©  BIGLOBE  Inc.  20151
教えて前村先⽣生!
JANOG  meeting  36
インターネットの決め事の決め⽅方
BIGLOBE  Inc.
Taiji  Tsuchiya
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  20152
自己紹介
l 2011年入社の29歳
l BIGLOBE バックボーンネットワーク担当
l イマドキのネットワーク運用者
l wakamonog運営委員
l APNICやAPRICOTのイベントには
たまに参加
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  20153
インターネットガバナンスと私
l 特別な関係はありません
l 過去のJANOGで議論は聴講
l 言葉がややこしく、なんとも想像しづらい
l 積み重なるモヤモヤ
l ただ他人事で終わらせるにしては怖い
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  20154
本日のゴール
l 土屋のモヤモヤをスッキリさせる
l 土屋がスッキリする過程を眺めてもらい、
みなさんも一緒にスッキリしてもらう
l スッキリしたあとは、
我々運用者が取れるアクションを考える
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  20155
モヤモヤをスッキリさせるために
wakamonogで前村さんを質問攻めにしました
2015/7/17
wakamonog meeting 8 @BIGLOBE (2015/5/15)
http://wakamonog.connpass.com/event/14726/
資料公開中
©  BIGLOBE  Inc.  20156
スッキリしたこと
l 決めごとが決まる流れ
p IPアドレス
Ø RIRのポリシーフォーラムで議論(例: APNIC Policy SIG)
Ø 誰でも参加・提案・意見表明が可能
Ø RIR理事会が承認 (厳密には是認、エンドース)
p プロトコル標準化
Ø Internet Draft 作成 ->IETF WGにて議論 -> RFCとして公開
Ø 誰でも参加・提案・意見表明が可能
Ø 複数の標準規格を許容する「ラフコンセンス」
p ドメイン名  (gTLDの場合)
Ø ICANN meetingで議論
Ø 評議会メンバーで多数決で採択し、ICANN理事会が最終決定
Ø 事業者・利用者・知財権者などのステークホルダ間の平等性を重視
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  20157
さらにモヤモヤしたこと
l 決めごとが決まる現場では
どのような議論が行われているのか
l 誰に発言権があるのか
l 発言力の大きい人・組織とは?
l 決めごとが決まるまでに
どのような駆け引きが行われていくのか
l 参加組織は、どのようなモチベーションで
参加しているのだろうか
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  20158
今回は、以下のトピックを中心に扱います
IANA機能の
監督権限の移管
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  20159
アイアナキノウの
カントクケンゲンのイカン
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  201510
つまりどゆこと?
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  201511
教えて前村先生!
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  201512
言葉の説明(土屋の理解)
IANA機能の監督権限の移管
2015/7/17
IPアドレスやAS番号、ドメイン名の
使い方を登録管理する機能。
組織自体はICANNの中にある
部署のような立ち位置なので
「機能」という呼び方をする。
Internet Assigned Numbers Authority
の略称。
これまでは、
米国商務省情報通信局(NTIA) 、
つまりアメリカ政府が管理・監督してきた
アメリカ  1カ国に委ねられている
現状が疑問視されるようになり、
「監督権限のあり方」について
議論されるようになった。
参考資料(経緯が詳しく紹介されています):
IANA機能の監督権限の移管について
https://www.nic.ad.jp/ja/governance/iana.html
©  BIGLOBE  Inc.  201513
教えて前村先生! その1
l IANA機能の監督権限の移管は
どのようにして議論が進められているの
でしょうか?
l 今はどのようなテーマで
議論が起こっているのでしょうか?
l 2014年頃から本件の議論が起きている
ようですが、いつごろ最終的な結論が
でるのでしょうか?
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  201514
教えて前村先生! その2
l 1993年から現体制が敷かれているわけ
ですが、「なぜ今」  このような議論が
湧きあがったのでしょうか?
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  201515
教えて前村先生! その3
l どのような組織・コミュニティが
議論に参加しているのでしょうか?
l 各々の組織・コミュニティが参加するための
モチベーションは何なのでしょうか?
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  201516
教えて前村先生! その4
l 今後、我々のようなネットワーク運用者に
どのような影響が起こり得るのでしょう
か?
l 最悪の場合、日本企業やインターネットは
どのような事態になり得るのでしょうか?
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  201517
教えて前村先生! その5
l 日本の組織・コミュニティは
議論に参加できているのでしょうか?
また、実際にはどれほどの発言力があるの
でしょうか?
2015/7/17
©  BIGLOBE  Inc.  201518
教えて前村先生! その6
l 我々ネットワーク運用者の立場では
何ができるのでしょうか?
l 議論に参加する場合、どのくらいの手間暇
がかかるのでしょうか?
2015/7/17

教えて前村先生

  • 1.
    ©  BIGLOBE  Inc. 20151 教えて前村先⽣生! JANOG  meeting  36 インターネットの決め事の決め⽅方 BIGLOBE  Inc. Taiji  Tsuchiya 2015/7/17
  • 2.
    ©  BIGLOBE  Inc. 20152 自己紹介 l 2011年入社の29歳 l BIGLOBE バックボーンネットワーク担当 l イマドキのネットワーク運用者 l wakamonog運営委員 l APNICやAPRICOTのイベントには たまに参加 2015/7/17
  • 3.
