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オープンサイエンス〜情報と公共図書館の接点

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図書館流通センター(TRC)館長セミナー2018
公共図書館基礎講座のスライドです。
2018年9月13日(東京)
2018年9月28日(大阪)

Published in: Science
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オープンサイエンス〜情報と公共図書館の接点

  1. 1. オープンサイエンス 〜情報と公共図書館の接点 池内 有為 筑波大学大学院図書館情報メディア研究科 博士後期課程 文部科学省科学技術・学術政策研究所 客員研究官 ikeuchi.ui@gmail.com http://openscience.jp 館長セミナー2018 公共図書館基礎講座 2018 Sept.
  2. 2. Contents 1. オープンサイエンス 2. デジタルアーカイブ 3. オープンデータ 4. データを使う 5. データを探す 6. データ(コレクション)を発信する
  3. 3. 市民によるOA論文の利用 PubMed Central(現PMC)のOA論文 – ユニークユーザ数(42万/日) – うち市民(40%),大学(25%),企業(17%) Policy guidelines for the development and promotion of open access. UNESCO. 2012, 76p.
  4. 4. データ出版とデータジャーナル Philosophical Transactions of The Royal Society Scientific Data (Springer Nature) Data in Brief (Elsevier) Geoscience Data Journal (Wiley) International Journal of Robotics Research (Sage) Journal des sçavans
  5. 5. 1. オープンサイエンス
  6. 6. OECD原則(2007) https://doi.org/10.1787/9789264034020-en-fr 『公的資金による研究データへのアクセスに関する OECD原則とガイドライン』
  7. 7. G7科学大臣会合(2016) http://www8.cao.go.jp/cstp/kokusaiteki/g7_2016/20160517communique_jp.pdf
  8. 8. オープンサイエンスの主な政策(日本) 2015.3 『我が国におけるオープンサイエンス推進のあり方について〜 サイエンスの新たな飛躍の時代の幕開け〜』(内閣府) 2015.4 『わが国におけるデータシェアリングのあり方に関する提言』 (科学技術振興機構) 2016.1 『第5期科学技術基本計画(2016.4-2021.3)』(内閣府) 2016.2 『戦略的創造研究推進事業におけるデータマネジメント実施方 針』(科学技術振興機構) 2016.2 『学術情報のオープン化の推進について(審議まとめ)』(文 部科学省) 2016.7 『オープンイノベーションに資するオープンサイエンスのあり 方に関する提言』(日本学術会議) 2017.4 『オープンサイエンス促進に向けた研究成果の取扱いに関する JSTの基本方針』(科学技術振興機構)
  9. 9. オープンサイエンス関連記事 情報学研、実験データ共有保管庫、東大など30機関と、研究を効率化、改ざんも抑止。 (2018/03/19 日本経済新聞) 科技データ共有、内閣府が指針、今夏までに策定。(2018/01/08 日本経済新聞) 研究データ共有、G7が主導、ルール策定、国際連携強化。(2017/05/15 日本経済新聞) 国立情報学研究所、研究データ公開新施設(2017/04/07 日経産業新聞) ネットで論文・データ公開―共同研究の呼び水に(2016/10/28 日経産業新聞)
  10. 10. 政府、科学技術政策の 基本方針「統合イノベーション戦略」 の骨格示す 政府の総合科学技術・イノベーション会議 (CSTI、議長=安倍晋三首相)は2日、2 018年度の科学技術政策の基本方針「統合イ ノベーション戦略」の骨格を示した。… …国際展開ではあらゆる人々が学術的研究や 成果などにアクセスできる「オープンサイエン ス」の促進や国連の30年目標「持続可能な開 発目標(SDGs)」のプラットフォーム構築 などを挙げた。 2018-02-03 https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00460504
  11. 11. Open Science Monitor (EC) https://ec.europa.eu/research/openscience
  12. 12. Open Science Monitor (EC) 研究データ公開 – 研究データリポジトリ,雑誌・助成機関のポ リシー,研究者の態度 出版物のオープンアクセス(OA) – プレプリント,雑誌・助成機関のポリシー , 研究者の態度 オープンな学術コミュニケーション – オルトメトリクス(SNSによる評価),オー プンな査読,訂正と撤回 https://ec.europa.eu/research/openscience
  13. 13. オープンサイエンス(定義) 科学研究活動とその成果に,誰もが自由にアク セスして使えること – 科学研究活動とその成果 ✓研究データ(データ,コード,ラボノート) ✓出版物 (論文,書籍,プレプリント) ✓査読 ✓評価(引用情報) ✓教育 – 誰もが ✓研究者,市民,企業,政府,…
  14. 14. データ公開の問題 http://www.youtube.com/watch?v=N2zK3sAtr-4 資金 技術 時間 移行 機密 倫理 基盤 永続性 著作権 認識?
