2.1. NetBackup 8.1.2 Veritas 社が提供・販売しているバックアップソフトウェア。今回採用しているバージョンは 2018 年 9 月にリリースされた。バージョン 8 系での、バックアップ/リストアの実施経験があることが望 ましい。 2.2. VMware vSphere VMware 社が提供・販売している vSphere ESXi、VMware vCenter Server などの製品や、その オプション機能から構成されるソフトウェアスイートの名称である。各ソフトウェアの概要を知ってい ること。 2.2.1. vSphere5.5 U3 2015 年 9 月にリリースされた vSphere バージョン。本検証における移行元環境で採用してい る。このバージョンを対象としたバックアップ/リストアの実施経験があることが望ましい。 Windows Server 2008 R2 がリリースされた以降のバージョンのうち、現在もベンダーサポート対 象となっている最も古いものを選定した。 2.2.2. vSphere6.5 U1 2017 年 7 月にリリースされた vSphere バージョン。本検証における移行先環境で採用してい る。このバージョンを対象としたバックアップ/リストアの実施経験があることが望ましい。 現在の vSphere 最新バージョンは vSphere6.7(2019 年 5 月現在)ではあるが、移行先ハードウ ェアにプリインストールされているバージョンに揃えた。 2.2.3. VMware vCenter Server VMware 社が提供・販売している、vSphere で構築された環境を一括して管理するソフトウェア。 各バージョンの数字は vSphere のバージョンと対応しており、最新バージョンは vCenter Server6.7(2019 年 5 月現在)。この機能概要を理解していることが望ましい。 vCenter Server 導入方法には Windows Server OS 上に導入する方法と、仮想アプライアンスと して ESXi 上に導入する方法の 2 種類がある。本検証では、Windows Server OS 上に導入してい る。 2.2.4. Windows 版 vCenter Server 今回採用している vSphere のバージョンに対応したバージョンを導入している。この機能概要 を理解していることが望ましい。
  • 6. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 6 / 63 Windows 上で動作する vCenter Server。vSphere6.7 を最後に、仮想アプライアンス版 vCenter Server(vCSA)に一本化することが VMware から発表されている。 2.3. Nutanix Nutanix 社のハイパーコンバージドインフラ製品。日本国内では 2012 年に発売された。本検証 ではハイパーバイザーに VMware vSphere を採用した。
  • 7. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 7 / 63 3. 検証における機器構成 3.1. 構成概要 3.1.1. 検証構成 以下のような構成を想定し、検証を実施した。 [移行前の構成イメージ(黒字はホスト名であり、移行対象サーバーは w2k8r2v)] [移行後の構成イメージ]
  • 8. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 8 / 63 3.1.2. ネットワーク構成 100MBbps ネットワークを使用することを想定し、検証を行った。 3.2. ソフトウェア 各ソフトウェアは以下のバージョンを使用した。 [検証で使用した各種ソフトウェアのバージョン] No. ソフトウェアの バージョン情報 備考 1. NetBackup 8.1.2 2.1 参照 2. VMware ESXi 5.5 U3 (build 3568722) 2.2.1 参照 3. vCenter Server 5.5 U3 (build 9911218) No.2 の ESXi の管理用 4. VMware ESXi 6.5 U1 (build 8294253) 2.2.2 参照 Nutanix の各ノードにデプロイされる ESXi 環境 5. vCenter Server 6.5 U1 (build 8024368) No.4 の ESXi の管理用 3.3. ライセンス 今回の検証では、実環境想定として移行元環境は全て Standard ライセンスとし、移行先環境 の vCenter は Standard ライセンス、vSphere ESXi は Enterprise Plus とした。
  • 9. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 9 / 63 4. 検証手順 検証手順では、オンプレミス環境で稼働している仮想サーバーを Nutanix 上に移行する場合を 想定した手順を記載する。 移行手順の全体のフローは下記の通り。
  • 10. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 10 / 63
  • 11. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 11 / 63 4.1. オンプレミス環境の仮想サーバーの Nutanix への移行 オンプレミス環境で稼働している仮想サーバーの Nutanix への移行は、VADP を用いて移行元 サーバーのフルバックアップを実施し、インスタントリカバリと vMotion を利用して移行先 HCI への リストアを行う。バックアップは、重複排除機能を有効化した保存先(OS から見た場合、増設 iSCSI ディスク(S ドライブ)の DDP ディレクトリ)に配置する。 4.1.1. 移行元環境の仮想マシン 移行元環境の仮想マシンの vCenter でのインベントリは下図の通り。
  • 12. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 12 / 63 4.1.2. 移行元環境のバックアップ 仮想サーバーのフルバックアップを実施するための事前準備として、アクセスホストの設定、ク レデンシャル情報の設定、バックアップの保存先の設定およびバックアップポリシーの設定を実施 する。バックアップ取得までの実施手順は下記の通り。 1. アクセスホストの設定 ・ [NetBackup の管理]-[ホストプロパティ]-[マスターサーバー]をクリックし、右ペインに表示 される[NetBackup マスターサーバー]をダブルクリックする
  • 13. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 13 / 63 ・ [プロパティ]-[VMware アクセスホスト]を選択し、[追加]をクリックする ・ [新しいサーバーの追加]にて[NetBackup マスターサーバー]を入力し、[追加]をクリック する ・ [閉じる]をクリックする
