Azure Bot Service
をもっと身近に
2016年12月21日
第3回 城東.NET勉強会
まずは自己紹介
・名前
木下 裕之
・HN:Kingkino(キンキーノと読みますが皆キングキノと読むのでそれでいいです)
・SNS
Twitter @kingkinoko FaceBookやってます。GitとLinkedInもちょこっと・・・。
・Azure暦:5年
・MircroSoft Teams歴:1か月半
・Azure Bot Service歴 : 1か月
※この資料は2016年12月21日時点での情報を元に作成しています。
最近、私の中でモ〇バーガー熱が再燃しています。
菜〇とソイ〇スが美味い!!
近況
ご存知かと思いますがモ〇バーガーは注文してから約5分~10分製造時間がかかるため、この時期だと寒空の下で待たされること
もしばしばです。この待機時間が購買機会を失わせる一端を担っていたようです。
購買機会を増やすためにモ〇バーガーは2014年9月からWeb注文システムを導入(24店)しました。
全国で利用できるようになったのは2015年2月(1370店舗)からです。
これが結構便利で会社帰りに注文しとけば家の近くの店舗で受け取れるので全く時間がかかりません。
レジにいってWeb注文ですといえばお金払って受け取っておしまいですから。
ただWeb注文サイトがスマートデバイスからだと個人的にですが扱いづらいという問題があります。
注文を確定したつもりで注文が確定できていなかったことが過去に2回ありました。
注文確認メールが来るので確認メールが来てないことに気付けばいいのですが慣れてくるとそういうことにも気が回らなくなります。
そこでBotですよ!!
テンプレート種類 概要
Basic 標準的なAzure Bot Framework用のテンプレートです。
FormFlow フォームを利用した選択肢を提示してユーザと対話することのできる
テンプレートです。選択肢を選択するだけなので文章入力が少なく
てすみます。
Language UnderStanding Language Understanding Intelligent Service(LUIS)と
連携することのできるテンプレートです。入力した文章の言語学習
を応用したBotの作成に向いています。
Question and Answer Q&A形式で対話するテンプレートです。
最近機能追加されたMicrosoftTeamsのQ&Aボットのようなボッ
ト作成に向ています。
Proactive AzureFunctionsと連携してトリガーを対話から行えるテンプレート
です。Bot Service事態もFunctionsできているのでHubにする
にはちょうどいいです。
Azure Bot Serviceのテンプレート
Botで注文したい
FormFlowテンプレートを利用するとダイアログ形式で選択肢
を表示することができます。
ここでは、注文種別、受取店舗、商品を選択して注文を行う
フローを想定して作成しています。
課題として認証周りやフォームのデザイン、注文フローの整備
等がありますが、フレームワークとプラットフォームは提供されて
いるものを利用するのでそこまで工数をかけずにボット注文シス
テムを構築することが可能です。
BotFrameWorkのformサンプルでサンドイッチを注文する
Botサンプルがあるので記載しておきます。
Samaple-Sandwich Bot
https://docs.botframework.com/en-
us/csharp/builder/sdkreference/forms.html
もう少しリッチなダイアログで会話したい場合
BotBuilder-SampleというサンプルソースがGitにあがっているので参考にしてください。
https://github.com/Microsoft/BotBuilder-Samples
CarouselCardsBot CardsBot
OrderBotの事例
出展:
http://venturebeat.com/2016/08/12/dominos-pizza-bot/
http://www.prnewswire.com/news-releases/pizza-hut-announces-new-social-ordering-platform-300297578.html
DominoPizza Bot (Azure Bot Serviceを利用)
FacebookMessangerを利用したOrderBot
Pizza Hut Bot (Azure Bot Serviceを非利用)
FacebookMessangerとTwitterを利用したOrderBot
おまけ1
プラットフォーム(メッセージングアプリ)比較
出展:http://smartphone.r25.jp/news/146432
順位 アプリ名 利用人数
1 WhatsApp 9億
2 QQ 8億6000万
3 Facebook Messenger 8億
4 WeChat 6億5000万
5 Skype 3億
6 Viber 2億4900万
7 LINE 2億1200万
8 BBM(BlackBerry Messenger) 1億
9 Kakao Talk 4800万
世界のアクティブユーザー数ランキング(2016年1月時点)
地域 1位のアプリ 2位のアプリ
日本 LINE Facebook Messenger
韓国 Kakao Talk Facebook Messenger
中国 QQ WeChat
タイ LINE Facebook Messenger
台湾 LINE Facebook Messenger
インドネシア WhatsApp BBM
インド WhatsApp Facebook Messenger
ブラジル WhatsApp Facebook Messenger
南アフリカ WhatsApp Facebook Messenger
アメリカ Facebook Messenger WhatsApp
イギリス WhatsApp Facebook Messenger
各国のダウンロード数上位2位のメッセージングアプリ(2016年3月時点)
おまけ2
BotEmulatorの利用方法について下記を参考にしてください。
http://qiita.com/kingkinoko/items/eb83f8ca00c516eac29e

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