アドマガvol.004
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株式会社インターライドが、インターネット広告最新事情をお届けします。 主なコンテンツは ★TRADEING DESK ★LAB 弊社トレーディングデスク事業担当が最新アドテクについて解説。 今号は「DSPの2強を徹底解剖!!」 ★SMART PHONE★LAB スマートフォン領域の最新情報をピックアップ。 今号は「タブレット端末市場の動向調査」
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- 2. Tradhing Desk ☆ LAB DSPの2強を徹底解剖!!
- 3. DSPの2強を徹底解剖!! 今号では、国内におけるDSP（Demand Side Platform）の導入社数で多くの実績をもつ「MarketOne RTB」と「MicroAd BLADE」にスポッ トを当てる。それぞれの機能を比較しながら、その特徴を分析し、広告主にとっての最適な導入方法を探っていく。 ■機能比較から特徴を分析する 国内で順調に導入社数を増やしているMarketOne RTBとMicroAd BLADE。まずはその機能と特徴を整理していく。 導入導入社数 約500社 約1, 600社 月間在庫数 約200億i p m 約200億i p m 主な接続先S S P 最低出稿金額 なし なし 課金方法 C P C 課金/C P M 課金 C P M 課金 配信方法 オール配信/リ ーゲティ タ ング オール配信/リ ーゲティ タ ング/オーディエンスターゲティング 入稿本数： 無制限 入稿本数：無制限 ク エイ ブ リ ティ サイ 10種類 ズ： サイ 4種類 ズ： 複数成果地点設定 可能 可能 C T R 最適化配信 最適化ロジック C P A 最適化配信 自動予測エンジン『 u-predi 搭載 ct』 性別、年齢層、 地域、ユーザーカテゴリ、 サイ ド イ 曜日、 ト メ ン、 時間帯、地域、サイ カ ト テゴリ O S 、 、 ブ フ ーク リ エンシー ラウザ、 リ フ ークエンシー セグメント （ リ ※フ ークエンシー以外はオーディエンスターゲティング時 （※全配信方法で対応） のみ指定可能） レポート 配信手法別、 リ ク エイ ブ ティ 別、上記セグメ 項目別 ント 配信手法別、 リ ク エイ ブ ティ 別 （当社調べ：2012年5月24日現在）
- 4. ■それぞれの強み MarketOne RTBの強みは、”①CPCでの課金が可能”という点と、”②きめ細やかなセグメント指定”、それに伴う”③レポート機能の 充実”にある。クリックされた時点での課金となるため、インプレッション発生段階では課金されることはない。比較的CTRの低くなる傾 向にある金融業界や不動産業界にとっては、コスト面でメリットとなりやすい。また、サイトドメインから掲載先サイトを指定したり、 曜日、時間帯を指定した配信が行えるため、「午後17時～20時まで、タイムセール用のバナーを出したい」といった柔軟な配信も可能で ある。レポート項目も多岐に渡って充実しているため、データを確認し、それをさらなるセグメント指定に活かすことができ、PDCAサイ クルを構築しやすい。 また、自動予測エンジンの『u-predict』が1imp発生する毎に、そのオーディエンスデータ、シチュエーション、 タイミング等のあらゆる多変量データを分析し、「どのクリエイティブを/いくらで」入札するのが最も効果的かを予測し、最適化配信し ている。 MicroAd BLADEの強みは、”①オーディエンスターゲティング”と”②CPA最適化機能”にある。サイト流入数の尐ない広告主にとって、 いかにリターゲティングのマーク数を集めるかは大きな課題である。オーディエンスターゲティングは、”サイト訪問者”と”サイト訪 問者に似たようなネットワーク内行動を取るユーザー”を、まだサイトを訪れていないユーザー層の中から抽出して配信できるため、配 信対象ユーザーの拡張に効果的である。②の”CPA最適化機能”は「掲載先メディア」と「入札単価」を設定CPAに見合うよう、自動調整 をかけてくれる機能である。この機能はすべての配信手法に対して有効で、オール配信にも適用される。そのため、ターゲティングして いないとはいえ、設定CPAに見合わないインプレッションには入札しない。
- 5. ■それぞれの特徴を生かしたターゲティング設計を DSPぞれぞれで、ターゲティング手法や、最適化ロジック（どのユーザーのインプレッションに対して入札するのかという基準）が異な る。MarketOne RTBは、きめ細やかなセグメントによって、リターゲティング対象者の中から更に最適なユーザーに絞り込むことができ る。ただし、リターゲティング配信は効果的ではあるが、配信対象者数が絞られてしまうという懸念点がある。そこでMicroAd BLADEの オーディエンスターゲティングが有効であるといえる。配信対象がサイトに来訪していないユーザーになるため、露出量は大きく広が り、MicroAd BLADE経由でMarketOne RTBのリターゲティングマーク数を増やすような設計が可能になる。 広告主サイト リターゲティング タグ リターゲティング サイト来訪ユーザー サイト来訪ユーザー タグ オーディエンスターゲティング サイト来訪ユーザーに似たユーザー MicroAd BLADEのオーディエンス ターゲティングで集客したユー ザーが、MarketOneのリターゲ ティング対象者となる！ 配信対象 が広がる
