Itm_for_virtualservers_overview_public_20110627

© 2010 IBM Corporation
IBM Tivoli Monitoring for Virtual Servers V6.2.3
VMware Infrastructure Agent
Linux Kernel-based Virtual Machines Agent
製品機能概要説明資料

IBM Proposal Template – Value Driven Proposals
免責事項
この資料は日本アイ・ビー・エム株式会社の正式なレビューを受けておりません。内容の正確性については
最善を尽くしていますが、当資料は、資料内で説明されている製品の仕様についての保証や、この資料に基
づいて発生したいかなる損害についても責任を負うものではありません。
また、製品機能をわかり易く解説するために、技術的な点に於いて或る程度の抽象化をして詳細な説明を
省いている箇所があります。実際の製品選定や技術面での検討の場合は、公開されている製品マニュアル
やサポート情報等をご確認下さい。
ご不明な点も含めて、弊社営業までお気軽に、ご相談、お問い合わせ下さい。
この資料の内容は2011年06月時点の情報であり、製品の新しいリリース、修正パッチなどによって動作、仕
様が変わる可能性があるのでご了承下さい。
製品のアップデートや新機能については、対応する発表レターなどでご確認ください。

ITM / ITCAM / OMEGAMON ファミリー
▪ITM のオプション製品群です。
▪ITMの基本OS監視にオプション製品を追加する事で、様々なミドルウェアからホスト、ファシリティまでの監視環境を統合する
事ができます。
分散環境における
サービス基盤の統
合監視
（OS,DB,Webサー
バー、SAPなど）
SOA環境のモニター
Windowsに特化した
環境の統合監視（OS、
SQL Server、IIS、
Exchange など）
ITCAM for
Microsoft
Applications
ITCAM for SOA platform
ITCAM for
Applications
※ 1) Hyper-V Agent は、”ITCAM for Microsoft Applications” のみに含まれます。
※ 2) ITCAM = IBM Tivoli Composite Application Management (ミドルウェア監視用 ITM Agent に付く製品名)
※ 3) System z 用の ITM オプション製品群の正確な名前については、Home Page 等をご参照下さい。
※ 4) ITCAM for Application Diagnostics は、ITCAM for WebShphere の代替え製品です。
この資料は、2010/07/28 現在の情報を元にしており、内容にていては予告無く変更される可能性があります。最新の情報については、弊社営業までお問い
合わせ下さい。
ITCAM※2 for Transactions
ITCAM for
Application
Diagnostics
※4
メインフレーム
環境の監視ソ
リューション
Tivoli
OMEGAMON
System z(※3)
Server
の電力・温
度監視疎ソ
リューション
ITM for
Energy
Manager
ITM for Virtual Servers
仮想化環境監視
( VMWare, KVM, Xen, NetApps,Hyper-Vなど※1)
J2EEアプリ
ケーションの
モニターと原
因分析
サービス・レスポンス時間および
可用性のモニター

IBM Tivoli Monitoring による仮想化環境監視
VMWare
System p
LPAR
Citrix
Xen Server
Hyper-V
System z
zVM
ITM Server
個別サーバー
運用管理担当者
IBM Director /
Active Energy Manager 仮想化インフラ
IBM製HWの消費電力/温度、HW障害
仮想化環境の情報/ OS、
ミドルウェアの情報
HW障害情報
サーバーの電源 / 温度
ログ
SNMP
JDBC
標準入力
etc…
汎用データ・
ソースからの
情報
ITM Virtual
Infrastructure
Agent
IBM Tivoli Monitoring ファミリー製品を使ってIT環境の様々な情報をモニタリングする事ができます。
Linux KVM
Agent
Linux KVM

ITM Agent のリモート・デプロイ - 仮想化環境での柔軟な運用が可能です
VMWare クラスター
OS
Agent
OS
Agent
VMotion
ITM Server
運用担当者が設定
変更する事なく監視
は自動的に継続
リモート・インストール
OS
Agent
初期接続時
に自動認識
仮想化環境監視用のAgent の他に、ITMは仮想化区画内で直接、OSやミドルウェアの状態を詳細に監視するため
のAgent を持っています。これらの要件が発生した場合でも、監視用の Agent のインストールはITMサーバーから
リモートで手早く行う事ができます。※1)
監視設定の
配付
新規区画
Agent Depo
(インストール・イメージ）
OS
Agent
※1) ミドルウェア監視用のAgentのリモート導入は、対象区画にOS Agent が導入されている事が前提になります。

