＠第194回農林交流センターワークショップ

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植物の画像解析の実例
大学発ベンチャーの活用についてLPixelを例に
島原佑基 / エルピクセル株式会社 代表取締役
2015.09.17 @ 第194回農林交流センターワークショップ
shimahara@lpixel.net

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背景
エルピクセルについて
受託・共同研究の実例
Q & A

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ああああ
ビックデータ

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データ量は10年で約35倍に。全データの約8割以上が画像のような非構造化データであると言われている。
進むデータの増大・複雑化
出典：IDC

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研究の世界は？
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顕微鏡、MRI、X線装置などのハードウェアの高度化によりデータは増大し、複雑化する一方。
ライフサイエンス研究の世界のビックデータ
電界放出形透過電子顕微鏡「HF-3300 形」
一昔前
倍率×100
現在
倍率×1,000,000以上
顕微鏡を例に

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急激なデータの増大と複雑化に対し、研究者の処理能力が追いつかず、研究者が作業者化している。
ライフサイエンス研究の世界のビックデータ
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研究者→作業者
研究者が解析の単純作業に追われる
↓
研究の遅滞が起きる
↓
多くの予算が無駄に

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解決する人たちは？
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ビックデータの問題を解決する大手SIer等の企業が、日々多くの問題を解決している。
一般社会の場合
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研究の世界におけるビックデータを解決する明確なプレーヤーはまだ存在していない。（このポジションを狙う）
研究の世界の場合
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STOP！研究者の作業者化！
Who are you?

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東大の研究室から生まれた大学発ベンチャー

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最先端の「ライフサイエンス」と「画像解析技術」の研究開発力の二刀流であることが強み。（かなり珍しい存在）
Our Value
ライフサイエンス
の研究開発力
最先端の
画像解析技術
研究者であり、 エンジニアでもある。
∴共同研究の依頼が常に絶えない状態が慢性化していた。

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ライフサイエンス研究の画像解析のデファクトスタンダートImageJ用のPluginを無償で公開中
LPixel ImageJ Plugin
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プラグインクラス数 : 395
パラメタ種別数 : 1,336
ダウンロード数 : 約30,000ダウンロード
: 331ファイル、9万行超
関連論文・総説(国際誌) : 47 *1
関連論文・総説等(国内誌): 17
関連特許 : 3件
Kutsuna et al 2003 PCP, Kutsuna et al 2005 MRT, Higaki et al 2006 PCP, Yoneda et al 2007 Protoplasma, Gambe et al 2007 CytA, Tanaka et al 2007 PCP, Yoneda et al 2007
PCP, Higaki et al 2007 PCP, Hayashi et al 2007 PCP, Ishida et al 2007 PNAS, Higaki et al 2008 PSB, Sano et al 2008 PSB, Sano et al 2008 GSB, Sano et al 2008 PCM, Higaki
et al 2008 BMCPB, Oda et al 2009 IRCMB, Sano et al 2009 PlantJ, Okubo-Kurihara et al 2009 PCP, Enami et al 2009 PCP, Nagano et al 2009 PCP, Sano et al 2010 PSB, Higaki
et al 2010 PlantJ, Ueda et al 2010 PNAS, Yoneda et al 2010 Plant J, Okubo-Kurihara et al 2011 JPR, Higaki et al 2012 SciRep, Era et al 2012 JPR, Higaki et al 2012
ProtExchange, Kutsuna et al 2012 NatCumm, Sano et al 2012 CurTopPB, Herculano et al 2013 JAD, Higaki et al 2013 BMCPB, Kojo et al 2013 PCP, Fujita et al 2013 CurBiol,
Kojo et al 2013 Cytologia, Murata et al 2013 NC, Kobayashi et al 2014 EEB, Hasegawa et al 2014 Cytologia, Naramoto et al 2014 Plant Cell, Toyooka et al 2014 PCP, Higaki et
al 2014 PlantMorph, Iimoto et al 2014 RMDEFNA, Motomura et al 2015 PCP, Higaki et al 2015 SciRep, Higaki et al 2015 Bioimages, Akita et al 2015 PSB, Fuliwara et al 2015
FEBSJ, Takahashi et al 2015 FPS
*1 (2015年6月現在)
毎日約10ダウンロードされており世界中で使われている

