RESPONSIVE WEB DESIGN WORKFLOW
                    レスポンシブWebデザイン ワークフロー




                       2013.02.20 ADC OnAir / 小川裕之

13年2月21日木曜日
従来のWebデザインのワークフロー

  1つの工程が完了したら次の工程へ進むウォーターホール式



              情報   画面   デザイン
                         カンプ   実装   テスト
              設計   設計




13年2月21日木曜日
レスポンシブWebデザインをウォーターホールで進めると…

                                           問題
                                           発生

              情報   画面   デザイン
                         カンプ   実装        テスト
              設計   設計



                                    修正



13年2月21日木曜日
レスポンシブWebデザインをウォーターホールで進めると…

                                             問題
                   修正    修正      修正          発生

              情報    画面    デザイン
                           カンプ        実装   テスト
              設計    設計




                                 修正



13年2月21日木曜日
レスポンシブWebデザインで問題が生
  じやすい理由

  - マルチデバイス対応
  - ピクセルパーフェクトではない
  - 比較的新しい手法なので実績や情報量が少ない




13年2月21日木曜日
実際にテストしてみないと分からない
  ことが多々ある




13年2月21日木曜日
生じやすい問題

  - 画面サイズでレイアウトが崩れる




13年2月21日木曜日
13年2月21日木曜日
その他の問題

  - デバイスによってJavaScriptが動かない
  - サポートしてないCSSやHTML5がある
  - 読み込みに時間がかかる




13年2月21日木曜日
いつ対応するかが重要。




13年2月21日木曜日
リスクを最小限におさえるために

  - 早めにテストをして問題に早期に対応する
  - 各工程を細かく分割し何度もテストを重ねる




13年2月21日木曜日
工程を分割し何度も回す


                                    プロト
                            画面      タイプ
                            設計     (テスト)

                    プロト
     情報       画面    タイプ
     設計       設計   (テスト)


                            実装     デザイン
                           (テスト)    カンプ


              主要な要素を検証




13年2月21日木曜日
情報設計




13年2月21日木曜日
情報設計

  - 最低のスペックであるモバイルから考えること
    でそれ以上のデバイスにも容易に対応できる
  - すべての環境それぞれに完璧を目指すのではな
    く、対応させるくらいの気持ちで




13年2月21日木曜日
画面設計(ワイヤーフレーム)




13年2月21日木曜日
構成が分かる程度にザックリで構わない




13年2月21日木曜日
画面設計(ワイヤーフレーム)


  - 構成が分かれば大まかで構わない
  - 動きのないワイヤーフレームでは完全なものは
    作成できない
  - いち早くプロトタイプを作成して検証する
    (動きのあるワイヤーフレームを作るイメージ)


13年2月21日木曜日
プロトタイプ




13年2月21日木曜日
検証・問題の洗い出しのための試作モデル




13年2月21日木曜日
プロトタイプ

  - テストを重ねて問題を洗い出し、早期に対応す
    ることが目的
  - レスポンシブWebデザインの制作においては、
    プロトタイプを作成することを第一に目指す
  - すぐに作成できるツールが数多くある


13年2月21日木曜日
Bootstrap




              http://twitter.github.com/bootstrap/
13年2月21日木曜日
Foundation




              http://foundation.zurb.com/
13年2月21日木曜日
THE SEMANTIC GRID SYSTEM




                            http://semantic.gs/
13年2月21日木曜日
デザインカンプ




13年2月21日木曜日
主要な部分のみしっかり作成し、その他はザックリと




13年2月21日木曜日
デザインカンプ

  - レスポンシブWebデザインではピクセルパーフ
    ェクトのデザインカンプは実用性が低い
  - 完成イメージではなく、ビジュアルイメージを
    決定することを念頭に
  - Style Tiles&Style Guideという方法も


13年2月21日木曜日
Style Tiles




               http://styletil.es/
13年2月21日木曜日
サイトのビジュアル要素を一つにまとめたもの




                                  http://styletil.es/
13年2月21日木曜日
Style Guide




               http://bit.ly/IR3lHF
13年2月21日木曜日
スタイルのガイドライン、モジュール、パターンライブラリ




                    https://github.com/styleguide/css
13年2月21日木曜日
スタイルのガイドライン、モジュール、パターンライブラリ




                    http://twitter.github.com/bootstrap/
13年2月21日木曜日
Style Tile&Style Guide

  - デザインの方向性がブレない
  - 大規模・大人数のプロジェクトでもクオリティ
    を一定に保てる
  - 修正に対応しやすい
  - 実装の際に効率的


13年2月21日木曜日
実装(Designing in the browser)




13年2月21日木曜日
ブラウザでデザインをしていく




13年2月21日木曜日
Designing in the browserの利点

  - 最終的なアウトプットであるブラウザで直接デ
    ザインを行うので、間違いがない
  - CSS3やWebフォントで適用できるものをラフ
    に起こす手間が省ける
  - 変更や修正に比較的簡単に対応できる


13年2月21日木曜日
まとめ

  - テストを重ねて問題に早めに対応できるワーク
    フローで進める必要がある
  - 各工程も従来のサイト制作とは方法や考え方が
    異なる点が幾つかある




13年2月21日木曜日
プロトタイプを使用したテストを重ねる
  ことで、リスクを減らし、安全で効率的
  なワークフローを。
                                         プロト
                                 画面      タイプ
                                 設計     (テスト)

                         プロト
              情報   画面    タイプ
              設計   設計   (テスト)


                                  実装    デザイン
                                (テスト)   カンプ




13年2月21日木曜日

レスポンシブWebデザイン ワークフロー