Ipsj kansai(20100922)

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Ipsj kansai(20100922)

  1. 1. ウェブビジネスとウェブサイエンスの狭間で -Yahoo! JAPANプロデューサーとして、 そしてWebDBフォーラム実行委員としての経験から 平成22年度 情報処理学会関西支部 支部大会 日時:2010年9月22 日(水) 会場:大阪大学中之島センター 岡本真(@arg) アカデミック・リソース・ガイド株式会社 代表取締役/プロデューサー 京都大学大学院情報学研究科 非常勤研究員 1 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  2. 2. 1. 自己紹介と本講演の位置づけ 私は何者か 私は何を伝えたいのか 2 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  3. 3. 自己紹介-岡本真(おかもと・まこと)  アカデミック・リソース・ガイド株式会社  代表取締役、プロデューサー  ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集長  兼任  京都大学 情報学研究科 非常勤研究員  国立情報学研究所 産学連携研究員  東京大学 工学系研究科 総合研究機構 研究員  早稲田大学 ITバイオマイニング研究所 客員研究員  大妻女子大学 社会情報学部 非常勤講師  関西学院大学 文学部 非常勤講師  NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ理事  Code4Lib JAPAN事務局長  経歴  国際基督教大学卒業(1997年)  編集者等を経て、  1999年~2009年、ヤフー株式会社に在籍  Yahoo!知恵袋、Yahoo!検索ランキング等の企画・設計・運用 3 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  4. 4. [参考] アカデミック・リソース・ガイド株式会社  創業:  2009年9月30日  前史:  1998年7月11日創刊のメールマガジン “ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)”  ビジョン:  「学問を生かす社会へ」  体制:  役員1名+インターン3名 4 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  5. 5. [参考] ACADEMIC RESOURCE GUIDE  1998年7月創刊、週刊、5000部、無料  「インターネットの学術利用」がテーマ  約150人の執筆者、約450回の発行 5 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  6. 6. [参考] アカデミック・リソース・ガイド株式会社  業務: 1. インターネットサービスの企画、開発、運用 2. インターネット活用の研修、コンサルティング 3. ウェブ技術に関わる産官学連携のコンサルティン グ、仲介 4. 地域社会の活性化に関わるコンサルティング 5. 前各号に附帯する執筆、出版、講演、講義 6. 前各号に附帯する一切の事業 6 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  7. 7. 参考:『ブックビジネス2.0』  目次:  仲俣暁生「はじめに」  津田大介「電子書籍で著者と出版社の関係はどう変わる か」  橋本大也「印税90%が可能なエコシステムを」  岡本真「未来の図書館のためのグランドデザイン」  長尾真「ディジタル時代の本・読者・図書館」  野口祐子「多様化するコンテンツと著作権・ライセンス」  渡辺智暁「ウィキペディアから「出版」を考える」  金正勲「「コンテンツ2.0」時代の政策と制度設計」  書誌:  実業之日本社、2010年、1995円 7 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  8. 8. 本講演の目的と前提  目的:  日本のウェブ企業の産学連携の現状を伝え、産学連携を 円滑に進めるための研究者サイドからのより有効なアプ ローチ方法を検討する。  前提: 1. 日本的なウェブ企業への限定  Google/Microsoft等の例外 2. アプリケーションレベルを扱うウェブ企業への限定  インフラレベル、ネットワークレベル等の除外 3. 講演者の知識と経験への限定  2003年以降の見聞の範囲(後述) 4. ヤフー株式会社との関係 ヤフー社の見解を示すものではなく、公開情報に依拠 8 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  9. 9. より具体的な目的  円滑な産学連携を実現するための対話手法 の言語化  [参考]ウェブ企業における職制  マネージャー、プロデューサー、エンジニア、ディレク ター、デザイナー、エディター、サポート等  マネージャー、プロデューサーの権限の大きさ  エンジニア以外との対話の重要性  注意:CTOの導入による変化 9 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  10. 10. 2. 時系列での振り返り これまで何を考え、 これまで何をしてきたのか 10 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  11. 11. 講演者の経験と実績 1. 各種委員:  総務省ウェブ情報利活用ワーキンググループ構成員(2004年~2006年)  情報処理学会DBS研究会運営委員(2007年~)  情報処理学会CH研究会運営員(2009年~)  WebDB(旧DBWeb)実行委員(2007年~) 2. 講義開設:  東京大学メディアコンテンツに関する学部横断型教育プログラム(2006年~)  早稲田大学ヤフー株式会社提携講座「ウェブ検索技術」(2005年~)  東京工業大学講義「数理・計算科学特論第四」(2008年~) 3. 共同研究:  社会心理学共同研究「知識共有コミュニティを創りだす人たち」(2005年~2009年)  NICT「電気通信サービスにおける情報信憑性検証技術に関する研究開発」(2007年~) 4. データ公開:  Yahoo!知恵袋データの公開(2007年)  知識共有コミュニティワークショップ プログラム・実行委員(2008年~)  Yahoo!検索 検索語データの公開(2008年) 5. 技術移転:  Yahoo!ラボの開設と「Rerank」の実装 11 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  12. 12. 時系列での振り返り(~1997年)  国際基督教大学教養学部社会科学科  語学科入学後、転科(カレーライスとライスカレー)  リベラルアーツカレッジでの4年間  広く浅く……  中国史と日本政治思想史の折衷的な勉強  律令制度と丸山眞男  在学中のインターネットとの出合い  1993年、カナダ留学中の奥尻島沖地震  1995年、インターネットブーム 12 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  13. 13. 