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Veritas Flex Appliance
Flex Appliance を使って NetBackup の
データ保護サービスを提供
2020 年 1 月
ベリタステクノロジーズ合同会社
テクノロジーセールス本部
テクニカルホワイトペーパー
2
免責事項
ベリタステクノロジーズ合同会社は、この文書の著作権を留保します。 また、記載された内容の無謬性を保証し
ません。Veritas NetBackup は将来に渡って仕様を変更する可能性を常に含み、これらは予告なく行われるこ
ともあります。なお、当ドキュメントの内容は参考資料として、読者の責任において管理/配布されるようお願いい
たします。
3
目次
免責事項 .................................................................................................................................................. 2
1. エグゼクティブサマリー...................................................................................................................... 4
範囲...................................................................................................................................................... 4
対象読者 .............................................................................................................................................. 4
2. VERITAS FLEX APPLIANCE とは?.............................................................................................. 5
基盤としての VERITAS INFOSCALE ......................................................................................................... 5
柔軟なハードウェア ............................................................................................................................... 6
VERITAS FLEX 5150 アプライアンスの特徴............................................................................................. 6
VERITAS FLEX 5340 アプライアンスの特徴............................................................................................. 7
3. コンテナ化による柔軟性.................................................................................................................... 7
4. コンテナ上で NETBACKUP を稼働することの優位性について.......................................................... 8
コンテナ化による隔離とセキュリティ..................................................................................................... 10
ネームスペースについて ..................................................................................................................... 11
コントロールグループについて............................................................................................................. 11
セキュア コンピューティング モードについて.......................................................................................... 11
ネットワークのコンテナ化による隔離.................................................................................................... 12
複数のソフトウェアバージョン............................................................................................................... 12
リポジトリに追加できるサポートされているイメージ............................................................................... 13
1 つのハードウェアで実行される多くの仮想 NBU システム................................................................... 15
簡単な導入 ......................................................................................................................................... 16
新しいソフトウェアバージョンのテストが簡単 ........................................................................................ 17
管理の隔離......................................................................................................................................... 18
現在の制限......................................................................................................................................... 18
5. 総括:VERITAS FLEX アプライアンスは時間、ハードウェア、お金を節約します。............................. 19
参考情報 ............................................................................................................................................ 19
4
1. エグゼクティブサマリー
ベリタステクノロジーズは、あらゆる規模のビジネスに対して情報の中から真実-そのビジネスに最も価値ある
デジタル資産-を発見するための支援をします。ベリタスのアプライアンスを活用することで、お客様はデジタ
ルトランスフォーメーションを加速し、差し迫った IT 及びビジネスの課題を解決できます。
Veritas Flex アプライアンスは、データ保護、重複排除、パブリッククラウドとプライベートクラウドのティアリング
を含む、幅広いオンデマンド情報サービスを提供する、インフォメーションデファインドハイパーコンバージドアプラ
イアンスです。Veritas Flex Appliance は、オンデマンドの多様な情報サービスを、単一で統合されたソリュー
ションとすることによって IT を簡素化します。
範囲
このドキュメントの目的は、Veritas Flex アプライアンスの独自の機能の概要を提供し、あらゆるワークロードを