  15. 15. FAIR原則 http://doi.org/10.18908/a.2018041901 FAIR原則: Findable, Accessible, Interoperable, Re-usable 見つけられる,アクセスできる,相互運用できる,再利用できる メタデータ 識別子 ライセンス 15
  16. 16. 2013年3月28日 495(7442) “Publishing Frontiers: The Library Reboot”
  17. 17. 論文生産性の低下 http://www.natureindex.com/supplements/nature-index-2017-japan/ 世界のハイレベルな68誌に掲載された日本の論文数 2012年:5,212本(全体の9.2%)→2016年:4,779本(8.6%) 2005年〜2015年に世界の22,000誌に掲載された論文総数 世界:80%増加 日本:14%増加
  18. 18. 研究時間の不足と人的支援のニーズ NISTEP定点調査のインフォグラフィクス. 2015. http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-NR166-Infographics.pdf 理想の研究時間割合:46.9% 現実の研究時間割合:35.0% 人的支援
  19. 19. 研究データの共有と効率化 ヒトゲノムプロジェクト アトラス実験(ヒッグス粒子の発見) GEOSS(全球地球観測システム) ヴァーチャル天文台
  20. 20. 公開データの再利用による効率化 http://www.phdcomics.com/comics/archive.php?comicid=462 Callaghan, S. Research Data Overview. OpenAIRE/LIBER Workshop.28 May 2013, Ghent Belgium http://libereurope.eu/blog/dealing-with-data-workshop-videos-presentations 3年 1.5 年2年 スライド1枚 再利用
  21. 21. 安全なデータ共有方法の開発 Maxmen, Amy. AI researchers embrace Bitcoin technology to share medical data. Nature. 2018, vol. 555, p. 293-294. doi: 10.1038/d41586-018-02641-7 Bertagnolli, Monica M. et al. Advantages of a Truly Open-Access Data-Sharing Model. NEJM. 2017, vol. 376, p. 1178-1181. doi: 10.1056/NEJMsb1702054
  22. 22. 研究開発費(2016年予測) Research and Development Funding2016 Global R&D Funding Forecast. 2016, p. 4. https://www.iriweb.org/sites/default/files/2016GlobalR%26DFundingForecast_2.pdf トップ40ヶ国で 1兆8,867億ドル
  23. 23. 長期保存の重要性 Vines, T H; et al. The availability of research data declines rapidly with article age. Current Biology. 19 December 2013, http://doi.org/10.1016/j.cub.2013.11.014 20年で8割のデータに アクセスできなくなる (n=516)
  24. 24. 公的研究データの価値 リポジトリの価値 $19-60億 $18-55億 Houghton, J; Gruen, N. Open Research Data: Report to the Australian National Data Service (ANDS). 2014, 45p. http://ands.org.au/resource/open-research-data-report.pdf 10-20% のみ整備・共有
  25. 25. 研究の透明性・再現性の向上 Wadman, M. 医学生物学論文の70%以上が、再現できない! 三枝小夜子訳. Natureダイジェスト. 2013, 10(11), p. 28-29. Policy: NIH Plans to enhance reproducibility. Nature. 2014. Vol. 505, Issue 7485.
