小規模環境における
Nutanix Filesの活用を考える
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目次
• Nutanix Filesとは?(おさらい)
• Nutanix Filesの特徴
• 小規模環境でのFiles
• 最後に
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Nutanix Filesとは?
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Nutanix FilesはNutanixのHCI上で動作するファイルサーバーを提供する機能です。
FilesはクライアントがアクセスするNASヘッドとして、FSVMと呼ばれる仮想アプライアンスが
複数台(原則最小 3 台以上)稼働します。
FSVM
Nutanix Files
… ……
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Nutanix Filesの特徴
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① 高可用性&負荷分散
Filesはクライアントからのアクセスを各FSVMに分散させるため、高負荷な
環境において、高いパフォーマンスを発揮します。
また、FSVMやノードに障害が発生しても、残りのFSVMが動作を引き継ぐことにより、
わずか十数秒ほどでファイルサービスへの接続を再開することができます。
FSVM
特徴
数秒で接続先を
切り替え
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② 拡張性
FilesはFSVMのCPU,メモリリソース増強、またはFSVM台数を増やすことができます。
そのため、クライアントの増加やシステムの拡張などの負荷上昇にあわせて
簡単にファイルサーバーのリソースが可能です。
特徴
CPU,メモリ
リソース増
強
FSVM追加
利用者増加
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③ 移行作業が不要
FilesはOSに依存した移行作業が必要ありません。
Windowsファイルサーバーの場合は、OSのサポート期限に合わせてデータの移行が
必要ですが、Filesではそういった作業は不要です。
特徴
1年 → 2年 → 3年 → 4年 → 5年 → 6年 → 7年 → 8年 → 9年
Windows
Server 2016
Windows
Server 20XX
データ移行作業は不要
OSサポート期限のため、
OS入れ替え&データ移行が発生
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④ 他社製のバックアップソフトが不要
FilesはNutanixのスナップショットを利用したバックアップ機能が利用できます。
また、 Filesに限り本来AOSのProライセンスが必要なファイル単位の復元機能も
利用できるため、サードパーティ製のバックアップソフトは必要ありません。
Prismから操作が行えるため、統合管理という側面からもメリットがあります。
特徴
サードパーティ製
バックアップソフト
Backup
Restore
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⑤ File Analyticsによる分析
無償のFile Analyticsを利用してFilesの分析が行なえます。
Filesの詳細なリソース状況やファイルやフォルダの操作履歴、Filesを利用している
ユーザーの監査証跡などを確認することができます。
また、特定の操作を異常として通知するアノマリールールなどの機能も利用できます。
特徴
分析
検出
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小規模環境でのFiles
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Nutanix Filesは 原則 最小3台のFSVMが必要です。(1 FSVMごとに 4 vCPU,12 GB RAM以上)
そのため、ユーザーVMが少ない(体感 10 VM前後)環境においては思った以上に
FSVMでリソースを消費してしまい、CPUやメモリをちょっと追加しないと・・・なんてことも。
小規模におけるFiles課題
全体の規模の割にファイルサーバーの
リソース多いよね・・・
FSVMの
リソースが過剰
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そこでちょっと裏技?
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実はできる単体FSVM構成のFiles
Nutanix Filesは 原則 最小3台のFSVMが必要であるとお伝えしましたが、
実は1台のFSVMでFilesを構成することができます。(作業手順は同じです)
注意)FSVM台数を増やすことが行えず(FSVMのCPU,メモリのリソース増強は可能)
FSVMが1台のみのため、可用性や負荷分散の恩恵を受けることはできません。
(障害時はHAにて再起動)
小規模向けに最適な
リソースでNutanix Filesが使えるFSVM1台のみ
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そこまでしてFilesを入れる必要はあるの?
わざわざ可用性とか負荷分散を犠牲にしたNutanix Filesを
入れる必要ってあるのか?
ここまでの話を聞いて思った方もいらっしゃるのではと思います。
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複数FSVM構成と比較した単体FSVM構成のデメリットは、
先程の特徴①の可用性/負荷分散と②の拡張性による恩恵が受けられないだけです。
そもそも小規模であれば、①の負荷分散についてはあまり考慮の必要もなく可用性に関しても
HAによる復旧で十分というケースが多いのではないかと思います。
②の拡張性についても、小規模からFSVM台数を増やすレベルの拡張は少ないと考えており、
FSVM単体のリソース増強(単体でも最大約4000ユーザー)で対応可能と考えています。
単体FSVMによる僅かなデメリット
小規模で負荷分散は不要 少しの拡張はFSVMの
リソースを増やすだけ
可用性については
HAで対応
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単体FSVM構成のFilesであっても、下記の特徴は通常のFilesと同様に利用することができます。
単体FSVMによるFilesのメリット
③移行作業が不要
④他社製バックアップソフトが不要
⑤File Analyticsによる分析
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小規模であってもFilesは優位性あり!
・小中規模であれば、3台のFSVMで導入でも問題なし。
・ユーザーVM数10台程度の場合に、単体FSVMも視野に。
・単体FSVMのFilesでも、多くのメリットを享受可能。
・単体FSVMの環境において、デメリットはそれほど影響なし。
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Nutanix Filesは
中規模・大規模環境だけでなくで、小規模環境においても、
優位性のあるソリューションだと考えています。
Nutanixをご提案頂き、ファイルサーバーが必要な場合は
是非、Nutanix Filesも一緒にご提案、ご導入を検討頂けると
幸いです!
最後に

小規模環境におけるNutanix Filesの活用を考える