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発想のきっかけになる かもしれない話をします 言語化されていない知識
3.
言語化されて いない知識 言語化されていない知識
4.
我々は語れる以上の ことを知っている 言語化されていない知識 『暗黙知の次元』p88
5.
でたらめな文字列を 繰り返し見せ、 特定の文字列を見せた後 だけ電気ショックを与える 言語化されていない知識 ラザルスとマックリアリの実験(1949)
6.
被験者は電気ショックを 予期できるようになったが どういう文字列が理由かを 説明することはできなかった 言語化されていない知識 ラザルスとマックリアリの実験(1949) 『暗黙知の次元』p23
7.
人間には2種類の 知識の形がある 言語化されていない知識
8.
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経験によって獲得した知識は 言語化できるとは限らない 言語化されていない知識
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「わかってるんだけど、 うまく説明できない」 言語化されていない知識 泳ぎ方とか、自転車の乗り方とかね
11.
言語的知識は経験的知識に 取って代わることはできない 言語化されていない知識
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自動車の理論をいくら学んでも プロのドライバーのように 運転できるようにはならない 言語化されていない知識 『暗黙知の次元』p43
13.
以下ではこの2種類の知識を 「形式知」と「暗黙知」 と呼ぶことにする 言語化されていない知識
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野中郁次郎のSECIモデル 暗黙知と形式知の変換を通じて 組織の知識創造が生み出される 言語化されていない知識
19.
言語化されていない知識 このスパイラルを回すことで知識が創造される 『知識創造企業』p93
20.
共同化 共同作業を通じて 暗黙知を暗黙知のまま 他人に移転する 言語化されていない知識 プログラミングの教育では「ペア・プログラミング」がよく使われる
21.
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22.
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24.
このテーマワークの流れ 言語化されていない知識
25.
言語化されていない知識 図は 『知識創造企業』p93 1: 自分の経験を付箋に書き出し 2:
付箋を共有し 情報を構造化 3: 得られた結論を持ち 帰って自分の組織で実践
26.
•ジェームズ・W・ヤング(1988)『アイデアのつくり方』今 井茂雄 訳, 阪急コミュニケーションズ •野中郁次郎,
竹内弘高(1996)『知識創造企業』梅本勝博 訳 東洋経済新報社 •野中郁次郎, 紺野登(2003)『知識創造の方法論 : ナレッジ ワーカーの作法』東洋経済新報社 •マイケル・ポランニー(2003)『暗黙知の次元』高橋勇夫 訳 筑摩書房 •マイケル・ポラニー (2007)『創造的想像力 増補版』 慶伊 富長 編訳, ハーベスト社 言語化されていない知識 参考文献
27.
このスライドは、サイボウズ・ラボの西尾泰和 と竹迫良範が、 京都大学サマーデザインスクー ル 2013で行った「チームワークのデザイン」の 講義資料の一部です。 他のスライドは
http://nhiro.org/kuds2013/ で見つ けることができます。 このスライドについて
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