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介入としての側面に焦点化したプレゼンテーションの教育実践
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介入としての側面に焦点化したプレゼンテーションの教育実践
1.
介入としての側面に焦点化した プレゼンテーションの教育実践 大西 洋 (京都市立西京高等学校) 1 /
18
2.
Background 次期学習指導要領「情報 I」 情報に関する科学的な見方・考え方を働かせ、情報技術を活用して問題の 発見・解決を行う学習活動を通して、問題の発見・解決に向けて情報と情 報技術を適切かつ効果的に活用し、情報社会に主体的に参画するための資 質・能力を次のとおり育成することを目指す。 (文科省「高等学校学習指導要領」[5](2018/2)) 2 /
18
3.
Background 問題 目標とする状態 (To-Be) と現在の状態
(As-Is) の間に差があること (H. A. Simon『システムの科学』[4]) 現状 (As-Is) 目標 (To-Be) 解(solution) 問題 (problem) 3 / 18
4.
Background 「情報 I」の単元 1 情報社会の問題解決 「この科目の導入として位置付け,(2)
から (4) までとの関連に配慮 する」[5] 2 コミュニケーションと情報デザイン 問題をコミュニケーションと情報デザインにより解決する方法を学ぶ 3 コンピュータとプログラミング 問題をプログラミングにより解決する方法を学ぶ 4 情報通信ネットワークとデータの活用 問題をデータの活用により解決する方法を学ぶ 4 / 18
5.
Background 「プレゼンテーション (プレゼン) 実習」の目的
(?) 「生徒に人前で話す経験をさせる」こと (?) ⇨ プレゼンが聴衆に与えた効果の検証や評価が不十分 「総合学習などでの課題研究や課題として調べた事柄を発表する」こと (?) ⇨ プレゼン自体の学習が不十分 「スライド作成の技術を習得する」こと (?) ⇨ スライド以外の演者の言動やプレゼンの内容面の構成を全体として 考えることが不十分 5 / 18
6.
Background 研究目的 体系的にプレゼンテーションを学ぶ、実習と座学からなる教育課程の作成 • Simon の「問題」概念
[4] や Luhmann の「介入」概念 [3] に基づき体 系化 • 勤務校の情報科「情報学基礎」(学校設定科目) での授業実践 6 / 18
7.
Previous works 一般システム理論 事象を「相互に作用する要素の集合」(システム, 系)
と捉え、関係性に基 づく分析や解明を行う理論 (「関係性の科学」) • 生命システム (e.g. 動物, 植物) 生体における現象をモデル化 (Bertalanffy[2]) • 心理システム (e.g. 生命の「心」) 人間の心理を、思考の相互関連としてモデル化 • 社会システム (e.g. 組織, 団体) 社会における現象を、コミュニケーションの相互関連としてモデ ル化 (Luhmann, Barnard[1]) 7 / 18
8.
Previous works 介入 (interference) あるシステムがその行為を通して、他のシステムがどのように行為するか 規定する行為
[3] ⇨ 相手に自分の望む行動を起こさせるために行うコミュニケーション ※ 意図: コミュニケーションを行う目的 8 / 18
9.
Previous works 介入の例 プレゼンテーション, 教育,
印象操作, 勧誘, 檄文, 指示, 命令 9 / 18
10.
Practice 実習概要 各クラス約 12 時間
(9 月から 11 月) で実施 • 個人で口頭発表形式のプレゼンテーションを行う • 持ち時間は 5 分 (発表)+5 分 (質疑)、スライドを使用 • テーマは自由 • 場所はメモリアルホール (ですが、舞台は使いません) • タブレット PC を手持ちで、クラスメート数名の聴衆を相手に発表 • 実演や物品の持ち込みは応相談 • 発表の様子は撮影し、撮影された動画を基に評価します 10 / 18
11.
Practice 授業計画 各クラス約 12 時間
(9 月から 11 月) で実施 1 導入・実習の概要説明 2 テーマの設定 3 アウトライン (構成) の作成 4 スライド (資料) の作成 5 リハーサル 6 本番 7 リフレクション (振り返り) 11 / 18
12.
Practice 導入・実習の概要説明 1 スライドを使用して介入やプレゼンテーションについて説明 2 目標設定シートの記入 過去のプレゼン経験を振り返り、各自の現状を生徒自身で把握した 上で目標を設定する (現状と理想的な状態を設定するワークは以前にも実施) 3
TED のプレゼン動画分析 (課題) TED か TEDx ○○のプレゼン動画を 1 つ選び、内容について分析す ることで、プレゼンに関するイメージを共有 (「TED 風」が良いかどうかは検討の余地があることも、生徒に伝 えた) 12 / 18
13.
Practice リハーサル・本番 多数の生徒が同時にプレゼンを実施しても聴衆が聴けるよう、メモリアル ホールで実施 1 生徒 (約
40 名) をホール内の約 10 箇所に散らし、順にプレゼンを実施 2 プレゼンの様子を動画撮影するため、可動式の椅子を 2 つ重ねて iPad を縦置き 3 終了後は教室へ移動し、動画を見てリフレクション (振り返り) を実施 4 教員側でも後日、本番の発表動画を視聴し、S,A,B の 3 段階で評価 13 / 18
14.
Practice Figure: 椅子を重ねて撮影用の iPad
を設置した状態 14 / 18
15.
Practice Figure: カバーを用いて縦置きした撮影用 iPad 15
/ 18
16.
Evaluation 感想 プレゼンテーション実習後に記入したリフレクションシートの感想欄より • 「言葉選び、分かりやすいスライド、話し方と、相手の立場になって 考えてみることができた」 • 「プレゼンをすると言っても、相手は画面でなく聞き手だというこ とを学んだ」 16
/ 18
17.
Conclusion 体系的にプレゼンテーションを学ぶ、実習と座学からなる教育課程の作成 • プレゼン自体を学ぶことに焦点化して実施 • 体系化された理論と、理論を実践する実習を組み合わせた授業を実施 Future
tasks • 生徒のテーマ選択を深化させる方法の検討 • 教員による生徒の評価を効率化する方法の検討 • 実習による生徒の成長に関する定量的な検証 • 実習にグループと個人で取り組む場合の差異の定量的な検証 17 / 18
18.
Reference I Chester I.
Barnard. 新訳 経営者の役割. 山本安次郎訳. ダイヤモンド社, 1968, p. 75. isbn: 4478320020. Ludwig von Bertalanffy. 一般システム理論 その基礎・発展・応用. みすず書房, 1973. isbn: 4622025221. Niklas Luhmann and Karl-Eberhard Schorr. “Wie ist Erziehung Möglich? - Eine wissenschaftssoziologische Analyse der Erziehungswissenschaft (教育が可能であるとはどう いうことか? 教育科学の社会科学的分析 (下地ら訳))”. In: 東京大学教育学部教育哲学・教育 史研究室紀要 18 (1992). Herbert A. Simon. システムの科学. 稲葉元吉, 吉原英樹訳. パーソナルメディア, 1999. isbn: 489362167X. 文部科学省. 高等学校学習指導要領. 2018. url: http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1384661.htm. 18 / 18
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