  • 14. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 14 / 63 2. クレデンシャル(認証情報)の設定 Tips クレデンシャル情報は、移行元環境の vCenter サーバーおよび移行先環境の vCenter サ ーバーのどちらも設定する必要がある。 ・ [メディアおよびデバイスの管理]-[クレデンシャル]-[仮想マシンサーバー]を右クリックす る
  • 15. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 15 / 63 ・ [新しい仮想マシンサーバー]を選択する ・ [仮想マシンサーバー名]に[vCenter サーバー]を入力し、[OK]をクリックする
  • 16. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 16 / 63 ・ [仮想マシンサーバー形式]にて[VMware Virtual Center サーバー]を選択し、[ユーザー 名]に[vCenter サーバー管理者アカウント]を入力し、[パスワード]に[vCenter サーバー管 理者パスワード]を入力し、[バックアップホスト]にて[NetBackup マスターサーバー]を選択 後、[OK]をクリックする ・ 登録情報が正しい場合、下記ダイアログが表示されるため、[OK]をクリックする
  • 17. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 17 / 63 3. NetBackup サービス再起動 ・ NetBackup 管理コンソールを一旦終了する ・ 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、下記コマンドを実行する > cd "C:Program FilesVeritasNetBackupbin" > bpdown -f –v NetBackup 8.1.2 -- Shutdown Utility (中略) Shutdown completed successfully. > bpup -f –v NetBackup 8.1.2 -- Startup Utility (中略) Start up completed successfully. 4. ストレージサーバーの設定 ・ NetBackup 管理コンソールで、[メディアおよびデバイスの管理]-[クレデンシャル]-[ストレ ージサーバー]を右クリックし、[新しいストレージサーバー]をクリックする
  • 18. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 18 / 63 ・ ストレージサーバーの構成ウィザードが起動するため、 [構成するディスクストレージの形 式を選択します。]にて、[Media Server Deduplication Pool]を選択し、[次へ]をクリックする
  • 19. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 19 / 63 ・ 重複排除メディアサーバーの指定を行うため、 [メディアサーバー]は[NetBackup マスタ ーサーバー]を選択し、[クレデンシャルの定義]で任意のストレージサーバーの認証情報 を入力し、[次へ]をクリックする
  • 20. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 20 / 63 ・ 警告が表示されるが、[はい]をクリックし、続行する
  • 21. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 21 / 63 ・ 重複排除データの格納先を指定するため、 [ストレージパス]の右側にある[...]をクリック する
  • 22. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 22 / 63 ・ 参照ウィンドウが起動したら[バックアップデータ格納先ディレクトリ]を選択して、[OK]をク リックする
  • 23. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 23 / 63 ・ [ストレージパス]に指定したディレクトリパスが入力されていることを確認し、[次へ]をクリ ックする
  • 24. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 24 / 63 ・ ストレージサーバーの暗号化については何もせず、[次へ]をクリックする
  • 25. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 25 / 63 ・ ストレージサーバーの構成の概略が表示されるため、[次へ]をクリックし、作成を行う
  • 26. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 26 / 63 ・ ストレージサーバーの作成が完了すると、[次へ]ボタンがクリック出来るようになるため、 [次へ]をクリックして、ディスクプールの作成を行う
  • 27. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 27 / 63 ・ [ボリューム名]の[PureDiskVolume]左のチェックボックスにチェックが入っていることを確 認し、[次へ]をクリックする
  • 28. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 28 / 63 ・ [ディスクプール名]に[DedupPool]と入力し、[次へ]をクリックし、ディスクプールの作成を 行う
  • 29. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 29 / 63 ・ ディスクプールの作成完了後、[次へ]をクリックして、ストレージユニットの作成を行う
  • 30. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 30 / 63 ・ [ストレージユニット名]が[DedupPool-stu]となっていることを確認し、[次へ]をクリックしス トレージユニットの作成を行う
  • 31. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 31 / 63 ・ [完了]をクリックし、ウィザードを終了する
  • 32. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 32 / 63 5. バックアップポリシーの作成 ・ アクセラレータを利用して仮想マシンのバックアップを行うバックアップポリシーを作成する ため、[NetBackup の管理]-[ポリシー]をクリックし、[すべてのポリシー]-[マスターサーバ ー]で右クリックして[新しいポリシー]を選択する ・ [新しいポリシーの追加]-[ポリシー名]に任意のポリシー名を入力し、[OK]をクリックする