VI Agent (VMWare Infrastructure Agent )

ITM for Virtual Servers は “VMWare Ready” 製品です。
http://alliances.vmware.com/public_html/catalog/ViewProduct.php?pubproductid=a045000000Dq4s7AAB
ITM for Virtual Servers は、 VMWare 社の “VMWare Ready” の認定を受けています。

VMWare Infrastructure Agent - 物理層と仮想レイヤーの監視の統合
vCenter
Server
VI Agent
ESX Server
ESX Server
ESX Server
OS
Agent
OS
Agent
OS
Agent
OS
Agent
OS
Agent
OS
Agent
OS
Agent
OS
Agent
OS
Agent
ITM Server
OSレベルでの情報収集
VMWareレベル
の情報収集※2
OSレベルでの情報収集
仮想化レベルと
OSレベルの
監視情報を統合
※1）サポートする vSphere環境のバージョンは、随時更新されます。最新情報は、Webページ等でご確認
頂くか、弊社営業までお問い合わせ下さい。
VI (VMWare Infrastructure) Agent を使用す
る事で、vSphere 環境のリソース、障害監視を
行う事が可能です※1。
また、ITM OS Agent と併用する事で、OSレベ
ルと、仮想化環境の監視をシームレスに統合
する事が可能です。
OSの監視もVMWare 環
境の監視もITMの画面だ
け見ればわかるわ。

VMWare Infrastructure の監視
物理筐体物理筐体物理筐体
リソース・プール1 リソース・プール2
仮想マシン群1
クラスター
仮想マシン群2
物理筐体視点で
のリソース使用
量の監視
クラスター視点で
のリソース使用
量の監視
リソース・グループ視点で
のリソース使用量の監視
vCenter のイベ
ント・ログの監視
Virtual Center
サーバー
通常、仮想化のアーキテクチャーは、それぞれの独自のリソース管理概念を持っています。

VMWare Infrastructure の監視 – 監視項目と監視のテンプレート
VI Agent 監視できる主な項目
• クラスター別のCPU使用率
• クラスター別のメモリー使用率
• vCenter のイベント
• VMWare 環境のトポロジー図
• ESXサーバーのCPU使用率
• ESXサーバーのメモリ使用率
etc…
ITM Server
VI Agent
ESX Server
ESX ServerESX Server
ESX Server
ESX Server
監視設定のテン
プレートも添付
VMWare 環境に特化した項目を、VI Agent を導入するだけで、簡単に監視を開始できます。
監視のテンプレートが付い
てるんだ。。なるほど、これ
をベースにいろいろ監視設
定を考えてみよう。
VMWareレベル
の情報収集※1
※1) ITM VI Agent は、vCenter Server を経由せずに、直接ESX Server から情報を取得する事も可能ですが
推奨は、vCenter 経由での情報取得です。但し、その場合は、クラスターやリソースプールのデータは取得でき
ないため注意が必要です。

VI Agent の設定画面
VI Agent の接続先として、vCenter サーバー、もしくは ESX Server を指定します。
※ リソースグループ、クラスターを作成しており、それら
のリソース状況のモニターが必用な場合は、vCenter へ
の接続が必用になります。

VMWare Infrastructure Agent で監視・収集できるvSphere 環境の情報（抜
粋※1）
•クラスターのCPU使用率
•クラスターのメモリ使用率
•リソース・プールのCPU使用量(MHz) / 使用率(%)
•リソース・プールのメモリ使用量 (MByte) / 使用率(%)
•vCenter イベントログ
•ESX Server の CPU使用率
•ESX Server のメモリ使用率
•ESX Server のデータ・ストアの使用率
•ESX Server の NICの使用量(KBps)
•CPUの Ready Time
•バルーンの使用量
•各 VMゲスト区画のリソース使用量（次ページ)
ITM for VMWare Infrastructure Agent では、vSphere 環境の様々な情報を監視、もしくは収集し
て履歴データとして分析等に使う事ができます。
※1) 監視項目の詳細については、VMWare VI Agent の User’s Guide を参照下さい。

