論文やレポートからコピペを排除する最良の方法｜アシストマイクロ

論文やレポートからコピペを排除する
最良の方法
2015/01/21
アシストマイクロ株式会社

ご紹介する内容
 『コピペ・捏造、許すまじ』の機運
 iThenticateのご紹介
 Turnitinのご紹介
 提供元のご紹介
Copyright © ASSISTMICRO Co,.Ltd. Allrights reserved. 2014 2

『コピペ・捏造、許すまじ』の機運

剽窃とは？
剽窃（ひょうせつ）
Plagiarism
1．他人の作品・学説などを自分のものとして発表すること。
2．既存の情報源から取ったアイディアや製品を新しいもの、
またはオリジナルなものとして表現すること。
引用や参照を記さない“コピペ”は、この剽窃に該当します。
学術情報のデジタル化とインターネットの普及により、無数の情報を
簡単に参照できる現在、論文の剽窃は大きな問題になっています。

剽窃の状況
剽窃の状況に関する調査（2012年10月）調査対象：研究者、著者、学術出版編集者等 419名
［出典］iParadigms社 2012 SURVEY HIGHLIGHTS：SCHOLARLY PLAGIARISM
http://www.ithenticate.com/Portals/92785/docs/plagiarism-survey-results-120412.pdf
回答者グループ
問題の重大性に関する認識
剽窃との遭遇頻度
領域

また盗作受賞…4件目が発覚した詩のコンクール
群馬県前橋市は9月27日、主催した小中高生対象の詩のコンクール
「第１７回詩のまち前橋若い芽のポエム」で、受賞作の一つが国語の教科
書の盗用だと判明し、賞を取り消したと発表した。
盗作が発覚した受賞作は4件目。
賞を取り消されたのは、小学生の部で銅賞を受賞した同市内の小学２
年の男子児童の作品。25日の受賞作公表後、市教委の国語指導の担
当者が作品を読み、同市が使用している教科書に掲載された詩と同じ内
容だと気付いたという。同市は再選考を行い、次点から１作品を銅賞に繰
り上げた。
同コンクールでは、インターネットや詩集からの盗作の受賞が過去にも発
覚。ネットで類似の作品を探すなど対抗策を講じてきたが、見抜けなかっ
たという。同市は「教材からの盗作（への授賞）は、選考の際に市教委と
連携するなどして再発防止に努めたい」としている。
（2013年9月28日15時40分読売新聞）
Plagiarism Is Everywhere
研究者や教員の剽窃問題はニュースとしてもよく取り上げられています。
しかし、元をたどれば大学や高校といったときから“コピペ”の問題は存在しています。
学生は不正行為であると認識せずに剽窃をしてしまっていることも…
『コピペは悪である』ことを学生時代に教育する必要があります
研究者として学術界へ
Donald McCabe
63,700 名(US undergraduate students)
＋9,250 名(US graduate students) 2002-2005
36% =22000名以上の学生がReferenceやQuote等を
表示することなく無断で利用
24%＝2000名以上の院生がおなじレポートを提出
The Josephson Institute Center for Youth Ethics
43000名 High school students.
59%がいわゆる“ずる＝Cheating”を2009年に行ったと回答
34%以上が、2回以上いわゆる“ずる”をしたと回答、その内の1/3がインターネットからの剽窃
One in three admitted they used the Internet to plagiarize an assignment.
http://charactercounts.org/programs/reportcard/2010/installment02_report-card_honesty-integrity.html
2010 Report Card on the Ethics of American Youth
初等教育初等教育中等教育中等教育高等教育高等教育

