田村市公文書一部開示決定書 議事概要7月
- 1. 田村 市都 路 10区 説 明会 (議 事 概 要 )
○日
時 :平 成 25年 7月 30日
0場
所 :田 村 市 大久 保 生活 改 善 セ ンタ ー
(火 )19:00∼ 20:40
○ 出席 者 :田 村 市 都 路 10区 住 民 25人 (区 長 、 副 区長 を 除 く と 23人 )
田村 市 一 市 民部
根 本 部 長 、 七 海 課 長 、鎌 田係長 、 (経 産 省 派遣 )浅 野 氏
都路行 政局
福 島県 一産 業 廃棄 物 課
加 藤 局長 、 村 越課 長 、 山 口課 長
山 田課 長
環 境 省 ―指 定 廃棄 物 対 策 チ ー ム
福 島環 境 再 生事 務所
是 澤 室 長 、 石 田補佐 、 南補 佐
橋 本 専 門官 、 鈴木 係長 、 大 沼 係 長
【 要】
概
東京 電 力 (株 )南 い わ き 開 閉所 にお け る可 燃 性 廃棄 物 の 減 容 化 事 業 につ いて 資 料 説 明 。 そ
の後 質 疑 応 答 。
凡例 :◎ 田村 市 民 、○ 田村 市 、 ●環 境 省 、 ■福 島県
進 行 :(質 疑 以 外 )鎌 田係 長 、 (質 疑 )区 長
あ
【 い さつ 】
◎ (区 長 )新 聞等 で ご存 知 か も しれ な いが 、 南 い わ き 開 閉所 にお け る 減 容 化 事 業 につ いて 、 環
境 省 に来 て も らい 、説 明 して も らう ことに な った 。
● (是 澤 室長 )環 境 省 と して 、 国 の 職 員 と して 、 今後 も復興 に全 力 で 取 り組 んで ま い りた い 。
本 日は 南 い わ き 開 閉所 に 仮 設 の 焼却 施 設 を設 置 して減 容 化 す る事 業 につ い て、 ご説 明 しに
来 た 。放 射 性 物 質 に汚 染 され た稲 わ ら等 が 県 内各 地 に フ レ コ ンに入 れ られ て道 ばた に置 かれ
た り、 庭 先 に置 か れ た り して い る。 そ の よ うな 廃棄 物 を 何 とか き ち ん と処 理 して 、処 分 場 に
持 って い くた め、 この 事 業 を行 いた い と考 えて い る 。 焼却 施 設 に対 して 不 安 に思 われ て い る
か も しれ な いが 、環 境 省 は環 境 を守 る ことが 仕事 で あ り、環 境 汚 染 や 人 の 健康 を 脅 かす よ う
な施 設 は絶 対 に作 らな い 。本 日 の ご説 明 にて 、 少 しで も ご理解 を深 めて いた だ けれ ば と思 っ
て い る の で、 よ ろ し くお 願 いす る。
出
【 席者 紹介 】
(鎌 田係長 よ り、 環 境 省 、県 、 市 、行 政 局 の 出席者 を 紹 介 )
【 料 説明】
資
(石 田補 佐 よ り資 料 説 明 )
【
質疑 】 (こ こか ら区長 が進 行 )
◎酔
年 春 にで も子 供 た ちが 帰 ろ うか とい う時期 で あ る。住 民 が もっ と帰 還 した 時期 で 、
- 2. 事 業 を行 え ば 良 い ので は な いか 。
○ (根 本 部 長 )市 と して も住 民 の 方 々 の ご協 力 を いた だ きな が ら、
除染 を実 施 して い る と こ ろ。
学校 の 再 開 に 向 けて も協 議 を開始 した と ころ。 そ うい った 時期 で あ る こ とは承 知 した うえ で
事 業 の重 要 性 を考 慮 し、 本 日の 説 明 会 を 開催 す る こ とに ご理解 を いた だ き た い 。
まだ子 供 が避 難 先 か ら帰 って き て い な い とい う状況 で、 この よ うな事 業 を説 明す るの は 心
●
苦 し い 。 た だ 、 廃棄 物 の 処 理 も進 め て いか な い と県 全体 の 復興 につ な げて い けな い 。 環境 省
と して はな る べ く早 く、 この 事 業 を 実 施 させ て い た だ き た い 。
ご指 摘 の 通 り、 地 域 で 色 々 な ご事 情 が あ る。 内 で 15万 人 が避 難 を余 儀 な くされ て お り、
