さくらの VPS つかってます
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それと shell スクリプトの話
私と自宅鯖  1995 ~
 PC/AT 互換機に slackware(Linux) をイ
ンストールしてスタンドアロンで使っ
ていた
 HUB と NIC 買ってきて LAN 組んだ
 samba でファイル共有・プリンタサー
バ
 ローカルで inn (netnews のサーバ )
ネットにつながる  1996/1 ~
 アナログモデムでダイヤルアップ接続
(プロバイダ 3150 円 / 月
+従量課金:  20 円 /3 分)
 レンタルサーバ( SunOS4 、後に
FreeBSD )
 netnews の記事取得、ダウンロード
常時接続のはじまり  2000
年
 ISDN のダイヤルアップ接続 (64K)
 維持費 4500 + 840=5340 円 / 月
(フレッツ ISDN とプロバイダ)
(参考)
OCN エコノミー (128K) 38,000 円
専用線 (2M) 20 万?
ADSL で固定 IP   2002 年~
 ドメインとって自前のメールサーバ
 bind/sendmail
 維持費: 2800+11800=14600 円 / 月
(フレッツ ADSL(8M) と固定 8IP 契
約)
ADSL で IPv6 接続 2004 年~
 IPv6 トンネリングサービス
 /48 の範囲の IPv6 アドレス、逆引き可
 維持費 : +3000 円 = 17600 円 / 月
さくらの VPS   2010/7 ~
 高性能サーバ+ 高速回線になった
(当社比)
 自宅鯖がほぼそのまま置き換えられる
 いまだトライアルだけど IPv6 可 (6rd)
 維持費: 2 台分年間 21560 円
→ 1800 円 / 月
シリアルコンソール
 VPS ホストがネットにつながらない状
態で
メンテナンスできる
- grub の起動エントリ操作
- オフラインでのバックアップ / 設定変
更
さくらの VPS 引っ越し 
2012/4 ~
 メモリ (512M->1G) ・ HDD(20G-
>100G) 増
 ストレージの virtio 化  (/dev/vda)
これを含め、移行でそれなりにハマる
 もちろん slackware を使う
IPv6 アクセス回線として使う
 VPS ホストを 6rd で IPv6 可 (/64) にす
る
 VPS ホストと自宅ルータ (/80) 間を
IPv6 over IPv4 トンネルで結ぶ
 自宅ネットワークに DHCPv6 サーバ設
置
(/64 の範囲の自動割当は不可 )
セキュリティ的なもの
 sendmail
- 最近本体は更新してない
- relay しないよう注意してるぐらい
 bind
- 半年に一度は更新している
- recursive な問い合わせ厳禁
 ssh
- iptables でアクセス元限定
唐突に shell スクリプトの話
 画面無しで何に使う?
 メール受信したときに起動され
る .forward に仕込む
 cgi として web サーバに仕込む
 cron で定期的に実行させる
shell スクリプト (bash)
 一行目は #!/bin/sh
 コマンドを並べる
 変数を使う
 制御構文使って条件分岐 / 繰り返し
bash の変数 (1)
 $1, $2, …
shell スクリプトの引数
 $$
現在の bash のプロセス番号
 $?
直前のコマンドの戻り値(成功なら
0 )
bash の変数 (2)
 文字列とその結合
 他のコマンドの出力を取り込む
VAR="abc”
VAR="$VAR def”
echo $VAR
VAR=`date '+%Y%m%d'`
echo $VAR # バッククォート
イディオムいくつか
 日付のファイル名を得る
FILENAME=`date '+%Y%m%d'`.txt
 ファイル一覧を処理する
FILES=`ls / どこかのパス `
for file in $FILES; do
echo $file
done
イディオムその他
 一意なファイル名を得る
 排他制御 / 多重起動抑制
 メールを送る  (mail/sendmail)
 web ページを取得してテキストで保存
(wget, curl, lynx ..)
–応用 web サイトの生死監視
URL="http://www.example.com/"
wget –q -O /dev/null $URL
rc=$?     # 実行結果の代入
if [ $rc -ne 0 ]; then
# メール送るよ
fi
応用 - 動的 IP で iptables 許
可
 許可されたい回線から特定の cgi を叩い
て IP アドレスを登録
 VPS ホストから別の cgi で IP アドレス
を取得、ファイル (ipaddr.txt) に保存
 変化していたら iptables の設定変更
TRUSTADDR=`cat /var/run/ipaddr.txt`
iptables -A INPUT -s $TRUSTADDR -j ACCEPT
まとめ
 サーバの維持費は安くなりました
タダのサービスで事足りるような気も
 とってつけたように shell スクリプトの
話

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