1. 原発に未来はない
～原発そのイリュージョンを暴く～
プレゼン3組 LA3名

2. 真実を知ってほしい

5. 大量のプルトニウム
高速増殖炉を中心とする核燃料サイクル計画
すぐに実現するという前提でプルトニウムを
分離してため込んだ。
→核兵器に転用可能。
＝公約違反（非核三原則）
何としても消費する必要あり！！

6. 原発の現状
1955年原子力基本法
→現在原発 54 基
電力の 30 ％をまかなう

7. 原発の仕組み
原子炉でウラン燃料を核分裂、
その時に発生する熱を利用して蒸気を作る…
日本では、ウランを
輸入 に依存

10. 環境
原子力発電は、
「CO₂を排出しない」
といわれてきた。
（電気事業連合会）

11. 環境
原発はCO₂を
“発電時に”出さないだけ

12. 環境
発掘→運送→精錬→濃縮→加工
これらの過程において
莫大な資材やエネルギー（石油など）
が使われる。

13. 環境
「CO₂を排出しない」
＝高速増殖炉の実現を前提とする
将来の 「予測」だった

14. 大量のプルトニウム
高速増殖炉を中心とする核燃料サイクル計画
すぐに実現するという前提でプルトニウムを
分離してため込んだ。
→核兵器に転用可能。
＝公約違反（非核三原則）
何としても消費する必要あり！！

16. (A)コストの計算方法
(B)財政支出
(C)揚水発電所

17. コスト (旧通産省）
原子力 5.3円／kWh
石炭火力 5.7円／kWh
LNG火力 6.2円／kWh
石油火力 10.7円／kWh
水力 11.9円／kWh
一見、原発の発電コストが一番安く見えるが、
からくりがある

18. コストのからくり
原油の価格が高騰する
と設定。
耐用年発電原価試算方式
一番理想的な状態を想定。
原発の稼働率を80％と仮定。原油を使う火力発電は
必然的に「高く」なる。
電力会社9社で稼働率80％に
まず電源別に発電所の耐用年数を決め、
なったことはない。
期間中の燃料費や為替レートの変動を予
期し、それをモデルプラントのコストに
原発は40年と設定。
反映させて比較
従来の法定耐用年数
は16年。

19. つまり…

20. 財政支出
「原発の一部のコストを見れば安い」
原発のコストには、
研究費、設計・開発費、
運転費、廃棄物処理費などがある。
そのうち、 は されてきた。
だから という計算が成り立つ。
中部大学武田邦彦教授HPより一部引用

21. 揚水発電所
原発は24時間365日稼働しなければ
ならない。
夜間は電力消費量少ない
→揚水発電所

22. 揚水発電所
上下二つのダムをつくる
昼間に上のダムから
下のダムに水を落とす
夜間に下のダムから
上のダムに水を送る
※画像はイメージです。

23. 要するに、揚水発電所は…
を捨てるために
余分な資源と費用を使っている。

24. つまり…
国からの財政支出と揚水発電所建設費用
を加えると…
5.3円／kWhではなく
12.23円／kWh
立命館大学・大島堅一教授試算

25. 12.23円

27. 安全性
アメリカから原発の一種軽水炉が
「安全性実証済」として売り込まれた。
→「安全神話」
実際は、実証されていなかった。

28. 安全性
「放射能汚染は、
CTスキャン に比べれば
安全だ！」
（原発賛成派の意見）

29. 安全性
「外部被曝」
→体外から放射線を浴びる。例）CTスキャン
「内部被曝」
→放射性物質を体内に取り込むことで被曝。

30. 実際の事故
 1995年実験用原子炉もんじゅナトリウム漏れ
 1997年茨城県東海村の
再処理施設アスファルト固化処理施設で火災爆発
 1999年茨城県東海村のプルトニウム加工施設で臨界事故
 2002年と2007年に全国の原発で
100件以上のトラブルの隠ぺい発覚
 2007年新潟県中越沖地震では柏崎刈羽原発で火災事故

31. 臨界事故
1999年9月30日、
茨城県東海村の核燃料加工施設の臨界事故
約700人が被曝
現場の作業員であった
大内久さんと篠原理人さんが耐え難い苦しみの末亡くなった…

32. 臨界事故
放射能を浴びると…
遺伝情報が切断され遺伝子異常を引き起こし、
皮膚などの再生ができなくなる。

35. 放射能を浴びると遺伝情報が切断され遺伝子異常を引き起こし、皮膚など
の再生ができなくなる。大内さんの場合、被曝8日目に日焼けしたように
皮膚が赤くなり、1か月後には皮膚全体が焼けただれたようになった。
全身を包帯でグルグル巻きにされ、その包帯も体液ですぐにジュクジュク
になり、何人もの医者と看護師で毎日それを取り換える……。そういうこ
との繰り返しだった。皮膚だけではない。内側の肉も、骨も、内
臓も、胃も腸も焼けただれている。細胞が再生されず、ど
んどん下血をして血液が失われていくのだ。毎日10リットル以上の輸血と
輸液、莫大な量の鎮痛剤が投与された。そうして 83日間苦しみ続
け、大内さんは亡くなった。

38. 参考文献
・ ECO JAPAN 原発の本当のコストを考える
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20110526/106571/?P=3
・ECO JAPAN 実は誰もわかっていない原発のコスト
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20110608/106639/?P=2
・えこ＆ピース Actio http://actio.gr.jp/2008/09/29101109.html
・CASA 原子力発電は本当に安いか
http://casaletter.web.fc2.com/teigen/paper/casa-genpatsu-paper0006.pdf
・原発の本当のコストhttp://www.foejapan.org/infomation/news/110419_o.pdf
・原発発電単価http://members.jcom.home.ne.jp/greenhands/cost/C_index.htm
・小出裕章『原発のウソ』扶桑社、2011年
・地球温暖化の防止策として原子力発電所は効果的か？
http://www.ne.jp/asahi/ma/ru/energy/co2.html
・電気事業連合会【電気の広場】http://www.fepc.or.jp/index.html
・NEWSポストセブンhttp://www.news-postseven.com/archives/20110526_21428.html
・発電コストの比較 http://www.eps4.comlink.ne.jp/~satoruot/kosuto.htm
・よく分かる原子力http://www.nuketext.org/yasui_cost.html
・YOMIURI ONLINE 「キーワード・・・100ミリ・シーベルトをこえると健康に影響」