各
県
■
これ か ら帰還 して いた だ くた め には 、環 境 の 回復 が必 要 。
◎│││卜 供たちや本 の 人間が もう少 し帰 ってきて、学校 が再開 してか らではだ めな のか。
た
◎
ムは逆 に遅 い と思 う。 lヶ 月 ほ ど前 に 自宅 の 除染 が終 わ った が 、処 理 施
設 を もっ と早 く設 置 し、 滞 りな く廃棄 物 を処 理 す るべ き。そ の よ うな 廃棄 物 を処 理 した実 績
はあるのか。
子 供 が 帰 って きて か ら、 あ る い は逆 に遅 い とい う ご意見 を い た だ いた が 、 どち ら も ごもっ
●
と も。 子 供 が 帰 って きて か ら、 とい う気 持 ちは分 か るが 、環境 省 と して は一 刻 も早 く処 理 し
て いき た い。
鮫 川村 で 農林 業 系 廃棄 物 の 処 理 の 事 業 を行 うべ く、 確 認運 転 を行 った 。稲 わ ら等 を処 理 し
た 際 で もバ グ フ ィ ル タ ー の 性能 は 発 揮 され て い る。 今 回 の 南 いわ き の 事 業 にお いて も同様 の
もの を処 理 対 象 と して お り、バ グ フ ィ ル タ ー の 性 能 は いか んな く発 揮 で き る と思 う。
料 にデータを示 しなが ら説明 しないと、聞いている方は分 か らな い。
●
13ベ ー ジに一般廃棄物焼却施設 の焼却実績 を載 せ て いる。
◎││1標 終処分場 の場所 は決 まっているのか。
富 岡町 にあるフクシマエコテ ック という処分場 を計画 して いる。
●
◎│││卜 の話が こじれて、持 って行 けな くな った らどうす るのか。
県 内 の処分場 を色 々調 べ た結果、 ここを唯 一 の候補地 と考 えて いる。
●
◎│││い や東電 がや つてきた 政策 の 中で も、放 射性物質 の最終処分場 は決 まって いない。
今回、処分場 へ の搬入対象 として いる ものは、放射性物質 に汚染 され た もの としては、最
●
も管理 を必 要 としな い レベルの ものであ り、それ ゆえ通常 の廃棄物処分場で処理 できる と位
置 づ けて いる。
gIII見
1:曾 1:鼻
してやでいう
っで訳なろ
切まるはだ。
焼却施設 につ いては、
全員 の方に ご了解 いただ くことは無理 と思っている。
説明会や行政、
●
議会 との協議の中で判 断 していくこととした い。
g:ヨ
泉
li興 ][繕 :111な
「雪 偕 詈
債 磐 3こ [lill量 iこ の ま い
は早
話だ
[li承
のではな いか。
●
◎‐
この地域 は田村市が 除染 して いる地域 にな るが、 の 除染廃棄物 を真 っ先 に片付 ける こと。
そ
慌 て 過 ぎて いるのでは な いか 。
- 3. で も出 口を 作 って か らで 無 い と駄 目。 環 境 省 の 役 人 様逹 に考 え て も らいた い。
●
また 対 応 を考 え させ て いた だ く。
◎
資 料 で は 1日 に どの く らい の 車 両 が 走 る か載 って い な い 。 このセ ンタ ー 前 の 通 りは狭
口
く、何 台 も連 な って 来 た ら、地 元 の 車 は走 れ な くな るの で はな いか 。
●
何 台 の 車 が 走 るか は 、施 設 の 規 模 が決 ま らな い と考 え られ な い。 事 前 調査 を行 わ な い と詳
細 な話 はで き な い。
10tが めわ は い 6tが い い
0111lot車 で 積 る け無 。 せ ぜ 。
●
お っ し ゃ る とお り、 農林 業 系 廃棄 物 は か さ ば るの で 、 10t車 に 10tも 載 せ られ な いの は確
か で、 8t程 度 とな る可能 性 もあ る。 運 行 経 路 につ いて も ご相 談 させ て いた だ き た い。
8:::曇
摯 僧 曇 馨 ltttiliξ
[Lだ が 、 川 内村 で は反 対 。個 人 的 に も反 対 。 地 区全体 で
も反対 。そ れ で も進 め る とい う こ とか ?