統合し、フレキシブルでアジャイル、かつ費用対効果の高い方法で、個々のお客様にサービスを提供する方
法を明示することです。 そのため、ベストプラクティスガイドまたは実装ガイドを目的とするものではありませ
ん。 これらのトピックについては、別のドキュメントで解説します。
対象読者
このドキュメントは、Veritas Flex アプライアンスを使用して、内部または外部の IT の要求を満たすのに適し
た NetBackup サービスを提供する方法について、更に詳しく知りたいすべてのお客様、パートナー、および
Veritas のフィールドスタッフに役立つようにデザインされています。
5
2. Veritas Flex Appliance とは?
企業の IT 組織と独立系サービスプロバイダーは、内部ユーザーコミュニティや外部顧客に対してサービスを提
供するときに、似たような課題に直面します。企業の IT 組織は、内部サービスプロバイダーと見なされること
もあります。複数のクラウドストレージベンダーとオンプレミスのストレージを組み合わせて提供されるデータ保護
および重複排除サービスのソリューションは、複雑でコストがかかる可能性が高いです。
Veritas Flex アプライアンスは、幅広い顧客に最適な NetBackup 保護サービスを提供できる単一でスケー
ラブルなハードウェアプラットフォームです。
新しくコンテナテクノロジーを組み込んだ Veritas Flex アプライアンスは、ハイパーコンバージドアーキテクチャを
超えて、全てのワークロードの保護やハードウェアを増やさずに拡張することをシンプルに実現することによって、
統一された NetBackup の環境を提供します。
Veritas Flex アプライアンスでは、管理者はデプロイ対象の NetBackup アーキテクチャ要素を簡素化された
GUI を使用して選択することができます。 NetBackup の新しいインスタンスは、従来のインフラストラクチャ
構築のリードタイムはなく、最小限のユーザー入力でオンラインとなります。
また、NetBackup の展開はソフトウェアで 100%作成されるため、データ保護インフラストラクチャは数分で、
ハードウェアを追加することなく拡張できるため、運用コストと資本コストをさらに節約できます。
基盤としての Veritas InfoScale
Veritas Flex アプライアンスは、Veritas InfoScale ソフトウェアスイートを基盤としており、Veritas
Optimized Operating System(VxOS)を実行しています。これは、Red Hat Linux Enterprise Linux
(RHEL)の特別に変更されたバージョンです。 また、カスタマイズされたコンテナ化ソフトウェアが含まれてお
り、NetBackup の多くの個別のインスタンスを実行できるエコシステムを提供します。
6
ボリューム管理とファイルシステムは、Veritas Volume Manager(VxVM)と Veritas File System
(VxFS)で提供されます。クラスタリングは、Veritas Cluster Server(VCS)でサポートが提供されます。
柔軟なハードウェア
Veritas Flex アプライアンスに「柔軟性」をもたらすのはソフトウェアだけではありません。 Veritas Flex アプライ
アンスは、複数の NetBackup ワークロードにも十分対応できるよう堅牢なコモディティハードウェアを使用して
組み立てられています。
Veritas Flex アプライアンスは 2 種類の HW を提供していますが、Veritas Flex 5150 アプライアンスは小規
模・エッジ環境向け、Veritas Flex 5340 アプライアンスは大規模向けとなっています。
Veritas Flex 5150 アプライアンスの特徴
•リモートや支店のデータ保護をシンプル化
•小規模環境向けに設計
•4 つの 1GbE Port をオンボードで提供し、NIC を追加で搭載が可能で、最大 2 ポートの 10GbE または
25GbE/10GbE をセットすることも可能
•コンテナのストレージは、14.5TB で提供
•コンテナは数分でアップグレードを行うことが可能で、24 時間のロールバックオプションがある
•管理者に潜在的なハードウェアの問題を認識させるために、ハードウェアの監視と警告を構成
•1 台でマスターサーバ・メディアサーバ兼 CloudCatalyst を兼ねることが可能
7
Veritas Flex 5340 アプライアンスの特徴
•Veritas Flex アプライアンスは 10 枚の 10GbE ネットワークカード(NIC)を搭載でき、コンテナに最大
100Gb の帯域幅を提供
•コンテナのストレージは 1.9PB までスケールアップ可能
•Veritas Flex アプライアンス 5340 は高可用性(HA)用に設計されており、またプラットフォームに対して
中断せずにアップグレードが可能です。 1 つの Flex アプライアンス上のすべてのコンテナを 1 つのノードに移動
し、もう 1 つのノードをアップグレード可能
•コンテナは数分でアップグレードを行うことが可能で、24 時間のロールバックオプションがある
•管理者に潜在的なハードウェアの問題を認識させるために、ハードウェアの監視と警告を構成可能
3. コンテナ化による柔軟性
コンテナ内でソフトウェアコードの個別のインスタンスを実行するというコンセプトが広まりつつあります。そのコン
セプトは、より少ないハードウェアでより多くのソフトウェアのインスタンスを実行できるようにする一方で、十分
な柔軟性と隔離性を提供して、多様な顧客のニーズに対応します。
実際、隔離されたソフトウェアプロセスを実行するという考え方は新しいものではありません。 1979 年にバー
ジョン 7 の UNIX で初めて導入された chroot コマンドは、プロセスとその子プロセスのルートディレクトリを変
更します。この手法では、各プロセスは他のプロセスのルートディレクトリにアクセスできないため、そのプロセス
は別のプロセスから隔離されます。このようにして、最新のソフトウェアコンテナの前身が誕生しました。それ以
来、この概念は、BSD Jail、Solaris Zones、Process Containers など多くの名前で知られています。
Docker が 2013 年に最初に登場したとき、コンテナを実行および管理するための完全なエコシステムが含ま
れているという点で、当時の他の既存のプラットフォームとは異なりました。それ以来、人気が爆発的に高ま
り、コンテナの使用は一般的なものになりつつあります。
8
コンテナは、アプリケーションの実行に必要なソフトウェアコードと環境の論理的なパッケージを個別に提供しま
す。
コンテナが仮想マシン(VM)と異なるのは、コンテナはオペレーティングシステムを抽象化し、仮想マシンはハ
ードウェアを抽象化する点です。仮想マシンは、実際のマシンと同様に起動プロセスを実行する必要がありま
す。 BIOS と OS は起動するための時間が必要です。各 VM 内で完全な OS として実行することとは異な
り、サービスとしてコンテナに提供された OS は、起動するための時間は不要です。
コンテナソフトウェアは、ホストの OS 上で直接実行されます。インストールまたは構成するハイパーバイザーまた
はゲスト OS レイヤーはありません。まさにホストシステムの OS で実行されているコンテナソフトウェアです。その
結果、コンテナの起動がより速くなり、複製と展開がより簡単になります。
長年にわたっていくつかのコンテナ化ソリューションが登場した中で、今日最も広く使用されているコンテナソフ
トウェアパッケージの 1 つは Docker です。 Veritas Flex アプライアンスは、Docker のコンテナ化技術を使用
してコンテナをサポートしています。
4. コンテナ上で NetBackup を稼働することの優位性について
ベリタスには、データ保護ソフトウェアをリードしながら業界を切り開いてきた長い歴史があります。この長い歴
史に基づく専門技術と経験を通じて、Veritas は、新しくより柔軟な方法で機能するよう NetBackup ソフ
トウェアを開発し続けてきました。従来、NetBackup データ保護サービスの導入を望む管理者は、ソリューシ
ョンを構築および導入するために「独自の構築」(BYO)アプローチを採用していました。これは、バックアッ
プインフラストラクチャを、サーバーハードウェア、オペレーティングシステム、そして NetBackup をインストールする
という、ゼロから構築することを意味します。従来、仮想マシン内で NetBackup の仮想化を望む管理者
は、ハイパーバイザーとオペレーティングシステムを別々にセットアップするためにより多くの作業を行う必要があ
りました。
9
NetBackup アプライアンスと仮想アプライアンスの登場により、バックアップ管理者が行うソフトウェアのインス
トールと構成の手間がより効率化されました。 NetBackup アプライアンスには、専用の高性能ハードウェア