  • 33. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 33 / 63 ・ 新しいポリシーの追加画面にて、[ポリシー形式]は[VMware]を選択(選択時[VMware]タブ が出現)し、[ポリシーストレージ]にて[DedupPool-stu]を選択し、[アクセラレータを使用]に チェックを入れる
  • 34. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 34 / 63 ・ [スケジュール]タブから[新規]をクリックする
  • 35. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 35 / 63 ・ 新しいスケジュールの追加画面にて、[名前]は任意、[バックアップ形式] は[Full Backup] を選択し、[OK]をクリックする
  • 36. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 36 / 63 ・ [クライアント]タブから[問い合わせビルダー]にて、[フィールド]で[VMHostName]を選択し、 [オペレータ]で[Equal]を選択し、[値]に["w2kr8v*"]と入力する
  • 37. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 37 / 63 ・ +アイコンをクリックし、[問い合わせ]に条件を追加する。
  • 38. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 38 / 63 ・ 同様の操作で vCetner に対する問合せも AND 条件で追加し、[問い合わせのテスト]をク リックする
  • 39. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 39 / 63 ・ バックアップ対象がインクルードされていることを確認し、[閉じる]をクリックする
  • 40. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 40 / 63 ・ [バックアップ対象]タブをクリックし、[バックアップ対象リスト]に指定した条件がと表示され ていることを確認する
  • 41. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 41 / 63 ・ [VMware]タブから[最適化]にすべてチェックが入っていること、[プライマリ VM 識別子]が [VM hostname]になっていることを確認する。SAN は無効の場合は[トランスポートモード] のチェックを外し、[OK]をクリックする
  • 42. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 42 / 63 ・ バックアップポリシーが作成されたことを確認する
  • 43. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 43 / 63 6. バックアップの実施 Tips 本検証のバックアップ取得手順の場合、バックアップ対象の VM が起動していないとバッ クアップ対象の VM を見つけられずにエラーとなる。 ・ [NetBackup の管理]-[ポリシー]にて設定したバックアップポリシーを右クリックし、[手動バ ックアップ]を選択する
  • 44. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 44 / 63 ・ [使用するスケジュールを選択]は[Full]とし、[クライアント]は[MEDIA_SERVER]を選択し、 [OK]をクリックする
  • 45. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 45 / 63 ・ NetBackup 管理コンソールにて、[アクティビティモニター]をクリックし、ジョブの完了を確 認する
  • 46. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 46 / 63 4.1.3. 移行先環境へのリストア 前節までの作業で取得した仮想サーバーのバックアップから指定した vCenter へのリストアを 実施する。リストア後の仮想マシンハードウェアのバージョンは移行先環境に合わせて自動でアッ プグレードされる。 1. インスタントリカバリの開始 Tips インスタントリカバリの実施に際しての事前設定が必要な場合があるため、 [Veritas NetBackup for VMware 管理者ガイド]-[VMware のインスタントリカバリを使った 仮想マシンのリストア]を事前に参照すること。 ・ インスタントリカバリのパラメータファイルを作成、配置する ファイル名:任意 配置場所:C:Program FilesVeritasNetBackuplogsuser_ops ファイル内容(例): change vmname to w2k8r2v change esxhost to ntnode1.example.jp change resourcepool to /NTNX-DC/host/NTNX-Cluster/Resources change network to VM Network vmware はリストア時の仮想マシン名を指定し、esxhost はリストア先の ESXi サーバーを 指定し、resourcepool はリストア先のリソースプールを指定し、network はリストア時の仮 想マシンのネットワークを指定している。 ・ 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、下記コマンドを実行する > cd "C:Program FilesVeritasNetBackupbin" > nbrestorevm -vmw -ir_activate -C w2k8r2v.example.jp -temp_location NTNX-local- ds-16SM6C370024-A -R "C:Program FilesVeritasNetBackuplogsuser_opsrename_file.txt" -vmserver ntvcs.example.jp Restore image time = 06/07/19 09:38:19 VM restore request returned with status = 0 -C でリストア対象の仮想マシンを指定し、-temp_location でリストア先の ESXi サーバーの ローカルストレージを指定し、-vmserver でリストア先の vCenter を指定している。
  • 47. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 47 / 63 ・ NBU の Administration Console でジョブが成功していることを確認する Tips インスタントリカバリのジョブ(画面ではジョブ ID:119)はマウント解除されるまでは待機状 態となる。
