日本では「潜在的ニーズ」という言葉に出会うことが多いが、実際にはこれにあたる英語はない。また買い手のニーズというのはもっと細かく分類できるのではないか？

1. 2016(c) Nori Takahiroニーズの種類 2016(c) mediologic.com by Nori Takahiro
Hidden needs
隠れたニーズ
気付いてないニーズ
*課題は存在しているが、
それをニーズとしてとらえていない。
ないしは明確になっていない。
Assessed needs
評価されたニーズ
*どのようなニーズなのか？
について明確化された、
整理されたニーズ
Expressed needs
表現されているニーズ
*⾔葉などで明確に表現されている。
多数がそのニーズを持っている。
Relative needs
相対的なニーズ
*すでに存在するものと
新しいものの差異によって
⽣じるようなニーズ
Normative needs
社会規範的に
存在しているニーズ
*個⼈的な課題や欲求に基づく
ニーズではない
Perceived needs
⾃覚されているニーズ
*なぜそれが必要なのか？
を理解している。
“Needs”というのもの、広告やマーケティングの⽂脈だけでなく、
ラーニングやコミュニティ形成における “Needs”の概念も援⽤してい⾒ていくと、
⽣活者における”Needs”も多様化して⾒える。
それがここでまとめた”Needs”のバラエティ。
その「ニーズ」はどのような「Needs」なのか
を理解するためのフレームワーク。