上で実行される、最適化されたバージョンの NetBackup と高度にチューニングされたオペレーティングシステム
が既に含まれています。保護されたコンテナ内で NetBackup の個別のインスタンスを実行するという概念
は、効率化のアイデアをさらに発展させ、NetBackup のより多くのインスタンスを同じハードウェアに統合でき
るようにします。
コンテナは、NetBackup ソフトウェアの最適なバージョンを実行するために、軽量で安全な環境を提供しま
す。 NetBackup のコンテナ化により、多くの顧客に対してコモディティハードウェア上で、NetBackup の強力
なデータ保護機能を、迅速かつ簡単に拡張できます。インストールするハイパーバイザー、オペレーティングシス
テム、または NetBackup がないため、NetBackup の新しいインスタンスを数日ではなく数分で展開できま
す。
顧客の多様なニーズに対して個別の NetBackup サービスを提供するために、NetBackup のメディアサーバー
とマスターサーバー、および CloudCatalyst サーバ、これら全てを 1 つの柔軟性の高いアプライアンスで作成す
ることができます。管理者は、合理化された管理コンソールを介して、利用可能な選択肢のリストから特定
の NetBackup サーバの役割とバージョンを選択することができます。NetBackup アプライアンスは、Veritas
によって開発されたアプライアンスに特化し、高度にカスタマイズされたオペレーティングシステムで実行されま
す。ソフトウェアおよびオペレーティングシステムは、タスク用に最適化されたハードウェア上で、コンテナ内で実
行するようにパッケージ化されています。
10
※Veritas Flex アプライアンス 5340 の場合
コンテナ化による隔離とセキュリティ
単一のプラットフォームを使用して個別の顧客に NetBackup サービスを提供する場合、管理者はその顧客
をその他の顧客から隔離することで、安全性を確保できる必要があります。Veritas Flex アプライアンスは、
コンテナ隔離およびセキュリティテクノロジーを使用して、単一のアプライアンスで NetBackup の異なるインス
タンスを使用する際に、ユーザーはお互いに隔離に致します。 VxOS に組み込まれているカーネル機能とコン
テナへのネットワークアクセスの厳密な制御の間で、NetBackup サービスの利用者は、互いに効果的にファ
イアウォールで保護されています。
コンテナの隔離とセキュリティは、VxOS のいくつかの重要な機能によって実現しています。
•ネームスペースのカーネルサポート
•コントロールグループ(cgroup)のカーネルサポート
•セキュアコンピューティングモード(seccomp)のカーネルサポート
•コンテナネットワークの隔離
11
ネームスペースについて
ネームスペースの概念は、VxOS のコンテナの基本的なサポートを提供する VxOS カーネルの機能です。ネーム
スペースにより、ある 1 つのプロセスグループは、専用に割り当てられたリソースのセットのみを参照し、別のプ
ロセスグループは、そのプロセスグループ専用の個別サービスにのみアクセスできます。 どちらのプロセスグループ
も、そのプロセスグループに割り当てられたリソースを見ることができません。 プロセスの隔離をコンテナに提供
するために、ネームスペースは使用されます。
コントロールグループについて
コントロールグループ(または cgroup)は、コンテナで使用される VxOS のもう 1 つの重要な機能です。
Cgroups は、CPU、メモリ、ディスク I/O やネットワーク、といったコンテナが使用できる基本リソースの制限と
構成を提供します。 Cgroups を使用すると、物理システムで使用可能なすべてのリソースを、1 つのコンテナ
によって使用されることによるアプライアンスの停止を防ぎます。 Cgroups はコンテナに直接セキュリティ機能
を提供しませんが、アプライアンス上のサービスに対する攻撃を防ぐことに使用できます。
セキュア コンピューティング モードについて
VxOS カーネルには、セキュア コンピューティング モードまたは seccomp と呼ばれる機能があります。
seccomp 機能は、1 つのプロセスが安全で一方向のトランザクションを通して実行できるシステムコールの数
を制限します。 Veritas Flex アプライアンスで実行される NetBackup のコンテナのセキュリティは、seccomp
プロファイルによって制御されます。各プロファイルは、コンテナ内でブロックされる特権システムコールのリストを
表します。
12
ネットワークのコンテナ化による隔離
コンテナは、ネットワークを介して接続されるまで、相互および外部から隔離されます。 コンテナがネットワーク
サポートを受ける方法は、ネットワークドライバを使用することです。Veritas Flex アプライアンスは、コンテナに
ネットワークサービスを提供するために、Macvlan ネットワークスタックを使用します。 Macvlan ドライバがコン
テナに特に役立つのは、一意のメディアアクセスコントロールアドレス(MAC アドレス)が各コンテナに割り当
てられ、各 MAC アドレスが物理ネットワークインターフェイスに直接紐づけされていることです。 これにより、コ
ンテナと外部の相互接続、およびコンテナ間のネットワーク隔離が可能になります。
Macvlan が使用されるのは、コンテナに最適なネットワーク隔離を提供し、NetBackup が実際の IP アドレ
スを使用できるようにするためです。
複数のソフトウェアバージョン
コンテナでは、様々なバージョンの OS またはアプリケーションソフトウェアを使用できます。 OS 機能は仮想化
され、各コンテナにサービスとして提供されます。 ソフトウェアを仮想化して、サービスまたは完全なアプリケーシ
ョンとしてコンテナに提供することもできます。 各サービスとアプリケーションは、システム上のそれぞれのコンテナ
に同一で、一貫したサービスを提供します。Veritas Flex アプライアンスは、BYO システム用に個別に購入で
きる各コンテナ内で、同一で完全なバージョンの NetBackup を実行します。
Veritas Flex アプライアンスを使用すると、NetBackup の複数のバージョンのサポートを簡単に追加すること
が可能です。 これは、Web ブラウザーを使用して Veritas Entitlement Management System
(VEMS) Web サイトにログオンすることによって行います。 Web サイトで、実行する NetBackup のバー
ジョン固有の RPM ファイルをダウンロードできます。
13
リポジトリに追加できるサポートされているイメージ
• NetBackup 7.7.3
o NBU Master Server only
• NetBackup 8.1
o NBU Master Server
o NBU Media Server
• NetBackup 8.1.1
o NBU Master Server
o NBU Media Server
• NetBackup 8.1.2
o NBU Master Server
o NBU Media Server
• NetBackup 8.2
o NBU Master Server
o NBU Media Server
VEMS の Web サイトには次の場所からアクセスできます。
https://vems.community.veritas.com/vems/login
14
RPM イメージファイルは Web 経由でダウンロードされ、Web ブラウザーを実行しているホスト上のドライブに
保存されます。 オプションの NBU イメージをダウンロードしたら、イメージファイルを Veritas Flex アプライアンス
のリポジトリに追加して、NBU のアプリケーションインスタンスのプロビジョニングに使用できるようにする必要
があります。 ファイルを Veritas Flex アプライアンスのリポジトリに追加するには、Web ブラウザーを使用して
Veritas Flex アプライアンスコンソールを起動します。 コンソールが実行されると、ファイルは Web 経由でアプ
ライアンスに直接アップロードできます。
手順は、Veritas Flex Appliance Getting Started and Administration Guide の次のページを参照:
• Flex Appliance Console へのアクセスと使用 – page 20
• リポジトリへのファイルの追加 – page 37
15
1 つのハードウェアで実行される多くの仮想 NBU システム
各コンテナには OS サービスが提供されるため、完全な OS またはアプリケーションのバージョンは必要ありませ
ん。 コンテナはより柔軟性が高いため、同じハードウェアプラットフォームに多数のコンテナを含めるためにアプラ