  • 48. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 48 / 63 2. 移行(Storage vMotion) ・ リカバリ先 vCenter のインスタンスを右クリックし、[移行]を選択する
  • 49. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 49 / 63 ・ [移行タイプの選択]-[ストレージのみ変更します]をチェックし、[次へ]をクリックする
  • 50. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 50 / 63 ・ [ストレージの選択]-[移行先ストレージ]を選択し、[次へ]をクリックする Tips インスタントリカバリのコマンドで指定したストレージとここで指定するストレージは別にす る必要がある。今回の例では、コマンドで指定したストレージは ESXi サーバーのローカル ストレージで、移行時に指定したストレージは HCI 環境の共有ストレージを指定している。
  • 51. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 51 / 63 ・ [設定の確認]より[完了]をクリックする
  • 52. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 52 / 63 ・ [最近のタスク]より[仮想マシンの再配置]の[完了]を確認する
  • 53. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 53 / 63 ・ 移行した仮想マシンを右クリックし、[スナップショット]-[統合]を選択する
  • 54. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 54 / 63 ・ [統合の確認]にて[はい]をクリックする
  • 55. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 55 / 63 ・ [最近のタスク]より[仮想マシンのディスクファイルの統合]の[完了]を確認する
  • 56. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 56 / 63 3. インスタントリカバリの終了 ・ 管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、下記コマンドを実行する > cd "C:Program FilesVeritasNetBackupbin" > nbrestorevm -ir_listvm VM Instant Recovery ID: 7 (後略) ・ 上記コマンド結果の[VM Instant Recovery ID]を指定して下記コマンドを実行する > nbrestorevm -ir_done 7 VM Instant recovery done request returned with status = 0 ・ NBU の Administration Console で待機ジョブが完了していることを確認する
  • 57. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 57 / 63 4.1.4. 移行先環境のバックアップ 移行したサーバーのバックアップは、移行元のバックアップ時に作成した重複排除機能を有効 化した保存先に配置する。このため、バックアップ保存先の作成までの手順は不要である。バック アップポリシーについては vCenter 問合せ条件を移行先環境に変更するのみであり、バックアップ 取得手順としては移行元環境の手順と同一となる。 [vCenter 問合せ条件(バックアップポリシーは”dest_full”として別途作成)]
  • 58. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 58 / 63 [バックアップ実施結果] 4.1.5. 移行元環境の削除 移行元環境の仮想サーバーを必要に応じて削除する。削除は一般的な手順で実施可能である ため、メーカーのマニュアルを参照すること。
  • 59. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 59 / 63 4.1.6. 移行先環境の仮想マシン 移行先環境の仮想マシンの vCenter でのインベントリ画像は下図の通り。 なお、移行後に VMware Tools のアップデートを実施している。
  • 60. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 60 / 63 画面下部の状態を表示する。
  • 61. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 61 / 63 5. 考察 日常的に利用している NetBackup を用いて移行する、という目的で今回の検証を実施した。 NetBackup が VADP に対応していたこともあり、オンプレミスの仮想環境から HCI(Nutanix)環境 への移行は、通常のフルバックアップデータを利用したインスタンスリカバリと Storage vMotion で 実現可能であった。 今回の検証環境では、vSphere 5.5 系から同 6.5 系への移行であることから vSphere HA は利 用できない。ハイパーバイザー製品の機能不足という制約下でも、普段から利用している NetBackup で移行作業を代替することができたことは、投資保護の観点からも高く評価できる。 また仮に vSphere HA 機能が利用可能な場合であっても、普段使い慣れない機能で環境移行 を実施するよりは、NetBackup を利用した方が敷居は低いと思われる。 性能面で言っても NetBackup の重複排除機能により、ストレージの消費量の低減や、移行所 要時間の短縮化などの強みを持っている。今回の移行対象 VM は「プレーン」なものであったため サイズがそもそも小さいが、多くのアプリケーションやデータを持つ VM が対象であれば、この強 みが作業効率に大きく寄与すると考えられる。
  • 62. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 62 / 63 6. まとめ 今回の検証結果から、オンプレ仮想環境から HCI(Nutanix)環境への移行に NetBackup を使う という選択肢は、検討の価値が十分にあると言える。
  • 63. Copyright 2019 SB C&S Corp. All Rights Reserved. 63 / 63 本書の内容は以上です。 本ドキュメントの内容に関するにお問い合わせは当社営業担当へご相談ください。