時系列での振り返り(~1999年)  編集者時代とインターネットへの転身  教育雑誌や学術書の編集  デジタル化、ウェブ化の実感とヤフーへの転職  “ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG)”の 創刊  インターネットの学術利用というテーマ  諸分野の研究者との広範なネットワーク形成  Yahoo! JAPANサーファーとしての経験  「社会科学」「自然科学と技術」「各種資料と情報源」 「大学」ディレクトリの構築 13 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  14. 14. 時系列での振り返り(2003年~2004年)  プロデューサーへの転身  Yahoo!知恵袋の企画・設計・運用  産学連携への目覚め  木戸冬子・現東京大学准教授の導き  田中克己・京大教授、喜連川優・東大教授、山名 早人・早大教授、角谷和俊・兵県大教授らとの出 会い  総務省ワーキンググループ  様々な講演機会(京大、東大、DBWeb) 14 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  15. 15. 時系列での振り返り(2005年~2006年)  コーディネーターとしての役割増加  講師派遣依頼の対応  大学連続講座の企画  共同研究、データ提供依頼の対応  共同研究の開始  社会心理学共同研究「知識共有コミュニティを創り だす人たち」  川浦康至・東経大教授、三浦麻子・関学大教授ら 15 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  16. 16. 時系列での振り返り(2007年)  情報工学の「なかのひと」へ  DBS研究会運営委員  DBWeb実行委員  戸惑いと転機  工学的な知識の根本的な欠如  転機としての淡路島合宿(2007年夏)  WebDB2007の成功による効用感  特別セッション「企業研究所とアカデミア」  9社のウェブ企業協賛と企業賞の創設 16 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  17. 17. 時系列での振り返り(2007年~)  課題の所在への気づき  データの共有財化によるコミュニティ全体での労力削減  大規模データによる反証可能性の担保  大規模かつ一般的な検証用データの必要性  大規模データ公開への取り組み  Yahoo!知恵袋データの公開(2007年)  国立国語研究所日本語コーパスへの実装(2007年)  [参考]長尾真・国立国会図書館長との出会い  知識共有コミュニティワークショップの開始(2008年)  Yahoo!検索 検索語データの公開(2008年)  情報爆発プロジェクト、京大GCOEとの連携  サービスへの実装  Yahoo!ラボの開設と「Rerank」の実装 17 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  18. 18. 3. 引き出せる教訓 これらの経験から 何が引き出せるか 18 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  19. 19. 期待水準に達するまでの6段階 1. 相応の準備期間 2. 敷居の低い機会の提供 3. コミュニティーへの引き込み 4. 担当者の自社内での立場への配慮 5. 企業:大学間の文化差の双方向での尊重 6. ベストエフォートへの評価 19 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  20. 20. 期待水準に達するまでの6段階 1. 相応の準備期間  講演者の場合:最長10年、最短5年  注意:元来、アカデミック志向が高いという特殊性 2. 敷居の低い機会の提供  講演・講義からの緩やかなコミュニティーデビュー 3. コミュニティーへの引き込み  運営委員の就任依頼と研究会等での引き立て  合宿、若手飲み会等の効用 4. 担当者の自社内での立場への配慮  訪問等による最新研究動向の紹介 5. 企業:大学間の文化差の双方向での尊重  時間間隔の違いや揺れ動く意思への理解 6. ベストエフォートへの評価  Yahoo!知恵袋データに基づく研究成果の輩出による救い 20 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  21. 21. 4. コミュニティーへのリクエスト ウェブビジネスとウェブサイエンスの接合から、 イノベーションを生み出すために 21 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  22. 22. 小さくも大きなティップス  研究会に際して  発言時のご氏名・ご所属の名乗り  外部からのコミュニティー新参者は、諸先生方の存じ上げ ず、最初は周囲に聞くこともできない。  論文執筆に際して  サービス名の正確な表記  誤:Yahoo知恵袋  正:Yahoo!知恵袋  代表性のある統計データの利用  Nielsen/Netratings等  サービス間比較の際に各社発表データに準拠しない。 22 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  23. 23. 学生の方々へ-最近の実感から  エンジニアの潮の変わり目  SE転職世代から、ウェブサイエンス専攻世代へ  仮説を立て検証し、説明する力  卒業研究、修士論文の重要性  学位とバーターでの1年間、2年間の強制の意味  専門用語を翻訳するトレーニング  コンパイル、レプリケーション、クエリ  就職後の研究の継続  勉強会偏重の危うさ  組織内での主張 23 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  24. 24. 番外:PR3点 API作品投稿のお願い 論文投稿・ワークショップ参加のお願い 24 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  25. 25. [PR]国立情報学研究所(NII) 第2回CiNiiウェブAPIコンテスト 10月15日(金)〆切 http://ci.nii.ac.jp/info/ja/web_api_contest_2010.html 25 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  26. 26. [PR]国立国会図書館 レファレンス協同データベースAPI腕自慢 12月末まで募集中 http://crd.ndl.go.jp/jp/library/api_2010.html 26 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  27. 27. [PR]情報社会学会 第3回知識共有コミュニティワークショップ 10月8日(金)〆切 http://www.infosocio.org/cfp_workshop_a2010.html 27 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
  28. 28. ご清聴に感謝、続きは懇親会で 岡本真(@arg) アカデミック・リソース・ガイド株式会社 代表取締役/プロデューサー 京都大学大学院情報学研究科 非常勤研究員 28 Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.

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