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研究室で培ってきた100件以上の共同研究のノウハウを活かし、受託共同研究開発による新たなWiｎ-Winを構築。
Business / 共同研究から受託共同研究へ
共同研究 受託共同研究開発
◎お互いの強みを活かし、
新たなものを生むことができる。
◎多くの場合は相互依存の関係にあり、
両社に金銭の授受が発生しない。
×オーサーシップが曖昧になることが多い。
×一方がやる気を無くして破談になったり、
遅延を起こしやすい。
×負荷が偏ると、負荷が少ない方は多い方に
対して多くの注文を言いづらくなる。
（不平等感に対する悪の意識）
◎一方の視点を優先して強みを活かし、
新たなものを生むことができる。
◎顧客優先であり、顧客の要望に
忠実に研究ができる。
◎オーサーシップが契約時に明確になる。
◎顧客が料金を支払うため、顧客は期限や
品質に遠慮なく要望を言うことができる。
×顧客は料金を支払う必要がある。

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各研究教育機関を中心に実績を重ね、現在は大手メーカー・製薬メーカー等の民間企業との共同開発も進んでいる。
Business / 研究開発の導入実績

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共同研究のノウハウを活かし、顧客が抱えている課題を汎用的に解決するシステムを開発・販売。
Business / 受託共同研究開発から自社開発へ
受託共同研究開発 自社開発
◎収益が安定する。
×労働集約型モデルであり、
一人当たりの収益にも限界がある。
×自らの主張を提案し、
新しいことを提案できない。
共同研究、受託研究開発で培ってきた
ノウハウ・アルゴリズム・ライブラリ等の
ストックをベースとして再構築し、
汎用的なソフトウェアを自社開発・販売!!

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知的財産権を活かすWin-Winモデル
Business Model
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顧客
大学
研究所
病院
メーカー
商社
販売代理店
研究教育機関
大学
研究所
民間企業
病院
医療機器メーカー
顕微鏡メーカー
自 社 開 発共 同 開 発
エルピクセル
画像解析ソフト
企画
コンサル
開発
運用
保守
研究
依頼
非独占ライセンス付
与（安価）
依頼
独占ライセンス
付与（相応価格）
販売
料金
東京大学
（ライセンサー）
研究室で開発した
ソフトウェア
ライセンス使用料
料金
（マージン除）
販売権
料金
販売

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実 例 1
植物の成長解析ソフトウェア LP-growth
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研究以外にも植物工場での生産管理やロボットと連携した収穫などのオペレーションも可能
植物の成長解析ソフトウェア LP-growth
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▼解析項目
「高さ」「幅」「面積 (leaf area index)」「周の長さ」「形状の複雑度」「枚数」
▼主な特徴
* 多数の植物個体から自動的かつ定量的に多岐にわたる表現形質を得ることができます
。各種スクリーニング，フェノーム解析用途に最適です。
* 専用の撮影装置や培養装置の導入は不要です。通常のデジカメで撮影した画像を入力
として使えます。
* 野外(田圃)での撮影、室内での撮影のいずれにも対応しています。
* Mac OSX, Windows, PC-UNIX に対応。
協力：香川大学農学部植物分子育種学研究室

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実 例 2
3次元画像用距離測定ソフトウェア LP-StackLine
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3次元画像データをモニタ上で指定された任意の2点間の距離を3次元空間上へ換算して計測
3次元画像用距離測定ソフトウェア LP-StackLine
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協力：東京理科大学 松永幸大 教授
「LP-StackLineを用いることで、細
胞核内に散らばったシグナルの2点
間の距離を自動的に、かつ正確に定
量できるようになりました。研究デー
タを短時間で出せるようになり、考察
できる内容も増えました。おかげさま
で、LP-StackLineを使用して解析し
たデータを基に、論文出版することが
できました。」

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今後の製品の展開
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• LP-tracking
• LP-chrome
• LP-exam 使い回し画像検出機能
他、多数

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教 育 事 業
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ライフサイエンス✖️画像解析メディア「LP-tech」を通じて業界全体を盛り上げる
教育事業
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業務提携例情報メディア
アドビ社／大学生協共催での
3回にわたる教育番組を放映
ImageJの使い方や画像処理の方法も紹介
オフライン勉強会「ImageK」も開催中

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Q & A
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事前に頂いた内容を中心に
Q & A
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• サービス内容・料金
• 納期
• 他者との比較

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Change the Study!
Thank you.