剽窃をチェックするツールが必要！
世界最大級の学術情報データベースとすばやくマッチング
著作物を正当に評価する剽窃検知ソリューション
学術界の剽窃問題の解決策は、“今ある剽窃を防ぐこと”と“将来の剽窃を正すこと”。
そのために、膨大な情報とすばやくチェックできる仕組みが必要です。
研究者や出版機関のための
オンライン剽窃チェックツール
「アイセンティケイト」
学生提出物のコピペを発見、適切な文章
作成能力を育成するオンライン教育ツール
「ターンイットイン」

iThenticateのご紹介

剽窃検知ツールiThenticate

iThenticateとは
 剽窃・盗用が疑われる論文を、iThenticateにかけると、保有するDB、及び
Web上の文書とテキストパターンマッチングを行い、類似率の高い文書の
レポートを報告
 チェックした論文と類似率が高い文書が存在するか否か、
存在する場合はその文書と類似率のデータを報告
 用途
 出版社：自社のコンテンツの品質管理（剽窃防止）
従来査読者や編集委員の記憶に頼って発見されてきた二重投稿や
剽窃の可能性をより容易に出版前に発見、予防することが可能に
 研究者：自原稿のチェック、共著者の原稿チェック
参考文献の表記もれ、自己剽窃など意図しない剽窃行為の防止
引用・共著部分における正当性の確認
研究者や出版機関のための剽窃・盗作検知のオンラインツール。未発表の
学術論文や出版前のコンテンツなどの内容を、既存の情報（Webページ、
出版物データベース等）と照合し、その独自性をチェックできます。

iThenticateの利用イメージ
チェックしたい論文データをWeb経由でアップロードするだけで、学術
コンテンツや億単位のWebページといった膨大なデーターベースと照合、
重複する内容をハイライトで表示します。
iThenticate
デジタル指紋
インターネット CrossCheck 出版社
類似性レポートが表示チェックしたい論文等
一致した箇所をハイ
ライト表示、情報源も
すぐに確認できます
ログイン、
アップロード

iThenticateのデータベース内容
［出典］iThenticate製品サイト
http://www.ithenticate.com/content
インターネット上のWEBページや出版物が登録され、日々更新されています。
ウェブページ
- 500億以上
出版物
-1億3千万以上
40+ Billion50Billion+
131Million+

世界標準の剽窃検知システム
 世界の主要なDOI*付与機関が利用
 CrossRef (CrossCheck powered by iThenticate )
 PubMed など
 世界の主要学術出版社が利用
2013年11月現在
378出版社
ジャーナル／会議議事録／Books含む
95,616タイトル
◀ CrossCheck powered by iThenticate
CrossRef参加出版社は、CrossCheckの
利用と引き換えに、論文データを
iParadigms社（iThenticate開発元）に
提供
*DOI：Digital Object Identifier、デジタルオブジェクト識別子。
論文単位に付与するユニークな識別番号。

日本の学術界でも利用が始まる
J-STAGE*がCrossCheckの導入を開始（2012年5月）
2014年6月現在、50数学会が参加、150学術雑誌が利用
今後、データベースへの日本語論文の登録数増加が期待、
剽窃検知ツールとしてさらに有益なソリューションへと発展していきます。
*J-stage：（独）科学技術振興機構が運営する
電子ジャーナルの無料公開システム

活用例：博士論文のチェック
学位規則の改正により、博士論文のインターネットによる公表が義務化。
（平成25年4月授与分より）
iThenticateであらかじめ論文を検査し、学位授与・公表後に剽窃が
発見されることを未然に防止、学術機関の評価や信頼性を守ります。
学生の博士論文データ
iThenticate
講師・指導教員 iThenticateで引用や
参照元などの不備がないか
チェックして、査読。
学位授与機関として
確かな評価の実施へ。

Turnitinのご紹介

教育ツールTurnitin

Turnitinとは
講師のための剽窃検知＆文章作成能力育成のオンラインツール。
学生提出物をWebや過去の提出物の情報と照合、不適切なコピペ等
の剽窃が懸念される箇所をすぐに確認し、適正な文章作成を指導。
提出物への成績評価、学生同士のピアレビューもオンライン上で可能、
学生に対してより豊かなフィードバックを提供できます。