    ©  BIGLOBE  Inc. 20153 インターネットガバナンスと私 l 特別な関係はありません l 過去のJANOGで議論は聴講 l 言葉がややこしく、なんとも想像しづらい l 積み重なるモヤモヤ l ただ他人事で終わらせるにしては怖い 2015/7/17
  • 4.
    ©  BIGLOBE  Inc. 20154 本日のゴール l 土屋のモヤモヤをスッキリさせる l 土屋がスッキリする過程を眺めてもらい、 みなさんも一緒にスッキリしてもらう l スッキリしたあとは、 我々運用者が取れるアクションを考える 2015/7/17
  • 5.
    ©  BIGLOBE  Inc. 20155 モヤモヤをスッキリさせるために wakamonogで前村さんを質問攻めにしました 2015/7/17 wakamonog meeting 8 @BIGLOBE (2015/5/15) http://wakamonog.connpass.com/event/14726/ 資料公開中
  • 6.
    ©  BIGLOBE  Inc. 20156 スッキリしたこと l 決めごとが決まる流れ p IPアドレス Ø RIRのポリシーフォーラムで議論(例: APNIC Policy SIG) Ø 誰でも参加・提案・意見表明が可能 Ø RIR理事会が承認 (厳密には是認、エンドース) p プロトコル標準化 Ø Internet Draft 作成 ->IETF WGにて議論 -> RFCとして公開 Ø 誰でも参加・提案・意見表明が可能 Ø 複数の標準規格を許容する「ラフコンセンス」 p ドメイン名  (gTLDの場合) Ø ICANN meetingで議論 Ø 評議会メンバーで多数決で採択し、ICANN理事会が最終決定 Ø 事業者・利用者・知財権者などのステークホルダ間の平等性を重視 2015/7/17
  • 7.
    ©  BIGLOBE  Inc. 20157 さらにモヤモヤしたこと l 決めごとが決まる現場では どのような議論が行われているのか l 誰に発言権があるのか l 発言力の大きい人・組織とは? l 決めごとが決まるまでに どのような駆け引きが行われていくのか l 参加組織は、どのようなモチベーションで 参加しているのだろうか 2015/7/17
  • 8.
    ©  BIGLOBE  Inc. 20158 今回は、以下のトピックを中心に扱います IANA機能の 監督権限の移管 2015/7/17
  • 9.
    ©  BIGLOBE  Inc. 20159 アイアナキノウの カントクケンゲンのイカン 2015/7/17
  • 10.
    ©  BIGLOBE  Inc. 201510 つまりどゆこと? 2015/7/17
  • 11.
    ©  BIGLOBE  Inc. 201511 教えて前村先生! 2015/7/17
  • 12.
    ©  BIGLOBE  Inc. 201512 言葉の説明(土屋の理解) IANA機能の監督権限の移管 2015/7/17 IPアドレスやAS番号、ドメイン名の 使い方を登録管理する機能。 組織自体はICANNの中にある 部署のような立ち位置なので 「機能」という呼び方をする。 Internet Assigned Numbers Authority の略称。 これまでは、 米国商務省情報通信局(NTIA) 、 つまりアメリカ政府が管理・監督してきた アメリカ  1カ国に委ねられている 現状が疑問視されるようになり、 「監督権限のあり方」について 議論されるようになった。 参考資料(経緯が詳しく紹介されています): IANA機能の監督権限の移管について https://www.nic.ad.jp/ja/governance/iana.html
  • 13.
    ©  BIGLOBE  Inc. 201513 教えて前村先生! その1 l IANA機能の監督権限の移管は どのようにして議論が進められているの でしょうか? l 今はどのようなテーマで 議論が起こっているのでしょうか? l 2014年頃から本件の議論が起きている ようですが、いつごろ最終的な結論が でるのでしょうか? 2015/7/17
  • 14.
    ©  BIGLOBE  Inc. 201514 教えて前村先生! その2 l 1993年から現体制が敷かれているわけ ですが、「なぜ今」  このような議論が 湧きあがったのでしょうか? 2015/7/17
  • 15.
    ©  BIGLOBE  Inc. 201515 教えて前村先生! その3 l どのような組織・コミュニティが 議論に参加しているのでしょうか? l 各々の組織・コミュニティが参加するための モチベーションは何なのでしょうか? 2015/7/17
  • 16.
    ©  BIGLOBE  Inc. 201516 教えて前村先生! その4 l 今後、我々のようなネットワーク運用者に どのような影響が起こり得るのでしょう か? l 最悪の場合、日本企業やインターネットは どのような事態になり得るのでしょうか? 2015/7/17
  • 17.
    ©  BIGLOBE  Inc. 201517 教えて前村先生! その5 l 日本の組織・コミュニティは 議論に参加できているのでしょうか? また、実際にはどれほどの発言力があるの でしょうか? 2015/7/17
  • 18.
    ©  BIGLOBE  Inc. 201518 教えて前村先生! その6 l 我々ネットワーク運用者の立場では 何ができるのでしょうか? l 議論に参加する場合、どのくらいの手間暇 がかかるのでしょうか? 2015/7/17