  26. 26. 日本の研究不正問題 doi:10.1126/science.aav1079
  27. 27. 研究不正の問題 https://retractionwatch.com/the-retraction-watch-leaderboard/
  28. 28. 2014/2/20 データサイエンスの動向 msn 産経ニュース 2014年1月29日
  29. 29. 2014/2/20 データサイエンスの動向 小保方晴子ほか. 細胞: 外界刺激が誘導する体細胞から多能性細胞への運命転換. Nature. 2014, 505, p.641-647. doi:10.1038/nature12968
  30. 30. Obokata, Haruko; et al. Retraction: Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency. Nature. 2014, vol. 511, Issue 7507. http://doi.org/10.1038/nature12968
  31. 31. 研究不正の再発防止 https://mainichi.jp/articles/20180402/ddm/010/040/024000c
  32. 32. データ管理や提出の徹底 https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/other/180122-181000.html
  33. 33. ビッグデータ/データサイエンス Harvard Business Review. Oct 2012  著作権法の一部改正(H31.1.1)  不正競争防止法の一部改正
  34. 34. 異分野データの統合と新たな知見 http://www.diasjp.net
  35. 35. オープンサイエンスと社会 政府 市民 企業 在野の研究者 教育
  36. 36. 市民科学の拡大 https://www.galaxyzoo.org/
  37. 37. Galaxy Zoo(2007-) 銀河画像の分類に市民が参加 – Sloan Digital Sky Surveyの画像
  38. 38. Galaxy Zoo(2007-) 銀河画像の分類 – 開始後24時間以内に7万画像を分類 – 1年目:5000万以上の画像を15万人で分類 – 新タイプの銀河(Green Peas galaxy)を発 見 – 論文を発表
  39. 39. 重力レンズを探す https://www.ipmu.jp/ja/node/1570
  40. 40. eBird https://ebird.org/home
  41. 41. 市民科学の拡大 京都新聞. 2018-4-20. http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180420000115
  42. 42. 市民科学の拡大 https://twitter.com/_solenopsis
  43. 43. ポリマスプロジェクト https://polymathprojects.org
  44. 44. Polymath Project(2009-) William Timothy Gowers – 英国の数学者(フィールズ賞) ブログで数学の問題を公開 – 800件のオープンコメント – Terence Tao(豪州の数学者/フィールズ 賞),大学教授,数学教師など – 証明→“DHJ Polymath”名義で論文投稿
  45. 45. 市民科学のレベル 古屋美和, 住本研一, 林和弘. シチズンサイエンスを超えた共創型研究の兆しと可能性. STI Hrizon. 2018, 4(3). http://doi.org/10.15108/stih.00144
  46. 46. 企業によるイノベーションの創出 NASAのLandsat衛生画像→Google Earth USGS(米国地質調査所)+Google →Google Earth Engine(環境変動分析ツール) 1984-2016年の画像(900TB)を動画化 https://earthengine.google.com
  47. 47. 2016年8月8日 http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2016_0808.html 人工知能
  48. 48. 千葉大学学術リソースコレクション https://iiif.ll.chiba-u.jp/main/
  49. 49. https://www.metmuseum.org/about-the-met/policies-and-documents/open-access メトロポリタン美術館 ✓ 2017年2月 ✓ 37万5千点 ✓ CC0で公開
  50. 50. 2. デジタルアーカイブ
  51. 51. デジタルアーカイブ 有形・無形の文化財をデジタル情報とし て記録し,劣化なく永久保存するとともに, ネットワークなどを用いて提供すること. 最初からデジタル情報として生産された文 化財も対象となる.「デジタルアーカイ ブ」という用語は1990年代半ばから使われ 始めたが,指す範囲や対象はさまざまであ る.主な担い手は,博物館や美術館,図書 館,文書館,研究機関などである. 『図書館情報学用語辞典』(第4版)
