指側面を入力インタフェース化するリング型デバイス
- 1. 指側面を入力インタフェース化
するリング型デバイス
慶應義塾大学
花山 勝吾 北村 莉久 山本 匠
01 経緯
反射型光センサを取り付けたリング型デバイス
- 3Dプリンタで出力されたリングに反射型光センサを8つ配置
- 指に赤外線を照射する向きで配置
- 人差し指第二関節付近の側面上の皮膚変形を計測
- 皮膚変形情報からジェスチャを識別
ジェスチャ入力が可能なApple Watch
やVRコントローラといった、便利な
入力デバイスが増加
背景
より使いやすい入力デバイスの開発
- 小型化、軽量化
- ハンズフリー、アイズフリーな入力
課題
人差し指側面の皮膚上で親指を用いた
ジェスチャ入力
- 両指側への触覚フィードバック
アプローチ
- 反射型光センサがセンサと
皮膚の距離を測定
- ジェスチャによって皮膚変形
- センサ値が変化
- 11種類のジェスチャの識別実験 (N = 3)
- 右人差し指にデバイスを装着
- 各ジェスチャを10回ずつ取得
- 平均識別精度:96.4%
- リング装着時の回転方向に
よらない入力
- 事前にキャリブレーションを
実施
- ポインティング操作の実現
- アプリケーションの制作
問い合わせ先 info-lcl-group@keio.jp
雨坂 宇宙 杉浦 裕太
02 提案手法
03 原理
識別精度評価実験
05 06 今後の展望
- 各センサ値の時系列データから
特徴量抽出
- 平均値、分散、最大値、
最小値、中央値の5つの特徴量
- ランダムフォレストにて識別
04 ジェスチャ識別