仮想レイヤーと物理レイヤーの監視
データ・ストア
(物理ディスク)
仮想ディスク
動的に容量を確保するようにしている場合、
実際には物理的に確保されてないスペー
スも空き容量に見えます（シン・プロビジョ
ニングの場合)
必要な領域を確保できず、
物理ディスクがフル
•仮想OSイメージ
•スナップショット
20GByte の空きスペース
があるから、100MByte の
作業ファイルを FTP で置い
ても大丈夫だな。
仮想化されたOS上だけを監視していて、リソースに余裕があるように見えても、物理層ではクリティ
カルな状況になっている場合があります。
ゲストOSの停止
物理レベルでは、ディスクの空き
容量は既にクリティカル
仮想化レイヤー
物理レイヤー

VI Agent が取得している仮想マシンの一覧等
OS Agent が取得している詳細な情報
VI Agent
Windows OS
Agent
VM区画上に ITM OS Agent が導
入されている場合、仮想マシンの
一覧から、ITM OS Agent が取得
した情報にリンクで移動する事が
可能です。
ITM OS Agent との連携
Agent 間での画面の
連携機能が提供され
ています。
運用担当者
仮想マシンAのCPU使用率が高い事
はわかるんだけど、何のプロセスが
CPUを使って居るんだろう？
もっと詳細な情報が見られないか
なぁ。。
例）
あるVM区画のCPUの使
用率が高い事が、VI
Agent でわかります。
例）
OS Agent では、VM区画
のCPUの使用率を押し上
げているのが、どのプロセ
スなのかまでわかります。
VMWare Infrastructure と OS Agent を同時に使用すると情報のリンク機能が自動的に使えるよ
うになります。

VMWare vCenter のイベント監視
vCenter イベントログ
Virtual Center Server のイベントログを監視する事が可能です。
vCenter アラーム

トポロジーの表示
vSphere 環境のトポロジー情報を取得して描画する事ができます。管理対象の構成を簡単に
確認する事ができます。
vCenter
サーバー
クラスター
データ・セン
ター
リソース・プール ESXサーバー
VMWare
Infrastructure
Agent により検
知された構成
ESXサーバー

仮想マシンの電源制御
仮想マシンの電源の ON / OFF が実行可能です。
仮想マシンの一覧
仮想マシンを選択して、「アクション」で
POWER ON / OFF を実行できます。
コマンドの実行結果
※この機能は、IBM Director との連携が無くても動作します。

クラスタ単位での監視
クラスター単位でリソース監視が可能です。
クラスタのCPU使用率の履歴
クラスタの詳細情報
クラスタの CPU メモリ使用率
IBM Tivoli Monitoring の標準機能により
過去の履歴データを元に、最大値、最小
値、平均値を計算し同時にプロットした例
CPU / メモリ使用率の分布
クラスター

リソース・プールの監視
リソース・プール単位で、リソース監視が可能です。
リソース・プールのCPU 関連データ
リソース・プールのメモリ関連データ
CPU 使用履歴
メモリ使用履歴
IBM Tivoli Monitoring の標準機能により
過去のデータを、直近5日分の履歴データ
と比較プロットした例。
リソース・プール

H/W単位でのリソース使用状況
VMWare区画毎
の CPU 使用率
物理サーバーの
CPU使用率
仮想マシン上の
CPUコア毎の
CPU 使用率
HW単位
VMWare 区画毎のCPU使用率履歴
サーバーH/W 単位で、リソース監視が可能です。

KVM Agent (Linux Kernel-based Virtual Machine Agent)

KVM Agent の監視 – 監視項目と監視のテンプレート
KVM Agent 監視できる主な項
目
• ホスト毎のVMによるCPU使用率/
使用GHz
•ホスト毎の VMのメモリ使用率/使用
量。VMに割り当てているメモリ量。
• VMのCPU使用率
• VMのメモリ使用率
•etc…
ITM Server
KVM Agent
KVM ホスト
KVM ホストKVM ホスト
KVM ホスト
KVM ホスト
監視設定のテン
プレートも添付
Linux KVM環境に特化した項目を、KVM Agent を導入するだけで、簡単に監視を開始できます。
監視のテンプレートが付い
てるんだ。。なるほど、これ
をベースにいろいろ監視設
定を考えてみよう。