Turnitinの特長
 学術論文の世界標準剽窃検知システムを教育用に応用
 講師による学生のレポート、論文の書き方の指導に効果を発揮
 Originality Check
講師が簡単にすばやくどれだけの部分が剽窃されているか確認できる
 Grade Mark
講師がオンラインで提出物に直接添削や評価を実施、
時間を節約できる
 Peer Mark
学生同士が互いの提出物を評価しあい、相互学習を実現できる
（Peer Review, Collaborative Learning）
 英文法チェック ※Option
eRater
 LMSとの連携も可能
Blackboard、Moodleなど
ただ剽窃を指摘するのではなく、適切な文章作成スキルを指導し、
さらに豊富なフィードバックを提供する教育のためのツールです。

機能1：OriginalityCheck
 Turnitinのデータベース（Web、出版物データベース、提出済み学生
レポート）とマッチング、一致箇所のハイライト表示＆情報源提示
 全体的な一致率を「類似率」として算出
 正しい引用か、不正なコピペか、すぐに確認して適切な指導へ

Turnitinのデータベース内容
iThenticateのデータベース（インターネット上の情報、出版物データベース）に加え、
これまで提出された学生論文やレポートが含まれています。
ウェブページ
- 500億以上
学生論文
- 3億以上
出版物
-1億3千万以上
40+ Billion50Billion+
131Million+
300Million+
iThenticateの
データベースと
同じ

機能2：GradeMark
 提出されたレポートや論文をオンラインで採点・
成績評価
 「編集マーク」のドラックアンドドロップや、任意の
コメント付与など、すばやいフィードバックを提供
 学生の成績分析、独自の評価基準作成もＯＫ
スコアーカード（採点表）の編集
ルーブリック採点

機能3：PeerMark
 提出物に対する学生同士のピアレビューをオンラインで実施
 レポートの自動配布や標準的な質問の設定で、多人数のコースでも効率的に
ピアレビュー課題を設定
 学生はインターネットでいつでも・どこからでも課題に着手
主体的に参加できる学習環境を提供し、クリティカルシンキングのスキルを育成

活用例：英語教育分野におけるTurnitin
日本人はWritingやSpearkingなどのアウトプット能力に課題あり？
Japan -Reading 18
-Listening 17
-Speaking 17
-Writing 18
70点
アジア地区では、下から、カンボジア（68）、モンゴル（68）の
次に日本（70）とタジキスタン（70）
Writingについては、アジアで最低点（18）
上位はシンガポール（98）、インド（91）、パキスタン（90）
マレーシア（89）、フィリピン（89）。
［出典］TOEFLの各国比較：2012年
http://www.ets.org/s/toefl/pdf/94227_unlweb.pdf

TOEFLへの注目の高まり
出典：教育再生実行会議「高等学校教育と大学教育との接続・大学入学者選抜の在り方について」（第四次提言）（平成25年10月31日）
大学入試センター試験の代わりとなる「達成度テスト」（仮称）の方針や、
文部科学省の新英語教育体制整備の計画で、TOEFLの記載
「高等学校教育と大学教育との接続・大学入学者選抜の在り方について」
3．大学入学者選抜を、能力・意欲・適正を多面的・総合的に評価・判定するものに転換するとともに、高等学校教育と大学教育の連携
を強力に進める。
（略）
（2）多面的・総合的に評価・判定する大学入学者選抜への転換
（略）
●各大学が求める学力水準の達成度の判定には、各大学のアドミッションポリシーに基づき、達成度テスト（発展レベル）（仮称）の積極的
な活用が図られるようにする。その際、利用する教科・科目やその重点の置き方を柔軟にするなど弾力的な活用を促す。各大学が個別
に行う学力検査については、知識偏重の試験にならないよう積極的に改善を図る。国は、TOEFL等の語学検定試験やジュニアマイスター
顕彰制度、職業分野の資格検定験等も学力水準の達成度の判定と同等に扱われるよう大学の取組を促す。
出典：文部科学省「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」（平成25年12月13日）