イアンスを簡単に拡張できます。 NetBackup コンテナを展開すると、同じ物理アプライアンスで一貫して実
行されます。 コンテナ内で複数の NetBackup ロールを使用でき、単一の Veritas Flex アプライアンスで、単
独、または複数の顧客に次のエンタープライズ規模のデータ保護サービスを提供できます。
• NetBackup master server
• NetBackup media server ※次の機能も使用可能
o Media Server Deduplication Pool (MSDP)
o Advanced Disk
o CloudCatalyst
メモ:NetBackup 7.7.3 イメージでは、NBU マスターサーバーの役割のみが利用可能です。
16
簡単な導入
新しい NBU インスタンスの作成は、Veritas Flex アプライアンスのコンソールから直接開始できます。 NBU
インスタンスが使用するネットワークおよびストレージ情報を提供する以外に実行する構成は比較的少なく、
構成は合理化されたソフトウェアインターフェイスを使用して実行されます。
17
新しいソフトウェアバージョンのテストが簡単
バックアップ管理者は、サービスに展開する前にソフトウェアの新しいバージョンをテストすることがよくあります。
これは、多くの場合、管理者がソフトウェアを実行する物理ハードウェアまたは仮想マシンを見つける必要があ
ることを意味します。 その後、さらに管理者はオペレーティングシステムとソフトウェアをインストールし、すべてを
構成する必要があります。
Veritas Flex Appliance はこのプロセスを完全に合理化し、バックアップ管理者は、RPM パッケージがアプラ
イアンスにダウンロードされるとすぐに、テストのために NBU の新しいバージョンを迅速にオンラインにすることが
できます。
18
管理の隔離
単一の Veritas Flex Appliance は、一つの NBU ドメイン内で多くの NetBackup インスタンスを実行でき
ます。 各インスタンスはほとんど個別のアプライアンスに似ており、NetBackup リモート管理コンソールを使用
して直接管理されます。
ロールベースのアクセス制御(RBAC)は、NetBackup 管理者に特権を付与するために各 NetBackup ド
メイン内で使用されます。 RBAC は、NetBackup のバージョン 8.1.2 からサポートされています。
コンテナとネットワークの隔離により、他の顧客やユーザーからコンテナへの不正アクセスを防ぎます。
現在の制限
Veritas Flex アプライアンスで提供できるすべての NetBackup サービスでも、Veritas Flex アプライアンスの
現在のバージョンにはいくつかの制限があります。 次の機能のサポートは、Veritas Flex アプライアンスの将来
のバージョンに含まれる予定です。
○Veritas Flex アプライアンス共通の制限
• Fibre Channel
• Universal Shares
• Instant Access for VMware
• Oracle Copilot
○Veritas Flex アプライアンス 5150 の制限事項
・ストレージの拡張、可用性(HA)構成
・同時起動インスタンスは 2 つまで
19
5. 総括:Veritas Flex アプライアンスは時間、ハードウェア、コストを節約します。
Veritas Flex アプライアンスは、最先端のコンテナテクノロジーを採用して、業界をリードする NetBackup サー
ビスを、柔軟で管理しやすい安全で効率的な方法で提供します。 アプライアンスは内部および外部の顧客
に迅速に展開でき、NetBackup データ保護サービスは数分以内に個々の顧客の配列に提供できます。 デ
ータ保護サービスを複数のクラウドプロバイダーと統合する機能に加えて、単一の Flex アプライアンスは、今
日の最も要求の厳しいデータ保護の課題に対応するために必要な柔軟性を IT 組織に提供します。ユニバ
ーサル共有機能には、次のソフトウェアおよびハードウェア要件があります。
参考情報
• Veritas Flex Appliance Product Page:
https://www.veritas.com/ja/jp/protection/flex-appliance
• Veritas Flex Appliance Getting Started and Administration Guide:
https://sort.veritas.com/doc_viewer/#/content?id=130821112-136840843-0%2Fv130821165-
136840843
• Veritas Entitlement Management System (VEMS) web site:
https://vems.community.veritas.com/vems/login
• A Brief History of Containers: From the 1970s to 2017:
https://blog.aquasec.com/a-brief-history-of-containers-from-1970s-chroot-to-docker-2016
• RHEL BLOG: The History of Containers:
https://rhelblog.redhat.com/2015/08/28/the-history-of-containers/
20
• DZone: The Evolution of Linux Containers and Their Future:
https://dzone.com/articles/evolution-of-linux-containers-future
• Docker Resources: What is a Container:
https://www.docker.com/resources/what-container
• Docker Documents: Docker Security:
https://docs.docker.com/engine/security/security/
• Docker Documentation: Seccomp Security Profiles for Docker:
https://docs.docker.com/engine/security/seccomp/
• Docker Documentation: Networking Overview:
https://docs.docker.com/network/
• Docker Documentation: Use Macvlan networks:
https://docs.docker.com/network/macvlan/
• Docker Documentation: Network containers:
https://docs.docker.com/engine/tutorials/networkingcontainers/
21
© 2019 Veritas Technologies LLC. All rights reserved. Veritas および Veritas のロゴは、米国およびその他の国における Veritas Technologies LLC またはその関連会社の商標ま
たは登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標である場合があります。
ベリタステクノロジーズについて
Veritas Technologies はエンタープライズデータ管理のグローバルリーダーです。複雑化した IT 環境においてデータ管理の簡素化を実現するために、
世界の先進企業 50,000 社以上、Fortune 500 企業の 90 パーセントが、ベリタスのソリューションを導入しています。ベリタスのエンタープライズ・デ
ータサービス・プラットフォームは、お客様のデータ活用を推進するため、データ保護の自動化とデータリカバリを実現して、ビジネスに不可欠なアプリケー
ションの可用性を確保し、複雑化するデータ規制対応に必要なインサイトを提供します。ベリタスのソリューションは信頼性とスケーラビリティに優れ、
500 以上のデータソースと 50 のクラウドを含む 150 以上のストレージ環境に対応しています。
ベリタステクノロジーズ合同会社
https://www.veritas.com/ja/jp
〒107-0052 東京都港区赤坂 1-11-44 赤坂インターシティ 4F
ベリタスセールスインフォメーションセンター(法人のお客様向け製品購入に関する相談窓口)
■電話受付時間:10:00 ~ 12:00, 13:00 ~ 17:00 (土、日、祝日、年末年始を除く)
■電話番号:0120-99-3232 (IP 電話からは 03-4531-1799)