●
今後 の 進 め方 につ いて は、 本 日意見 交 換 を させ て いた だ いた 結 果 を踏 まえ、 改 め て市 、 議
会 、 川 内村 と相 談 した い。
鋼
個 人 的 には 反 対 な の は 変 わ らな い。 これ か らも説 明会 を した と話 に 出れ ば、 あそ こに
焼却 施 設 が で き る ので は な いか と県 外 の 人 も不 安 にな り、 さ らに風 評 被 害 が発 生す る ので は
な いか 。
●
汚 染 され た 廃棄 物 の 処 理 につ いて 、 色 々 不安 な 声 が あ る こ とは 、 お っ しゃ る とお り。処 理
施 設 のバ グ フ ィ ル タ ー や 排 水処 理能 力 で あれ ば、 環 境 に 問題 な く処 理 が で き る こ とを PRす
る こと。そ う い う中で 、 色 々 な 地 域 で災 害 廃棄 物 の 処 理 が始 ま った 。そ の 結果 、 風評 被 害 は
起 こって いな い。
今 回 の 事 業 にお いて も、 風評 被 害 を起 こさな い こ とを重 要 な課 題 と位 置 づ け、 取 り組 んで
ま い りた い。
風 評 被 害 はす で に 受 けて い るの だ 。
原 発 も安全神話 があった 中で、 あのよ うな事が起 こった。連続運転 を して いれ ば、通
常破 けな いバ グフィルタ ー が破れ る ことも頻繁 に出て くるだ ろ う。
●
先 ほ ど資料で ご説明 した施設で も 24時 間運転 を して いる ところは多 数 ある。
0111際
●
射性物質 を含 んだ物 を焼 いた ことは無 いのだ ろ う。
例 えば福 島市 にお いては、除染廃棄物 を連続運転で処理 してお り、バ グフィルタ ー の安全
性が示 されて いる ことか ら、実績 もあると言える。
◎ (区 長 )他 に質 問 は無 いか。
鋼
今、削
も含 めて一 生懸命、除染 を行 っているが、側
ができれ ば、 鰈 境省 m出 な
い とは言 うものの、 これ か ら作 る米や作物 の風 評被害 は 発 生す る と思 う。
0111昨
年作付 け した 田んぼで、全袋検 査 で 1俵 だ け検 出された ということで出荷 自粛 とす
るのは無 いだ ろう。 100%安 全でな い限 り、安 全 とは認め られな い。 これが風評被害だ。
- 4. ●
先 ほ どいただ いた ご質問 の事故 時の対応だが、確か に万が一の事故が起 こる ことを想定 し
な くては い けな い。
緊急時 の対応 マニュ アルや、
施設が安 全な施設である ことを情報発信 して いくことが重 要。
モ ニ タ リングデ ー タをHPで 公 開 し、 にで も見 られ るよ うにす る ことが基 本 と考 えて いる。
誰
できる 限 りの対応 をす る、それ が風評被害対策 。
Pを 見
―
●
られ る よ うな コ ン ピ ュ ー タ ー を持 っ て い る 人 は 誰 も い な い 。 ど うや っ て 確 認
す るとい うのか。
地元 の広報誌 の活用な ど、
地元の方 々 にアイデ ィア をいただきなが ら、
対応 を検討 した い。
対 が あ つ て も この 事 業 を始 め る こ とな っ た 場 合 、 この 村 の 人 た ち が 全 員 見 られ る装
dlll障
置 を付けてもらわないと、誰 も確認できず、何が起きているのかさっぱ り分か らな い。
◎ (区 長)同 じ人ばか り発言 しているが、他 に無いか。
●
環境 を壊 すよ うな施設 は造 りませ ん。
◎││││こ こには
らな いのだ な。
風評被害な どが あるのだか ら、縄
が高 い地域 に造 った方 が良 いのでは無 いか。
鋼
●
そ のよ うな ご意見が ある ことは承知 している。
●
現在処理 して いる量だ けで手一杯 の状況。
ジ あ施 で散 てや ばいで 。
dll113ペ ー に る設分 し燃 せ 良 の は
dlll施
設 の規模 を拡 大すれ ばよい。
●
敷地面積 の 問題な ど、それぞれ の地域 の事情があ る。
●
それぞれ の地 域で処理ができれ ば、 このよ うな問題 が起 こ らな いのは確か。
ら検 が だ う
dlllそ ち の討 先 ろ。
鋼
●
処理 せず に腐れ ば、量は 粉
にな るだ ろ う。
我 々は腐 って処理 しにくくなる前 に、できるだ け処理 を進 めた い と考 えて いる。
か反 対 か、 10区 で決 めた 方 が よ いの で は 。
で は こ う い う考 え だ と示 す の は 良 いの で は な いか 。
成 か 反対 か といえ ば、 反対 の 方 が 多 いの だ ろ う。
こ
で 結 論
1
を出す の で はな く、全 戸 に ア ンケー ト調 査 をす れ ば 良 いので は。
回 目 の 説 明会 の 結 果 は こ うだ った と、そ れ に対 して ア ンケー トをす るか どうか は
‐
こ こに造 るか ど うか は別 に して、 汚 染 され た もの を焼 却 しな けれ ばな らな い の は、 恐
らくみ んな 分 か って い る。 何 で こ こに造 らな けれ ばな らな いの か 。
●
10万 Bq/kg以 下 の 廃棄 物 を処 分 す る最終 処 分 場 に して も、中間貯 蔵 施 設 に して も浜 通 りに
持 って 行 か な けれ ばな らな い 。
ど う した ら ご理解 を いた だ け るか、 どの よ う に進 め た らよ いの か、 田村 市 、 議 会 、 川 内村
と ご相 談 させ て い た だ き た い と思 って い る。
- 5. 0(殴賊
o
思 。
今日で環境省は皆さんの意見を か ったと う
知
また政め てご相談をさ
せていただきたい。よ/Dし く 願いします。
お ‐
1謝 会I
―
―
1係
O(鎌 田 長)長 時間│に わたつてご意見ないただきありがとうごぎ
・
ました
ず先など 戸アン
全
│ヽ
‐
い 話も
い ヽ
あったが、それも含‐て相談させてもら たし
め
ケー トと う
以上