- 6. ■配信対象ユーザーの数とモチベーションレベルを想定する MicroAd BLADEであれば、コンバージョンしたユーザーのデータを活用して、「コンバージョンしたユーザーに似たユーザー」を探し出 して配信することができる。ただし、コンバージョンページ到達者はデータ量が不十分なケースが多いため、ユーザー数の多いページか ら段階的に分析ページの深度を深めていく必要がある。 サイト内ユーザー数 トップ 弱 興 サーチページ 特集１ 詳細1 詳細2 味 ・ 関 心 入力フォーム CVページ 強 コンバージョン 理想的な分析対象だが、ＵＵ数の確保が難しい MarketOne RTBとMicroAd BLADE、それぞれの特徴を把握した上で、適切なターゲティング設計を行うことでROIの最大化に繫がってい る。どれか一つのDSPに絞るのではなく、機能の違いを有効に活用して使い分けを行っていくことが重要である。
- 7. SmartPhone☆ LAB タブレット端末市場の動向調査
- 8. タブレット端末市場の動向調査 ■2010年度のタブレット端末市場は89万台、2011年度は3.1倍の276万台を出荷 2010年4月にアップルがiPadを発売して以来、タブレット端末市場は急速に拡大してきた。日本国内市場における半期ごとの推移を見る と、2010年度上期（2010年4月～9月）に35万台だった市場が、その後54万台、118万台、158万台へと増加を続けている。その結果、2010 年度（2010年4月～2011年3月）の端末市場規模は89万台、2011年度は3.1倍の276万台へと急増した。この勢いはしばらく続く見通しで、 2012年度には2011年度比1.5倍の427万台、2015年度には2.9倍の795万台へ成長すると予想される。タブレット端末の主な用途は、web閲覧 、eメール送受信、専用アプリ利用、ドキュメント利用などだが、これまでデスクトップ/ノートパソコンを活用していたユーザーが2台目 のパソコンとして購入することが目立っている。また、これまでキーボードに触れたことがなかったユーザーがデスクトップ/ノートパソ コンの代わりに購入するケースも増えている。この他にも、スマートフォンでiOSアプリやAndroidアプリを利用するユーザーが、より大 きな画面でアプリを有効活用するためにタブレット端末を購入するという場合もあり、様々なユーザー層に浸透し始めてきたことで市場 が活性化している。 【出典：ICT総研 2012年4月26日】
- 9. ■世界タブレット端末市場は2011年6,326万台、2015年に2.6億台へ成長 世界のタブレット端末市場は、2010年（2010年1月～12月）に1,720万台で、そのうちiPadが1,490万台、市場シェア86.6％という圧倒的 シェアを占めていた。2011年には、市場規模が3.6倍の6,236万台へと拡大し、iPadも4,062万台へと急増している。しかし、iPad以外のタ ブレット端末も2,174万台に増えたため、iPadのシェアは65.1％へと減尐している。2012年は、新型iPadの投入でさらに出荷台数が伸びる 見込みで、そのシェアは63％を維持すると予想される。今後はノートパソコンの代替需要や、企業・学校での利用もさらに増える見通し で、2015年には2.6億台の巨大市場に成長すると期待される。今後、iPadの高いシェアを切り崩す可能性のある端末として、Amazonのキン ドル・ファイアやWindows 8タブレットに注目が集まっている。199ドルと他のタブレット端末と比べて著しく低価格なキンドル・ファイ アは、米国市場でiPadに次ぐ売れ行きを示しており、コストパフォーマンスの高さで今後も一定のシェアを獲得する見通しである。また 、2012年秋に発売開始が予定されるWindows 8搭載タブレットは、マイクロソフト・オフィスを利用するビジネスユーザーの支持を集めそ うだ。 【出典：ICT総研 2012年4月26日】
- 11. CREATIVE
- 12. Pickup : サッポロビール株式会社 先日、世界的に話題になった金環日食だが「サッポロビール」はキャンペーンにも活用していた。発泡性のリキュール『麦とホップ』 ではお馴染みとなっている金色の背景に太陽が現れ、徐々に黒い円に侵食されていく様子を美しくflashアニメーションで表現している。 冒頭では「サッポロビール」の商品であることは明示せず、後半にようやく商品ロゴが出てくる。当時誰もが金環日食を話題にしていた ため、金環日食を先に見せることで、その話題に興味があるユーザーを上手く引き込んでいたのではないだろうか。
- 13. Pickup : アートディレクター「森本 晃司」 公式サイト 図1 図3 図2 今回は世界で活躍するアートディレクター「森本晃司」氏の公式サイトを紹介する。このサイトはHTML5で全て制作されており、WEB制 作者の間では有名なサイトになっている。まず図1・2を見て頂きたい。これは“3Dグラフィックス”のCanvas機能を使用しイラストや映 像を立体的に見せ、更に“マルチメディア”機能により3Dグラフィックスを適応しながら動画を再生させている。これまではこのような 3DをWebページに描画するにはFlashなどのプラグインに頼らざるを得なかったが、HTML5ではこのCanvas機能が導入されたことで、図1･2 のようにJavaScriptから動的・立体的に描画できるようになった。次に図3だが、こちらもHTML5のCanvasでスクロール時にフォーカスす るアニメーションをつけており、サイトの構成には“セマンティック”機能という、より明確に文書構造を示すことができる機能を使用 している。ここまでHTML5を駆使しているサイトもなかなかないが、面白いサイト構成とアニメーションで制作されているため是非閲覧し て頂きたい。