  52. 52. 図書館とデジタルアーカイブ コレクションの活用 – 距離・時間の制約がない – 複製・引用・転載などの活用が容易 – プリントディスアビリティの方も利用可能 – 原資料の保存(劣化させずに利用可能) ✓歴史的価値が高いもの,貴重資料 ✓古地図,古文書,錦絵,古写真,古い地方行政資 料など
  53. 53. デジタルアーカイブのメリット https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/digitalarchive_kyougikai/houkokusho.pdf
  54. 54. 国立国会図書館デジタルコレクション http://dl.ndl.go.jp
  55. 55. 図書館向けデジタル化資料送信サービス 対象 – 公共・大学図書館 920館【2018/6/1現在】 – 参加館の利用登録者 閲覧できる場所は、図書館の施設内に限られます。 また、ご自身で持ち込んだパソコンなどではご利用になれません。
  56. 56. 大阪市立図書館デジタルアーカイブ http://image.oml.city.osaka.lg.jp/archive/gallery.do
  57. 57. 文化遺産オンライン http://bunka.nii.ac.jp
  58. 58. 青空文庫 https://www.aozora.gr.jp
  59. 59. マンガ図書館Z https://www.mangaz.com
  60. 60. Partner Program + Library Project Google Books
  61. 61. HathiTrust Digital Library
  62. 62. 62
  63. 63. Europeana
  64. 64. Europeana 欧州委員会のデジタルアーカイブ – 博物館・美術館,図書館,文書館(MLA)の 連携プロジェクト152機関の書籍,絵画,映 画,写真,地図,ファッションなどのメタ データを収集して公開 Europeanaの歴史 – Google Books Projectへの危機感 – 2005年プロジェクト開始 – 2008年11月20日公開
  65. 65. Digital Public Library of America https://dp.la
  66. 66. 3. オープンデータ
  67. 67. オープンデータ インターネットなどを通じて誰でも自由に 入手し、利用・再配布できるデータの総称。 ふつう政府・自治体・研究機関・企業など が公開する統計資料・文献資料・科学的研 究資料を指し、図画や動画などのデジタル コンテンツも含む。 デジタル大辞泉 https://kotobank.jp/word/オープンデータ-685604
  68. 68. G8オープンデータ憲章(2013) http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/page23_000044.html
  69. 69. http://index.okfn.org/place/ Open Data Index
  70. 70. Global Open Data Index (2015) 調査項目 – 国家統計,政府予算,立法,入札記録,選挙 結果,国内地図,天気予報,汚染物質の排出, 企業登記,位置情報(郵便番号等),水質汚 染,地籍情報,政府支出 政府データのオープン化の目的 – 政府の透明性の向上 – オープンガバメントの推進 – 新たなビジネスの創出 “世界規模のオープンデータ現況調査,日本は31位に”. OKFJ. 2015年12月14日. http://okfn.jp/2015/12/14/opendataindex2015/
  71. 71. 71http://www.data.go.jp
  72. 72. 官民データの活用  官民データ活用推進基本法 – 国及び地方公共団体は、自らが保有する官民デー タについて、 個人・法人の権利利益、国の安全 等が害されることのないようにしつつ、国民がイ ンターネット等を通じて容易に 利用できるよう、 必要な措置を講ずるものとする。  世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用 推進基本計画(2017年5月30日閣議決定) – 平成32年度までに地方公共団体のオープンデー タ取組率100%を目標とする。