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  • 1. Veritas Flex Appliance Flex Appliance を使って NetBackup の データ保護サービスを提供 2020 年 1 月 ベリタステクノロジーズ合同会社 テクノロジーセールス本部 テクニカルホワイトペーパー
  • 2. 2 免責事項 ベリタステクノロジーズ合同会社は、この文書の著作権を留保します。 また、記載された内容の無謬性を保証し ません。Veritas NetBackup は将来に渡って仕様を変更する可能性を常に含み、これらは予告なく行われるこ ともあります。なお、当ドキュメントの内容は参考資料として、読者の責任において管理/配布されるようお願いい たします。
  • 3. 3 目次 免責事項 .................................................................................................................................................. 2 1. エグゼクティブサマリー...................................................................................................................... 4 範囲...................................................................................................................................................... 4 対象読者 .............................................................................................................................................. 4 2. VERITAS FLEX APPLIANCE とは?.............................................................................................. 5 基盤としての VERITAS INFOSCALE ......................................................................................................... 5 柔軟なハードウェア ............................................................................................................................... 6 VERITAS FLEX 5150 アプライアンスの特徴............................................................................................. 6 VERITAS FLEX 5340 アプライアンスの特徴............................................................................................. 7 3. コンテナ化による柔軟性.................................................................................................................... 7 4. コンテナ上で NETBACKUP を稼働することの優位性について.......................................................... 8 コンテナ化による隔離とセキュリティ..................................................................................................... 10 ネームスペースについて ..................................................................................................................... 11 コントロールグループについて............................................................................................................. 11 セキュア コンピューティング モードについて.......................................................................................... 11 ネットワークのコンテナ化による隔離.................................................................................................... 12 複数のソフトウェアバージョン............................................................................................................... 12 リポジトリに追加できるサポートされているイメージ............................................................................... 13 1 つのハードウェアで実行される多くの仮想 NBU システム................................................................... 15 簡単な導入 ......................................................................................................................................... 16 新しいソフトウェアバージョンのテストが簡単 ........................................................................................ 17 管理の隔離......................................................................................................................................... 18 現在の制限......................................................................................................................................... 18 5. 総括:VERITAS FLEX アプライアンスは時間、ハードウェア、お金を節約します。............................. 19 参考情報 ............................................................................................................................................ 19
  • 4. 4 1. エグゼクティブサマリー ベリタステクノロジーズは、あらゆる規模のビジネスに対して情報の中から真実-そのビジネスに最も価値ある デジタル資産-を発見するための支援をします。ベリタスのアプライアンスを活用することで、お客様はデジタ ルトランスフォーメーションを加速し、差し迫った IT 及びビジネスの課題を解決できます。 Veritas Flex アプライアンスは、データ保護、重複排除、パブリッククラウドとプライベートクラウドのティアリング を含む、幅広いオンデマンド情報サービスを提供する、インフォメーションデファインドハイパーコンバージドアプラ イアンスです。Veritas Flex Appliance は、オンデマンドの多様な情報サービスを、単一で統合されたソリュー ションとすることによって IT を簡素化します。 範囲 このドキュメントの目的は、Veritas Flex アプライアンスの独自の機能の概要を提供し、あらゆるワークロードを 統合し、フレキシブルでアジャイル、かつ費用対効果の高い方法で、個々のお客様にサービスを提供する方 法を明示することです。 そのため、ベストプラクティスガイドまたは実装ガイドを目的とするものではありませ ん。 これらのトピックについては、別のドキュメントで解説します。 対象読者 このドキュメントは、Veritas Flex アプライアンスを使用して、内部または外部の IT の要求を満たすのに適し た NetBackup サービスを提供する方法について、更に詳しく知りたいすべてのお客様、パートナー、および Veritas のフィールドスタッフに役立つようにデザインされています。
