2016年のFintech

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2016年のFintech
2016年1月15日
株式会社マネーフォワード
取締役Fintech研究所長瀧俊雄

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国内サーチ数トレンド
2005年～
2015年
• 日本では2015年初頭以降、注目は継続して上昇中
出所：Googleトレンド

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政策面での変化
 金融庁における検討の本格化
• 決済業務等の高度化に関するワーキング・グループ
• 金融グループを巡る制度のあり方に関するワーキン
グ・グループ
⇒海外との規制面のコンバージェンスの観点
⇒2015年末に異例のペースで報告を公表
 経済産業省における新産業としての政策検討
• FinTech研究会の開催

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政策面での注目トピックス
• 銀行によるFintech企業への出資
• 携帯電話番号を利用した送金サービス
• ブロックチェーン技術に関する検討
• 銀行システムのオープンAPIの検討作業部会
• 銀行と利用者の間の「中間的業者」への制度整備
• キャッシュアウトサービス
• ビットコインにおけるマネロン規制・利用者保護

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金融機関・SIer側での変化
 メガバンクから地方銀行に至るまで、
経営課題として検討・提携が進む
 大手SIerの中でも、従来のビジネス検証の
フェーズから、実アクションへ
 銀行におけるAPI化、ブロックチェーンなど、
新しいモデルの前提となる技術も実用化へ

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まだまだ少ないFintech企業数

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2016年予測：ハイプ・サイクルに沿って
• Fintechは幻滅期を迎えたのち、回復期（適用方法の模索）、
安定期（第二世代、第三世代）を目指すように
• 幅広いテーマを持つ「Fintech」から、決済、融資、資産運用、保険、
購買体験、登記等の新たなキーワードへ
• 事前登録型の決済、APIを用いた新たな支払い体験、融資市場における
フロンティア、運用リスク管理、商品レコメンデーションがテーマに

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