  73. 73. 4 24 87 132 176 199 208 233 243 264 278 296 6 16 22 29 34 34 34 36 42 47 47 0 10 20 30 40 0 50 100 150 200 250 300 H25年3 月 H26年3 月 H27年2 月 H27年6 月 H28年3 月 H28年9 月 H28年12 月 H29年2 月 H29年5 月 H29年12 月 H30年3 月 H30年4 月 団体数(市区町村) 団体数(都道府県)団体数(市区町 団体数(都道府 (内閣官房IT総合戦略室調べ) 取組済み団体(※)数の推移と各時期における取組開始地方公共団体の例 ※ 自らのホームページにおいて「オープンデータとしての利用規約を適用し、データを公開」又は「オープンデータの説明を掲載し、データの公開先を提示」を 行っている都道府県及び市区町村。 福井県鯖江市 福島県会津若松 市 千葉県流山市 石川県金沢市 地方公共団体におけるオープンデータの取組促進状況について. 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室. 2018-5-10. https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/data_ryutsuseibi/opendata_wg_dai5/siryou3.pdf オープンデータに取り組む地方公共団体数 の推移
  74. 74. オープンデータ取組自治体マップ(都道府県) 地方公共団体におけるオープンデータの取組促進状況について. 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室. 2018-5-10. https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/data_ryutsuseibi/opendata_wg_dai5/siryou3.pdf
  75. 75. オープンデータ取組自治体マップ(市区町村) 地方公共団体におけるオープンデータの取組促進状況について. 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室. 2018-5-10. https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/data_ryutsuseibi/opendata_wg_dai5/siryou3.pdf
  76. 76. 推奨データセット ベータ版の策定・公開状況 No データセット名 No データセット名 1 AED設置箇所一覧 8 公衆トイレ一覧 2 介護サービス事業所一覧 9 消防水利施設一覧 3 医療機関一覧 10 指定緊急避難場所一覧 4 文化財一覧 11 地域・年齢別人口 5 観光施設一覧 12 公共施設一覧 6 イベント一覧 13 子育て施設一覧 7 公衆無線LANアクセスポイント一覧 14 オープンデータ一覧 <公開済みの推奨データセット(ベータ版)一覧(平成30年5月時点)> ➢ 地方公共団体によるオープンデータの公開とその利活用を促進するため、オープンデータに取り組み始める地方 公共団体の参考となるよう公開することが推奨されるデータセット(「推奨データセット」)を策定。 ➢ 第4回オープンデータワーキンググループで報告した14のデータセットについて、平成29年12月22日にベータ 版として、政府CIOポータルにおいて公開。追加・改善等に関する意見について受け付けを実施。平成30年 4月末現在、意見については特になし。 ➢ オープンデータに取り組み始めた地方公共団体においては、推奨データセットを参考にデータを公開している団 体が増加。(石川県加賀市では、公開済みの14の推奨データセットのうち、「オープンデータ一覧」を除く13の データセットについて推奨データセットを参考に公開。) ➢ 第1回オープンデータ官民ラウンドテーブルの結果を受け、「食品営業許可申請一覧」を推奨データセットに加 えることを厚生労働省と連携して検討中。 ➢ 今後も、官民ラウンドテーブルの結果等を踏まえ、随時追加していく予定。 76
  77. 77. オープンデータ100 (事例) 77 ο 会津若松市では、地域情報ポータルサイト「会津若松+」(2015年12月開設)上に新サービスとして「除雪車 ナビ」機能を追加 ο 除雪車ナビでは、市道除雪路線データ、除雪車走行データ、(GPSデータ)を活用し、除雪車の走行状況を地 図上で見える化。市民からの問合せ等への電話応対や現場対応の迅速化につながっている。 その日の除雪車の走行状況を地図上で見やすく確認できるサービス。 20秒ごとに走行状況が更新されるので、除雪車の走行場所を細かく把握することができます。 防災 減災 少子 高齢 防犯 医療 教育等 その日の除雪車の走行状況を地図上で見やすく提供 By 福島県会津若松市 除雪車ナビ 除雪車ナビ 誕生の キッカケ  会津若松市では毎年冬の時期になると除雪に関する問い 合わせや苦情が市民から1,000件以上寄せられていた。 除雪車ナビ でこう 変わった! 会津若松市の地域情報ポータルサイト「会津若松+」(2015年12月開設)上 に新サービスとして「除雪車ナビ」機能を追加(2016年3月)。 その日の除雪車の走行状況を地図上で見やすく確認できるサービス。 20秒ごとに走行状況が更新されるので、除雪車の走行場所を細かく把 握することが可能。 「除雪車ナビ」は 「会津若松+」 に登録したうえでロ グインし利用できる。 (2016年3月 サービス開始) 産業 創出  除雪車の稼働状況や除雪作業の実施の有無が見える化 されておらず、現場の確認や除雪運転手への電話による 問合せでしか把握できないため、市民からの問合せに対 し適確に対応できないケースがあった。 除雪車の運行予定 と走行状況を公開  除雪車ナビにより除雪車の稼働状況を市職員や除雪車 運転手の間でリアルタイムに共有することで注意しながら 除雪対応することが可能となり、苦情が減少した。  GPS機能により、除雪車の稼働状況をリアルタイムに把握 できるようになったことで、市民からの問合せや苦情への 電話応対や現場対応が迅速になった。 平成30年2月21日版