  • 5. 5 2. Veritas Flex Appliance とは? 企業の IT 組織と独立系サービスプロバイダーは、内部ユーザーコミュニティや外部顧客に対してサービスを提 供するときに、似たような課題に直面します。企業の IT 組織は、内部サービスプロバイダーと見なされること もあります。複数のクラウドストレージベンダーとオンプレミスのストレージを組み合わせて提供されるデータ保護 および重複排除サービスのソリューションは、複雑でコストがかかる可能性が高いです。 Veritas Flex アプライアンスは、幅広い顧客に最適な NetBackup 保護サービスを提供できる単一でスケー ラブルなハードウェアプラットフォームです。 新しくコンテナテクノロジーを組み込んだ Veritas Flex アプライアンスは、ハイパーコンバージドアーキテクチャを 超えて、全てのワークロードの保護やハードウェアを増やさずに拡張することをシンプルに実現することによって、 統一された NetBackup の環境を提供します。 Veritas Flex アプライアンスでは、管理者はデプロイ対象の NetBackup アーキテクチャ要素を簡素化された GUI を使用して選択することができます。 NetBackup の新しいインスタンスは、従来のインフラストラクチャ 構築のリードタイムはなく、最小限のユーザー入力でオンラインとなります。 また、NetBackup の展開はソフトウェアで 100%作成されるため、データ保護インフラストラクチャは数分で、 ハードウェアを追加することなく拡張できるため、運用コストと資本コストをさらに節約できます。 基盤としての Veritas InfoScale Veritas Flex アプライアンスは、Veritas InfoScale ソフトウェアスイートを基盤としており、Veritas Optimized Operating System(VxOS)を実行しています。これは、Red Hat Linux Enterprise Linux (RHEL)の特別に変更されたバージョンです。 また、カスタマイズされたコンテナ化ソフトウェアが含まれてお り、NetBackup の多くの個別のインスタンスを実行できるエコシステムを提供します。
  • 6. 6 ボリューム管理とファイルシステムは、Veritas Volume Manager(VxVM)と Veritas File System (VxFS)で提供されます。クラスタリングは、Veritas Cluster Server(VCS)でサポートが提供されます。 柔軟なハードウェア Veritas Flex アプライアンスに「柔軟性」をもたらすのはソフトウェアだけではありません。 Veritas Flex アプライ アンスは、複数の NetBackup ワークロードにも十分対応できるよう堅牢なコモディティハードウェアを使用して 組み立てられています。 Veritas Flex アプライアンスは 2 種類の HW を提供していますが、Veritas Flex 5150 アプライアンスは小規 模・エッジ環境向け、Veritas Flex 5340 アプライアンスは大規模向けとなっています。 Veritas Flex 5150 アプライアンスの特徴 •リモートや支店のデータ保護をシンプル化 •小規模環境向けに設計 •4 つの 1GbE Port をオンボードで提供し、NIC を追加で搭載が可能で、最大 2 ポートの 10GbE または 25GbE/10GbE をセットすることも可能 •コンテナのストレージは、14.5TB で提供 •コンテナは数分でアップグレードを行うことが可能で、24 時間のロールバックオプションがある •管理者に潜在的なハードウェアの問題を認識させるために、ハードウェアの監視と警告を構成 •1 台でマスターサーバ・メディアサーバ兼 CloudCatalyst を兼ねることが可能
  • 7. 7 Veritas Flex 5340 アプライアンスの特徴 •Veritas Flex アプライアンスは 10 枚の 10GbE ネットワークカード(NIC)を搭載でき、コンテナに最大 100Gb の帯域幅を提供 •コンテナのストレージは 1.9PB までスケールアップ可能 •Veritas Flex アプライアンス 5340 は高可用性(HA)用に設計されており、またプラットフォームに対して 中断せずにアップグレードが可能です。 1 つの Flex アプライアンス上のすべてのコンテナを 1 つのノードに移動 し、もう 1 つのノードをアップグレード可能 •コンテナは数分でアップグレードを行うことが可能で、24 時間のロールバックオプションがある •管理者に潜在的なハードウェアの問題を認識させるために、ハードウェアの監視と警告を構成可能 3. コンテナ化による柔軟性 コンテナ内でソフトウェアコードの個別のインスタンスを実行するというコンセプトが広まりつつあります。そのコン セプトは、より少ないハードウェアでより多くのソフトウェアのインスタンスを実行できるようにする一方で、十分 な柔軟性と隔離性を提供して、多様な顧客のニーズに対応します。 実際、隔離されたソフトウェアプロセスを実行するという考え方は新しいものではありません。 1979 年にバー ジョン 7 の UNIX で初めて導入された chroot コマンドは、プロセスとその子プロセスのルートディレクトリを変 更します。この手法では、各プロセスは他のプロセスのルートディレクトリにアクセスできないため、そのプロセス は別のプロセスから隔離されます。このようにして、最新のソフトウェアコンテナの前身が誕生しました。それ以 来、この概念は、BSD Jail、Solaris Zones、Process Containers など多くの名前で知られています。 Docker が 2013 年に最初に登場したとき、コンテナを実行および管理するための完全なエコシステムが含ま れているという点で、当時の他の既存のプラットフォームとは異なりました。それ以来、人気が爆発的に高ま り、コンテナの使用は一般的なものになりつつあります。
  • 8. 8 コンテナは、アプリケーションの実行に必要なソフトウェアコードと環境の論理的なパッケージを個別に提供しま す。 コンテナが仮想マシン(VM)と異なるのは、コンテナはオペレーティングシステムを抽象化し、仮想マシンはハ ードウェアを抽象化する点です。仮想マシンは、実際のマシンと同様に起動プロセスを実行する必要がありま す。 BIOS と OS は起動するための時間が必要です。各 VM 内で完全な OS として実行することとは異な り、サービスとしてコンテナに提供された OS は、起動するための時間は不要です。 コンテナソフトウェアは、ホストの OS 上で直接実行されます。インストールまたは構成するハイパーバイザーまた はゲスト OS レイヤーはありません。まさにホストシステムの OS で実行されているコンテナソフトウェアです。その 結果、コンテナの起動がより速くなり、複製と展開がより簡単になります。 長年にわたっていくつかのコンテナ化ソリューションが登場した中で、今日最も広く使用されているコンテナソフ トウェアパッケージの 1 つは Docker です。 Veritas Flex アプライアンスは、Docker のコンテナ化技術を使用 してコンテナをサポートしています。 4. コンテナ上で NetBackup を稼働することの優位性について ベリタスには、データ保護ソフトウェアをリードしながら業界を切り開いてきた長い歴史があります。この長い歴 史に基づく専門技術と経験を通じて、Veritas は、新しくより柔軟な方法で機能するよう NetBackup ソフ トウェアを開発し続けてきました。従来、NetBackup データ保護サービスの導入を望む管理者は、ソリューシ ョンを構築および導入するために「独自の構築」(BYO)アプローチを採用していました。これは、バックアッ プインフラストラクチャを、サーバーハードウェア、オペレーティングシステム、そして NetBackup をインストールする という、ゼロから構築することを意味します。従来、仮想マシン内で NetBackup の仮想化を望む管理者 は、ハイパーバイザーとオペレーティングシステムを別々にセットアップするためにより多くの作業を行う必要があ りました。