KVM Agent 構成画面
KVM をホストしているサーバーへの接続を設定します。

KVM Agent ワークスペース
ホスト別のCPUの使用率の高いホストとCPU使用率の低いホスト
VMによるCPU使用量の高いホストマシン

メモリの使用量の高いホストとメモリの使用量の低いホスト
メモリの使用率の高いホストとメモリの使用率の低いホスト

CPU、メモリ、構成情報に関する詳細な情報

KVM Agent ワークスペース – ストレージ・プールの概要
ストレージ・プールの使用率の高いホストと、残りのGByte

仮想マシン毎のCPUの消費量とメモリの使用量
KVM Agent ワークスペース – 仮想マシンの概要

Web上の情報
Information Center – IBM Tivoli Monitoring for Virtual Server V6.2.3
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/tivihelp/v15r1/index.jsp?topic=/com.ibm.tivoli.itmvs.doc_6.2.3/VSwelcome.htm
http://www.ibm.com/developerworks/jp/tivoli/library/itm6/itmoverview/itmoverview.html
developer Works – IBM Tivoli Monitoring V6.2.2 製品機能概要

レポート機能
(VMWare Infrastructure Agent のみ）

VMWare 用標準のレポート
標準で複数の VMWare 用のレポート・テンプレートが付属します。

パラメーターによるレポート条件の絞り込み
対象や期間を選択
リンクからさらに関連
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PDF/XML/HTMLやExcel
形式での出力
HTML形式のレポート

EXCEL形式での出力例
同じ Look & View で Excel 形式のレポートが作成されます。
レポートの種類毎に
タブで分かれます。
EXCEL形式のレポート

PDF形式での出力例
HTML形式と同じ Look & Viewの PDF形式のレポートが生成
されます。
目次のページが作成さ
れ、各レポートへのリンク
が張られます。
PDF形式のレポート

XML形式での出力例
XML形式のレポート
XML 形式で取り出す事
で、さらに汎用的な用途
にレポートを使用できま
す。

標準レポート: 上位/下位 N件のホスト別/リソースプール別仮想マシン
リソース使用率の多いVMから上位(下位）N件を抽出してレポートします。任意のESXサーバー上のVMか、リ
ソース・プール内のVMに対して、抽出を行う事ができます。（N件の部分はユーザーがレポート生成時に選択
します）
レポート名
・VMWare VI ホスト別の上位 N件の VM
・VMWare VI ホスト別の下位 N件の VM
・VMWare VI リソース・プール別の上位 N件の VM
・VMWare VI リソース・プール別の下位 N件の VM

標準レポート: 仮想マシン/ ESXサーバー – 使用率ヒート・チャート
VM(もしくはESXサーバー)毎の日単位のCPU/メモリの使用率を指定した期間で、ヒート・チャート形式
でレポートします。
レポート名
・VMWare VI ヒート・チャート
・VMWare VI サーバー・ヒート・チャート

標準レポート: 仮想マシンの使用率レポート – 日次 / 毎時
VM毎の日単位(もしくは1時間単位）のCPU/メモリの使用率を指定した期間でレポートします。
レポート名
・日時VMWare VIの詳細
・毎時VMWare VIの詳細

クラスター予測
CPU使用率予測
メモリ使用率予測
ストレージ使用率予測

予測期間
クラスターのCPU使用率予測

ESXサーバーの各種リソースの使用率予測

What-if 分析
仮想サーバーを追加した時に現行のリソースで十分かどうかを、TDW (Tivoli Data Warehouse) に蓄積さ
れたこれまでのデータを元に分析します。

レポート作成ツール
ユーザーの要件に合わせたレポートのテンプレートを作成するためのGUIツールが付属しています。
Congons ブランドで単体製品としても販売されているツールが、ITM用のレポート・ツールとして使用す
る事ができます。

メールによるレポートの送信
生成したレポートをメールで送信する事ができます。（メールサーバーは別途必用です）
また、スケジュールを組むことで定期的に生成したレポートをメールで自動配信する事もできます）
メール送信スケジュールの指定
メールの内容
・レポートの添付
・レポートサーバーへのリンクを送付
が選べます。

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