  78. 78. レーダー + 雨水計のデータ → 降雨情報
  79. 79. 地域経済分析システム https://resas.go.jp/
  80. 80. まちづくりマップ https://resas.go.jp/tourism-stay/
  81. 81. http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jojeh77qp-510 2017年2月
  82. 82. https://mainichi.jp/articles/20170302/k00/00e/040/262000c
  83. 83. 4. データを使う
  84. 84. 市民によるOA論文の利用 PubMed Central(現PMC)のOA論文 – ユニークユーザ数(42万/日) – うち市民(40%),大学(25%),企業(17%) Policy guidelines for the development and promotion of open access. UNESCO. 2012, 76p.
  85. 85. 市民によるデータ活用の可能性 http://goo.gl/ioBVY2NCBI GEO DataSets
  86. 86. 市民によるデータ活用の可能性 https://www.ted.com/talks/jack_andraka_a_promising_test_for_pancreatic_cancer_from_a_teenager?language=ja
  87. 87. https://www.googlesciencefair.com/ スマートフォンを使った低コストの血液診断・寄生虫検出装置を開発 HHS(米国保健福祉省)所管のCDC(疾病管理予防センター)の 血液塗抹データセットを人工知能に学習させて血液中の寄生虫と病原体を 自動的に検出
  88. 88. http://www.smh.com.au/technology/sci-tech/teen-develops-algorithm-to-diagnose-leukaemia-20130521-2jzrg
  89. 89. http://www.cloud4cancer.appspot.com http://www.teenvogue.com/story/ brittany-wenger-cancer-research
  90. 90. メトロポリタン美術館 画像をCC0(権利放棄)で公開 – 数週間でダウンロード数が260%増加 Wikipediaに掲載 – 記事の閲覧が増加 https://www.metmuseum.org/blogs/now-at-the-met/2018/open-access-at-the-met-year-one
  91. 91. http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jopxyuoxd-9509#_9509 2017年11月〜18年1月 大阪市立図書館オープンデータ
  92. 92. 神ファイブ決定(投票結果) http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joqu8ut7x-9509#_9509 2018年2月
  93. 93. 神ファイブ画像できたぞ選手権  神ファイブ画像を使った作品のコンテスト  Twitter投稿または図書館に持参  画像の出典を明記すること  2018年5月〜7月 http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joalokla3-9509#_9509
  94. 94. 神ファイブ画像できたぞ選手権 (人気投票) http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=1646#_9564 2018年7月〜8月
  95. 95. 神ファイブ画像できたぞ選手権(結果) http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jojiu84ss-9509#_9509 2018年9月
  96. 96. http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jojiu84ss-9509#_9509 2018年9月 神ファイブ画像できたぞ選手権(結果)
  97. 97. 有用なデータをどのように探すか?