- 14. WORLD NEWS
- 15. Google、Motorola Mobillty の買収を完了 2011年8月、米国 Google は125億ドルでの Motorola Mobility の買収計画を公表した。あれから8か月が経過し、株主と規制当局による 承認を得て、同買収は完了した。Google CEO である Larry Page 氏は2012年5月22日、同社による最大の買収が完了したことを公表した。 Page 氏は、同社の公式 Blog で次のように書いている。「Motorola は、米国の偉大な技術系企業であり、モバイル革命を推進してきた。 その輝かしい80年の歴史には、最初の携帯電話の開発さえも含まれる。我々はみな、Motorola の StarTAC を忘れることはないだろう。当 時としては非常に小型で、携帯電話の可能性を示したものだった。また、初期の段階から Android に賭けた企業として、Motorola は Google の貴重なパートナーであり続けた」 この買収の完了に伴い、 Motorola Mobility の前 CEO である Sanjay Jha 氏は同社を去 ることとなった。後任には、長年 Google に勤務しており、Page 氏の信頼も厚い Dennis Woodside 氏が就任する。Motorola Mobility の 買収により、Google は、自社で携帯電話ベンダーを保有することとなった。これは、Android OS にとってプラスとなるだろう。Page 氏 は昨年の8月、Google は Android をオープンに維持し、Motorola を独立した企業として運営することを約束していた。Android を利用す るベンダーには、Samsung、HTC、LG、Dell、Cisco などが含まれる。今回の買収は、ここ数年課題となっている特許問題においても、 Google により強い立ち位置を与えるものだ。Google のパートナーである Samsung や HTC といった Android ベンダーは、Android が特 許を侵害したと主張する Microsoft などとの法的な争いに巻き込まれ、一部の国では身動きが取れなくなっている。 【出典：japan.internet.com 2012年5月23日】 エコ系オークションサイト「Free Easy」がオープン プロパティエージェント株式会社は2012年5月24日、無料・匿名で不要になった商品の個人取引ができるオークションサイト「Free Easy（フリーイージー）」をオープンした。入札者が負担する費用は商品の送料のみで、商品の出品は無料。個人情報は取引相手に伝え る必要がなく、運送会社を経由して行うという。「Free Easy」は、従来のオークションサイトとは異なり、“エコロジー・エコノ ミー”に重きを置いているのが特徴。そのため、出品者は「いらなくなったモノ」を落札者に譲り、活用してもらうことができる。出品 者はサイト上に商品を出品すると、その商品を求めているユーザーからの入札（リクエスト）が集まり、その中から譲りたい相手（落札 者）を自分で選ぶことができる。また、事務局が出品者の「送料支払いから荷物の引き取り、梱包、配送」までを一括サポートするため、 これらの作業に掛かる手間が省けるというメリットがあるという。一方、落札者は商品の送料のみを負担することになるが、譲ってもら う商品自体は無料なので、尐ない費用で欲しいものを入手することができる。なお、個人情報のやり取りは出品者と入札者が直接行わず、 運送会社（ヤマトホームコンビニエンス）を経由して行われる。これにより、従来のオークションサイトで問題視されている個人情報の 漏洩リスクを軽減できるとしている。また同サイト内には、自分と同じ趣味を持つユーザーを探す際に役立つ掲示板機能「コミュニ ティ」を開設。出品物に入札してもらえるか心配な場合や、尐し“マニアックなもの”が欲しい場合などに活用することで、よりスムー ズにユーザー同士の「あげたい」「欲しい」がマッチングできるようだ。 【出典： japan.internet.com 2012年5月24日】
- 16. ヘのお問い合わせ ブログ 『Trading Desk Laboratory』 INterRIDE のトレーディングデスクグルー プによる、業界ニュース、運用情報などを 配信しています。 03-5469-6280 http://blog.livedoor.jp/interride/ hp-info@interride.jp Twitter 『Trading Desk Lab』 INterRIDE のトレーディングデスクグルー http://www.interride.jp プのTwitterアカウントです。インター ネット広告の最新ニュースを配信していま す。 https://twitter.com/#!/TD_Laboratory 当資料は、当該市場における参考情報の提供を目的としております。当資料の内容は将来についての予測を含みますが、株式会社インターライドが確実性を保証 するものではありません。株式会社インターライドは、当資料の作成において必要となる会社から協力を得て、当資料を作成いたしました。当資料の内容は株式 会社インターライドが信頼できると判断した情報源から入手した情報を含みますが、株式会社インターライドが正確性を保証するものではありません。当資料の 一切の権利は株式会社インターライドに帰属しており、目的を問わず、無断で複製、転送、転載を行わないようお願い申し上げます。