地域連携ステーション「フミコム」内に掲示しているニュースなキーワードなどを紹介するコーナー。 5月前半は、4月末から5月初頭に行われた「東京レインボープライド」のニュースから、ダイバーシティという言葉について考えてみました。

1. 最近よく聞くことば
「ダイバーシティ」
ってなんのこと？
旬なニュースに
フミコみます！

2. 旬なニュースに
フミコみます！
ダイバーシティー【diversity】
《「ダイバシティー」とも》
１ 多様性。相違点。
２ 企業で、人種・国籍・性・年齢を問わずに人材を活用する
こと。こうすることで、ビジネス環境の変化に柔軟、迅速
に対応できると考えられている。
３ 携帯電話などで、複数のアンテナで電波を受信し、受信状
況の良い方を使う技術。
出典：デジタル大辞泉
辞書で調べてみると・・・

3. 旬なニュースに
フミコみます！
東京都では・・・
小池百合子都知事が「３つのシティ」を実現し、
「新しい東京」を創り上げることを提唱しています。
 「セーフ シティ」
都民の毎日の生活を守る、様々な災害から都民の命や
財産を守る、そして、活気とにぎわいにあふれる自分
たちのまちに愛着と誇りを感じあえる東京
 「ダイバーシティ」
誰もがいきいきと暮らせる、活躍できる、働ける、
学べる、安心して子育てができる、そして、誰に対して
も温かく、優しい東京
 「スマート シティ」
世界のメガシティとして、日本の首都・経済のエンジン
として、大都市が抱える課題を解決し、そして、国際的
な都市間競争に勝ち抜く成長を生み続け、活力にあふれ、
サステイナブル、持続可能な東京

4. 旬なニュースに
フミコみます！
ビジネス界では・・・
・雇用の機会均等、
多様な働き方を
指すことば。
・もともとは、アメリカにおいてマイノリティーや女性の積極
的な採用、差別ない処遇を実現するために広がったもの。
その概念が広がりを見せ、“多様な働き方”を受容する考え方とし
て使われるようになった。
・日本においては、人種、宗教等よりは、性別、価値観、ライフ
スタイル、障害等の面に注目した多様性として捉えられている傾
向がある。
・現在、人権等の本質的な観点だけでなく、将来的な少子高齢化に
よる労働力人口の減少等に対応した人材確保の観点から“ダイ
バーシティ”に取り組む企業が増加している。

5. 旬なニュースに
フミコみます！
ダイバーシティを実現しても…
職場で多様な人材を採用しても、結局活かすことができず
流出してしまうという問題があります。
これは、新しく受け入れた人への暗黙の排除や区別が
組織内にあるためです。
そこで大事なのが…
インクルージョン（包摂）
価値観や信念、優先順位の違う多様な人々が緊張や対立を
乗り越えて対等に関わり合いながら、組織・社会に参加し
ている状態を作ることが大切です。

6. 旬なニュースに
フミコみます！
（NPO法人GEWELのHPより転載）
これって、会社などの組織に限らず、地域でも同じことですよね。
価値観の違う人同士が出逢うことによって、相乗効果が生まれ、
ひとつの目標（地域課題の解決）に向かって力を合わせて活動していく。
そんな動きをフミコムは応援していきます！