  98. 98. 5. データを探す
  99. 99. 研究者の検索ツール(データ・論文) 研究者1,398名の 回答(2016年) http://doi.org/10.15108/rm268
  100. 100. Google Dataset Search 2018年9月公開
  101. 101. 検索結果
  102. 102. データセット
  103. 103. ジャパンサーチ(開発中)
  104. 104. ジャパンサーチ(開発中)
  105. 105. ジャパンサーチ(開発中)
  106. 106. CiNii Research(開発中) データや論文を含む日本の研究情報が 網羅的に検索可能に 大向一輝. CiNii Researchと大学図書館(2018.6.18). https://www.slideshare.net/ikki.ohmukai/cinii-research2018618-103285531
  107. 107. オープンサイエンス基盤研究センター https://rcos.nii.ac.jp GakuNin RDM
  108. 108. カーリル https://calil.jp
  109. 109. 条例Webアーカイブデータベース http://jorei.slis.doshisha.ac.jp
  110. 110. 発見→発信
  111. 111. 6. データを発信する
  112. 112. パスファインダー 特定テーマの情報資源・探索方法の紹介
  113. 113. http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/data_set_list.html
  114. 114. 日本古典籍データセット 歴史的典籍のオープンデータ化 – 国立情報学研究所+国文学研究資料館 – 古典籍700点の画像158,455コマを公開 (2016年11月) – CC BY-SAライセンス(著作権者を表示/改 変・加工した作品にもライセンスを継承)
  115. 115. http://robertcampbell.jp/bio.html
  116. 116. http://www.sakanakun.com ■環境省 国連生物多様性の10年委員会(UNDB-J)地球いきもの応援団 生物多様性リーダー/環のくらし応援団メンバー ■JICA(独立行政法人国際協力機構) なんとかしなきゃ!プロジェクトメンバー
  117. 117. http://codh.rois.ac.jp/pmjt/
  118. 118. http://codh.rois.ac.jp/pmjt/book/
  119. 119. http://codh.rois.ac.jp/pmjt/book/200003049/ IIIF
  120. 120. http://codh.rois.ac.jp/iiif/iiif-curation-viewer/index.html?pages=200003049&pos=9
  121. 121. 『万宝料理秘密箱』(1785) 原本 – くずし字 – 冷やし卵羊羹の料理手順 http://www.nii.ac.jp/userimg/press_20161124.pdf
  122. 122. くずし字学習支援アプリKuLA https://itunes.apple.com/jp/app/kuzushi-zi-xue-xi-zhi-yuanapurikula/id1076911000?mt=8
  123. 123. 『万宝料理秘密箱』(1785) 翻刻(電子テキスト化) http://www.nii.ac.jp/userimg/press_20161124.pdf
  124. 124. 『万宝料理秘密箱』(1785) 現代語訳
  125. 125. 『万宝料理秘密箱』(1785) レシピ化
  126. 126. https://twitter.com/jouhouken/status/801693251052781568
  127. 127. cookpadに掲載 https://cookpad.com/recipe/4153357
  128. 128. つくれぽ(作りましたレポート) https://cookpad.com/recipe/4153357
  129. 129. 『万宝料理秘密箱』=FAIRデータ  発見可能 – cookpad/新聞・ニュース記事/SNS/サーチエンジン  アクセス可能 – 無料/登録不要  相互運用可能 – IIIF(International Image Interoperability Framework)  再利用可能 – レシピ化/現代語訳/CC BY-SAライセンスの明示
  130. 130. 図書館学の五原則 1. Books are for use. 2. Every reader his [or her] book. 3. Every book its reader. 4. Save the time of the reader. 5. The library is a growing organism. Ranganathan, 1931 図書(物理資料)もデータも図書館からみた本質は同じ 適切な情報を迅速に利用者に提供する 文化的な資産を長期に渡って保存する

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