  • 9. 9 NetBackup アプライアンスと仮想アプライアンスの登場により、バックアップ管理者が行うソフトウェアのインス トールと構成の手間がより効率化されました。 NetBackup アプライアンスには、専用の高性能ハードウェア 上で実行される、最適化されたバージョンの NetBackup と高度にチューニングされたオペレーティングシステム が既に含まれています。保護されたコンテナ内で NetBackup の個別のインスタンスを実行するという概念 は、効率化のアイデアをさらに発展させ、NetBackup のより多くのインスタンスを同じハードウェアに統合でき るようにします。 コンテナは、NetBackup ソフトウェアの最適なバージョンを実行するために、軽量で安全な環境を提供しま す。 NetBackup のコンテナ化により、多くの顧客に対してコモディティハードウェア上で、NetBackup の強力 なデータ保護機能を、迅速かつ簡単に拡張できます。インストールするハイパーバイザー、オペレーティングシス テム、または NetBackup がないため、NetBackup の新しいインスタンスを数日ではなく数分で展開できま す。 顧客の多様なニーズに対して個別の NetBackup サービスを提供するために、NetBackup のメディアサーバー とマスターサーバー、および CloudCatalyst サーバ、これら全てを 1 つの柔軟性の高いアプライアンスで作成す ることができます。管理者は、合理化された管理コンソールを介して、利用可能な選択肢のリストから特定 の NetBackup サーバの役割とバージョンを選択することができます。NetBackup アプライアンスは、Veritas によって開発されたアプライアンスに特化し、高度にカスタマイズされたオペレーティングシステムで実行されま す。ソフトウェアおよびオペレーティングシステムは、タスク用に最適化されたハードウェア上で、コンテナ内で実 行するようにパッケージ化されています。
  • 10. 10 ※Veritas Flex アプライアンス 5340 の場合 コンテナ化による隔離とセキュリティ 単一のプラットフォームを使用して個別の顧客に NetBackup サービスを提供する場合、管理者はその顧客 をその他の顧客から隔離することで、安全性を確保できる必要があります。Veritas Flex アプライアンスは、 コンテナ隔離およびセキュリティテクノロジーを使用して、単一のアプライアンスで NetBackup の異なるインス タンスを使用する際に、ユーザーはお互いに隔離に致します。 VxOS に組み込まれているカーネル機能とコン テナへのネットワークアクセスの厳密な制御の間で、NetBackup サービスの利用者は、互いに効果的にファ イアウォールで保護されています。 コンテナの隔離とセキュリティは、VxOS のいくつかの重要な機能によって実現しています。 •ネームスペースのカーネルサポート •コントロールグループ(cgroup)のカーネルサポート •セキュアコンピューティングモード(seccomp)のカーネルサポート •コンテナネットワークの隔離
  • 11. 11 ネームスペースについて ネームスペースの概念は、VxOS のコンテナの基本的なサポートを提供する VxOS カーネルの機能です。ネーム スペースにより、ある 1 つのプロセスグループは、専用に割り当てられたリソースのセットのみを参照し、別のプ ロセスグループは、そのプロセスグループ専用の個別サービスにのみアクセスできます。 どちらのプロセスグループ も、そのプロセスグループに割り当てられたリソースを見ることができません。 プロセスの隔離をコンテナに提供 するために、ネームスペースは使用されます。 コントロールグループについて コントロールグループ(または cgroup)は、コンテナで使用される VxOS のもう 1 つの重要な機能です。 Cgroups は、CPU、メモリ、ディスク I/O やネットワーク、といったコンテナが使用できる基本リソースの制限と 構成を提供します。 Cgroups を使用すると、物理システムで使用可能なすべてのリソースを、1 つのコンテナ によって使用されることによるアプライアンスの停止を防ぎます。 Cgroups はコンテナに直接セキュリティ機能 を提供しませんが、アプライアンス上のサービスに対する攻撃を防ぐことに使用できます。 セキュア コンピューティング モードについて VxOS カーネルには、セキュア コンピューティング モードまたは seccomp と呼ばれる機能があります。 seccomp 機能は、1 つのプロセスが安全で一方向のトランザクションを通して実行できるシステムコールの数 を制限します。 Veritas Flex アプライアンスで実行される NetBackup のコンテナのセキュリティは、seccomp プロファイルによって制御されます。各プロファイルは、コンテナ内でブロックされる特権システムコールのリストを 表します。
  • 12. 12 ネットワークのコンテナ化による隔離 コンテナは、ネットワークを介して接続されるまで、相互および外部から隔離されます。 コンテナがネットワーク サポートを受ける方法は、ネットワークドライバを使用することです。Veritas Flex アプライアンスは、コンテナに ネットワークサービスを提供するために、Macvlan ネットワークスタックを使用します。 Macvlan ドライバがコン テナに特に役立つのは、一意のメディアアクセスコントロールアドレス(MAC アドレス)が各コンテナに割り当 てられ、各 MAC アドレスが物理ネットワークインターフェイスに直接紐づけされていることです。 これにより、コ ンテナと外部の相互接続、およびコンテナ間のネットワーク隔離が可能になります。 Macvlan が使用されるのは、コンテナに最適なネットワーク隔離を提供し、NetBackup が実際の IP アドレ スを使用できるようにするためです。 複数のソフトウェアバージョン コンテナでは、様々なバージョンの OS またはアプリケーションソフトウェアを使用できます。 OS 機能は仮想化 され、各コンテナにサービスとして提供されます。 ソフトウェアを仮想化して、サービスまたは完全なアプリケーシ ョンとしてコンテナに提供することもできます。 各サービスとアプリケーションは、システム上のそれぞれのコンテナ に同一で、一貫したサービスを提供します。Veritas Flex アプライアンスは、BYO システム用に個別に購入で きる各コンテナ内で、同一で完全なバージョンの NetBackup を実行します。 Veritas Flex アプライアンスを使用すると、NetBackup の複数のバージョンのサポートを簡単に追加すること が可能です。 これは、Web ブラウザーを使用して Veritas Entitlement Management System (VEMS) Web サイトにログオンすることによって行います。 Web サイトで、実行する NetBackup のバー ジョン固有の RPM ファイルをダウンロードできます。
  • 13. 13 リポジトリに追加できるサポートされているイメージ • NetBackup 7.7.3 o NBU Master Server only • NetBackup 8.1 o NBU Master Server o NBU Media Server • NetBackup 8.1.1 o NBU Master Server o NBU Media Server • NetBackup 8.1.2 o NBU Master Server o NBU Media Server • NetBackup 8.2 o NBU Master Server o NBU Media Server VEMS の Web サイトには次の場所からアクセスできます。 https://vems.community.veritas.com/vems/login
  • 14. 14 RPM イメージファイルは Web 経由でダウンロードされ、Web ブラウザーを実行しているホスト上のドライブに 保存されます。 オプションの NBU イメージをダウンロードしたら、イメージファイルを Veritas Flex アプライアンス のリポジトリに追加して、NBU のアプリケーションインスタンスのプロビジョニングに使用できるようにする必要 があります。 ファイルを Veritas Flex アプライアンスのリポジトリに追加するには、Web ブラウザーを使用して Veritas Flex アプライアンスコンソールを起動します。 コンソールが実行されると、ファイルは Web 経由でアプ ライアンスに直接アップロードできます。 手順は、Veritas Flex Appliance Getting Started and Administration Guide の次のページを参照: • Flex Appliance Console へのアクセスと使用 – page 20 • リポジトリへのファイルの追加 – page 37