TurnitinはTOEFLの学習にも最適
TOEFL Turnitin
提出方法 On-line On-line
採点エンジン eRater eRater
添削 On-line （feedbackも可）
採点 Rubric Rubiric (TOEFLと同一にすることも可)
Originality check 重要
査読質の向上に役立つ
The best Writing Skill-Up tool for TOEFL Writing Test

TurnitinとCriterionとの比較
Turnitin Criterion
点数非表示表示
提出者学生、先生先生
Feed-back On-line On-line
料金体系年間料金従量課金
・Turnitinは教育用
繰り返し、添削が可能
エッセーの作成能力向上に寄与→ライティングスキルの向上
・Criterionは採点用
TurnitinとCriterion（ETS社）との比較
“繰り返し”指導できるTurnitinは、論文の作成スキルに限らず
英語のライティングスキルにも効果的に利用できます。

最後に
学術界の剽窃問題は喫緊に対応すべき重要な課題となっています。
インターネットやデジタル化された学術論文など、膨大な情報を参照できる現在、
剽窃やコピペの可能性を、簡単にすばやくチェックする仕組みが必要です。
研究者の方は、自身の正当な学術成果である論文が、不要な疑いや不当な
評価を受けないように、あらかじめチェックを。
講師の方は、学生のうちから「コピペがいけないこと」という教育を実施し、正しい
論文作成スキルやマナーの指導を。
iThenticateとTurnitinは、皆様の課題解決をお手伝いします。

開発元：iParadigms社
 iThenticate for Publishers and Researchers
 研究者による自分の論文の独自性確認用
 学術出版社、学会による論文査読前の審査用
 Turnintin for Educators
 学生のレポート、論文の書き方の指導用（コピペ、文法・語彙チェック）
 学生同士による、レポート、論文の共同学習用（Collaborative Learning）
 WriteCheck for Students
 学生による、レポートの自己チェック（コピペ、文法、語彙）
 Turnitin for Admission Professionals
 入学試験論文の盗用、二重投稿などの不正防止
 CrossCheck powered by iThenticate
 CrossRef 会員用のiThenticate
iThenticate・Turnitinは米iParadigms社の開発製品です。
iParadigm社は同一のエンジンを利用した複数の剽窃防止ツールを販売しています。
アシストマイクロ取り扱い範囲
［製品ラインナップ］
（2013年8月28日より販売）

販売代理店：アシストマイクロ
世界の革新的なソフトウェアを日本レベルの品質でお客様にお届けします
コンテンツ電子化事業
アシストマイクロ株式会社は、“世界の革新的なソフトウェアを日本レベルの品質でお客様にお届けする”ことをミッションとし、
海外ソフトウェアのディストリビューション（販売代理）を中心に、自社システム開発、コンテンツ電子化という3つの事業を
展開、お客様の経営課題にフォーカスしたITソリューションをご提供しております。
［主要な製品・サービス］
 教育ソリューション Blackboard
 ECM・文書管理製品 Blackboard Xythos
 剽窃検知ツール Turnitin、iThenticate
 ワークフロー・BPM製品 BP Logix/BP Director
 カスタマーサービスソフトウェア Zendesk
 アナログ文書等の電子化サービス
 機関リポジトリ向けコンテンツ作成サービス
ほか
 文書検索システム Dynamic Search Producer
 メール便管理システム
 債権書類管理システム
 本人確認書類管理システム
 注意情報管理システム FAMシステム
システムソリューション事業
ソフトウェアディストリビューション事業

お問い合わせ先
Turnitin・iThenticate 販売代理店
アシストマイクロ株式会社
Software Distribution Group
〒164-0012 東京都中野区本町3-31-11 YUWAビル7F
TEL: 03-5302-2981（代） FAX: 03-5302-2844
E-mail: am_info@assistmicro.co.jp
http://www.assistmicro.co.jp/product/distribution/iparadigm/
Turnitin、iThenticateにご関心をお持ちの方は、
アシストマイクロへお気軽にお問い合わせください。
iParadigms, LLC
1111 Broadway
3rd Floor
Oakland, California 94607 U.S.A.
http://www.iparadigms.com/
【開発元】【販売代理店】

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