  • 15. 15 1 つのハードウェアで実行される多くの仮想 NBU システム 各コンテナには OS サービスが提供されるため、完全な OS またはアプリケーションのバージョンは必要ありませ ん。 コンテナはより柔軟性が高いため、同じハードウェアプラットフォームに多数のコンテナを含めるためにアプラ イアンスを簡単に拡張できます。 NetBackup コンテナを展開すると、同じ物理アプライアンスで一貫して実 行されます。 コンテナ内で複数の NetBackup ロールを使用でき、単一の Veritas Flex アプライアンスで、単 独、または複数の顧客に次のエンタープライズ規模のデータ保護サービスを提供できます。 • NetBackup master server • NetBackup media server ※次の機能も使用可能 o Media Server Deduplication Pool (MSDP) o Advanced Disk o CloudCatalyst メモ:NetBackup 7.7.3 イメージでは、NBU マスターサーバーの役割のみが利用可能です。
  • 16. 16 簡単な導入 新しい NBU インスタンスの作成は、Veritas Flex アプライアンスのコンソールから直接開始できます。 NBU インスタンスが使用するネットワークおよびストレージ情報を提供する以外に実行する構成は比較的少なく、 構成は合理化されたソフトウェアインターフェイスを使用して実行されます。
  • 17. 17 新しいソフトウェアバージョンのテストが簡単 バックアップ管理者は、サービスに展開する前にソフトウェアの新しいバージョンをテストすることがよくあります。 これは、多くの場合、管理者がソフトウェアを実行する物理ハードウェアまたは仮想マシンを見つける必要があ ることを意味します。 その後、さらに管理者はオペレーティングシステムとソフトウェアをインストールし、すべてを 構成する必要があります。 Veritas Flex Appliance はこのプロセスを完全に合理化し、バックアップ管理者は、RPM パッケージがアプラ イアンスにダウンロードされるとすぐに、テストのために NBU の新しいバージョンを迅速にオンラインにすることが できます。
  • 18. 18 管理の隔離 単一の Veritas Flex Appliance は、一つの NBU ドメイン内で多くの NetBackup インスタンスを実行でき ます。 各インスタンスはほとんど個別のアプライアンスに似ており、NetBackup リモート管理コンソールを使用 して直接管理されます。 ロールベースのアクセス制御(RBAC)は、NetBackup 管理者に特権を付与するために各 NetBackup ド メイン内で使用されます。 RBAC は、NetBackup のバージョン 8.1.2 からサポートされています。 コンテナとネットワークの隔離により、他の顧客やユーザーからコンテナへの不正アクセスを防ぎます。 現在の制限 Veritas Flex アプライアンスで提供できるすべての NetBackup サービスでも、Veritas Flex アプライアンスの 現在のバージョンにはいくつかの制限があります。 次の機能のサポートは、Veritas Flex アプライアンスの将来 のバージョンに含まれる予定です。 ○Veritas Flex アプライアンス共通の制限 • Fibre Channel • Universal Shares • Instant Access for VMware • Oracle Copilot ○Veritas Flex アプライアンス 5150 の制限事項 ・ストレージの拡張、可用性(HA)構成 ・同時起動インスタンスは 2 つまで
  • 19. 19 5. 総括:Veritas Flex アプライアンスは時間、ハードウェア、コストを節約します。 Veritas Flex アプライアンスは、最先端のコンテナテクノロジーを採用して、業界をリードする NetBackup サー ビスを、柔軟で管理しやすい安全で効率的な方法で提供します。 アプライアンスは内部および外部の顧客 に迅速に展開でき、NetBackup データ保護サービスは数分以内に個々の顧客の配列に提供できます。 デ ータ保護サービスを複数のクラウドプロバイダーと統合する機能に加えて、単一の Flex アプライアンスは、今 日の最も要求の厳しいデータ保護の課題に対応するために必要な柔軟性を IT 組織に提供します。ユニバ ーサル共有機能には、次のソフトウェアおよびハードウェア要件があります。 参考情報 • Veritas Flex Appliance Product Page: https://www.veritas.com/ja/jp/protection/flex-appliance • Veritas Flex Appliance Getting Started and Administration Guide: https://sort.veritas.com/doc_viewer/#/content?id=130821112-136840843-0%2Fv130821165- 136840843 • Veritas Entitlement Management System (VEMS) web site: https://vems.community.veritas.com/vems/login • A Brief History of Containers: From the 1970s to 2017: https://blog.aquasec.com/a-brief-history-of-containers-from-1970s-chroot-to-docker-2016 • RHEL BLOG: The History of Containers: https://rhelblog.redhat.com/2015/08/28/the-history-of-containers/
  • 20. 20 • DZone: The Evolution of Linux Containers and Their Future: https://dzone.com/articles/evolution-of-linux-containers-future • Docker Resources: What is a Container: https://www.docker.com/resources/what-container • Docker Documents: Docker Security: https://docs.docker.com/engine/security/security/ • Docker Documentation: Seccomp Security Profiles for Docker: https://docs.docker.com/engine/security/seccomp/ • Docker Documentation: Networking Overview: https://docs.docker.com/network/ • Docker Documentation: Use Macvlan networks: https://docs.docker.com/network/macvlan/ • Docker Documentation: Network containers: https://docs.docker.com/engine/tutorials/networkingcontainers/
  • 21. 21 © 2019 Veritas Technologies LLC. All rights reserved. Veritas および Veritas のロゴは、米国およびその他の国における Veritas Technologies LLC またはその関連会社の商標ま たは登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 ベリタステクノロジーズについて Veritas Technologies はエンタープライズデータ管理のグローバルリーダーです。複雑化した IT 環境においてデータ管理の簡素化を実現するために、 世界の先進企業 50,000 社以上、Fortune 500 企業の 90 パーセントが、ベリタスのソリューションを導入しています。ベリタスのエンタープライズ・デ ータサービス・プラットフォームは、お客様のデータ活用を推進するため、データ保護の自動化とデータリカバリを実現して、ビジネスに不可欠なアプリケー ションの可用性を確保し、複雑化するデータ規制対応に必要なインサイトを提供します。ベリタスのソリューションは信頼性とスケーラビリティに優れ、 500 以上のデータソースと 50 のクラウドを含む 150 以上のストレージ環境に対応しています。 ベリタステクノロジーズ合同会社 https://www.veritas.com/ja/jp 〒107-0052 東京都港区赤坂 1-11-44 赤坂インターシティ 4F ベリタスセールスインフォメーションセンター(法人のお客様向け製品購入に関する相談窓口) ■電話受付時間:10:00 ~ 12:00, 13:00 ~ 17:00 (土、日、祝日、年末年始を除く) ■電話番号:0120-99-3232 (IP 電話からは 03-4531-1799)